4)体重35kg以上45kg未満:1.4g(プランルカスト水和物として140mg)


花粉症による鼻汁、鼻閉、くしゃみ、どの症状にもある程度の効果が望めます。症状が出ている時に症状を抑えるのはもちろんですが、毎年強い症状が出ている患者さんは症状が出始める前に使用すること(初期療法)で、症状を軽くして重症化を防ぐことができるといわれています。


フェキソフェナジン塩酸塩とプランルカストの違い2020/05/08

抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)を飲んでいる以上、常にの副作用がおきる危険を持っています。実際にメルカゾール、プロパジール、チウラジールとアレグラ®(フェキソフェナジン)を併用し、をおこした報告はありません(ひょっとすると、医者も気付かず、ただのと処理されているだけかも・・)。そのような状況下で、アレグラ®(フェキソフェナジン)の併用は、可能なら避けたいものです。

治療開始時期はスギ花粉症の症状がない6~12月頃になります。3年以上の治療継続が推奨されています。
初回受診時に症状の確認、スギ花粉アレルギーの血液検査を行いいます。他院の検査結果があればお持ちください。診断確定後、初回の服用のみ院内で行ない副作用の確認を致します。
3割自己負担の場合、血液検査時に5,000~6,000円程度、1か月あたり3,000~4,000円程度の費用となります。
対象になるのは5歳以上のスギ花粉症、あるいはダニアレルギーの方です。
妊娠中・重症の喘息の方や、抗がん剤、免疫抑制剤を服用されている場合は治療できません。
花粉症の時期がつらい方、生活(仕事や家事、勉強等)に支障をきたしている方、食物アレルギーも併発している方、受験や妊娠のために体質を改善しておきたい方などにお薦めします。

1、フェキソフェナジン塩酸塩と、プランルカストは、どのような薬効の違いがあるのか、どのような症状で使…

抗ヒスタミン薬には大きく分けて、眠気が出やすいものと出にくいものがあります。運転注意喚起がない薬剤はフェキソフェナジン(アレグラ)、ロラタジン(クラリチン)、デスロラタジン(デザレックス)、ビラスチン(ビラノア)があります。また食事の影響を受けやすい薬としてはフェキソフェナジン(アレグラ)、ビラスチン(ビラノア)があります。また効果や副作用が同程度の薬でも構造の違い(「アミノ基」と「カルボキシル基」)により、効果や副作用に違いが出ることもあります。抗ヒスタミンを選ぶ際のポイントですが、 抗ヒスタミン薬を今まで内服したことがない方や、ドライバー、精密機器取扱の仕事の方は眠気が出にくい薬を選びましょう。その他の選ぶポイントとしては内服回数(1回か2回)、食事の影響を受けるかどうかなどがあります。 抗ヒスタミン薬を選択する際のフローチャートを作成しましたのでよろしければ参考にしてください。

鼻腔内に花粉が入り込むことで、アレルギー誘発物質が発出され、血管や神経を刺激し症状が出ます。

気管支喘息やアレルギー性鼻炎に効果のあるプランルカストの副作用、風邪薬との飲み合わせなどを解説します。

耳鼻咽喉科臨床 1995; 88: 389-405.)
別頁の『花粉症に効く漢方は?』もご参照ください。主に水っぽい鼻水が強い方に効果があります。眠くなるなどの副作用がほどんどない漢方薬。粉薬と錠剤どちらもございます。1日1回、1日2回のどちらかで選べます。1本あたり1ヶ月間使えます。症状の初期から、鼻噴霧用ステロイド(点鼻薬)単独か、あるいは抗ヒスタミン薬などを併用することが推奨されています。
特に1日1回と使用回数が少なく、効果のある下記のお薬を主に処方しています。
モメタゾンフランカルボン酸(ナゾネックス®)、フルチカゾンフランカルボン酸(アラミスト®)目の痒みがあるときに使用。1本で2週間使えます。通常は抗アレルギー作用あるいは抗ヒスタミン作用の目薬をつかいます。効果が不十分であれば、ステロイドの点眼薬をつかうこともあります。ただし、感染症などの合併症に注意が必要です。
抗アレルギー作用のあるものはインタール®、アレギザール®、ザジテン®、リザベン®などがあります。
抗ヒスタミン作用のあるものはリボスチン®とザジテン®などがあり、即効性があります。
ステロイドの作用のあるものはフルメトロン点眼液®などがあります。免疫療法は現状では唯一の花粉症を治し得る治療法とされています。
しかし、全員には効果があるという訳ではなく、おおよそ治療を行った方の2割が治癒し、3割の方で花粉症薬の薬が減った、3割の方で症状はあるが以前より楽になるという報告があります。
なお、ステロイドが含まれている内服薬以外であれば併用可能です。(内服ステロイドを使用すると免疫反応を抑制するため、舌下免疫療法の効果が減少する可能性があります。)
別頁の『アレルゲン舌下免疫療法』も参照ください。以上、花粉症の薬物治療は数多くあります。毎年症状が出る人は、ひどくなる1、2週間くらい前から治療を開始するのがおすすめです。
ただし、症状に見合ったお薬を適切な期間に、適切な量で使用することがとても重要です。鼻アレルギー診療ガイドライン2020年版
アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法の指針(日本鼻科学会, 2014) Copyright(C) 医療法人社団クリノヴェイション All Rights Reserved

