作用機序:デキサメタゾンは、副作用の少ないコルチコイドとして開発された合成皮質ホルモンであ


前治療歴が2~3回の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者478例(日本人患者40例を含む。週1回投与群240例、週2回投与群238例)に対して、本剤及びデキサメタゾンの併用(Cdレジメン)における週1回投与と週2回投与を比較しました。主要評価項目である無増悪生存期間の結果(中央値[95%信頼区間])は、週1回投与群で11.2[8.6~13.0]ヵ月、週2回投与群で7.6[5.8~9.2]ヵ月であり、週2回投与群に対して週1回投与群で統計学的に有意な延長を示しました(ハザード比0.693[95%信頼区間:0.544~0.883]、p=0.0014[層別log-rank検定]、2017年6月15日データカットオフ)。


[PDF] デキサメタゾン COVID-19 小児患者に対する治療薬としての位置付け

前治療歴が1~3回の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者466例(日本人患者31例を含む。CdD群312例、Cd群154例)に対して、本剤(週2回投与)及びデキサメタゾンの併用(Cdレジメン)とCdレジメンにダラツムマブ(遺伝子組換え)を上乗せしたCdDレジメンを比較した。主要評価項目である無増悪生存期間の結果(中央値[95%信頼区間])は、CdD群でNE[NE~NE]、Cd群で15.8[12.1~NE]ヵ月であり、Cd群に対してCdD群で統計学的に有意な延長を示した(ハザード比0.630[95%信頼区間:0.464~0.854]、p=0.0014[層別log-rank検定]、2019年7月14日データカットオフ)。

前治療歴が1~3回の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者929例(日本人患者44例を含む。Cd群464例、Bd群465例)に対して、ボルテゾミブ及びデキサメタゾンの併用(Bdレジメン)と本剤及びデキサメタゾンの併用(Cdレジメン)を比較しました。
主要評価項目である無増悪生存期間の結果(中央値[95%信頼区間])は、Cd群で18.7[15.6~NE(推定不能)]ヵ月、Bd群で9.4[8.4~10.4]ヵ月であり、Bd群に対してCd群で統計学的に有意な延長を示しました(ハザード比0.53[95%信頼区間:0.437~0.651]、p

グルココルチコイドは、細胞内のグルココルチコイド受容体に結合して遺伝子の転写を調節

前治療歴が1~3回の再発又は難治性の多発性骨髄腫患者792例(各群396例)に対して、レナリドミド及びデキサメタゾンの併用(Ldレジメン)とLdレジメンに本剤を上乗せしたCLdレジメンを比較しました。
主要評価項目である無増悪生存期間の結果(中央値[95%信頼区間])は、CLd群で26.3[23.3~30.5]ヵ月、Ld群で17.6[15.0~20.6]
ヵ月であり、Ld群に対してCLd群で統計学的に有意な延長を示しました。(ハザード比0.69[95%信頼区間:0.57~0.83]、p

投与の継続について特に規定はございませんが、患者さんの状態から、病勢進行又は許容されない毒性が発現するまで継続することができると考えられます。
なお、レナリドミド及びデキサメタゾン併用の場合、臨床試験では患者さんの状態により、18サイクルを超えて投与した場合の有効性及び安全性は確立していません。

