Soulコブラツイスト~魂の悶絶 /歌詞の意味を徹底解釈 ..


愛唱歌

2ndステージまでは2時間以上あるので、西新宿界隈をブラつくことにする。まずは「BLIND FAITH」へ寄ってから「VINYL」へ行くと、Ian Hunter来日公演のため早じまい。仕方が無いので「新宿レコード」へ行ったら、2月から同じビルの3階に移転するのだと。このあたりもいろいろな事情があるのだろうな・・・


意味もない逢わせて 咲かせて 夢よもう一度渇いた心に命与えて酔わ ..

頑張って営業し続けて欲しい。それから「WAREHOUSE」へ。ここは何回か足を運んでいたけれど、ここまでレコードが充実しているとは! 餌箱を漁っていくとなかなか珍しい盤が潜んでいて、これはちょっとした発見かもしれない。そんなことをしているうちに、2ndステージの開演時間が近づいてきたので再び会場へと向かう。

17時45分過ぎに会場入り。今回も席は1列9番。普通にチケットぴあで買ったのに、まったく同じ席になるとはちょっと驚き。ステージ下手の位置なので、欲を言えば今度は上手側で観たかったな。2公演とも最前列なのだから、そんな欲張りなことを言ってはいけないけどね。

予定より遅れて、18時10分ごろ演奏がスタート。今度は黒いドレスでケイちゃん登場。こういう点でも楽しませてくれるのが素敵。前半はニューアルバム「愛唱歌」からの選曲。1stとはちょっとばかり選曲が違う。ベン・E・キングとの話をはさんで「Stand By Me」を唄うも、ここは曲順を間違えたみたい。あいかわらずお茶目なケイちゃん、そんなところも魅力のひとつです。「愛の讃歌」を唄いあげて、ケイちゃんはひとまずバックステージへ。

バンドが「Soul Train」を演奏している間に、ケイちゃんはピンクのミニに着替えてステージに登場。1stステージと同様に、女性コーラスグループのカバー特集。“ザ・ピーナッツ”“キャンディーズ”“スリーディグリーズ”“シュープリームス”“ピンク・レディー”、選曲は1stステージと変わらないけれど、今回は曲数を半分にして一曲を長く唄う。どちらかというと、個人的にはこちらのほうが好み。お客さんも総立ちで盛りあがる。それからジョー・コッカーのライブVTRにインスパイアされたという「Unchain My Heart」、そしてケイちゃんお気に入りの「白い子鳩」。どちらもソウルフルでファンキーなナンバー。ケイちゃんのハスキーボイスが活かされて、とってもゴキゲンな仕上がり。ライブ終盤は「人生の扉」から「もいちど遊びましょ」。ケイちゃんはハイヒールを脱いで気合入れ。本編ラストは「すずめ」。ちょっとばかり涙ぐむケイちゃんに心を動かされた。アンコールは「愛唱歌」。1stステージと通算すると、本日4回目の演奏。それでも決して飽きることがないのは、それだけ素晴らしい曲ということなんだろうな。こうして本日のライブは、19時55分ごろすべて終了。

【2ndステージ:セットリスト】

梅干し』にも収録され、先行リリースという形で『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』が発表されました。

当初、『SMILE〜晴れ渡る空のように〜』『炎の聖歌隊 [Choir]』に続いて3ヵ月連続先行配信シングルとして発表される予定でしたが、リリースを早めて8月末に発表することになったのだとか。

また、この楽曲は俳優の大泉洋がMCを務める音楽番組・SONGSでも披露されました。

『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』は、桑田佳祐本人が出演するユニクロのCMソングでもあり、配信Netfilx映画『浅草キッド』の主題歌でもあります。

そのため、知らず知らずの内に耳にしている人も多いかもしれませんね。

や桑田佳祐といえば、独特の世界観や一風変わった歌詞が印象的ですよね。

今回ご紹介する『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』も、初っ端からインパクトの強い楽曲に仕上がっています。

まるで一昔前の音楽番組のようなPVも印象的。



プロレス技であるコブラツイストは、名前を聞いただけでもまさに「悶絶」しそう。

この特徴的なタイトルに込められた意味も含めて、桑田佳祐の世界を読み解いていきましょう。

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逢いたくて 恋しくて
死ぬほど好きなあなたに
フラれた後も I miss you
孤独な夜がまた来る

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タイトルを見る限り少々物騒な印象を受けますが、

愛しい人がいる。その人への思いが届かないと知り、砕け散った後も思いを引きずってしまう。

そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。

愛しい彼女が振り向いてくれないと分かりつつも、抱いてしまった恋心や深い愛を捨てきれずに苦しむ、胸の痛みがひしひしと伝わってきます。

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I'm alright 今夜こそ
こんな暮らしにオサラバ
小舟のような月が
涙の海で揺れていた

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断ち切れぬ思いを抱えたまま過ごす孤独な夜は、どれほど辛く、惨めなものでしょうか。



そう強く願った夜に浮かぶ月と涙の対比が、もの悲しさを引き立てます。

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誰にも負けずにずっと
思い通りに生きてた
許されぬ恋と知り
ギラギラハートが燃え上がる

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負け知らずの人生だからこそ、好きな人にフラれるという敗北は受け入れがたい現実なのです。

