患者さんの状況など考慮し、レクサプロとトリンテリックスを使い分けます。
にじの空クリニックへようこそ。当院は千葉県船橋市にあるメンタルヘルスを専門とする保険医療機関です。
神経症、パニック障害、うつ病はもとより、ストレスが原因となって身体に不調をきたしている状態全般を診察いたしております。
トリンテリックスは認知機能への改善効果が期待できる、と言われている。
うつ病でレクサプロ10mgを処方され1週間後、眠気と寝つきが悪いと伝えると、トリンテリックス10mgを処方されました。レクサプロでもう少し様子を見たほうが良かったのではと思ったのですが、この先生は大丈夫ですか?よろしくお願いいたします。
パキシルからトリンテリックスに変更されたんですが、主にどこが違うのでしょうか?(30代/男性)
抗うつ薬,レクサプロからトリンテリックスへの切り替えの事で相談です。
1位 レクサプロ SSRI
2位 イフェクサー SNRI
3位 ジェイゾロフト SSRI
4位 サインバルタ SNRI
5位 パキシル SSRI
6位 トレドミン SNRI
7位 リフレックス/レメロン NaSSA
8位 トリンテリックス S-RIM
9位 デプロメール/ルボックス SSRI
10位 トリプタノール 三環系
11位 ドグマチール
12位 トフラニール 三環系
13位 アナフラニール 三環系
中学1年の息子がウツ診断で不登校中です。トリンテリックス0.5mgから始めて20mgまで増え、レクサプロ追加で徐々に増やし20mgまで併用で増えました。レクサプロ増やしてから身体が重い、眠いと言っていますが、ADHDとも言われて、本日インチュニブ1mg追加になりました。処方は以下3種類です。トリンテリックス20mgレクサプロ20mgインチュニブ1mgインチュニブ追加するなら、抗うつ薬を減薬したいのに『もっと良くなる』と言って減らしてくれませんでした。レクサプロは5mgの時点で明らかに良くなったので減薬して、そして、必要ならインチュニブを追加したいと思っています。仕事で特支に関わっており、息子より何倍も大変な子どもを見ていますが、誰も服薬していません。服薬により本人が楽になる可能性は理解できますが、抗うつ薬減薬できないのは疑問です。色々質問したら、『(言われた通り飲んで早く治さないと)いつまでも付き合ってられないよ』と主治医。セカンドオピニオンを探すにも、息子の気持ち、予約の空き状況の兼ね合いで簡単ではありません。レクサプロを半分に減らして様子を見て、1週間くらい経ってからインチュニブ併用を考えていますが、全部飲ませるべきなのでしょうか。
これがブロックされますので、勃起不全や射精障害になることがあります。
セロトニンに特異的に作用するように開発された抗うつ剤で、第一選択薬としてよく用いられます。不安や落ち込みには優れた効果を発揮しますが、意欲や気力に関わるノルアドレナリンには作用せず覚醒、注意、記憶や学習する力は弱くなっています。副作用は吐き気、射精障害などです。飲み忘れたり急に中止したりすると離脱症状と呼ばれる反応がおこることがあるのでゆっくりやめていきます。
レクサプロにしても、トリンテリックスにしても、特に最近発売される抗うつ薬は性能がよいなぁと感心させられています。
ただし、症状や体質によっては薬の効果があまり現れないことがあります。
セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI):セロトニンという神経伝達物質の再取り込みを阻害することで、神経細胞間のシグナル伝達を改善し、うつ病症状を軽減する効果があります。代表的なものに、セルトラリン(ジェイゾロフト)、パロキセチン(パキシル)、フルボキサミン、レクサプロ、トリンテリックスなどがあります。各薬剤ごとに異なりますが、うつ病・抑うつ状態の他、強迫性障害やパニック障害、社交不安障害などに適応が通っていたりしますので、合併症状の有無など個別性の違いによって処方の使いわけをしたりします。
抗うつ薬はうつ病、パニック症、社会不安障害、強迫性障害、全般性不安障害、PTSDなどに処方します。
セルトラリン・フルボキサミンなど以前からある抗うつ薬と新しい抗うつ薬(トリンテリックス、レクサプロ)の使い方の違いについて記載します。