溶血性貧血(免疫性又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、

1 )頭蓋内圧亢進
①病態,症状,頻度
・ 腫瘍に伴う脳転移,脳出血,髄膜炎などによる脳圧亢進;頭痛,嘔気,意識障害,脳神経障害などが生じる.婦人科がんでは稀であるが,注意すべき症候群である10).
②治療
・ 頭蓋内圧亢進が疑われたらすぐに脳圧を低下させる治療を開始するべきである.
a.過換気
・ 最も迅速に効果が出るが数時間しか十分な効果がない.挿管,人工呼吸を開始しpCO2 を25~30㎜ Hg に保つ.
b.浸透圧利尿薬
・ グリセオールは使いやすく,高Na 血症の他には大きな副作用はない.200mL を1日2 回から開始し,最高1,000~1,500mL/day まで投与可能.
・ マンニトールは即効性が高いがリバウンドや電解質異常が起こりやすい.
c.ステロイド
・ 脳転移に伴い浮腫がある場合は特に有効である.デキサメタゾン8~12㎎ /day を1 週間程度投与し,漸減していくことが多い.
2 )脊髄圧迫
①原因疾患,症候,頻度
・ 肺癌,乳癌,前立腺癌が多く,各20%前後を占める.
・ 背部痛が初発症状として多い.他に歩行障害,感覚障害,自律神経障害などがある.
・ これも婦人科がんでは骨転移が比較的少ないこともあり,稀であるが脊髄圧迫で発見された症例の報告がある11).
②診断
・ MRI が中心で,感受性44~93%,特異性90~98%とされる.
③治療
・ 放射線療法が中心になるが,必ず手術の適応について整形外科と検討する必要がある.
a.放射線照射
・ 回復例は不全麻痺例で43%,完全麻痺例で14%と報告されている.dose/fractionについて標準方法は確立していない.
b.ステロイド
・ 浮腫による悪化を防ぎ,照射と併用必要.デキサメタゾン100㎎ vs 10㎎:回復25% vs 8%(p = 0.22),維持デキサメタゾンvs なし:回復81% vs 63%(p = 0.046)との報告がある.
c.手術
・ 適応は照射既往・照射中の悪化,圧迫骨折など.除圧術+ RT の方がRT 単独より有効との比較試験がある.
3 )上大静脈症候群
①病態,症状,頻度
・ 腫瘍の上大静脈圧迫による症候群で,頭部・頸部・上肢の浮腫・うっ血・静脈拡張,喉頭・咽頭浮腫を来す.原因は肺癌が大半を占め, 婦人科がんでは稀である.
②診断
・ 造影CT にて静脈血栓症の鑑別,腫瘍の診断を行う.
③治療
a.保存的治療
・ ステロイド(デキサメタゾン4㎎ /6hrs),フロセミドなどが使われるが,明らかなエビデンスはない.
b.放射線照射
・ 肺小細胞癌の78%,非小細胞癌の63%で症状改善が見られる.
c.化学療法
・ 非ホジキンリンパ腫・肺小細胞癌の80%,肺非小細胞癌の40%で症状消失する.
d.ステント留置
・ 75~100%で48~72 時間以内に改善,再発率15%,合併症(感染,肺塞栓,出血,穿孔)
3~7%と報告されている.
4 )心囊水貯留(心タンポナーデ)12)
①病態,病因,頻度
・ 剖検においてはがん患者の10~15%で心囊水が認められる.大部分は肺癌,乳癌の転移によるが,他はリンパ腫,白血病,胸壁照射,化学療法などに伴う.婦人科がんでは稀であるが,種々のがん種で報告されている13, 14).
②診断
・ 呼吸困難,起坐呼吸,動悸,疲労,めまい;頻脈,気脈,頸部静脈怒張,脈圧低下など.心エコー,CT でほぼ診断可能.
③治療
・ タンポナーデ症状がある場合は心囊穿刺,心膜開窓を行う.30 日間のコントロール率は穿刺のみでは50%とされており,心囊内注入によるコントロール率はテトラサイクリン80~90%,ブレオマイシン75%,チオテパ0% , シスプラチン90%,OK- 432(ピシバニールⓇ)70%と報告されている.最近Bevacizumab の有効性も報告されている.
(3)治療に伴うオンコロジーエマージェンシー
1 )血管新生阻害薬に伴う出血15,16)
・ 種々の血管新生阻害薬の有効性が明らかになり卵巣癌,子宮癌でも用いられているが,その副作用の1 つとして出血が挙げられる.
・ 機序としては内皮細胞再生能力低下・アポトーシス誘導→血管脆弱化,細胞外基質の減少,血小板機能低下などが挙げられている.
・ リスク因子としては扁平上皮がん,血痰,食道静脈瘤などが挙げられている.
2 )免疫関連有害事象
・ PD- 1,PD-L1 などを阻害する免疫チェックポイント治療の有効性が明らかになっている.
・ 頻度は低いが劇症Ⅰ型糖尿病,副腎不全,心筋炎,脳炎(表31)などオンコロジーエマージェンシーとして対応が必要な有害事象が生じている.