無駄な足掻きだと分かっていても、恋の炎を消せずに「ギラギラハート」を燃え上がらせる、男の愚かさが愛おしいですね。



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幸せになれるワケはないのに
何故イケナイ人に恋しちゃうんだろう?
この世はそれほど甘くはないのに
それでも明日はやって来るんだろう

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恋というものは、みんなに祝福されるものばかりではありません。

魂が惹かれ合い、燃え上がるものだからこそ、

「イケナイ人」が人妻なのか、誰かの恋人なのかは分かりませんが、実るはずのない恋だと知りながらも、燃え上がる恋の炎を消すことはできません。

自分でも愚かな恋だと知りながら、が許されるほど世間が甘くないことも知りながら、ずるずると関係を続けてしまう。

そんなオトナの情事を思わせます。

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カラダが壊れるほど
キツく抱いてと言ったね
逢えない運命と知り
酔いどれ天使のお出ましさ

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プロレス技の名前を聞けば、そこから連想されるのは痛みでしょう。

身体的な痛みを伴うコブラツイストを、恋の悶絶するような痛みにたとえているのです。

タイトルだけ見ると、まるで関係のなさそうな言葉が、しっかりと歌詞で活かされている。

これこそが、桑田佳祐のといえるのではないでしょうか。

壊れるほどの愛を求めた人と引き裂かれる運命だと知った時、幸せは幻のように消え去り、目の前には暗い現実だけが残されます。

酒に逃げて酔い潰れる、男の惨めさが目に浮かびます。

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命がけで今日も生きてるんだよ
心は土砂降り雨ん中
このままじゃヤバいって分かっちゃいるんだよ
明日の日の出はどっちなんだろう?

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許されざる恋に身を焦がしても、愛を失い路頭に迷っても、命をかけて生きている。



どんなに絶望しても、必ずやってくる明日。

それでも見えない夜明け。

「明日の日の出はどっちなんだろう?」という歌詞からは、必死に出口を探す男の悲しさが伝わってくるようです。


』は、プロレス技から連想されるコミカルな印象とは対照的に、曲調は「」などのバラードを連想させるしっとりとした楽曲です。

決してコミカルな内容ではなく、失恋の辛さや愛の強さをコブラツイストにたとえて歌い上げているのです。



しっかりと遊びを入れながらも、曲に深みと説得力を持たせられるのは、桑田佳祐の圧倒的歌唱力のなせる技です。

そして、映像にもしっかりと遊びを入れているところがさすが。

有名な某番組を思わせるセットや世界観、華やかなステージで自身の曲を歌い上げる桑田佳祐。

そして中盤では母親との感動の対面。

どこかで見たことのあるような展開が続き、昔懐かしいテレビ番組を見ているような気分にさせられます。

また、タイトルに「コブラツイスト」とあるように、映像の中にはプロレスのマスクをかぶった人の姿もちらほら。

歌番組とプロレスの要素を掛け合わせた、非常に遊び心のある映像作品になっているのです。

桑田佳祐の圧倒的な歌唱力と世界観。

あえてふざけた映像とのギャップがたまらなく癖になりそうです。

これまで、数々の名曲を生み出しながら、しっとりと聴かせる曲から下ネタ満載のおふざけ曲まで幅広くリリースしてきた桑田佳祐。

彼の魅力は、揺るぎない歌唱力と衰えることのない遊び心なのかもしれません。

そして、楽曲全体に流れるあたたかさ。



届かぬ人に恋をしてフラれ、でも諦められない。

出口も見えない中でもがく1人の男を、ついつい応援したくなります。

これは、大人の複雑で不器用な恋を歌いながらも、大人だからこそ生きにくい人たちへの、ささやかな応援ソングなのかもしれません。

意味とは。Creepy Nutsの最深に迫る。 本コンテンツは、本日12月28日 ..

