CLD: chronic lung disease; 新⽣児慢性肺疾患
8). 溶血性貧血(免疫性溶血性貧血又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、顆粒球減少症(本態性、続発性)、紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、再生不良性貧血。
性肺疾患 (chronic Lung disease, CLD) の予防対
11). 劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)、胆汁うっ滞型急性肝炎、慢性肝炎<難治性>(活動型慢性肝炎<難治性>、急性再燃型慢性肝炎<難治性>、胆汁うっ滞型慢性肝炎<難治性>、但し、一般的治療に反応せず肝機能の著しい異常が持続するものに限る)、肝硬変(活動型肝硬変、難治性腹水を伴う肝硬変、胆汁うっ滞を伴う肝硬変)。
12). サルコイドーシス<両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く>、びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。
高齢(およそ60歳以上)・糖尿病・心血管疾患・慢性肺疾患・悪性腫瘍、喫煙による ..
23). *湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部湿疹あるいは肛門湿疹、耳介湿疹・皮膚炎及び外耳道湿疹・皮膚炎、鼻前庭湿疹・皮膚炎及び鼻翼周辺湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと)、*痒疹群<重症例に限る>(小児ストロフルス<重症例に限る>、蕁麻疹様苔癬<重症例に限る>、固定蕁麻疹<重症例に限る>(局注が望ましい)を含む)、蕁麻疹<慢性例を除く重症例に限る>、*乾癬及び類症[尋常性乾癬<重症例>、乾癬性関節炎、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群]、*掌蹠膿疱症<重症例に限る>、*扁平苔癬<重症例に限る>、成年性浮腫性硬化症、紅斑症(*多形滲出性紅斑<重症例に限る>、結節性紅斑)、IgA血管炎<重症例に限る>、ウェーバークリスチャン病、粘膜皮膚眼症候群[開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病<眼症状のない場合>、リップシュッツ急性陰門潰瘍]、レイノー病、*円形脱毛症(悪性型円形脱毛症に限る)、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear−Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、先天性表皮水疱症、帯状疱疹<重症例に限る>、*紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)、顔面播種状粟粒性狼瘡<重症例に限る>、アレルギー性血管炎及びその類症(急性痘瘡様苔癬状粃糠疹を含む)、潰瘍性慢性膿皮症、新生児スクレレーマ。
8.5. 〈効能共通〉褐色細胞腫の合併を認識していなかった状態でデキサメタゾン製剤(経口剤及び注射剤)を投与した際に褐色細胞腫クリーゼを発現したとの報告がある(本剤投与後に著明な血圧上昇、頭痛、動悸等が認められた場合は、褐色細胞腫クリーゼの発現を考慮した上で適切な処置を行うこと)〔5.効能又は効果に関連する注意の項、9.1.10参照〕。
未熟性の高さは,慢性肺疾患,気管支肺異形成症,またはその両方のリスク上昇と ..
3). エリテマトーデス(全身性エリテマトーデス及び慢性円板状エリテマトーデス)、全身性血管炎(高安動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症を含む)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、強皮症。
早産児の慢性肺疾患予防を目的とした生後早期のデキサメタゾン療法(生後 12 時間以内に開始)に関する二重盲検プラセボ対照試験に参加した小児を対象に,学齢期における転帰を検討した.
CLD:慢性肺疾患(chronic lung disease)。 CLD28:日齢 28 での酸素必要 ..
0歳 男性
要約)肺胞出血
病歴)胎児・胎盤機能不全のため、2015年6月24日に在胎26週3日、体重450g、緊急帝王切開で出生。人工呼吸管理、NICU管理。経過中、慢性肺疾患、未熟児同脈管開存症、肺高血圧症、未熟児網膜症を発症。ステロイド剤投与、インダシン静注、日齢4日より、経腸栄養開始。
日齢115日より急激な呼吸状態の悪化。人工呼吸管理再開。慢性肺疾患。肺高血圧症の悪化と診断。デキサメタゾンの投与、ミダゾラムによる鎮静、一酸化窒素吸入開始。呼吸状態改善。
日齢127日腸管ガス拡張像を認める。
日齢128日(10月30日)呼吸状態の悪化、肺出血と腹部の著明な膨満。14時心停止。
14時44分死亡確認。
未熟児における慢性肺疾患のリスクは,高用量のデキサメタゾンの早期投与によって低下する可能性があるが,合併症を引き起すこともある.デキサメタゾンを中用量にした場合に同程度の有効性が保持され,安全性の向上を図れるか否かはわかっていない.