オランザピンを用いない3 剤併用療法を行う場合やデキサメタゾンの投与期間を短縮する場合の5-HT3 受容体拮抗薬の選択は,遅発期悪心・嘔吐に対して第1 世代よりも有効性の高い第2 世代のパロノセトロンを優先する(→ 参照)。

慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、

アントラサイクリン+シクロホスファミド併用(AC)療法においてアプレピタントを使用しない臨床試験のエビデンスから,2 日目以降のデキサメタゾンの上乗せ効果は証明されていない。さらにステロイドの副作用を減ずる目的で,AC 療法に対する2~3 日目のステロイド使用を行わないsteroid sparing という投与法は,ステロイド通常使用に対する非劣性が海外の第III相ランダム化比較試験で示されている。本邦でも,アプレピタント(またはホスアプレピタント)を併用した第III相試験において,AC療法を含む高度リスク抗がん薬に対するsteroid sparing が可能であることが示された14)。ただし使用された5-HT3受容体拮抗薬はパロノセトロンのみであることに留意する必要はある。したがって,AC 療法においては,steroid sparing は選択肢の一つとなる(→ 参照)。

5-HT3 受容体拮抗薬の選択については,2 剤併用療法の場合は第2 世代のパロノセトロンを用いることが望ましいが,3 剤併用療法の場合は第1 世代の5-HT3 受容体拮抗薬を考慮してもよい(→ 参照)。一方,デキサメタゾンの投与期間を1 日目のみに短縮する場合には,パロノセトロンを選択する(→ 参照)。


デキサメタゾン製剤(経口剤及び注射剤)及びベタメタゾン製剤(経口 ..

デキサメタゾン吉草酸エステルの効果については、尋常性乾癬の患者さんを用いた比較試験において同じクラスのベタメタゾン吉草酸エステルよりも臨床効果が高く、全身への影響も少なかったという報告もあります5)

