い治療薬のボルテゾミブ(商品名:ベルケイド)、レナリドミド (商品名 : レブラミド)、デキサメタゾン(商
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Evaluation of efficacy and safety of a response adapted therapy adding bortezomib in newly diagnosed, transplant ineligible multiple myeloma patients with insufficient efficacy by lenalidomide - dexamethasone (Rd) therapy.
[PDF] VRD療法 (ボルテゾミブ+レナリドミド+デキサメタゾン)
ヤンセンファーマのダラツズマブや、MSDの抗PD-1抗体「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ)は国内でP3試験を実施中。小野薬品工業の「オプジーボ」(ニボルマブ)は、多発性骨髄腫を対象とする開発は日本では行っていないものの、欧米ではP3試験が進行しています。
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移植非適応初発多発性骨髄腫患者に対するレナリドミド-デキサメタゾン(Rd)療法に効果不十分の症例に対しボルテゾミブを追加するレスポンスガイドセラピーの有用性と安全性
用療法であるボルテゾミブ, レナリドミド及びデキサメタゾン( )併用療法(以下 療.
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移植非適応初発多発性骨髄腫患者に対するレナリドミド-デキサメタゾン(Rd)療法に効果不十分の症例に対しボルテゾミブを追加するレスポンスガイドセラピーの有用性と安全性
多発性骨髄腫は予後の厳しいがんですが、相次ぐ新薬の登場によって治療の幅も広がり、長期の生存も可能となってきています。今後も抗体医薬を含む新たな治療薬が続々と登場する見通しで、多くの選択肢の中から最適な治療を選べる時代が、すぐそこまで迫っています。
[PDF] 多発性骨髄腫における薬物療法の進歩とボルテゾミブの役割
参考文献:
Roussel M, Lauwers-Cances V, Robillard N, et al. Front-Line Transplantation Program With Lenalidomide, Bortezomib, and Dexamethasone Combination As Induction and Consolidation Followed by Lenalidomide Maintenance in Patients With Multiple Myeloma: A Phase II Study by the Intergroupe Francophone du Myélome. Journal of Clinical Oncology. Published online before print July 14, 2014, doi: 10.1200/JCO.2013.54.8164
この中で全身化学療法の対象となるのはCRAB と称される臓器障害,すなわち高カルシウム血症,腎不全,貧血,骨病変(骨髄腫診断事象myeloma defining events:MDE)のうち1 つ以上を有している(症候性)多発性骨髄腫(symptomatic)multiple myeloma であり,M 蛋白量は治療開始の指標としては用いないことに注意が必要である。2015 年に改訂されたIMWG 規準において,myeloma-defining biomarker(SLiM:骨髄中形質細胞≧60%,involved/uninvolved 血清遊離軽鎖比≧100,またはMRI で2 カ所以上の5 mm を超える巣状病変ありのいずれか1 つ以上)を有する場合も(症候性)多発性骨髄腫の範疇に含められた。これらは,従来のくすぶり型(無症候性)骨髄腫の中で2 年以内に80%以上の確率で症候性骨髄腫に移行する可能性の高い病態であるが,myeloma-defining biomarker のみを有しMDE(CRAB 症候)を示さない多発性骨髄腫の中には長期間進展しない患者も一部含まれており,日常診療においては直ちに治療開始すべきか注意深い経過観察を行うかは個別に判断することが望ましい。
B:ボルテゾミブ,D:デキサメタゾン,L:レナリドミド,d:少量デキサメタゾン,A:ド
多発性骨髄腫患者の診療において治療開始前のベースライン評価として勧められる検査項目を列挙する()。
多発性骨髄腫(multiple myeloma:MM)は,形質細胞の単クローン性(腫瘍性)増殖と,その産物である単クローン性免疫グロブリン(M 蛋白)の血清・尿中増加により特徴づけられる疾患である。わが国では人口10 万人あたり約5 人の発症率で,本邦での死亡者数は年間4,000 人前後である。全悪性腫瘍の約1%,全造血器腫瘍の約10%を占め,発症率,死亡率ともに年々増加傾向にある。国際骨髄腫作業部会(International Myeloma Working Group:IMWG)による診断規準が広く用いられている(), 。
である VRd(ボルテゾミブ/レナリドミド/デキサメタゾン)、VMP(ボルテ
「エムプリシティ」は骨髄腫細胞やナチュラルキラー細胞(NK細胞)の表面にあるSLAMF7に結合する抗体で、NK細胞に結合することでその免疫作用を活性化するとともに、骨髄腫細胞に結合することでNK細胞が攻撃対象として認識されやすくするという二重の作用機序を持ちます。国際共同P3試験では、レナリドミドとデキサメタゾンの併用療法に上乗せすることでPFSを有意に延長し、奏効率も有意に改善しました。
[PDF] 多発性骨髄腫の最新治療:骨髄腫腎や 分子標的薬を含めて
多発性骨髄腫などに用いられ、悪性化した血液細胞の増殖を抑える方向に作用を発揮します。
V:ボルテゾミブ,R:レナリドミド,D:デキサメタゾン(高用量),d:デキサ
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Evaluation of efficacy and safety of a response adapted therapy adding bortezomib in newly diagnosed, transplant ineligible multiple myeloma patients with insufficient efficacy by lenalidomide - dexamethasone (Rd) therapy.