ハリウッドでは過小評価され続けたSF映画ご存じ、スティーブン・スピルバーグ監督×トム・クルーズ主演によって、’05年にリメイクもされたSF映画の金字塔である。火星人による地球侵略の恐怖とパニックを、当時の最先端の特撮技術を用いて描いたスペクタクルなSF大作。ハリウッドでは’50年代に入ってSF映画の本格的なブームが到来するが、その象徴とも呼ぶべき作品がこの『宇宙戦争』だった。そもそも、フランスが生んだ映像の魔術師ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』(’02)や、ドイツの巨匠フリッツ・ラングによる『メトロポリス』(’26)、H・G・ウェルズ自らが脚本を書いたイギリス映画『来るべき世界』(’36)など、ヨーロッパではサイレントの時代から正統派のSF映画が脈々と作られてきた。しかし、一方のハリウッドへ目を移すと、純然たるSF映画は戦後まであまり見当たらなかったと言えよう。ざっくりとSF映画にジャンル分けされる当時のアメリカ映画を振り返っても、例えば子供たちに人気を博した『フラッシュ・ゴードン』(’36)シリーズや『バック・ロジャーズ』(’39)シリーズなどは基本的にヒーロー活劇だし、『フランケンシュタイン』(’31)や『キング・コング』(’33)などもSFというよりはモンスター・ホラー、『失はれた地平線』(’37)や『明日を知った男』(’44)辺りになると完全にファンタジーである。しかも、一部を除いて大半は低予算のB級映画で、空想科学(Science Fiction)の「科学」だってないがしろにされがち。要するに、SFというジャンル自体がハリウッドでは成立しづらかったのである。しかし、第二次世界大戦後になるとテクノロジーの飛躍的な進化とともに、アメリカ国民の宇宙開発や最先端科学への関心も急速に高まっていく。もはや、科学をおろそかにした空想科学映画は通用しない時代になりつつあった。そうした世相を背景に、いち早く本格的なSF映画として勝負に打って出たのが、ハリウッドにおける特撮SF映画のパイオニアであるジョージ・パルが製作した『月世界征服』(’50)。これはハリウッド史上初めて科学的根拠に基づいて宇宙旅行を描いたSF映画であり、大々的な宣伝キャンペーンも功を奏してスマッシュ・ヒットを記録、アカデミー賞の特殊効果賞やベルリン国際映画祭の銅熊賞を獲得するなどの高い評価を得た。さらに、その翌年にはエイリアンの地球侵略を題材にした『遊星よりの物体X』(’51)と『地球の静止する日』(’51)が相次いで大ヒット。当時のアメリカでは東西冷戦の緊張の高まりを背景に、自国がソビエトによって侵略されるかもしれないとの不安が広まり、それがジョセフ・マッカーシー上院議員の扇動する共産主義者への人権弾圧、いわゆる「赤狩り」のパラノイアを生み出したわけだが、これらのSF映画はそうした社会不安の時代に上手くマッチしたのだろう。以降、ハリウッドのSF映画はエイリアンによる地球侵略物を中心に盛り上がり、たちまち「SF映画黄金時代」の様相を呈してく。その空前とも言えるブームの頂点を極めた作品が、『月世界征服』と『地球最後の日』(’51)に続いてジョージ・パルがプロデュースした『宇宙戦争』だったのである。SF映画の歴史を変えた製作者ジョージ・パルジョージ・パルはもともとハンガリー出身のアニメーション作家。ナチス・ドイツの台頭を逃れてアメリカへ移住し、友人だったアニメーター、ウォルター・ランツ(ウッディー・ウッドペッカーの作者)の助けで米国籍を取得してパラマウントで働くようになる。アメリカではドイツ在住時代に自身が開発した人形アニメ、パル・ドールの技術を改良し、子供向けの御伽噺を映像化した短編ストップモーション映画「パペトゥーン」シリーズを’42~’47年にかけて製作。その功績が評価され、’44年にはアカデミー特別賞を獲得した。その一方で実写劇映画への進出を目論んでいたパルは、イギリスの映画会社ランクオーガニゼーションのアメリカ支社に当たるイーグル=ライオン社の出資を取りつけ、2本の実写映画を立て続けに制作する。それがパペトゥーンの技術を生かしたコメディ映画『偉大なルパート』(’50)と、先述したSF特撮映画『月世界征服』。この成功を足掛かりに、パルはパラマウントで『地球最後の日』を制作するのだが、しかしSFジャンルに懐疑的なスタジオ側は十分な予算を与えず、パルにとっては不本意な仕上がりとなってしまう。そんな彼が次に取り組んだ企画が、SF小説の大家H・G・ウェルズの代表作『宇宙戦争』の映画化だった。1897年にイギリスの雑誌「Pearson’s Magazine」に連載されたH・G・ウェルズの小説『宇宙戦争』は、その後アメリカの「New York Evening Journal」でも連載されて大評判となり、後世のSF小説に多大な影響を及ぼすことになった。ハリウッドでは1924年にパラマウントの社長ジェシー・ラスキーが映画化権を獲得。しかし、具体的に映画化されることなく歳月が流れ、その間にセシル・B・デミルやアルフレッド・ヒッチコックらが関心を示すものの実現はしなかった。あのレイ・ハリーハウゼンも『宇宙戦争』の映画化を切望し、テスト・フィルムまで製作してジェシー・ラスキーに売り込んだが、出資者が見つからずに頓挫した。唯一の例外は、1938年のハロウィンに放送されてアメリカ中に衝撃を与えた、鬼才オーソン・ウェルズの脚色・演出・ナレーションによるラジオ・ドラマ版だ。あまりにも真に迫った内容だったため、本当に宇宙人が攻めてきたと勘違いした全米のリスナーがパニックを起こしてしまったのである。閑話休題。とりあえず『宇宙戦争』の映画化権がパラマウントにあると知ったジョージ・パルは、数々のフィルムノワール作品で知られるバー・リンドンに脚色を依頼し、それを携えてパラマウントの重役に企画を売り込むものの、その場で脚本をゴミ箱に捨てられてしまったという。脚本を読みもせず門前払いしようとする重役に食ってかかったパルだったが、その騒ぎを聞いて仲裁に駆け付けた別の重役が映画化を約束。最終的に200万ドルという莫大な予算を与えられることになるものの、このエピソードだけでも当時のハリウッドの大手スタジオが、SF映画をどれだけ過小評価していたのかよく分かるだろう。宇宙人の地球侵略に人類はどう対抗するのか…!?原作の舞台設定はビクトリア朝時代のイギリスだが、ジョージ・パル版では現代の南カリフォルニアへと変更されている。ある日、世界各地で隕石が飛来。カリフォルニアの小さな町にも隕石が墜落し、たまたま近くにいた高名な科学者フォレスター博士(ジーン・バリー)は、ロサンゼルスからやって来た科学研究所パシフィック・テックの職員シルヴィア(アン・ロビンソン)らと共に、隕石の調査をすることとなる。