(1)内分泌疾患:慢性副腎皮質機能不全(原発性、続発性、下垂体 ..
デキサメタゾン群の小児は,対照群の小児よりも身長が有意に低く(男子に対する P=0.03,女子に対する P=0.01,すべての小児に対する P=0.03),頭囲も有意に小さかった(P=0.04).デキサメタゾン群の小児は,運動技能(P<0.001),運動協調性(P<0.001),視覚と運動の統合(P=0.02)が対照群の小児よりも有意に劣っていた.また,デキサメタゾン群の小児では,対照群の小児に比べて全検査 IQ スコア(平均 [±SD] 78.2±15.0 対 84.4±12.6,P=0.008),言語性 IQ スコア(84.1±13.2 対 88.4±11.8,P=0.04),動作性 IQ スコア(76.5±14.6 対 84.5±12.7,P=0.001)が有意に低かった.臨床的に有意な障害に関しては,デキサメタゾン群の小児のほうが対照群よりも発生率が高かった.(72 例中 28 例 [39%] 対 74 例中 16 例 [22%],P=0.04).
CLD:慢性肺疾患(chronic lung disease)。 CLD28:日齢 28 での酸素必要投与 ..
生後早期のデキサメタゾン療法は,学齢期における神経運動機能と認知機能にかなりの有害作用をもたらすため,慢性肺疾患に対する日常的な予防や治療に推奨すべきではない.
心血管疾患(心不全、冠動脈疾患、心筋症など)、高血圧、脂質異常症、肥満(BMI
デキサメタゾンの治療を受けた新生児の死亡または慢性肺疾患の相対危険度は,プラセボの投与を受けた新生児と比較して 0.9(95%信頼区間,0.8~1.1)であった.デキサメタゾンの治療の効果には換気療法の違いによる影響がみられなかったので,デキサメタゾンの 2 群とプラセボの 2 群をそれぞれ併合した.デキサメタゾン群の新生児は,プラセボ群の新生児と比較して,出生後 28 日目までに酸素投与( = 0.004)を受ける傾向や非盲検でのデキサメタゾン投与( = 0.01)を受ける傾向は低かったものの,高血圧症になる可能性が高く(<0.001),高血糖症のためにインスリン治療を受ける傾向も高かった( = 0.02).また,デキサメタゾン群では,デキサメタゾンの投与開始後 14 日目までに特発性の胃腸管穿孔が認められた新生児の割合も多かった(13%,これに対してプラセボ群では 4%; = 0.02).さらに,デキサメタゾンの治療を受けた新生児は,最終月経から 36 週目の時点において,体重が軽く( = 0.02),頭囲が小さかった( = 0.04).
サルコイドーシス<両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く>、びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)。 ..
1). 慢性副腎皮質機能不全(原発性慢性副腎皮質機能不全、続発性慢性副腎皮質機能不全、下垂体性慢性副腎皮質機能不全、医原性慢性副腎皮質機能不全)、急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺中毒症[甲状腺<中毒性>クリーゼ]、甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、ACTH単独欠損症、下垂体抑制試験。
慢性肝疾患患者では、血中半減期の延長がみられ、副作用が起こりやすい。 妊婦.
未熟児に対する中用量のデキサメタゾンの早期投与は,死亡あるいは慢性肺疾患に対して何の効果も得られないばかりか,胃腸管の穿孔および発育遅延との関連が認められる.
間質性肺疾患 リン酸デキサメタゾンナトリウム、炭酸水素ナトリウム、アロプリ ..