[PDF] 研究課題: 新規多発性骨髄腫に対するボルテゾミブ、レナリドミド
エラスムス・ロッテルダム大学の血液学分野の教授であり、Erasmus MC Cancer Institute(オランダ、ロッテルダム)の所長でもあるPieter Sonneveld, M.D., Ph.D.‡は、次のように述べています。「ダラツムマブをベースとする導入療法、地固め療法、維持療法レジメンによる治療を受けた移植適応の多発性骨髄腫患者さんで達成された無増悪生存期間は、この患者集団を対象とした第III相臨床試験において前例のないものです。しかしながらダラツムマブベースのレジメンは、多発性骨髄腫に対する多くの臨床試験で臨床的有用性を示しており、それらの知見も踏まえた上での本試験の結果は、期待された通りの結果と言えます。病状の進んだ患者さんやハイリスクの患者さんを含む、臨床的に意義のある部分集団全般で得られている結果は、この複雑な疾患だと新たに診断された患者さんの治療にあたる臨床医にとって有望なものです」
多発性骨髄腫の初期治療へのダラツムマブ上乗せ効果を示す試験結果
Johnson & Johnson Innovative MedicineのLate Development and Global Medical AffairsのVice PresidentであるCraig Tendler, M.D.は次のように述べています。「このダラツムマブをベースとする4剤併用導入、地固め療法レジメン及び2剤併用維持療法レジメンが移植適応の多発性骨髄腫患者さんに対する新たな標準治療となり得ることを裏付ける今回のエビデンスは、ダラツムマブをベースとする3剤併用療法を、移植非適応患者さんに対する標準治療として位置付けた第III相MAIA試験のデータを補完するものです。私たちは今後も、多発性骨髄腫の患者さんのアウトカムを改善するという使命を果たすために、ダラツムマブを用いた革新的なレジメンや治療法の開発に取り組んでまいります」
多発性骨髄腫と診断された造血幹細胞移植が適応とならない未治療の患者に対して、標準
RVDおよびASCTによる治療プログラムは良好な忍容性を示した。そして、この治療方法には新規に診断を受け、ASCT準備中のステージ2または3に該当する多発性骨髄腫患者の治療成績を改善する可能性がある。この治療プログラムの評価は、ダナファーバー癌研究所において現在行われている。
メルファラン+デキサメタゾン療法や,サリドマイド,レナリドミド,ボルテゾミブ等の新規薬剤とデキサメタゾン併用療法が試みられる。 2B
症候性骨髄腫に対して患者予後を推定するための病期分類として,血清β2 ミクログロブリン値とアルブミン値のみを用いる国際病期分類(International Staging System:ISS)の使用が推奨される()。プロテアソーム阻害薬や免疫調節薬が使用可能となり,患者予後が著明に改善した時代により即した病期分類として改訂国際病期分類(Revised – ISS:R-ISS)が提唱された。R-ISS は,従来のISS に間期核FISH(interphase fluorescence in situ hybridization:iFISH)法における高リスク染色体異常の有無と,増殖能を反映する血清LDH 濃度を追加した病期分類であり,新規薬剤時代における予後因子としての意義が示されている()。ただし,現時点ではISS やR-ISS に基づく治療の層別化は実施されていない。
[PDF] 医師のための ASH2008 多発性骨髄腫 ハイライト
この臨床試験では、RVD導入療法を3サイクル完了するまでにvery good partial response (VGPR;非常に良い部分寛解)以上の治療効果が患者の58%で達成され、この奏効率はASCT実施後に70%、レナリドミドによる地固め療法後には87%にまで上昇した。レナリドミド維持療法によって、患者の27%においてさらに深い治療効果が得られた。追跡期間中央値39カ月の時点で、骨髄腫の進行が3年間みられない患者の生存率は推定で77%であり、3年全生存率は100%であった。この治療は良好な忍容性を示し、最も多くみられたRVDによる副作用は、感覚神経障害および白血球減少症であった。
[PDF] 多発性骨髄腫 DLd 28日 ダラツムマブ(1・2サイクル目)
D-VRdの全体的な安全性プロファイルは、ダラツムマブ及びVRdの既知の安全性プロファイルと一貫していました。多く(10%より多く)見られたグレード3または4の血液学的・非血液学的有害事象(それぞれD-VRd群対VRd群)は、好中球減少症(それぞれ62.1%、51.0%)、血小板減少症(それぞれ29.1%、17.3%)、下痢(それぞれ10.5%、7.8%)、肺炎(それぞれ10.5%、6.1%)、発熱性好中球減少症(それぞれ9.4%、10.1%)でした。
[PDF] 対象疾患 No レジメン 多発性骨髄腫(MM) MM-13
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65歳以下自家造血幹細胞移植後再発多発性骨髄腫に対するボルテゾミブおよびレナリドミドによる再寛解療法と維持療法、および自家・同種造血幹細胞移植による再発後治療の有効性と安全性の検討
[PDF] 多発性骨髄腫 ( Multiple Myeloma, MM )
多発性骨髄腫治療薬として国内初の抗体医薬となる「エムプリシティ」(エロツズマブ、ブリストル・マイヤーズスクイブ)は、今年9月に再発・難治性の適応で承認を取得しました。順調にいけば、11月に薬価収載される見通しです。
[PDF] 2023/3/10 多発性骨髄腫 2022/11 lsaKd追加 レジメン ..
Johnson & Johnson Innovative Medicineの多発性骨髄腫領域のDisease Area Leaderで、Vice PresidentでもあるJordan Schecter, M.D.は、次のように述べています。「MAIA試験において全生存期間の中央値7.5年が示されたことで、移植非適応におけるフロントライン治療のベース薬としてのDARZALEX®の有効性が明らかになりました。DARZALEX®は、新たに多発性骨髄腫と診断された患者さんを対象とした3つのすべての試験において、全生存期間の延長を示したことから、標準治療としてのDARZALEX®の重要性を裏付けるものとなりました。DARZALEX®をベースとする4剤併用療法及び3剤併用療法は、新たに多発性骨髄腫と診断された移植適応及び移植非適応患者さんの予後を改善しています」