ところがその翌晩、隕石の中から不気味なアーム状の物体「コブラ・ヘッド」が飛び出し、駆けつけた州兵や科学者、マスコミ関係者へ対して攻撃を始めるのだった。すぐさま近隣の米軍が総動員されるものの、しかしコブラ・ヘッドから放たれるビーム光線の強大な破壊力には敵わない。そればかりか、コブラ・ヘッドの下からUFO状の飛行物体「ウォー・マシーン」が出現。総攻撃を仕掛ける軍隊だったが、透明シールドに守られたウォー・マシーンはビクともせず、遂には最前線の基地が木っ端みじんに破壊されてしまう。辛うじて脱出したフォレスター博士とシルヴィアだったが、飛び乗ったセスナ機が途中で墜落してしまい、急いで逃げ込んだ民家でエイリアンに遭遇する。シルヴィアに襲いかかったエイリアンを斧で撃退したフォレスター博士。そこで敵の血液サンプルと偵察用カメラを手に入れた2人は、ロサンゼルスのパシフィック・テック本部にそれを持ち込み、エイリアンを迎え撃つ策を練る。しかし、既に世界各地の都市が陥落しており、ロサンゼルスが敵の攻撃に晒されるのも時間の問題。そこで米政府は、最終兵器である原子力爆弾の使用に踏み切るが、期待も空しくまるっきり歯が立たなかった。いよいよロサンゼルスへと迫りくるウォー・マシーン軍団。果たして、このままアメリカ西海岸もエイリアンの手に堕ちてしまうのか…!?企画段階ではレイ・ハリーハウゼンも関わっていた…?本作が成功した最大の要因は、火星人による地球への侵略という突拍子もない設定を大真面目に捉え、当時の科学的知識や軍事的戦略をしっかりと織り交ぜることで、それまでのSF映画にありがちな荒唐無稽を極力排した、シリアスな「戦争映画」として仕上げている点にあるだろう。第一次世界大戦と第二次世界大戦のモノクロ記録映像で幕を開けるオープニングなどはまさにその象徴。さらに、まるで本物の天体写真かと見紛うばかりに精密な火星や土星などのマットペイントを駆使し、高度な文明を有しながらも感情を持たない火星人が、どのような事情で故郷の惑星を捨てて地球への侵略計画を進めてきたのか、ドキュメンタリーさながらのリアリズムで丹念に説明をする。これがまた、にわかに信じがたい物語に独特の説得力を持たせるのだ。ちなみに、このマットペイントを担当したのが、フランスのルシアン・ルドーと並ぶ「現代スペース・アートの父」と呼ばれ、その作品がアメリカの国立航空宇宙博物館にも展示されている有名な画家チェズリー・ボーンステル。彼はオーソン・ウェルズの『市民ケーン』(’40)や『偉大なるアンバーソン家の人々』(‘42)のマットペイントも手掛け、ジョージ・パルとは『月世界征服』と『宇宙征服』(’55)でも組んでいる。また、特殊効果マン出身のバイロン・ハスキンを監督に起用したのも正解だった。ワーナー・ブラザーズで『真夏の夜の夢』(’35)や『女王エリザベス』(’39)、『シー・ホーク』(’40)などの特殊効果を手掛け、アカデミー賞にも4度ノミネートされた実績のあるハスキンは、当時の原始的な技術を用いた本作の特撮シーンを、いかにリアルかつスペクタクルに見せるかという演出のツボを心得ている。中でも、爆撃によって立ち込める煙の中から「ウォー・マシーン」がゆっくりと姿を現すシーンなどは、ミニチュアを吊り下げる無数のピアノ線を煙で隠すという本来の目的を果たしつつ、人類の英知を結集した武器をもってしても敵わない「ウォー・マシーン」の無敵感と恐怖感を存分に煽って効果的だ。そのウォー・マシーンをデザインしたのは、セシル・B・デミルも御贔屓だった日系人美術デザイナーのアル・ノザキ。H・G・ウェルズの原作では三脚型のトライポッドとして描かれ、スピルバーグ監督のリメイク版もそれに準じているが、本作では技術的な問題からUFO型の飛行物体へと変更された。原作と違うのはウォー・マシーンだけではない。火星人のキャラクター・デザインも同様だ。ウェルズの描いた火星人はタコに似た姿をしていたが、実物大の着ぐるみとして登場させるため、やはりアル・ノザキが独自に火星人をデザインし、特殊メイク・アーティスト兼スーツ・アクターのチャーリー・ゲモラが着ぐるみを制作した。なお、先述したレイ・ハリーハウゼンのテスト・フィルムでは、原作通りのタコ型エイリアンがストップモーション・アニメで描かれている。そもそも実は、ジェシー・ラスキーに売り込んだ『宇宙戦争』の企画が頓挫した後、『月世界征服』を見たハリーハウゼンはジョージ・パルのもとへテスト・フィルムを持ち込んでいるのだ。しかし当時、既にパルは『宇宙戦争』の映画化をパラマウントと交渉中だったのだが、そのことをハリーハウゼンには隠して企画資料とテスト・フィルムを受け取ったという。さらに、パルは映画『親指トム』の企画売り込みに例のテスト・フィルムを使いたいとハリーハウゼンに持ち掛け、実現した暁には彼にストップモーション・アニメを担当させることまでほのめかしたそうだ。しかし、そのまま何カ月も音沙汰がなく、ようやくかかってきた電話でパルは、『宇宙戦争』も『親指トム』も売り込みに失敗したとハリーハウゼンに告げたという。それが’51年のこと。ところがどっこい…である。その2年後にジョージ・パル製作の『宇宙戦争』が公開され、さらに7年後には『親指トム』も映画化された。まあ、映画の企画というのは実現までに紆余曲折あるのが当たり前なので、決してパルがハリーハウゼンを騙して利用したというわけではないのだろうが、それにしても皮肉な話ではある。かくして、’53年7月29日に公開されたジョージ・パル版『宇宙戦争』は、スタジオの期待を遥かに上回るほどの大ヒットを記録し、アカデミー賞でも特殊効果賞を獲得。これを機にディズニーの『海底二万哩』(’54)やワーナーの『放射能X』(’54)、ユニバーサルの『宇宙水爆戦』(’55)、MGMの『禁断の惑星』(’56)など、各メジャー・スタジオが次々と本格的なSF大作を手掛けるようになり、ブームが一気に加速することとなったわけだ。といっても、もちろん低予算のB級作品の方が数的には遥かに多かったのだけれど。ちなみに、先述したようにウォルター・ランツと親友だったジョージ・パルは、恩人でもあるランツが生み出したアニメ・キャラ、ウッディー・ウッドペッカーを、いわばラッキー・チャーム(縁起物)として自作に登場させることが多い。この『宇宙戦争』も御多分に漏れず。最初に隕石が墜落する夜の森林シーンで、画面中央に位置する木のてっぺんをよく見ると、ウッディらしき鳥の姿が確認できる。■『宇宙戦争(1953)』(C) Copyright 2020 Paramount Pictures Corporation. All rights reserved.

