【OP差し替え】ルパン三世(PART2)OP4 × コブラ(歌なし)
寺沢武一先生原作のSF漫画「コブラ」は、
1982年夏にまず劇場版アニメ「スペースアドベンチャー・コブラ」が、
続いて数ヶ月遅れて10月にはTV版が「スペースコブラ」と題されて製作、
フジテレビ系列で毎週木曜夜7:00~に放映された。
映画・TVとも監督は出崎統氏、作画は杉野昭夫氏
という鉄壁のゴールデンコンビ。
音楽は映画版では(「さよなら999」で
アニメファンには知られた)東海林修氏が担当したが、
TV版では主題歌を新ルパンの大野雄二氏、劇伴(BGM)を
マクロスや宝島の羽田健太郎氏の両名で分担し、
放映当時にはLPレコードで、1枚のBGM集と
2枚のドラマ編アルバムがリリースされた。
その音楽集のLPレコード(1982.11.21 CX-7074)は、
1枚のアルバムとしてはバランスの良い選曲・構成で完成度が高いものの、
本編劇中で屈指の名場面を彩ったり、毎回のように
多用されたという、
ファンにとっては断腸の商品であった。
以来、多くの熱心なファンを擁する「コブラ」は、
映像商品に関しては、いつの時代も手軽に
入手可能な恵まれた環境であるにもかかわらず、
こと音楽面では不運が続く。
* * * * * *
「スペースアドベンチャー・コブラ(TV版)」(=「スペースコブラ」)は、
バンダイからの初ビデオソフト(LD-BOX)化の際に、
(「より良いステレオの音質で」という考えからか)
オープニング・エンディングが、「レコード版フルサイズを編集して
つくられたステレオ版という、改竄をされたことがある。
この当時、ビデオソフト化に際し、どういう訳か
オープニング・エンディングをステレオ音声にする、
という余計なお世話を施すケースが立て続いていた。
( そもそもTVアニメの多くがステレオ音声となるのは、
1990年代半ばのことであり、それ以前はモノラル音声が当たり前だった。)
もちろん、オリジナルのTVサイズのステレオ音源(作品によっては
なぜか作られていた)に差し替えてくれるのならまだしも、
よりにもよって
この時期そうした被害にあってしまったのが、
「超時空世紀オーガス」「銀河漂流バイファム」、
そしてこの「スペースコブラ」であった。
「どっちでも変わんないんじゃないの?」と言うなかれ。
「コブラ」や「オーガス」「バイファム」に限らず、
しばしばこれらのだ
極端に判りやすい例として、「ナディア」や「ヤマト(パート1初期)」
「旧ルパン(パート1初期)」のオープニングを思い浮かべて欲しい。
TVで(実際の作品で)流れた主題歌と、レコードやCDに収録されていた
フルサイズの主題歌とではイントロやアレンジ、歌唱がまるで違う。
そもそもTVサイズとフルサイズは全く別物なのだ
(だ。)
よって単純にフルサイズ版を編集しても
同じモノは再現できないどころか、
新規にニセモノを作成してしまうことになる場合さえあるのだ。
(もちろんもともとの作品自体において、フルサイズとTVサイズを
別々に製作せず、レコード用フルサイズを現場で編集して、
オリジナルのTVサイズを作成するケースもあるにはある。
とりわけ近年の特撮ヒーローものでは、割と多い傾向らしい。)
「スペースコブラ」のオープニングで言えば、
イントロのサックスのアドリブ演奏からして、
本来のTVサイズとフルサイズではメロディが全く違う。
↑どちらかと言えば私はTVサイズの
アレンジの方が好きなので、なおさら腹立たしかった。
さらに不幸なことに、後年
「東京ムービーアニメ主題歌大全集」というLDの
第3巻(ビームエンタテイメント社 BBLA1133)では、
(オーガスともども)このまがい物TVサイズのほうが収録
されてしまって、またも大ショック!
このままこのニセモノがTVサイズとして
後世に定着してしまうのか!?と苛立ったものだ。
さて、その「スペースコブラ」のオープニングTVサイズ…、
上述のとおり放映当時リリースされたドラマ編LP
「スペースコブラ ワンダー・スペシャル
復活!サイコガン~最終兵器の秘密」(CX-7094)に、
そのオリジナルのTVサイズのステレオ版が
ちゃんと収録されていたのだ…!
