コブラ「KING LTDx LSドライバー」(写真は10.5度)
実際に試打したところ、強いオープンフェースで、ターゲットに対してスクエアに構えやすい。そして、アドレスではクラブ長が45.0インチと長すぎないので、ヘッドが大きく見えてミートしやすいイメージが出ている。試打クラブは10.5度でシャフトはメーカー純正の『スピーダー NX for Cobra』(フレックスS)仕様。『LTDx』のときにも記載したが、このシャフトはかなり軟らかめなので、ヘッドスピードが40m/sくらいのゴルファーであれば、このスペックで十分だろう。
そして、『LTDx』と同じく、ヘッドのネック軸周りの慣性モーメントが8085g・㎠と非常に大きいので、ダウンスウィング時のヘッドの返りが緩やかで、フェード系弾道が打ちやすい。また、低重心率が63.2%と標準的なので、適度なスピンが入り、高めの弾道でボールは安定する。ただし、『LTDx』はスイートスポット位置がフェース中央よりトウ側1.1ミリの場所にあったが、『LTDx MAX』はヒール側2.3ミリにあり、3ミリくらいヒール寄りになっている。そのため、バルジ(横方向の丸み)のギア効果により、フェース中央でヒットした場合ドロー回転がかかりやすく、明らかに『LTDx』よりも球をつかまえやすい。ネック軸周りの慣性モーメントの大きさと相まって、ストレート系の弾道が打ちやすくなっている。
『LTDx』はヘッド重量が202.2g、クラブ全体慣性モーメントが289万g・㎠だったが、『LTDx MAX』は197.7gと軽く、かつ、282万g・㎠と小さいので振りやすく、より球をつかまえやすいドライバーと言えるだろう。
コブラ2022年モデルのLTDドライバーは、の3モデル構成です
コブラは、「LTDX」ドライバーが2022年の市場にある他のドライバーよりも最も飛ぶと考えている。
3モデルあるLTDxドライバーの、スタンダードポジションに位置するモデル。フェース寄りのヘッド内部に固定式ウェートを装着し、重心を浅く設計。ボール初速と低スピンを追求しつつ、ソール後方にもウェートを装着することで慣性モーメントを高め、ミスへの寛容性を高めています。バランスのよい仕上がりで最も幅広いゴルファーに対応する仕様になっており、ほかの2モデルのベースにもなっています。
それでは、ここからはコブラ「LTDx」ドライバーシリーズの3モデルをチェックしていこう。
「AMP」と「BIO Cell」でコブラに興味を持ち、「FLY-Z」の頃にはすっかり虜になった。(ブルーではない)「LTD」、「F6」、そして「F7」は全て良かったが、その後は…、まぁ、そこまでではない。だけど、「LTDx」ドライバーシリーズがローンチすることで、改めてコブラドライバー派を名乗れそうだ。
Cobra(コブラ)
KING LTDx MAXドライバー
/2022年3月発売モデル
【ロフト】
・9°
・10.5°
【シャフト/価格】
・SPEEDER NX for Cobra (S)(SR)(R)中調子 45.5″/¥75,900(税込)
それでは詳しいデータを見ながらコブラLTDx MAXドライバーについてレビューしていきます
「LTD」のストーリーは、コブラが宇宙に行って、ソールにクラブ内部をのぞける窓のようなものがありヘッド内部に落書きが散らばっている画期的なドライバーを引っさげて帰還したというもの。このドライバーには、重心が中心軸にあるという視認できないことに注目させるという意図があった。
先日発表となったコブラのニューシリーズ「KING LTDx」。ドライバーのラインナップは、スタンダードな性能の「KING LTDx」、ドローバイアスモデルの「KING LTDx MAX」、ロースピンモデルの「KING LTDx LS」の3モデルとなっている。
コブラ「LTDx LS」ドライバーは、9度と10.5度がラインナップしている。
デシャンボーが使用する『コブラ キング LTDx ドライバー』のドローバイアスモデル『LTDx MAX ドライバー』を紹介する。
では、早速クラブとヘッドを計測していく。数値はすべて実測した値になる。クラブの長さが45.0インチと標準的とはいえ最近ではやや短めの設計で、クラブ重量は292・8gとやや軽く、スウィングウェイトもD0.3とやや小さめなので、クラブの振りやすさの目安となるクラブ全体の慣性モーメントが282万g・㎠に抑えられ、ドライバーのヘッドスピードが40m/sくらいのゴルファーにとってタイミング良く振れる設計になっている。
標準の『キング LTDx』同様に、コブラらしい横幅が広いヘッドで、上から見るとやや三角形型でシャープなイメージが出ている。そして、米国モデルらしくフェースアングルは1.5度開いていて、フェースはまったくかぶっていない。
コブラのニュードライバー「KING LTDx」(左)、「KING LTDx MAX」(中)、「KING LTDx LS」(右)をプロが試打!
コブラゴルフ/KING/LTDx MAX ドライバーのクチコミ評価
では、コブラ「LTDx」ドライバーシリーズを構成する3モデルについて説明する前に、全モデルに共通する主要テクノロジーについて紹介する。
コブラ「LTDx」ドライバーに驚いた! 球が強くてミスにも強い!!