梅干し」発売されたね〜!という事で、しばらくこのアルバムの曲を書き続けますw1曲目の「Soul~魂の悶絶」って凄いなこのタイトル。初めてラジオで聴いた時も思ったけど、タイトルて昭和ムードが漂うTHE歌!で配信される『』の主題歌にも決まったしこの曲は寵愛されるでしょ〜〜歌って死ぬほど人を好きになりがちだし、すぐ命かけるし、惚れっぽすぎだろ大丈夫か?って思うところがあるんだけど、その割に明日を信じて前向きに生きているような登場人物が多い気がする。桑田さんの好きな歌のイメージを詰め込んでいるのかな〜でも令和に生きる人も共感できるところがあるのがさすがだな〜とか、色々考えながら歌詞を書き写しましたw(曲のことを語りすぎた...)手持ちのインクでこの曲に合うイメージ色をどれにするのか迷ったけれど、色雫の「紺碧」で書きました。紺碧=真夏の日差しの強い青空の色のような深く濃い青色「悲しい空の色」って歌われているけど、曲の雰囲気はどっちかというと夏なんだよなぁ…なんか暑そう。色雫の紺碧はレッドフラッシュが入ってて、青なんだけど強い熱を帯びている雰囲気がこの曲に合ってる。(相変わらずうまく写真に撮れない)最近カリグラフィーのイタリック体を練習しているので、最後の英語のフレーズ部分を書いてみた。写真ではわかりにくいけれど濃い部分に赤みがあって綺麗だな〜

