セマグルチドを使用する際の注意点は、オゼンピックとリベルサスで違います。
ただダイエット目的での安易なリベルサスの服用自体は、私自身はお勧めはしていません。
「GLP-1ダイエット」と評して美容系クリニックを中心にリベルサスによる減量治療が昨今すすめられておりますが、その風潮を糖尿病専門医としてはやや危惧しています。
投稿でも紹介した通り減量効果は間違いないお薬ではありますが、糖尿病でない方への使用については安全性への懸念がある為です。
リベルサスは、2型糖尿病の治療薬として使用されている飲み薬です。
毎日投与のリラグルチドと比較した場合でも、オゼンピックは週1回の投与で同様、もしくはそれ以上の効果があるとされています。さまざまな結果により、オゼンピックは他のGLP-1製剤と比べても、とくに体重減少効果が高いと言えるでしょう。[6][7][8]
オゼンピックは他のGLP-1受容体作動薬と比較しても、特に体重減少効果が高いとされています。以下はオゼンピックと比較した試験を行った結果、オゼンピックの方が体重減少効果が高いとの結果が出たGLP-1作動薬です。
リベルサスは比較的高価な薬剤であり、長期的な使用にはが伴います。
こんにちは、投稿をご覧頂きありがとうございます。
バセドウ病のコントロールが出来ており甲状腺の働きが正常に回復しているようでしたら、リベルサスの服用は可能です。
(逆に甲状腺の働きが正常でない場合はリベルサスの服用はお勧めしません。まずは甲状腺の治療を優先してください。)
ダイエットに使われる薬の中でも、オゼンピックは他のGLP-1受容体作動薬と比べて、体重減少効果が高いと言われています。ここでは、オゼンピックのダイエット効果や、他のGLP-1との比較について解説します。
以下にてオゼンピックとリベルサスの使いやすさを比較していきます。
糖尿病治療薬ですので(頻度は少ないものの)低血糖の危険性があります。
また先日リベルサスを含めたGLP-1受動態作動薬による胆道系疾患が重大な副作用に含まれました。(リンク先は以下の通りです。)
GLP-1受容体作動薬(マンジャロ、オゼンピック、リベルサス)、SGLT2阻害薬(ルセフィ)、メトホルミンは、低血糖のリスクが低い薬剤ですが、併用するとリスクが高まります。医師の指導のもとで、定期的に診察と検査を受けてください。また、
オゼンピックとリベルサスを使用する際には、いくつかの注意点があります。
オゼンピックとリベルサスのコストを比較すると、それぞれのライフスタイルやダイエットに使える金額で選択することをおすすめします。
そのため、リベルサスは必ずクリニックや病院で医師から処方されたものを服用するようにしてください。
なお、リベルサスの成分(セマグルチド(遺伝子組換え))は、2型糖尿病治療薬の注射剤「オゼンピック」の成分と同じです。
一方でリベルサス7mg・14mgはがランキング1位になるため、ダイエットの状況に応じてオンライン診療を乗り換える方法もおすすめとなります。
話題のGLP1ダイエット(オゼンピック、リベルサス、ビクトーザ、マンジャロなど)について医師の伊勢呂の実体験を伴って解説した動画です。
また、リベルサスなどのGLP-1受容体作動薬は、吐き気・嘔吐、下痢、便秘などの胃腸症状が多く見られます。さらに、大規模な臨床研究で胆嚢炎や胆管炎などのリスクが高まることが報告されています。()
サクセンダ・オゼンピック・ビクトーザは注射薬ですので、自身で注射をする必要がありました。 しかしリベルサスは経口薬なので飲むだけなのです!
オゼンピックは、週に一回の注射で持続的な効果を得たい人リベルサスは、毎日服用することで食後の血糖値管理をしやすくしたい人に向いています。
ノボ ベック社長 オゼンピック上市で「適正使用に注力」 リベルサスも同日承認で成長に意欲 ..
一方で、体重減少効果についてはあまり強くないと考えられます。特に、他のGLP-1受容体作動薬およびGIP/GLP-1受容体作動薬(ウゴービやマンジャロなど)と比較すると効果が大幅に劣っています。
GLP-1ダイエット飲み薬リベルサスの効果は?注射とどっちが痩せる?
この治療で使用されるリベルサスは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
【GLP‐1ダイエット】オゼンピックと他のダイエット薬の違いとは?
