イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。


参考:iPLEDGEプログラム(米国食品医薬品庁(FDA)がイソトレチノインのリスク管理のために製造販売業者に求めているプログラム)の患者向け資材


☑ あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない

当院では、イソトレチノインによるニキビ治療以外にも、ケミカルピーリングにおけるニキビ・ニキビ跡治療を行っています。ケミカルピーリングは肌に薬剤を塗布することで、肌表面の古い角質を取り除き皮膚の再生を促し、ニキビ、シミ、黒ずみ、小じわなどの改善が期待できる治療です。

その他の副作用は容量依存性に出るものが多く、日本人の多くの人の飲み方ではでることは稀です。

イソトレチノインは以下の薬剤との併用に注意する必要があります。

個人輸入は厚生労働省から禁止されています。当院では医師の責任の下で医薬品の処方と治療を受けることができる患者さんのみに診療を行っておりますので、ご了承ください。

・その他主な副作用に、発疹、鼻出血、皮膚の乾燥、頭痛、視覚障害、筋肉や関節の圧痛、悪心、嘔吐、うつ病、自殺企図などがあります。

イソトレチノインの服用期間中に注意するべきことは以下の通りです。

服用後にニキビが再発する可能性はあります。そのため、再発リスクが少なくなる量をしっかり服用することが重要です。イソトレチノインの最大の特徴は、飲んで数ヶ月してニキビがよくなった場合、 飲むのをやめてもニキビができにくい状態が続く場合が多いことです。 肌質そのものを改善させる効果が期待できます。

1日1回を食事中または食後に、水またはぬるま湯で服用してください。
イソトレチノイン(ニキビ治療薬)は、4〜6カ月の治療が基本となります。
内服開始1カ月程で一時的にニキビが悪化することがありますが、内服を続けていると徐々に改善していきます。効果が物足りない場合は内服量の調整が必要なことがあります。また、内服期間の途中でニキビが改善したからといって自己判断で中断するのも止めましょう。

イソトレチノインはビタミンA誘導体であり、下記の作用があります。

イソトロインは皮脂腺のアポトーシスを促すため、治療後もある程度は皮脂量の減少が認められます。

イソトレチノインの内服開始1ヶ月後に再度血液検査を行います。その後は1ヶ月ごとに診察および3ヶ月に1度の血液検査を行い、症状の変化や副作用を確認していきながら、適宜用量を増減することがあります。
※血液検査は自費診察料となり、4,500円(税込)となります。


しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。

これ以外にかかる費用として
初診料 3,300円(税込)、再診料 1,100円(税込)、血液検査 3,300円(税込)
※各種クレジットカードがご利用いただけます。
※費用その他の問題でイソトレチノイン治療が難しい方にはスピロノラクトンを提案します。詳細は下記をご参照ください。

特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。

治療中と、治療終了後半年間は、完全に避妊していただくことが必要です。低用量ピルを併用することをお勧めします。
また、この期間は献血もできません。
テトラサイクリン系の抗生剤との併用はできません。
ほぼ全ての患者さんにおいて、口周囲が乾燥します。リップクリームなどで対処できます。
頭痛・下痢・薬剤アレルギーを起こす例があります。
肝腎機能に異常をきたす場合がありますので、1ヶ月ごとに血液検査を行います。

一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg

ご予約はホームページからも受け付けております。お電話は保険診療の受付に繋がるため、美容皮膚科に関してのお問い合わせはご対応致しかねますのでご了承下さい。

イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。

ニキビの原因には、皮脂の過剰な分泌が関係しています。イソトレチノインは、皮脂腺を退縮させる働きにより、過剰な皮脂分泌を減らす効果が期待できます。

イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。

イソトレチノインの副作用は多岐に渡りますが、代表的なものは皮膚の乾燥と、口、鼻、眼の粘膜の乾燥です。この副作用はほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。

イソトレチノインには以下のような副作用が見られることがあります。

イソトレチノインは、妊娠中や妊娠を考えている人、骨が発達段階にある小児は服用できません。さらに、厚生労働省では、服用期間中とその後1ヶ月間の妊娠、授乳、献血は避けるよう注意喚起しています。

一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg

内服中に妊娠すると胎児に奇形が生じることや流産や早産のおそれがあります。現在妊娠している方、近いうちに妊娠を希望される方、授乳中の方は、服用できませんのでご注意ください。治療終了後もイソトレチノインの効果が続いているため、服用期間中とその前後1~2カ月は必ず避妊具を用いて避妊してください。(男女共に)

一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg、40mg

②保険治療をやっても毎回毎回ニキビが繰り返しできてしまう方
保険治療で処方される抗生物質を長く飲んでいる・付けている場合、耐性菌が出る可能性が高くなるだけです。そういう方はイソトレチノインで繰り返しの循環を終わらせましょう。

イソトレチノイン診療を受ける場合に、薬代以外の費用はかかりますか?

イソトレチノインには様々な副作用やリスクがあります。当院では医師から副作用についてシートを用いて説明を行い、定期的な血液検査や尿検査を実施します。

イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。

しかし、アポトーシスを起こさずに収縮した皮脂腺のサイズはもとに戻るため、皮脂も大部分は戻ってしまいます。

一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg

イソトレチノインには、ニキビの原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えて既存のニキビを減らすなどの作用があります。薬剤には、以下のような種類があり、全て薬の作用は同じです。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

イソトレチノインは効果が期待できる治療方法ですが、ネットでの個人輸入などはリスクが高く、医師による処方が推奨されています。重症・難治性のニキビにお悩みの方は、当院にご相談くださいませ。

・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤でアレルギーの既往歴がある方

イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)は、ビタミンAとその類縁化合物、誘導体の総称である「レチノイド」が主成分です。
ビタミンAには皮脂の過剰分泌の抑制や、お肌の再生サイクルであるターンオーバーを整える働きがあり、それらによって毛穴が詰まりにくくなります。
また、アクネ菌への抗菌・抗炎症作用も加わり、治りにくいとされる重度のニキビへの効果が期待できます。
さらに、細胞の活性化によってお肌の状態が整うことで、ニキビの再発防止にも効果を発揮します。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。


イソトレチノインは食後に1錠服用してください。
一般的には20mgを1日1回で服用を開始し、症状など経過観察をしながら投与量を調整していきます。 必ず医師の指示に従い、決められた用法・用量を守って服用してください。

イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。

ほかにも、イソトレチノインとの関係性が明確にされていない副作用が起こる可能性もあるため、イソトレチノインでのニキビ治療を検討している人は、専門医とよく話し合ってから服用するようにしましょう。

イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。

また、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です 13。血液検査では、肝機能障害のほか、脂質異常などの様々な異常を認めることがあります。