意味までは分かりませんでしたが、月日が経って大人になってから ..

しかし、桑田さんの考えはおそらく。このときライブバージョンとして初めてSMILEを聴いたときにこれ以上ない感動に包まれたのは今でも記憶に新鮮です。正直ライブではどう演奏するのかと疑問に思っていたほどなのに、元のメロディはほぼ変わっていないのに心への響き方が違う。ここで私は思いました。

Say!新シングルがセカオワを抑え1位、桑田佳祐プレミアライブ開催、ペプシ謎のMV公開:今週の邦楽まとめニュース

嗚呼 人生のブルース「しゃアない節」よ嗚呼 「平和」の意味が違って見えるそして愚かなボスがこう言う… ..

1 Soulコブラツイスト~魂の悶絶
2 さすらいのRIDER
3 SMILE~晴れ渡る空のように~
4 金目鯛の煮つけ
5 炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]
6 鬼灯 (ほおずき)

『静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo~』

ソバカスのある少女 ※1
孤独の太陽
若い広場
DEAR MY FRIEND
こんな僕で良かったら
愛のささくれ~Nobody loves me
簪 / かんざし
SO WHAT?
東京ジプシー・ローズ
グッバイ・ワルツ
月光の聖者達(ルビ:ミスター・ムーンライト)
かもめ ※2
灰色の瞳 ※3
東京
SMILE~晴れ渡る空のように~
明日へのマーチ
大河の一滴
スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
真夜中のダンディー
Iko Iko ※4 〜 ヨシ子さん
君をのせて ※5 〜 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
明日晴れるかな

※1 ティン・パン・アレー(カバー) / AL「キャラメル・ママ」(1975.11)
※2 浅川マキ(カバー) / SG「夜が明けたら/かもめ」(1969.07)
※3 加藤登紀子&長谷川きよし(カバー) / SG「灰色の瞳」(1974.03)
※4 ドクター・ジョン(カバー)/AL「ガンボ」(1972.04)
※5 沢田研二(カバー)/SG「君をのせて」(1971.11)