にもかかわらず、あえてまがいものを
作って宛がってしまうなどと…!
(後年「東京ムービーアンソロジー」CDで
かろうじてオリジナル版が良い音質で収録されるのだが、
惜しいことに今度はモノラル…u
まぁオリジナルだったことは救いだが。)
しっかし、なんでステレオ素材があるのに
偽者やモノラル版を入れてしまうのか…、
まぁ担当者がその存在を知らないんだろうけど。
ちなみにCD「東京ムービーアンソロジー 3」
(エアーズ AYCM639 1999.2.21発売)と
CD「東京ムービーアンソロジー 4」
(エアーズ AYCM654 1999.5.21発売)ではどういうわけか
「コブラ」や「オーガス」のみならず、
やはりステレオ版のオリジナルTVサイズが存在する
「(太陽の使者) 鉄人28号」や、「あしたのジョー2」まで
モノラルで収録されている。
前者はビデオソフトに収録されてた程度なので
あまり知られていないのは判らなくもないが、
後者は放映当時からステレオ放送の先駆けであり、
過去何度もビデオソフト化され、すべからく
ステレオで商品化されてるくらいなので、
わざわざモノラル素材を採用してしまうあたり、理解に苦しむ。
さて、前述のごとくバンダイからの
初ビデオソフト(LD-BOX)化の際に、
まがいものの疑似TVサイズに差し替えられた
「スペースコブラ」オープニングだったが、
後にソフトの販売権がKSS社に移り、
リニューアル発売されるに際して、
という声を聞きつけた担当者が、
「KSS版の売りになる」と判断して
。
(「そんなものはない」という関係者の思い込みから
なかなか取り合ってもらえず、オリジナル音声を
探してもらうのに苦労したというエピソードが、
当時のKSS社の告知チラシで紹介されている。)
そして現在流通しているDVD版コブラ・TVシリーズでは、
KSS社が再発売したLD同様に、
。
しかもである。
…長い道のりだったが良かった、良かった。
* * * * * *
ようやく本題である。
「スペースコブラ」放映当時、コロムビアから
2枚のドラマ編LPがリリースされたことは先に述べた。
そのうちの1枚目、
「スペースコブラ ワンダー・スペシャル 復活!サイコガン~最終兵器の秘密」(CX-7094)
には挿入歌が3曲(加えて「コブラ」TVサイズSTEREOオリジナルヴァージョンも)収録されていたのだが、
これもまたおいそれとは聴くことが叶わぬ不遇の歌曲たちであった。
挿入歌のうち2曲、「さよなら Man's World」と
「甘い出来事」はシングルカット(AH-299-A)されたものの、
3曲目のので、
この「レディー」や「コブラ」TVサイズSTEREOオリジナルヴァージョンに
至っては永らく素の状態で聴く機会が全くなかったのだ。
(私、この曲好きだったので、どんなに商品化を望んだことか…。)
特に「レディー」のあまりに疎外された扱いに、
ひょっとしたら純粋なコブラの曲ではなく、
なにかからの流用という可能性さえ考えたこともあるくらいだ。
以前、試しにネットで検索をかけてみたところ、
(例えば歌ってたアーティストが自分のアルバムなり
何なりに収録していたりしないかとも考えたのだが)
全くヒットせず、この曲の存在そのものがコブラファンや
アニソンファンにすら話題にされてないくらい、
ほとんど認知されていないこともあらためて確認してしまった。
(なお歌手であるTOMO氏も全く正体不明。
「ゴールドライタン」の主題歌を歌ってる方が同名であるが
別人である。何せ性別がちがうので。)
ちなみに2枚目のドラマ編LPタイトルは
「スペースコブラ コブラ、シー・ユー・アゲイン」(CX-7106)
1枚目が第1エピソード「最終兵器」編を再構成したアルバムだったのに対して、
こちらはTVシリーズの最終エピソード「サラマンダー編」をまとめたものである。
これらドラマ編LPはもとより、「スペースコブラ」は
音楽集アルバム(CX-7074)すらCD復刻化されず、
当然ながら挿入歌3曲もオムニバスCDに収録という形でさえ
デジタル化の機会に恵まれずにいた。
ITデジタル全盛の時代において、いざ「スペースコブラ」の音楽に
触れようとしても、おいそれとは叶わぬほど苦労する
と言う冬の時代が続いていたのだ。
(一方、担当レコード会社がビクターであった
劇場版のサウンドトラックは、
LD-BOXの特典CDとして…また単品としても
ドラマ編とカップリングでのデジタル復刻が
すでに実現していた。)
そんな折、降って湧いたのがであった。
幸運にも「スペースコブラ サウンドトラック」はそのラインナップに選ばれ、
かつどうやら好成績のセールスを記録したらしい。
このANIMEX1200シリーズは、既に完全版ともいうべきCDが
リリース済みの「マジンガーZ」や「キャプテンハーロック」
といった作品をも、重複して発売していたことから、
『既発売や今後の発売との重複に関係なく
リストアップしているらしいこのシリーズで
もし高売り上げを達成したならば、その作品の
完全版CD商品化への道が開かれるのではないか?