COVID-19後の広範な肺の器質化、線維化には、COVID-19肺炎をきっかけにした重症器質化肺炎からびまん性肺胞傷害(DAD)による器質化・線維化まで広いスペクトラムの病態が含まれており、さらにCOVID-19の遷延~後遺症(long/post-COVID-19)の要素も加わり、患者毎に病態を考えながら治療を構築する必要があると言えます。過去の報告でも器質化肺炎は予後良好といったもの(Wang Y, et al. Organizing pneumonia of COVID-19: time-dependent evolution and outcome in CT findings. PloS One 2020;15:e0240347.)や、重症器質化肺炎になる例がある(István Vadász, et al. Severe organising pneumonia following COVID-19. Thorax 2021;76(2):201-204.)、剖検したらDADだった、などと一病態のみを報告した断片的なものであり、全体像をあらわした報告はみあたりません。さらに基礎疾患として間質性肺炎を合併しており間質性肺炎急性増悪の要素が加わったと思われる症例もあります。
消化器疾患(潰瘍性大腸炎等); 肝疾患(劇症肝炎等); 肺疾患(サルコイドーシス等) ..
Implication
本研究は一ヶ国ではあるが、多施設のICUを舞台としたランダム化比較試験であることや、ARDSに対する治療が実臨床に即している点は内的外的ともに妥当性を高めている。一方でデキサメタゾンの投与という盲検化した研究デザインを組めるにも関わらず、明確な理由なくオープンラベルで行っていることは情報バイアスが懸念され、計画されたサンプルサイズへ到達する前に試験が中止された明確な基準や説明もなされていないことは治療効果が過剰に報告されている可能性が考えられる。さらにステロイドの治療効果を調べる研究であるにも関わらず、適格患者の約1/4がランダム化前に初療医の判断でステロイドを投与され、分析から除外されており、選択バイアスが懸念される。実際に適格患者の27%しか登録できておらず、ARDSの患者の多くに一般化することができない。
以上から、本研究結果をもって、ARDSに対するデキサメタゾンのルーチン使用を推奨するまでには至らないと考える。しかしながら、現時点で十分なエビデンスがある特定の薬理学的治療のないARDSに対して、RCTならびにITT解析という交絡因子が少ない手法を用いた研究でステロイドの有効性を示したことは意義が大きい。今後の追試やsystematic reviewに期待したい。
離型デキサメタゾンに変換され、血漿中遊離型デキサメタゾン濃度は、
1 内分泌疾患
慢性副腎皮質機能不全(原発性、続発性、下垂体性、医原性)……………[筋肉内]
急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)……………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内]
副腎性器症候群……………[▲筋肉内]
亜急性甲状腺炎……………[▲筋肉内]
甲状腺中毒症〔甲状腺(中毒性)クリーゼ〕……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症……………[▲筋肉内]
特発性低血糖症……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
2 リウマチ性疾患、結合織炎及び関節炎
関節リウマチ……………[筋肉内、関節腔内]
若年性関節リウマチ(スチル病を含む)……………[筋肉内、関節腔内]
リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、筋肉内]
リウマチ性多発筋痛……………[筋肉内]
強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)……………[筋肉内]
強直性脊椎炎(リウマチ性脊椎炎)に伴う四肢関節炎……………[関節腔内]
関節周囲炎(非感染性のものに限る)……………[軟組織内、腱鞘内、滑液嚢内]
腱炎(非感染性のものに限る)……………[軟組織内、腱鞘内]
腱鞘炎(非感染性のものに限る)……………[腱鞘内]
腱周囲炎(非感染性のものに限る)……………[軟組織内、腱鞘内、滑液嚢内]
滑液包炎(非感染性のものに限る)……………[滑液嚢内]
変形性関節症(炎症症状がはっきり認められる場合)……………[関節腔内]
非感染性慢性関節炎……………[関節腔内]
痛風性関節炎……………[関節腔内]
3 膠原病
エリテマトーデス(全身性及び慢性円板状)……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、筋肉内]
全身性血管炎(大動脈炎症候群、結節性動脈周囲炎、多発性動脈炎、ヴェゲナ肉芽腫症を含む)……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、筋肉内]
多発性筋炎(皮膚筋炎)………[▲静脈内、▲点滴静脈内、筋肉内]
強皮症……………[▲筋肉内]
4 腎疾患
ネフローゼ及びネフローゼ症候群……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内]
5 心疾患
うっ血性心不全……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内]
6 アレルギー性疾患
気管支喘息(但し、筋肉内注射以外の投与法では不適当な場合に限る)……………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内、ネブライザー]
喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)……………[▲筋肉内、ネブライザー]
喘息発作重積状態……………[静脈内、点滴静脈内]
薬剤その他の化学物質によるアレルギー・中毒(薬疹、中毒疹を含む)……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内]
血清病……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
アナフィラキシーショック……………[静脈内、点滴静脈内]
7 血液疾患
紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
溶血性貧血(免疫性又は免疫性機序の疑われるもの)………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
上記疾患のうち髄膜白血病……………[脊髄腔内]
再生不良性貧血……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
凝固因子の障害による出血性素因……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
顆粒球減少症(本態性、続発性)……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
8 消化器疾患
潰瘍性大腸炎……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内]
限局性腸炎……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内]
重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内]
9 肝疾患
劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)………[静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内]
肝硬変(活動型、難治性腹水を伴うもの、胆汁うっ滞を伴うもの)……………[▲筋肉内]
10 肺疾患
びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)……………[▲静脈内、点滴静脈内、ネブライザー]
11 重症感染症
重症感染症(化学療法と併用する)……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
12 結核性疾患
結核性髄膜炎(抗結核剤と併用する)……………[脊髄腔内]
結核性胸膜炎(抗結核剤と併用する)……………[胸腔内]
13 神経疾患
脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること)………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内、脊髄腔内]
末梢神経炎(ギランバレー症候群を含む)………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内、脊髄腔内]
重症筋無力症………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内、脊髄腔内]
多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)…………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内、脊髄腔内]
小舞踏病……………[▲筋肉内]
顔面神経麻痺……………[▲筋肉内]
脊髄蜘網膜炎……………[▲筋肉内]
14 悪性腫瘍
悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内、脊髄腔内]
好酸性肉芽腫……………[静脈内、点滴静脈内、▲筋肉内]
乳癌の再発転移……………[▲筋肉内]
15 以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
多発性骨髄腫……………[点滴静脈内]
16 抗悪性腫瘍剤(シスプラチンなど)投与に伴う消化器症状(悪心・嘔吐)…[静脈内、点滴静脈内]
17 外科疾患
副腎摘除……………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内]
臓器・組織移植……………[▲筋肉内]
侵襲後肺水腫……………[静脈内、ネブライザー]
副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲……………[▲筋肉内]
外科的ショック及び外科的ショック様状態……………[静脈内]
脳浮腫……………[静脈内]
輸血による副作用……………[静脈内]
気管支痙攣(術中)……………[静脈内]
蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む)……………[▲筋肉内]
手術後の腹膜癒着防止……………[腹腔内]
18 整形外科疾患
椎間板ヘルニアにおける神経根炎(根性坐骨神経痛を含む)……………[硬膜外]
脊髄浮腫……………[静脈内、硬膜外]
19 産婦人科疾患
卵管整形術後の癒着防止……………[▲筋肉内]
20 泌尿器科疾患
前立腺癌(他の療法が無効な場合)……………[▲筋肉内]
陰茎硬結……………[▲筋肉内、局所皮内]
21 皮膚科疾患
★湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと。局注は浸潤、苔癬化の著しい場合のみとする)……………[▲筋肉内、局所皮内]
★痒疹群(小児ストロフルス、蕁麻疹様苔癬、固定蕁麻疹を含む)
(但し、重症例に限る。また、固定蕁麻疹は局注が望ましい)………[▲筋肉内、局所皮内]
蕁麻疹(慢性例を除く)(重症例に限る)……………[▲点滴静脈内、▲筋肉内]
★乾癬及び類症〔尋常性乾癬(重症例)、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群〕……………[▲点滴静脈内、▲筋肉内]
上記疾患のうち★尋常性乾癬……………[局所皮内]
★掌蹠膿疱症(重症例に限る)……………[▲筋肉内]
★扁平苔癬(重症例に限る)……………[▲筋肉内、局所皮内]
成年性浮腫性硬化症……………[▲筋肉内]
紅斑症(★多形滲出性紅斑、結節性紅斑)(但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る)……………[▲筋肉内]
粘膜皮膚眼症候群〔開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病(眼症状のない場合)、リップシュッツ急性陰門潰瘍〕………[▲点滴静脈内、▲筋肉内]
★円形脱毛症(悪性型に限る)……………[局所皮内]
天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡)………[▲点滴静脈内、▲筋肉内]
デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)………[▲点滴静脈内、▲筋肉内]
帯状疱疹(重症例に限る)……………[▲筋肉内]
★紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)……………[▲点滴静脈内、▲筋肉内]
★早期ケロイド及びケロイド防止……………[局所皮内]
新生児スクレレーマ……………[▲筋肉内]
23 眼科疾患
内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺)……………[▲静脈内、▲筋肉内、結膜下、球後、点眼]
外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎)……………[▲静脈内、▲筋肉内、結膜下、球後]
眼科領域の術後炎症………[▲静脈内、▲筋肉内、結膜下、点眼]
23 耳鼻咽喉科疾患
急性・慢性中耳炎……………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内、中耳腔内]
滲出性中耳炎・耳管狭窄症………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内、中耳腔内、耳管内]
メニエル病及びメニエル症候群……………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内]
急性感音性難聴……………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内]
血管運動(神経)性鼻炎………[筋肉内、ネブライザー、鼻腔内、鼻甲介内]
アレルギー性鼻炎………[筋肉内、ネブライザー、鼻腔内、鼻甲介内]
花粉症(枯草熱)………[筋肉内、ネブライザー、鼻腔内、鼻甲介内]
副鼻腔炎・鼻茸………[筋肉内、ネブライザー、鼻腔内、副鼻腔内、鼻茸内]
進行性壊疽性鼻炎……………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内、ネブライザー、鼻腔内、副鼻腔内、喉頭・気管]
喉頭炎・喉頭浮腫……………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内、ネブライザー、喉頭・気管]
喉頭ポリープ・結節………[▲静脈内、▲点滴静脈内、▲筋肉内、ネブライザー、喉頭・気管]
食道の炎症(腐蝕性食道炎、直達鏡使用後)及び食道拡張術後…………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内、ネブライザー、食道]
耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法………[静脈内、点滴静脈内、筋肉内、軟組織内、局所皮内、ネブライザー、鼻腔内、副鼻腔内、鼻甲介内、喉頭・気管、中耳腔内、食道]
24 歯科・口腔外科疾患
難治性口内炎及び舌炎(局所療法で治癒しないもの)……………[軟組織内]
新生児の慢性肺疾患は、未熟な肺に酸素や感染、人工呼吸器の圧損傷や容量損傷が加わり、局所の炎
この過程で本質問でいう広範な肺の器質化、線維化が制御できず酸素化が再増悪する症例は、ステロイド再増量(mPSL 40mg 一日2回くらいまでの増量でしのげる症例が多い一方で、重症例や治療抵抗する場合にはステロイドパルス療法をこのタイミングで入れることもいといません)で回復する症例が多い印象があります。しかし、ステロイド増量にあまり反応せず広範囲な器質化・線維化を残して含気が減少したまま病状が固定化する症例も一定数存在します。前者はおそらく重症器質化肺炎でステロイドによく反応する病態が主だったと推定できます。一方で後者は約3~4週で器質化・線維化が固定化して慢性呼吸不全を残し、DADの終末像としての器質化期・線維化期をみている可能性が推定されます。これらの症例では、KL-6が上昇している症例が多い印象で、ステロイドへの反応は必ずしも良好ではないので1か月前後で一旦は深追いしないでステロイドを終了しています。