機序:重症COVID-19患者は、肺障害および多臓器不全をもたらす全身性炎症反応を発現

QAけがつくことが多いです.クッシング病で病的肥満症に至ることは比較的まれです.伸展性赤色皮膚線条は1 cm以上の幅があり,また,皮膚の菲薄化は,コルチゾール過剰によって皮膚の透過性が亢進することによる現象です.また,クッシング徴候は,患者さんやその周辺から認識されにくいことも多く,非特異的症候として,高血圧,月経異常,にきび(ざ瘡),多毛,浮腫,糖尿病を含む耐糖能異常,骨粗鬆症,色素沈着,精神障害が医療機関を受診するきっかけになることもあります.サブクリニカルクッシング病(subclinical Cushing disease:SCD)も同じくACTHの自律性分泌による疾病ですが,クッシング徴候を欠き,偶発的下垂体腫瘍の精査の過程で診断されることが多いです.原因を探る.❸ 血中コルチゾールが抑制されず,血中ACTH<10 ng/mLなら,副腎腫瘍によるクッシング症候群を,10 ng/mL以上の場合は,下垂体腫瘍によるクッシング病の可能性を考える.❹ クッシング病が疑われる場合は,3テスラの下垂体造影MRIを施行する.❺ クッシング病が疑われる場合は,前夜の23時にデキサメタゾン(デカドロンⓇ)0.5 mg 1錠を服用してもらい,翌日,朝一番(8時半~9時)で血中コルチゾールを測定する.血中コルチゾール3 μg/dL以上でサブクリニカルクッシング病(SCD),5 μg/dL以上でクッシング病を疑う.クッシング徴候のいずれかがあれば,必ず,朝一番(外来であれば,8時半〜9時)の空腹時採血でACTH,コルチゾールを測定します.最初のスクリーニングでACTH,コルチゾールがともに抑制されている場合は,医原性クッシング症候群と考えて間違いありません.ステロイド薬の服用歴チェックが必要ですが,吸入用ステロイド,蕁麻疹などに処方される,セレスタミンⓇ配合錠の高用量使用が原因のことがあり,患者さんが自覚していないこともあるので要注意です.コルチゾールの抑制がなく,ACTHが10 ng/mLを下回っている場合は,副腎腫瘍によるクッシング症候群を,10 ng/mL以上の場合は,下垂体腫瘍によるクッシング病の可能性を考えます.後者の場合は,下垂体造影MRIをオーダーします.また,ACTHの自律性分泌を証明するために,少量デキサメタゾン抑制試験を行います.前夜の23時にデキサメタゾン(デカドロンⓇ)0.5 mg 1錠を服用してもらい,翌日,朝一番(8時半〜9時)で空腹時採血します.後述の副腎性クッシング症候群の場合はデキサメタゾン1 mgで,クッシング病の場合は偽陰性を避けるため,0.5 mgで抑制試験を行います.デキサメタゾン服用後のコルチゾール5 µg/dL以上であれば,クッシング病と診断します.下垂体腫瘍を認めながら,クッシング徴候を認めないサブクリニカル第2章●視床下部・下垂体疾患32Point❶ まず朝一番(外来なら8時半~9時)の空腹時採血でACTH,コルチゾールを測定する.❷ 血中コルチゾール,ACTHのいずれも抑制されていれば,医原性クッシング症候群のクッシング病の診断までの手順はどのようになりますか.

ったんある蛋白を作り、その蛋白が更に別の蛋白の発現を調節する機序なども知られている。 ..

近年,高度催吐性リスク抗がん薬に対しては,5-HT3 受容体拮抗薬,NK1 受容体拮抗薬,デキサメタゾンに加え,オランザピンを併用する4 剤併用療法(→ 参照)が普及しつつあり,5-HT3 受容体拮抗薬の選択の重要性は以前より低下している。また,後発品の登場により両者の薬価差が小さくなったため,高度催吐性リスク抗がん薬に対する5-HT3 受容体拮抗薬はパロノセトロンを用いることが一般的になっている。

*注射薬中の含量はデキサメタゾン3.3 mg/mL,リン酸デキサメタゾンナトリウム4 mg/mL である。 ..