いやひょっとしたらそもそもそういった市場調査や
テストを兼ねたシリーズなのでは?』などと
勘繰ったりもしていた。
だが2004年5月現在 実際にそうしたケースが生まれつつあるようだ。
そう!
「Columbia Sound Archives Series スペースコブラ コンプリート・サウンドトラック」の
発売決定である!
* * * * * *
COCX-32609~32610 2枚組/,990(税込),800(税抜) ◆2004年4月21日発売
満を持して登場の決定版!
現存する劇伴(BGM)全てと主題歌・副主題歌はもちろん、
幻の挿入歌3曲にそれぞれのカラオケを加え、
オープニングTVサイズのオリジナルステレオ版までも網羅した、
まさに完全版である。
およそ1年半ほど前に、これまた念願だった
が
リリースされた折、『何かと符丁を感じる「スペースコブラ」も
このシリーズで商品化してくれないかな~。』
などと夢想したりもしたものだが、よもやその日が来ようとは!
嬉しいよ~!
これで幾多の対決シーンやここぞという決めシーン、
多くのラストシーンを飾ったコブラファン垂涎の
最重要BGM「死の行進」を完全な形で聴くことができるのだ!
また「名探偵ホームズ(TV版)」の「ドーバー海峡の大空中戦」などでも
流用されていたお気に入りの危機的アクションBGM
「正義の鼓動」がついに手に入ろうとは!
(このテンポアップヴァージョンのBGMが発見できず、
未収録になってしまったというのは残念だが、
そんなことは些細な問題である。
何ならPCに取り込んで、ピッチコントロール可能な
オーディオアプリケーションを駆使すれば、
自前で作成することもできるのだから。)
>それぞれがどんな曲かは、。
惜しむらくは20年という長い年月を経たために、
ことだ。
なかでも目玉のひとつであった挿入歌「レディー」の
と
なってしまったことは痛恨の極み。
つくづく不遇な楽曲である。
とはいえ現時点での最善を尽くしたアルバムであるのは間違いなく、
今はただ「スペースコブラ」の音楽世界に
存分に浸れる幸せを満喫するばかりである。
いつの日か「レディー」ステレオ版素材が発見されることを祈って。
さて、「スペースコブラ」と同じく
ANIMEX1200での売り上げ結果からリリースが決定し、
後は6/23の発売を待つばかりなのがだという。
個人的にはぜひ頓挫している「ダイナミックプロ
エターナルエディションシリーズ」での
「ゲッターロボ&G」のリリースを願っているのだが、
ANIMEX1200シリーズでの「ゲッターロボ」の成績は
あまり良く無かったのか(振るわなかったという噂すらある)、
前途多難な印象も受ける。…何とか実現して欲しいものだ。
蛇足;
他にもオリジナルのTVサイズが、
ステレオ化によって改変されてしまった事例としては、
CAV 2枚組「劇場版 めぞん一刻 LD-BOX」(ポニーキャニオン・ファイブエース
PCLA-00013 1993.9.1発売 税抜,369)の特典映像のために作成された、
TVシリーズ「めぞん一刻」のOP&ED集がある。
(現在流通してるソフトでは、劇場版DVDに特典映像として収録されている。)
商品の形態として音声をステレオ化する必要から、各OP・EDそれぞれが
フルサイズを編集して作成した疑似TVサイズに差し替えられた。
その結果、「悲しみよこんにちは」や「シ・ネ・マ」などにいたっては、
オリジナルとは明らかな別物になってしまっているのだ。
また一見(一聴?)するとオンエアされたものと変わらぬTVサイズに聴こえる
ステレオ版の楽曲も、、モノラルのオリジナル音源とフルサイズを巧みに編集して、
それらしく仕上げていたりするので、これまた本来の
オリジナル音源ではない。(←ただしこれらはオリジナルと
聞き間違うほど遜色がないので、ある意味 アッパレではあるが。)
ちなみにそのOP&ED集では、ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」
「ゲット・ダウン」は版権の都合からか、音声そのものがまるまる未収録!