三環系抗うつ薬:セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンといった神経伝達物質の再取り込みを阻害することで、うつ病症状を改善する効果があります。代表的なものに、アミトリプチリン(トリプタノール)、クロミプラミン(アナフラニール)などがあります。SSRIと比べると強力ですが、副作用が強いため、近年では処方例は少なくなってきています。
抗うつ薬の、トリンテリックスとレクサプロではどちらの方が良いのでしょうか??総合的にです。
治療薬として、機能性ディスペプシアに専用に使われるのがアコファイド(アコチアミド)です。この薬が効果がないと、胃酸を抑えるタケキャブやPPI(ネキシウム(エソメプラゾール)・タケプロン(ランソプラゾール)・パリエット(ラベプラゾール)・オメプラール(オメプラゾール))、H2ブロッカー(ガスター(ファモチジン)など)、消化管機能改善薬のガスモチン(モサプリド)・セレキノン(トリメブチンマレイン酸塩)、漢方薬の六君子湯・半夏厚朴湯などが使われています。それでも治らなかったり、繰り返します。
レクサプロと、ジェイゾロフトと、トリンテリックスだったらどれがいいと思いますか?
抗うつ薬は、主にうつ病に対する治療薬ですが、それ以外にも、強迫性障害(強迫症)、パニック障害(パニック症)、社交不安障害(社交不安症)、月経前症候群(PMS,PMDDなど),
<ボルチオキセチン(トリンテリックス)とは> これはSSRIと似て非なる作用を持った抗うつ薬です。
トリンテリックスはセロトニン再取り込み阻害作用ならびにセロトニン受容体調節作用(セロトニン3 受容体、セロトニン7 受容体及びセロトニン1D 受容体のアンタゴニスト作用、セロトニン1B 受容体部分アゴニスト作用、セロトニン1A 受容体アゴニスト作用)を有しており、セロトニンだけでなく、ノルエピネフリン、ドパミン、アセチルコリン、ヒスタミンの遊離を調節するとされています。
丸レッドトリンテリックスの方がセロトニン受容体に作用する関連の副作用がやや少ない、と言われている。
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI):セロトニンのほかノルアドレナリンという神経伝達物質の再取り込みを阻害することで、うつ病症状を改善する効果があります。代表的なものに、ベンラファキシン(イフェクサー)などがあります。セロトニンのほか、ノロアドレナリンの再取り込み阻害効果があるので、集中力改善などの効果はしっかりとある印象です。
レクサプロ(エスシタロプラム)、ジェイゾロフト(セルトラリン)、パキシル ..
統合失調症の陽性症状(幻覚、妄想など)には、(1)中脳辺縁系のドーパミン神経の活動性増加が関与するという仮説があり、統合失調症の陰性症状(感情鈍麻、意欲低下など)や認知障害には、(2)中脳皮質系のドーパミン神経の活動性低下が関与するという仮説や、脳の構造変化や神経の脱落が関与するという仮説があります。抗精神病薬はこれらの神経系のドーパミンD2受容体を遮断して作用を発揮します。
脳内のドーパミン作動系には、
(1)中脳辺縁系 (2)中脳皮質系 (3)黒質線条体系 (4)結節・漏斗系
があり、これらを遮断すると、下記の作用が見られます。
2019年に発売が開始された、トリンテリックス(ボルチオキセチン)があります。
うつは甘えであるという誤解がいまだに一部では存在しますが、うつ病はれっきとした脳の病気であり、ストレスが積み重なれば誰でもうつ病を発症する可能性があります。うつ病の中でも、特に中核的なうつ病を”大うつ病性障害”といいます。その特徴的な症状を以下に紹介します。これらの症状の中の①強い抑うつ気分、または②興味や喜びの喪失を含む5つ以上の重篤な症状が存在し、2週間以上にわたり持続している時、”大うつ病性障害”と診断します。なお、症状が2から4つの場合に”小うつ病性障害”といい、また、大うつ病性の基準を満たさないうつ病症状が2年以上持続している場合には、”気分変調性障害”と診断します。
レクサプロ・パキシル・ルボックス/デプロメール; SNRI:サインバルタ ..