1次性倦怠感は腫瘍自体による症状が主であるため、基本的には対症療法が中心となる。一方で2次性倦怠感は電解質異常や薬剤性、貧血、抑うつ、睡眠障害等が原因であるため、それらの補正や中止、治療により症状改善が図れる可能性がある。例えば、化学療法に起因する嘔吐や下痢等による電解質異常では制吐剤や止瀉薬の使用、および電解質補正等により症状が改善される可能性があり、また、薬物療法に加え、環境整備やNST等のチーム介入により改善できる因子も存在する。一方で、抗うつ剤や睡眠障害を改善させるための睡眠導入剤、睡眠薬等はそれ自体が倦怠感を引き起こす可能性があるため、安易な使用には注意が必要である。CRFの原因が睡眠障害である場合には、CRFの改善を目的とした睡眠障害の改善に対する非薬物療法も報告12)されており、リラグゼーションや適度な運動等を併せて取り入れることが睡眠障害の軽減につながり結果的にCRFの軽減につながる。
CRFに対する薬物療法としては精神刺激薬であるメチルフェニデート13)やペモリン14)、デキサメタゾン等のステロイド15)の使用が海外を中心に報告されている。メチルフェニデートは倦怠感が強いほどその有効性は高いとの報告16)もあり、緩和ケア病棟や多くの緩和ケア医にも使用されてきた薬剤であるが、本邦ではナルコレプシーにのみ適応となっており、CRFに対する適応はない。また、適応による流通制限もありCRFに対して安易に適応し難い状況である。ペモリンは適応外(本邦での適応は軽症うつ病、抑うつ神経症、ナルコレプシー)となるが、本邦でも使用可能な精神刺激薬である。しかし、メチルフェニデートほどの効力はなく、また、肝障害の発現には注意が必要である。ステロイドに関しては本邦でもCRFに対して広く経験的に用いられている。一般的にはベタメタゾン(リンデロン®)注を4mg/日程度で開始し、効果がなければ数日で中止、効果が得られれば効果の得られる最低用量まで漸減して継続といった方法が実臨床では用いられているが、その投与量や投与期間については確立されておらず、長期投与における比較試験でのエビデンスはない。一方、漢方薬である補中益気湯や十全大補湯のCRFに対する有効性も報告17,18)されているが、エビデンスとして確立したものではない。また、マルチビタミン等のサプリメントの効果に関してはCRFに対するその有用性は示されていない19)

concentrations of dexamethasone in mast cells.

5-HT3 受容体拮抗薬の選択においては,3 剤併用療法か4 剤併用療法か,併用する抗がん薬の催吐性リスク,患者リスク因子,患者の希望,初回治療か否か,前治療サイクルにおける悪心・嘔吐発現状況といった要因を考慮することが重要である。特に,デキサメタゾンの投与期間を短縮する場合やオランザピンの追加・併用が困難で3 剤併用療法を行う場合には,第2 世代のパロノセトロンが優先される。

薬剤師のためのBasic Evidence(制吐療法) | 日医工株式会社

本試験が開始された背景として、Intermediate-Fitの新規多発性骨髄腫(NDMM)はFitの新規多発性骨髄腫(NDMM)に比べて予後不良であり、治療中止率が高率である。以上の背景より、新規作用機序の治療レジメンであるプロテアソーム阻害薬ニンラーロ+抗CD38モノクローナル抗体ダラザレックス+デキサメタゾン併用療法の有用性を検証する目的で本試験が開始された。

デキサメタゾン酢酸エステル dexamethasone acetate (別名:酢酸デキサメタゾン) ..

中等度催吐性リスク抗がん薬に対する制吐療法の課題として,2~3 日目のデキサメタゾンを省略するステロイドスペアリングがあり,複数のランダム化第Ⅲ相比較試験が報告されている(→ 参照)。また近年,高度・中等度催吐性リスク抗がん薬による超遅発期(抗がん薬投与開始6 日目以降)の悪心・嘔吐抑制の必要性が注目されており,抗がん薬投与開始から1 週間程度の長い期間を想定した制吐療法の開発が求められている。近年では,高度催吐性リスク抗がん薬における遅発期の悪心・嘔吐に対して,より長い制吐効果を発揮する選択的NK1 受容体拮抗薬の治療成績が報告されており,中等度催吐性リスク抗がん薬においてもその検証が望まれる。

[PDF] COVID-19に対する薬物治療の考え方 第14版

2021年12月11日~13日に開催された、第63回米国血液学会(ASH2021)にてIntermediate-Fitの新規多発性骨髄腫(NDMM)患者を対象にプロテアソーム阻害薬ニンラーロ(一般名:イキサゾミブ、以下ニンラーロ)+抗CD38モノクローナル抗体ダラザレックス(一般名:ダラツムマブ、以下ダラザレックス)+デキサメタゾン併用療法の有効性、安全性を検証した第2相のHOVON143試験の結果がVrije Universiteit AmsterdamのKaz Groen氏らにより公表された。