こんにちは😊ルームに来て頂きありがとうございます❣️2023年4月10日をもちまして、約2年続けた配信を終了します。出会いに感謝(♡˘︶˘♡)貴重なお時間割いてお付き合い頂いたこと、たくさんの応援、本当に嬉しく思います。この経験を糧に、さらに前進出来るよう頑張って行きます!また会う日まで、どうかお元気で♡(o^^o)♡♬︎今までにしたコスプレ&仮装♫꒰・‿・๑꒱・着物・浴衣・チャイナ服・中国人船頭さん・バレリーナ・仏様・パリピ・未亡人・ロシア系スパイ・冒険家・ハワイ帰りの人・魔女の宅急便・ゴスロリ・白鳥の湖オデット姫・メイド・昭和のナース・スノープリンセス・黒猫・花嫁・マリンガール・バニーガール・婦人警官・ミニィちゃん・サンタクロース・キョンシー・チアガール・昭和のアイドル・胸きゅんパリピ・白雪姫・CA・ジョーカー・ティンカーベル・女学生・ジャングルガール・マーメイド・織姫・ビアガール・アリス風メイド・インディアンガール*:.。..。.:+・゚・✽:.。..。.:+・゚・✽:.。..。♡. ゚応援方法. ゚♡必ずアカウント設定より、携帯電話番号(SMS)認証をお願いします!連携していないと星投げ、カウント、コメントがポイント加算されません。登録されていないと大切なポイントが無効になってしまいます(>_


サザンオールスターズ 慕情 歌詞 意味 · 柚葉東京リベンジャーズ歌詞 ..

発売まであと3日!!桑田佳祐の新作EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』が今週9月15日(水)についにリリース日を迎える!テレビやラジオで今、もっとも注目を集める収録曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」のミュージックビデオが、満を持して、9月14日(火)0時[9月13日(月)24時]から桑田佳祐公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定した!

9月15日(水)にリリースされる桑田佳祐のソロ4年ぶりの新作EP(ミニアルバム)『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』。収録曲6曲のうち4曲が大型タイアップソングとなっており、連日テレビやラジオ、WEBを賑わせている。収録曲の中でも特に今、話題になっているのが桑田佳祐本人も出演するユニクロ「ジーンズ」TVCMソング「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」だ!「決してひとりぼっちで生きてるんじゃない 必ず明日はやって来るんだろう」と歌い上げるこの曲は、困難な時代を生きる全ての人に寄り添い、聴く人の心を晴れやかにするエネルギー溢れる桑田流歌謡ソウル・ポップスだ。先週公開された新作EPの最新SPOT映像の中では、ミュージックビデオの一部が先行公開されており、白いタキシードを着て勢いよく楽曲を歌い上げる桑田が紙吹雪と紙テープに塗れる視覚的インパクト大な映像にSNS上で話題になっている。

そんな「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」のミュージックビデオが満を持して、9月14日(火)0時[9月13日(月)24時]から桑田佳祐公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定した! プレミア公開とは、映画のプレミア上映のように、視聴者が新作動画の初公開を、リアルタイムでチャットをしながら同時視聴することが出来る機能だ。サムネイルや先行公開されているSPOT映像を見る限り古き良き歌謡ショーを想起させるが、一体どのようなミュージックビデオになっているのか!?是非ともリマインダーをセットして楽しみにお待ちいただきたい!


■ プレミア公開予定動画
9月14日(火)0時プレミア公開
桑田佳祐 – Soulコブラツイスト~魂の悶絶(Full ver.)


■ 桑田佳祐 EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』特設サイト


■ サザンオールスターズ オフィシャルサイト

意味 錆びたコンパス しあわせの保護色 嫉妬の権利 車道 ..

【重要】遊びに行かせてもらってる配信者様へ♡このルームの宣伝は大丈夫です☺️お気持ちだけ🫶ほんとにありがとうございます((🙇‍♀️✨リス活は宣伝、勧誘、引き込み目的で行っていません。自分が行きたいところに行き、投げたいところに投げています。見返り等は求めておりませんのでどうかお気を使わないで下さい😉来ていただいているリスナー様へ♡私のルーム、配信の話はリスナー様発信での他ルームでの発言はお控え頂けたらと思います😣(※配信者様発信の話は可。)あくまで、ルームの主はその配信者様です。他ルームの話を配信者そっちのけで盛り上がると言うのは嫌な気持ちになります。もし、どこかでリス活してる私をみかけても配信者としてではなく私もそのルームのいちリスナーとして扱ってください🙇‍♀️以上、気持ちよく過ごすためのお願いでした✩.*˚マイペースすぎる配信👠自由に🗽歌いたくなったら始めて辞める時もきっと突然🤣無理なく気ままにやらせて貰ってます😘※基本的にゲリラです。歌う事が好き🫶🏻‪カラオケ🎤、雑談メイン😉子育て中につき、配信中に子供の泣き声や叫び声、雷を落としたりもします⚡。状況次第で突然配信辞めたりすることもあります😭🐥達も成長して少しは落ち着いたかな☺️💕(配信では何度かお伝えしたことがありますが、子供は自閉症と知的障害があるため、急な癇癪や唐突な叫び声が入る可能性があります。ビックリさせてしまいましたら本当にごめんなさい。)プロでも無ければ音楽かじってる訳でもない、ただの一般人です。完璧に歌えない曲も沢山あるし、音程だって平気で外します😅あしからず🙇‍♀️ ̖́-あれ歌える?みたいなのあったらぜひコメントください🫶歌えない曲は歌えないけど🤣しーたん。好きなこと【カラオケ(曲は意外と世代ジャンル問わず幅広で好きです🫶)、ボートレース、パチ、スロットは少し、ちんあなご、楽しいことが大好き♡】笑ってよう(﹡ˆ﹀ˆ﹡)♡ばかだなあーwまたばかなこといってんなぁーwって配信中1回でも思ってクスッと笑える笑顔を提供できたら本望∠( ゚∀゚)/⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜最初で最後の本気で挑んだイベント、付き合ってくれた皆様に本当に本当に感謝!このルーム無くなるまで一生消さないよ☪︎ *.DAMイベ*°♡👑準グランプリ👑【1597141pt】この1pt1pt全て皆様から頂いた大切な愛です。本当に沢山の愛をありがとうございました( ´ •̥ ̫ •̥ ` )!!⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜⋆͛*͛ ͙͛✧*̣̩⋆̩☽⋆゜ Cランク限定カラオケ大会 2022.5.8いきなりスイッチ入っちゃって、DAMが最初で最後のイベント🎪と公言していた癖に、突然1位取りたい‼️とか言い出したのに付き合ってくれて😭参加ルーム、516ルームもある中での✨👑1位👑✨🎀R6.6.14🎀 初アバ権達成🎉✨️😭冷感イベント🎪2位✨♥️どんなイベントでも、どんな配信でも配信にお顔出してくれる事、居てくれることがとってもとっても嬉しいです😭💕キラキラ✨もコメント✐☡も愛のこもった大切なsgギフティング🎁もこんな私にありがとう😭♥️みんなの事が大好きだあよ♥️