アレルギー性鼻炎治療薬アレグラ®(フェキソフェナジン)は眠気が少なく、自動車運転も制限されないが、白血球減少、好中球減少、の副作用があるため抗甲状腺薬(メルカゾール、プロパジール、チウラジール)との併用は避けたい。ディレグラ配合錠はフェキソフェナジンとプソイドエフェドリンの合剤での交感神経刺激作用を増強。長崎甲状腺クリニック大阪で勧める抗アレルギー薬はアレロック®(オロパタジン)、ジルテック®(セチリジン)、ザイザル®(レボセチリジン)。クラリチン®はの服薬可能。セレスタミン配合錠は副腎皮質ステロイド。

プランルカストは1日2回の投与が必要です。適応症は気管支喘息 ..

舌下免疫療法は、スギやダニを原料とするエキスから作られた薬で、少量から服用することによって体を慣らし、アレルギーによる症状を和らげる治療です。アレルギー症状の有無に関わらず毎日長期間(3~5年間)にわたり継続して服用する必要がありますが、薬を飲まなくても良いほどの症状の改善が期待出来ます。鼻症状が強く、ステロイドを内服しないといけないような難治性のアレルギー性鼻炎や、喘息に合併する場合などで特におすすめしたい治療です。副作用としては、口の中の腫れ,かゆみ,不快感,異常感、唇の腫れ,喉の刺激感や不快感、耳のかゆみなどが内服開始後1~2か月以内に起こることがあります。重大な副作用としてはアナフィラキシーショックが挙げられますが、舌下免疫療法では非常に稀(100万人に1人)です。初回投与は院内で行い、30分観察を行います。治療にあたっては、アレルゲン検査が必要となりますので、ご希望の方は医師と相談ください。

臨床試験の結果では、およそ20%の方で症状が消失、60%の方で症状が軽減、20%の方には効果がありませんでした。治療は3年から5年、毎日治療薬を飲み続ける必要があります。
薬は舌の下に1-2分間保持した後に飲み込みます。その後5分程度は飲食を避けてください。また治療継続中は、通院が4週に1度必要になります。治療終了後に再燃する可能性もあります。またこれまでは舌や口腔内の腫れやのどの痒み、頭痛、蕁麻疹などの副作用の報告のみですが、重大な副作用が生じる可能性も否定できません。


市販薬で有名なアレグラ(フェキソフェナジン)は、眠気の起こりに ..

花粉症の原因となっている花粉につきましては、実のところ、ほぼ通年飛散しています。ただ、花粉症を発症している方の15%ほどが、春に花粉が飛ぶスギやヒノキの花粉に反応しているので、花粉症=春という印象が強いと思います。

また食事の影響を受けやすい薬としてはフェキソフェナジン(アレグラ)、ビラスチン(ビラノア)があります。

図1に主な抗ヒスタミン薬のを示します。第1世代が50%以上の脳内H1受容体を遮断するのに対して、20%未満で非鎮静性とされます。赤い四角で囲ったものは第2世代と呼ばれるもので、すべて非鎮静性です。アレグラやアレジオンなどはOTC薬(市販薬)にもなっていて、ドラッグストアでも簡単に手に入るのでなじみが深いのではないでしょうか。

シングレア/キプレス(抗ロイコトリエン), モンテルカストナトリウム

そこで、花粉症の薬について一覧表にしながら、強さや種類、副作用の面から考察していきます。自分にあった花粉症の薬選びに参考になれば幸いです。

アレグラ (フェキソフェナジン):1日2回。眠気が少なく、車の運転 ..

花粉症の時に強い味方になるのが、さまざまな「花粉症を抑える薬」ですが、非常に種類が豊富です。飲み薬や点鼻薬、点眼薬、飲み薬でも「どの場所を抑えるか」によって様々に異なります。そうなると、自分で自分にあった花粉症の薬を探し出すのは至難の業です。

フェキソフェナジン(アレグラ), 錠剤 7才以上:30mg/1日2回 12才以上:60mg/1日2回 ..

毎年花粉症症状が強い患者さんの場合には、初めから併用することもあります。

アレグラ(フェキソフェナジン); クラリチン(ロラタジン ..

いつもお世話になります。
毎年1月下旬頃に、耳鼻科で花粉症の薬として、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mgと、プランルカスト錠225を処方していただいてました。
この薬のどちらかを花粉症が発症する一ヶ月前から服用するよう言われていたのですが、どちらのお薬だったか忘れてしまいました。
また、どちらかの薬は、食前に飲むような指示があったように思います。
おわかりになりますでしょうか。
宜しくお願いします。

オロパタジン(アレロック)、フェキソフェナジン(アレグラ)、 ..

