これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。


多数の大きなニキビや赤みの強いニキビは、治った後も跡が残りやすく、重症のニキビへと進行することがあります。このようなニキビは「集簇性ざ瘡」と呼ばれ、治療が難しい特徴を持ちます。場合によっては、ニキビ跡がケロイド状になったり、皮下瘻孔(皮膚の下に穴ができる状態)が形成されることもあります。これらの症状は、ニキビそのものだけでなく、跡も目立つため、患者に大きな精神的負担を与えることがあります。


今回は、飲むだけでニキビ撃退効果のあるビタミンA製剤、アクネトレントのお話です。

イソトレチノインは、内服の積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。

イソトレチノインのニキビ治療では、1日1回、16~24週間ほどの内服で効果が期待でき、早い方では4~12週間で効果があらわれます。また、女性の大人ニキビにはホルモン治療薬もおすすめしています。1クール6~12ヶ月で再発率は25~50%。再発した場合はもう1クール追加する場合もあります。

イソトレチノインの効果は高いので、ニキビでお悩みの人にはぜひおすすめです。

◆非常に稀な副作用 ※以下のような症状があらわれた場合は直ちに服用を中止してください。
・抑うつ、視力低下、急性膵炎、急性肝炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、アナフィラキシーショック、スティーブンス・ジョンソン症候群

イソトレチノイン(アクネトレント)は、ビタミンAに類似した内服薬で、皮脂腺からの皮脂分泌を強力に抑えることで、抗炎症作用と共に赤い炎症性の重症ニキビを改善します。さまざまなニキビ治療薬の中でも、イソトレチノインは特に難治性で赤みが強いニキビに使用されることが多いです。

しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。

にきび治療薬 イソトレチノイン | 恵比寿院(東京都渋谷区)|美容皮膚科シロノクリニック

抗生物質の飲み薬、ビタミンA含有のサプリメント、ディフェリンゲル(アダパレンゲル)、ベピオゲルといったニキビ治療用の塗り薬とは併用できません。その他の薬も、副作用のリスクが高まるなどの懸念があるため、併用したい場合は医師に相談してからにしましょう。

イソトレチノインの詳しい注意事項や副作用については、をご覧ください。

重度のニキビ患者に対して
20週に渡って1mg/kg/日の
イソトレチノイン治療を行った研究では、
95%以上の炎症性ニキビの減少が見られた患者が
90%であり、用量依存的に有効率が
上昇したという報告もあります 。

この治療薬は、アメリカやヨーロッパなど世界中で30年以上にわたって処方されており、重症ニキビや難治性ニキビの治療に広く推奨されています。外用薬であるビタミンA誘導体のトレチノイン(ディフェリンゲル)とは成分が異なりますが、同じビタミンA誘導体としての効果があります。 イソトレチノインの内服を始める際は、副作用や注意事項を十分に理解した上で治療を行うことが重要です。


イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。

イソトレチノインの重大な副作用の一つに流産や胎児奇形があります。 内服期間中とその前後1ヶ月は必ず避妊を行ってください。

以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。

イソトレチノインには、アクネ菌を殺菌する抗生物質も、男性ホルモンを抑えるホルモン剤も、炎症を沈めるステロイドも含まれていません。

また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。

女性には胎児の催奇形性という重大な副作用があり、イソトレチノイン内服における最大の問題点と言えます。従って内服中はもちろんのこと、内服中止後1年間は必ず避妊を行っていただきます。内服導入の際には、毎月妊娠検査薬をご持参頂き、当院にて看護師と一緒に反応チェックをさせて頂きます。

・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方

イソトレチノインは医薬品医療機器等法において、未承認の医療機器または医薬品となります。副作用等についてご心配のある方は当院医師までご相談ください。

イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。

1日20mgの内服で効果がみられることが多いですが、治りが悪い場合や早めの改善を希望される場合には1日30〜40mgに増量します。

イソトレチノインの内服によって生じる乾燥症状が強い場合、20mgカプセルを2日に1回の内服に減量することもあります。
イソトレチノインは脂溶性で食後に内服することで吸収されますので食後(食直後)に内服してください。

当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。

効果の目安は4か月~6か月間の服用です。徐々に増量したり徐々に減量する場合はもう少し長く服用することもあります。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

以下に該当する方は、イソトレチノインを用いた治療を受けることができません。該当するか分からないという場合には、一度ご相談ください。
※妊娠検査薬をご用意しております。

特にお薬が届きにくいしこりニキビ(嚢胞性ざ瘡)にも効果があります。

(ニキビは皮脂の分泌亢進と毛穴のつまりが原因となるため、この強力な作用により重症ニキビに効果を発揮します)

イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。

イソトレチノインには、皮脂腺を縮小させ、皮脂分泌を減らし、毛穴を縮小させる作用があります。
この作用によって、ニキビの原因であるアクネ菌が定着しにくくなり、炎症の進行が抑えられます。
イソトレチノインの効果は、服用開始後1~2週間語には一時的に悪化したような症状にみまわれることがあるものの、これは好転反応なので4~6週間後には、改善効果が実感できます。約半年間の服用で、90%以上の患者さんの症状が改善されています。
イソトレチノインの製品名は、アキュテイン、ロアキュタン、イソトロイン、トレティヴァと複数ありますが、成分は同じです。

イソトレチノインは国内では承認されておらず、市販もされていません。

イソトレチノインの作用は未知の部分が多くありますが、主に以下の3つが知られています。

上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。

ただいきなりこの量を飲むと乾燥等の副作用が出すぎる可能性がある場合・副作用が出てしまった場合は、-5mg~-10mgした量がおすすめです。

リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。

イソトレチノインを内服している時は、皮膚が日焼けしやすい状態になるため、日焼け止めなどで紫外線対策を万全にしましょう。レーザー治療や光治療も色素沈着の原因となるため控えてください。

イソトレチノインの重大な副作用の一つに、という副作用があります。

上記のような副作用があるとされていますが、先述したように欧米ではメジャーな薬なので、必要以上の心配はいりません。

効果とその後の肌質改善含め、6~9ヶ月内服する方が多くなります。

これまでイソトレチノインは重度のニキビでお悩みの患者様に処方されることが多かった治療薬ですが、昨今では中等度のニキビでお悩みの方や、長年に渡り一度治ってはまたできるといった繰り返しのニキビでお悩みの患者様への処方も増えてきています。

1日20mgから始め、治療効果をみながら40mg増量することもあります。

イソトレチノインは必ず注意事項を理解してから服用を開始するようにしましょう。
重症のニキビでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。

リスク・副作用:服用により、以下の副作用が見られることがございます。

エンビロンは、肌の状態に応じてビタミンAを段階的に送りこむ、独自のステップアップシステムを採用しています。あなたの今に最もふさわしい製品を使うことで、肌力もステップアップ。トラブルを知らないみずみずしい美肌へ導きます。

高性能なPicoWay(ピコウェイ)を導入した先端美容治療

約4週間に1度の通院が必要です。治療期間は1クール、6ヶ月間です。治療の効果が弱い場合は、1クールの期間を8ヶ月間に延長することもあります。採血等の副作用チェックが必要なため、定期的に通院できるかどうか、事前にご確認をお願いいたします。