この治療で使用されるリベルサスは医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医薬品です。
注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ
国内で肥満治療の効能・効果で製造販売承認されているGLP-1製剤に「ウゴービ」があります。
またリベルサスを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
リベルサス・オゼンピックで叶える理想の体:医療ダイエットガイド
オゼンピックとリベルサスは、どちらも体重減少と血糖値の管理に有効ですが、その効果の現れ方や持続時間には違いがあります。
【医師監修】 GLP-1ダイエット、飲み薬と注射どっちがいい?
また、「日本人の2型糖尿病患者を対象としたGLP-1製剤の治療成績」に関する臨床試験の結果によると、有意差はなかったものの同じ成分であるオゼンピック(注射薬)とリベルサス(経口薬)の治療効果の比較において、オゼンピックの方でより強い減量効果が認められる傾向が見られました。
ですので、既にリベルサスで治療中の方で、あまり減量効果が得られなかったり、徐々に治療効果が減ってきているといった場合には、オゼンピックへの切り替えを検討されてもいいと思います。
GLP-1受容体作動薬には、リベルサス以外にも「オゼンピック」があります。 ..
あくまでリベルサスは糖尿病に対して承認を得た薬剤であるため、糖尿病がない方に使用するのは危険?という考えがあります。もちろん医薬品ですので作用・副作用があるので乱用や不適切な使用いけません。しかしGLP-1アナログは海外では肥満症の適応が通っている薬剤で、体重減少作用も立証されています。糖尿病の治療(血糖を下げる効果)だけでなく、腎保護や心血管リスクを減らす効果も立証され幅広く使われ始めています。繰り返しにはなりますが、作用機序からも健康な成人に対しても比較的安全に使用できる薬剤と考えています。嬉しいニュースをお伝えします。「ウゴービ皮下注」です。残念ながら2023年4月現在は、いつから流通するのかなどは不明ですが、近い将来肥満症の有力な治療薬として君臨することでしょう。
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そのため、リベルサスは日本人にとっても海外の方にとっても優れた経口血糖降下薬であることは間違いありません。
オゼンピック皮下注2mgとオゼンピック皮下注SDの違いについて
2020年11月18日に内服薬のGLP-1受容体作動薬リベルサス®︎が薬価収載され、2021年2月5日に発売されました。
リベルサス®︎は、オゼンピック®︎の成分であるセマグルチドを内服できるように改良したものです。セマグルチドはそのまま経口投与しても、高分子のため消化管での上皮細胞透過性が低く、また胃の消化酵素にて分解されてしまうため経口投与が出来ません。そこで、粘膜吸収促進剤のサルカプロザートナトリウム(SNAC; sodium N[-8(- 2-hydroxybenzoyl) amino]caprylate)を加える事で胃での分解からセマグルチドを保護し、吸収を促進させる事で経口投与が可能になりました。このお薬は、注射薬のオゼンピック®︎の効果が内服薬で得られるため大変画期的なお薬です。
現在、オゼンピックが供給不足のため、当院扱いのオゼンピック0.25㎎、0.5㎎は在庫がございません。入荷未定と.
リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。
しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。
都内では無いですがオンライン処方可能な「みちかぜクリニック」でリベルサス3mg4188円、7mg9771円(各30錠)らしいです。
基本的にリベルサスと同じく、吐き気、嘔吐、倦怠感、胃部不快感、食欲不振、頭痛、下痢などの副作用が出る可能性がありますが、治療経過の中で慣れてくると徐々に治まっていく場合が多いです。また、ごく稀に低血糖になる場合があります。
今、期待のお薬 vol.1 GLP-1受容体作動薬 ~体重が減るお薬
上記で紹介した2つの大規模臨床研究を比較すると、リベルサスのHbA1c改善効果は海外でも良好ですが、日本人ではより強い効果を発揮している可能性があります。
本院でセマグルチド(商品名:リベルサス、オゼンピック)の投薬を
医療者の考えとして「治療による有用性」と「その薬の副作用」を天秤にかけて前者が上回ると判断した場合にその治療選択を患者さんにおすすめします。
糖尿病患者さんであれば「治療の有用性」が大きいのですが、糖尿病ではない方となるとそれが小さくなるため、どうしても慎重にならざるを得ません。
もしリベルサスの服用を行うのであれば副作用の確認ができる医療機関での治療をお勧めします。