例えば、グループ Aのアレグラが効かなかったのであれば、同じグループAのタリオンやビラノアに変えるよりも、グループ Bのルパフィンやグループ Cのザイザルなどに変更する方がより効果の違いを感じることができる可能性があります。

フェキソフェナジン, 錠・DS, [錠]・7歳以上[DS]・6ヵ月以上


セレスタミンは第一世代の抗ヒスタミン薬とステロイドの配合薬です(クロルフェラニンマレイン2mg(ポララミン)+ベタメタゾン0.25mg(リンデロン))。セレスタミン1錠にはプレドニン2.5mg相当のステロイドが含まれています。ステロイドは強力な抗炎症作用を有しており、様々な疾患の治療で使用されている重要な薬ですが、長期服用をすることで様々な合併症リスクが上昇するため、適切に内服する必要があります。
ーステロイドの合併症ー
□ 骨粗しょう症
□ 消化管出血
□ 白内障・緑内障 等
このような合併症リスクと、もともとの病気の治療効果を天秤にかけて慎重に投与すべき薬です。鼻炎の症状が強い場合に短期間で使用する分には良い薬ですが、長期間服用した場合には副作用のデメリットの方が大きいと考えられます。

フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「日新」(フェキソフェナジン塩酸塩錠 ..

クラリチン®(ロラタジン)もアレグラ®(フェキソフェナジン)同様、眠気もないが、たいして効きもしません。しかも、抗生剤クラリス®/クラリスロマイシンと類似の化学構造のため、風邪・気管支炎・扁桃炎の時、それらと同時に飲めません。免疫抑制剤プログラフ®(タクロリムス)も同じマクロライド骨格を持つ構造類似体ですので、競合阻害により、血中濃度が上昇し、副作用が出る危険があります。

本報告は、 フェキソフェナジン塩酸塩を含有する一般用医薬品 ..

「プランルカスト」は選択的にロイコトリエン受容体に拮抗し、鼻水や鼻づまりなどの鼻粘膜で起こるアレルギー症状に有効であり、抗炎症作用、気道過敏性の亢進が抑制され、咳喘息や咳が起こりにくくなります。また、抗アレルギー薬や第2世代抗ヒスタミン薬との併用内服により、眠気などの副作用が少なく、かつ、幅広いアレルギー症状を抑える働きがあります。

プレス、シングレア(モンテルカスト)、オノン(プランルカスト)など ※注意 ..

「ヒスタミン」は神経伝達物質と呼ばれ、様々なアレルギー反応を引き起こします。ヒスタミンの働きを抑えることでアレルギー症状を改善する薬です。
テレビのCMでよく宣伝されている薬で、一部はドラッグストアでの購入も可能です。第1世代と第2世代に分かれており、第1世代は眠気が強くでるため、第2世代の抗ヒスタミン薬を使用します。
第2世代の抗ヒスタミン薬でも眠気が出やすいものがあり、特に車の運転に関しては禁止されている薬剤もあるためご注意ください。

写真1は、アレグラ錠(60mg)の後発品の、フェキソフェナジン塩酸塩(60mg)です。 ..

ハンノキは本州にはばひろく分布し、山野の低地や湿地、沼に自生する樹木です。花粉は1月~4月頃に幅広く飛散します。ハンノキ(カバノキ)の特徴は、アレルギーにより花粉植物アレルギー症候群(PFAS)の原因となることです。ハンノキアレルギーがある方は、リンゴやモモなどを食べた時に口や喉がかゆくなることがあります。非加熱の豆乳(大豆)やもやし、セロリなどを食べると症状が強く出ることがあるので、花粉の飛散時期は特に注意をしましょう。

フェキソフェナジン)などです。 ロイコトリエン受容体拮抗薬では ..

1、フェキソフェナジン塩酸塩と、プランルカストは、どのような薬効の違いがあるのか、どのような症状で使い分けるのか、詳しく教えてください。耳鼻科にこどもをつれていくのですが、フェキソフェナジン塩酸塩が処方されるときと、プランルカストが処方されるときがあり、違いがわかりません。2、また、フェキソフェナジン塩酸塩は、何歳から(または体重何キロから)処方されるのですか?以上2点、よろしくお願いします。(乳幼児/女性)

また、ディレグラという既述のフェキソフェナジンに血管収縮作用を持つ ..

よく「花粉症の薬の強さ」について聞かれることが多いですが、強さのランキングのようなものはあるのでしょうか?

抗体検査で診断できます。治療は第二世代の抗ヒスタミン薬から開始します。アレグラ(フェキソフェナジン) ..

第一世代の抗ヒスタミン薬(d-クロルフェニラミン)と副腎皮質ステロイド(ベタメタゾン)を含む薬で症状が強い花粉症に対して短期的もしくは頓用として用いられます。プレドニゾロンに換算すると2.5mg相当のステロイドを含みます。内服のステロイドは長期に用いると骨粗鬆症や免疫力低下、うつ傾向などの様々な副作用が懸念されるため連用はお勧めできません。(ステロイドの点鼻・点眼・吸入では血中への吸収量は少なく、全身の副作用はそれほど気にしなくても大丈夫です。)