抗うつ剤は
これによって、上記のうつ病の症状(不安、無気力、意欲の低下など)を改善へと導きます。
また、うつ病以外にも抗うつ剤には、種類によっては催眠作用や筋弛緩作用などがあります。そのため、不眠やパニック障害の解消に抗うつ剤が用いられるというケースもゼロではありません。
セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)によるパニック障害の治療
抗うつ薬の効果としてこれまでレクサプロにて割と満足していたため、今後トリンテリックスを抗うつ薬のトップバッターとするならば、
この研究からは、レクサプロ(エスシタ)、ミルタザピン(レメロン、リ ..
胸やけ、酸っぱい水がこみ上げると言った症状が治らなくて苦しんでいる人も多いと思います。逆流性食道炎という病気です。胃液が食道に逆流することによって、食道の下のほうの粘膜がびらん状に荒れる病気です。本来、この病気であれば、前述の胃酸を抑えるタケキャブやPPI(ネキシウム・タケプロン・パリエット・オメプラール)、H2ブロッカー(ガスターなど)が数日以内によく効きます。胃カメラで食道に異常がみられない、あるいは軽度の逆流性食道炎で心配ないと診断されたのに同じような症状がある人がいます。これは(Non-Erosive Reflux Disease; ナード)と呼ばれています。症状が強く、薬が効かずに治りにくい病気と言われています。
実際に酸っぱい水がこみ上げる、口の中が酸っぱいという患者さんもいます。
レクサプロ15mgを現在飲んでいます。飲み始めてからよく眠れるよう ..
1970年代に入って、脳の神経伝達物質に作用する薬がパニック障害を緩和することが分かり、盛んに心の病気と脳の関係が研究されるようになってきました。
心の状態に作用する向精神薬(psychotropic drugs)も進化しており、より副作用の少ない抗うつ薬や抗不安薬などが次々と新しく登場しています。特に抗うつ薬の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)は、抑うつ症状や不安症状を改善する際の第1選択薬として広い範囲で使われています。
ただし、副作用は比較的少ないものの、吐き気、下痢などの胃腸症状がみられることもあり、ごくまれに「セロトニン症候群(セロトニン過剰による意識障害や発熱)」や、「アクティベーション症候群(SSRI服用後1~2週間後に起こる情動不安)」などが起こることもあるので、容易な使用は危険です。
SSRIの後に登場したセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)は、セロトニンだけでなくノルアドレナリンにも作用し、脳内の神経伝達機能を正常にする目的で使われます。
また、従来から使われている抗うつ薬(三環系抗うつ薬など)も、SSRIの効きにくい人に有効な場合があり、効果の確実な抗うつ薬として現在も治療に役立っています。
(「薬いらずのメンタルケア」貝谷久宣著、主婦の友社 より抜粋)
現在までトリンテリックス20mgロフラゼプ酸エチル錠1mgを処方されています。
*この表には、すべての薬が含まれているわけではありません。
同じ病名でも人によって症状や効果・副作用が異なるため、個別に薬剤を相談し選択していきます。
患者さんがお薬の効果と副作用を理解して治療に臨んでいくことがとても大切です。疑問があるときは、担当の医師、薬剤師などに遠慮なくご相談ください。
エスシタロプラム(レクサプロ®), おだやかな抗うつ効果。抗不安作用も高い ..
のどの違和感や息苦しさ、起立性調節障害、めまいを伴っていたり、不眠症、パニック障害、自律神経失調症を伴っている人もいます。頭痛、肩凝り、腰痛症、坐骨神経痛、胸痛がある人もいます。