なんとで収録されている。
は、
パッケージソフトへの収録の際にもまた、とことん不遇であった。
(<この“1回きり”の事情については、“版権契約による”という説もあるが、
リンク先で紹介されているキティ・プレスの釈明を、私も当時
読んでいたので、「伝聞ではない」「出典が明らか」
ということから、真相はともかく、発表された公式見解として
とりあえずこちらの説を採ることにする。)
なお、この2曲は(おそらく契約の関係で)かろうじてTV版ソフトの
該当エピソード(第24話)のオープニング・エンディングにて、
音声のついたオリジナルの形で視聴可能(当然モノラル音声だが)。
全く観れ(聴け)ないという訳ではないのが救いである。
「めぞん一刻」においては「オーガス」バイファム」「スペースコブラ」のケースと違って、
全話ソフトの各エピソードのオープニング・エンディングを、
作成された「ステレオ版の疑似TVサイズ」に差し替える、という暴挙はされなかったようだ。
JAZZYなテーマ曲は大人の香り(懐古アニソン選集)|Small World
『ルパン三世』第1シリーズは視聴率がふるわず、全23話で終了。しかし、再放送で評価が高まり、1977年に一部のキャストとスタッフを一新した新作TVシリーズが放映されることになった。音楽を担当したのが大野雄二である。
『ルパン三世』は大野雄二が初めて手がけたアニメ作品だ。ジャズ・ピアニスト、アレンジャーとして活躍していた大野雄二は、70年代から放送音楽の世界で作・編曲家として活動を始め、CM音楽や「パパと呼ばないで」(1972)、「水もれ甲介」(1974)などのTVドラマの音楽でキャリアを築いていた。しかし、大野雄二の名が広く知られるようになったのは、『ルパン三世』と、その前後に担当した角川映画作品「犬神家の一族」(1976)、「人間の証明」(1977)、「野生の証明」(1978)の成功によるところが大きいだろう。『ルパン三世』がなければ、その後の『キャプテンフューチャー』(1978)や『スペースコブラ』(1982)といったアニメ作品への大野雄二の参加もなかったかもしれない。
『ルパン三世』第2シリーズのオープニングテーマは、当時のアニメには珍しい、歌の入らないインストゥルメンタル曲。斬新だった。黒っぽい山下毅雄の音楽に対して、大野はウエストコーストの匂いのする洗練されたジャズ/フュージョンのスタイルを採用。日本のアニメ音楽のイメージまで大きく変えてしまった。当時、ファン活動にどっぷりつかり始めていた筆者は、テーマ曲を聴いて「これは今までの“テレビまんが主題歌”とは違うぞ」とぞくぞくした記憶がある。
テーマ曲の作曲にあたって、大野雄二はあえて最先端のサウンドを避け、少し和風テイストを取り入れた親しみやすいメロディ作りを心がけたという。日本人好みで、さまざまにアレンジを変えても飽きのこないメロディ。これが、30年の長きにわたる人気の秘密だろう。「ルパン三世のテーマ」は’79年版、’80年版とアレンジを変えて録音され、TVスペシャルでも新たなヴァージョンが録音されているが、それぞれに違う表情が楽しめる。筆者はヴィブラフォンをフィーチャーした小粋な’80年版がお気に入りである。
歴代『ルパン三世』テーマ曲をまとめて聴くことができるアルバムというと、2007年に発売された2枚組CD「LUPIN The Best」(コロムビア)がお奨めだ。TVシリーズ全作品と劇場版第4作(『ルパン三世風魔一族の陰謀』[1987])までのテーマ曲・主題歌が年代順に収録されており、聴き比べるのにもうってつけである。三波春夫が歌う「銭形音頭」が収録されているのもポイントが高い。