毎年コブラの商品はマークダウンしても欲しい物が見つかるイメージでしたが、YouTubeや口コミ等で評判良いので今年は諦めてました。
先日無印を本命でショップに行って試した所低スピンすぎてドロップ気味の玉しか打てませんでした。ところがMAXを打つと球が簡単に上がるし方向性が中々良い。
1番被って見えないヘッドを買いました。
シャフトとの組み合わせもあると思いますがほぼストレートから若干のフェードで飛んでくれるドライバーを手にできました。
KING LTDx MAX ドライバーのオークション検索結果
【ドライバー】300ヤード超えのビッグドライブ!? コブラの2022年ドライバー KING「LTDx」「LTDx MAX」「LTDx LS」をプロが比較試打!【計測】【試打】
cobra コブラ KING LTD X MAX PALM TREE(2020) ドライバー
Cobra(コブラ) LTDx MAX(マックス)ドライバーは、にドローバイアス・バージョン。オフセンターのロスの少なさもトップレベル。
【ギア情報・評価】LTDx MAX ドライバー(コブラゴルフ)
2016年に発売されたLTDの後継モデルにあたるコブラの2022年モデルドライバーのうちの1本。LTD(Longest Total Distance=最長飛距離)に究極の意味とされるx(Xtreme)が加えられたという意味です
【2025年最新】コブラltdx max ドライバーの人気アイテム
「結果として得られたLTDxファミリーのドライバーは、これまでに作成した中で最高のものであり、3つの異なるドライバーモデルにより、すべてのゴルファーがゲームの最適なパフォーマンスを実現できます。ツアーでLTDxを見るのを楽しみにしています。また、世界中のコースでアマチュアや週末の戦士の手に渡ることを楽しみにしています。」
つかまる低重心モデル!コブラ「LTDx MAX ドライバー」
コブラによれば、「LTDx LS」のMOIは4,300程度。これはピンの「G425 MAX」の類には遠く及ばないが、前重心、低スピンということを考えれば、ひどいとは言えない。普通は仕方ないことだし、正真正銘の低スピン部門においては「寛容性」は犠牲となるのだ。
今回はクラブフィッターの小倉勇人さんに「LTDx MAXドライバー」の特徴や試打の感想について語っていただきました。
多くのクラブを手掛けてきた設計家・松尾好員氏が最新クラブを徹底的に計測・分析する「ヘッドデータは嘘つかない」。今回はコブラゴルフの『キング LTDx MAX』ドライバーを取り上げる。
【中古】 コブラ KING LTDx MAX Black Limited Edition 10.5° ドライバー DR LIN ..
特に注目すべきはゼロCGnaと5,900もの高MOIを獲得したという点です。これによって2022年モデルのコブラドライバーは安定性を犠牲にすることなく、ボールスピードと飛距離アップ可能にしたと謳っています
Cue the thunder🌩. Introducing the , engineered for Longest Total Distance. — COBRA Golf (@cobragolf)LTD Xシリーズは3モデル展開LTD X LSは浅重心設計によるロースピンモデルです。重量の大半を前方の低い位置に配置することで低スピン化とボールスピード向上を実現し、高ヘッドスピードプレーヤーが望む弾道が得られますMAXはドローバイアス設計のモデルですLTD Xがちょうど中間にあたるニュートラルなモデルとなりますすべて460ccのヘッド体積ですできる限り多くの重量を前方の低い位置に荷重するための荷重システムです14gものスチールウェイトと5gの外部スチールウェイトを組み合わせ合計19gを打点位置の後方へ配置していますこれによって低スピン化とボールスピード向上を促進し飛距離を最大化します何千もの打撃シミュレーションを使用し、機械学習から作成されたフェースです戦略的に15のフェース厚を作り出すことで、広範囲でスマッシュファクターとボールスピードを向上させるというテクノロジーですさらに今作でもCNCミルドインフィニティフェースは健在です。前作まではトップラインまでミルドフェースが覆っていましたが、従来のトップラインへと改良され、視覚的に構えやすいよう調整されていますLTD Xのみ15gの固定ウェイトで、LTD X LSとLTD X MAXは10gト3gの可変ウェイトシステムを採用しています軽量のカーボンクラウンとソールプレートに強化されたチタンスピードフレームを組み合わせています。フレーム部にあたるシャーシは再設計されており、以前よりも8gの軽量化に成功しています。さらにカーボンファイバー量を30増やすことで余剰重量を大幅に創出し、より低い位置へと重量を配分することが可能となりましたこれはPWR-CORの荷重システムを可能にするために重要なテクノロジーです
MAX Driver コブラゴルフ キング リミテッド エックス マックス レディスドライバー.
ただし、LTDx MAXは圧倒的に曲がりにくく、安定性は素晴らしいです。バックスピンも入りやすく、安定したキャリーを稼ぐことができるドライバーです。ドライバーなのにキャリーのバラつきが少ない点がメリットとなります
コブラ キング ドライバー LTDx MAX KING LTDx MAX 9°(ブラック) フレッ.
コブラでは、この「LTDx MAX」ドライバーを「RADSPEED Xtreme」と「RADSPEED Xtreme Draw」の融合と位置付けている。
COBRA コブラ LTD xドライバー 12° SPEEDER NX 60S スピーダーNX
コブラによると、重心は中心軸の上から1mm以内に収まっているようで、これは市場ではレアなこと。競合モデルでは、重心が最も低いドライバーでも2mm前後となっており、言い漏れしたかも知れないが「G425 MAX」でも、重心は中心軸より1.5mm上に設定されている。
コブラ(Cobra)(メンズ)ダークスピード MAX ドライバー(1W
ヒール側に10gのウェイトを配置することで、コブラの「LTDx MAX」は、事実上「LTDx MAX」“ドローモデル”に。MOIは数百下がり、重心もほんの少し低くなり、そしてかなりスライスしない弾道が手に入る。
コブラ LTDx ドライバーで最大の飛距離と安定性を実現。寛容 ..
また繰り返しになるが、ヒール側のウェイトを重くしても、「LTDx MAX」は市場で最もスライス軽減ドライバーになるというわけではない。彼らの意図はそこではないのだ。