「2枚組までのボリュームはいらないから、もっと手軽に『ルパン三世』の音楽をまとめて聴きたい……」という方は、「LUPIN THE BEST! PUNCH THE ORIGINALS!」(2001年、コロムビア)を。REMIX企画アルバム「PUNCH THE MONKEY !」から派生して発売されたこのアルバムは、TVシリーズの楽曲を中心にしたベスト・アンソロジー。歴代テーマ曲のみならず、劇場版『ルパン三世 カリオストロの城』の中で使用された「サンバ・テンペラード」などの劇中曲も聴くことができる。ドライブ・通勤・通学のおともにも格好の1枚だ。
志乃舞さん、すごっ😆 しかもルパン楽曲を三味線でって・・・壮大すぎる😲 ちなみにドラマ「大激闘マッドポリス`80」やアニメ「スペースコブラ」のオープニング曲も大野雄二さんの作品なのでご存じなければ是非お聴き下さい☺️
そしてこの「スペースコブラ」であった。 「どっちでも変わんないんじゃないの?」と言うなかれ。 ..
佐々木詩織がリードボーカルをとる「ラブ・スコール」では、ヒロイン・峰不二子による数々の名シーンがスクリーンに映しだされ、石川さゆりが新TVシリーズで歌った「ちゃんと言わなきゃ愛さない」をカバー、名作映画「ルパン三世 カリオストロの城」からの「炎のたからもの」では、佐々木久美のスケールの大きな歌声がフィーチャーされた。「TORNADO 2017」は、次元大介のテーマに新たなアレンジを施した一曲。鈴木央紹のサックス、松島啓之のトランペット、大野雄二のピアノが火の出るような熱いアドリブ・ソロを展開する。「シークレット・デザイアー」はルパンではなく、TVアニメ『スペースコブラ』のエンディング・テーマだったナンバー。ゆったりしたリズムにのって、Fujikochansの美しいコーラスが響き渡る。
分かりますぅ!この2曲大好き。鵜島さん最高。わたしなら聖闘士星矢ルパン三世スペースコブラもプラスします😘(懐かしのアニメの曲調の方が今時のアニメより個人的に燃える)
O.S.T. (前野曜子,YUJI OHNO 大野雄二) / コブラ (スペースコブラ) (7
もちろん決まってるけど、Fujikochansはリードが入れ替わっているのが特徴。この曲はTIGERがリード、この曲は詩織ちゃん、という風に。あとは曲の中でも入れ替わっているんですよ。「ルパン三世のテーマ」なんかは、サビの途中とかでかなり入れ替わってる。
この曲は、今回オリジナルを7曲作ったんだけど、アルバムをパワーアップさせるために前からある曲も歌ってもらって、尚且つその曲たちが今回どう変わったかという定点観測的な見方でいうとあった方が良いなと。それでこの曲や「ラブ・スコール」は入れたんです。あとは「銭形マーチ」をチョイスしているんですけど、これは三波春夫さんが歌って以来、初めてサビの〈御用だぞよ〉という歌詞のところを歌ってるんですよ。これは三波春夫さん以来誰も歌ってなくて2回目なんです。今回のアルバムの目玉だね。サビを歌わせたくて。〈御用だぞよ〉という歌詞に不覚にも当時気が付かなくて。〈御用だぞ〉って歌ってると思っていて今回聴いてみたら〈御用だぞよ〉って歌ってることに気づいたんです。それを今回は40年ぶりに復活させたんで、これはレアものですよ。
『ルパン三世〜愛のテーマ〜』水木一郎 女性ボーカルバンドカバー