桑田佳祐さん新曲「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」の歌詞を味わう

2012年3月、韓国で1本の映画が公開され、“恋愛映画”としては当時の歴代№1ヒットとなった。410万人もの観客動員を記録した、それが本作『建築学概論』である。 日本では、翌13年5月に公開。韓国のような、特大ヒットとまではいかなかったが、数多の熱烈なファンを生み出した。 ソウルの建築事務所に勤める、30代中盤の建築士スンミン(演:オム・テウン)。そこにある日突然、大学で同級だったソヨン(演:ハン・ガイン)という女性が訪れる。15年ぶりの再会であった。ソヨンは、「郷里の済州島に、家を建ててほしい」と、スンミンにオーダーした。彼女の父は病床にあり、余命いくばくもない。そんな父と暮らすための、家である。スンミンは、設計図を引き建築を進めていく中で、1990年代前半=大学1年の時の記憶が甦っていく。それは甘酸っぱくもほろ苦い、“初恋”の想い出だった。 建築学科のスンミン(ダブルキャスト=イ・ジェフン)と音楽学科のソヨン(ダブルキャスト=スジ)の出会いは、「建築学概論」という講義。教室に飛び込んできたソヨンに、スンミンは一目で惹かれる。スンミンの実家とソヨンの下宿先が、偶然近所だったことから、2人は仲良くなる。そして楽しい時を、共に過ごすようになっていく。CDウォークマンのヘッドフォンを片チャンネルずつ分けて、ヒット曲を聴いたり、近所の廃屋を、2人だけの秘密の城に改装したり。ソヨンの誕生日、ピクニックに出掛けた帰り、スンミンは眠っているソヨンの唇に、そっと口づけをしてしまう。「初雪の日に会おう」と、指切りまでして交わした約束。しかしそれは、果されることがなかった。不幸な行き違いと幼さ故の臆病から、ある時2人の距離は、決定的に遠ざかってしまうのだった…。こうした、大学1年時の思い出の描写と、30代中盤に差し掛かってからの再会の物語が、交互に進んでいく。ヨーロッパなどで上映された際は、大学時代のスンミンに対して、「彼は変態か!?」という疑問の声が上がったという。どう見たって、ソヨンの気持ちが自分にあるのはわかるだろうに、手出しできずにうじうじくよくよする姿が、理解不能だったらしい。“恋愛”に関しての、彼我の差という他はないだろう。それに対して、韓国や日本の観客の多くにとっては、『建築学概論』の“初恋”の描写は、「あるある」「わかるわかる」というものだった。私は本作を観た直後、自分が大学1年の時に好きだった女の子のことが、頭に浮かんだ。2人で映画を観に行ったり、公園を裸足で散歩したりといった、想い出と共に。もう、35年も前のことである。それなのに、彼女の一挙手一投足にドギマギしたことを、今でも鮮明に想い出せる。そして私もこの恋に対しては、うじうじくよくよして、甚だふがいなかった。本作の公開時の惹句、「みんな 誰かの初恋だった―。」が、ただただ胸に染み入る…。 余談はさて置き、本作で描かれる“初恋”や“青春時代”が、かくもキラキラと輝いて映るのには、韓国という国の風土や歴史も、無視できない。本作の監督・脚本を手掛けたイ・ヨンジュ曰く、「韓国では大学1年生は最も輝いている瞬間」「大学1年生の頃の思い出は、いつも夏の日のよう。すべて美化される」。 監督は主人公と同じく、90年代前半に大学に通い、「建築学」を専攻している。自らの経験に基づく、実感が籠った言である。日本以上に厳しい受験戦争を経て、勝ち取った解放感と共に、韓国では大学生になると、高校までは地元中心だった交友関係や活動範囲が、劇的に広がるという。またこの時期は、男性に義務付けられている徴兵まで、幾ばくかの猶予があることも、大きいのであろう。「90年代前半」という時代背景も、ポイントである。韓国では、軍事独裁政権が長く続いた後、「ソウル五輪」の前年=87年になって漸く、「民主化宣言」が行われた。その後97年12月に、深刻な「IMF危機」に襲われるまでの10年ほどは、多くの若者たちにとって、“青空”が果てしなく広がっていた時代と言える。もちろん、その時代に“青春”を過ごした者たちの中にも、個人差はある。しかし韓国と同様、長きに渡る“戒厳令”が終わった後、“民主化”された台湾の、90年代の高校生の姿を描いた、『あの頃、君を追いかけた』(11)や、バブル経済の頃の日本の大学生が主人公である、『横道世之介』(13)等々を思い浮かべてみよう。アジアのそれぞれの国で、多くの若者たちにとって“青空”が広がる、希望に満ち溢れた時代を舞台にした青春映画に「傑作」が多いのは、決して偶然ではあるまい。本作『建築学概論』では、主人公2人がそれぞれ「二人一役」によって演じられる。これもまた、成功の要因となった。大学時代のスンミンとソヨンを演じた、イ・ジェフンとスジのフレッシュさといったら!製作当時、K-POP女性グループの「miss A」メンバーとして人気を博していたスジだが、この作品の成功によって、「国民の初恋」と言われる存在にまでなった。一方30代を演じるのは、オム・テウンとハン・ガイン。大学時代のスンミンとソヨンのキャラは引き継ぎつつも、「汚れちまった悲しみに」といったニュアンスも漂わせる、“オトナ”の2人である。そんな30代の2人が新居の建築を進めていく中で、かつて実らなかった大学1年時の“初恋”を、どう完成させるのか?それが、物語の焦点となっていく。監督言うところの、「未完の過去を復元する話」というわけだが、大学1年時と30代を演じる俳優同士は、容貌などは必ずしも似てはいない。しかし「二人一役」にしたことによって、結果的には主人公たちの15年という歳月の隔たりが、効果的に表現されたのである。イ・ヨンジュ監督本人も、大学卒業後に建築士となった。そして10年間働いた後に、映画界入り。スタッフとして、ポン・ジュノ監督に就いた。監督が、『殺人の追憶』(03)の現場スタッフを務めていた頃には、すでに本作の脚本は書き上がっていたという。本来はこれを初監督作としたかったのだが、様々な映画会社に企画を持ち込む度に、物語の結末を、はっきりとした「ハッピーエンド」に改変することや、内容をもっと「説明的」にすることを要求され続けた。そのため、映画化の実現までは時間が掛かり、2009年には、別の企画で監督デビューとなった。最初に書いた通りのエンディングを支持してくれる会社に出会い、『建築学概論』が完成に至るまでには、実に10年もの歳月が流れたのである。本作について監督が、「未完の過去を復元する話」と言っていることは、先に記した。監督のプロフィールや製作の紆余曲折を見ると、本作を作り上げることは、監督本人にとっても正に、「未完の過去を復元する話」だったのであろう。念願かなって、望んだ形での映画化が実現し大成功を収めた後、暫しの沈黙が続いたイ・ヨンジュ監督。今年=2020年に、8年振りの新作として、パク・ボゴムとコン・ユが主演した『徐福』が、韓国で公開される予定となっている。『徐福』は、人類初のクローン人間を追って、彼を掌中に収めようとする、幾つかの勢力が争う内容と伝えられている。きっと『建築学概論』とはまったく違った、新たなステージを見せてくれるであろう。それはそれで大いに期待しながらも、いま改めて、『建築学概論』という作品を作ってくれたことに対して、イ・ヨンジュ監督に大きな感謝を示したい。過ぎ去った青春期の、燦然と輝く多幸感と、あの頃に残してきた、傷ましくも眩い、後悔の念。本作を観る度に、それらがセンチメンタルに蘇ってくる。懐古主義と、笑うなかれ。ひとは振り返れる過去があるからこそ、前に向かって歩んでいけるのだ。■『建築学概論』(C) 2012 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved

「カシバナシ」は、つい聞き流してしまっていた「歌詞」にスポットライトを当てるYouTubeチャンネル。 音楽の新たな一面に出会えるかも。

愛沢えみりプロデュースアイドルグループ8月のエウテルペ(ハノルペ)アンダーメンバー(M3)(エムスリー)みくみおみか黙っていると可愛い!だけど黙れなぁ〜い♬♡みおめろこと前田美音です。 一緒に夢を叶えてほしいです。毎日配信中🔥推しマ🐱💘💉担当カラーめろめろぴんく😍💖好き→猫ちゃん、まいめろちゃん、ぴんく。にゃんたろう(にゃんちゃん)同棲中🐱❤️🎂誕生日1/19 まいめろちゃん1/18 双子ちゃん🐰おしゃべり大好きなので、是非遊びに来てね🥰💕#ハノルペ#8月のエウテルペ#M3愛はここにある#約束しよういつかこの場所で#好きだったこの場所#大切な思い出2022🪽5/8 ハノルペ候補生🪽5/25 showroom初配信🪽6/18 バーレスク東京出演🪽7/3 アンダーメンバーM3結成🪽8/28 アンダーメンバーM3お披露目🪽11/3 マリンFM横浜出演2023🪽1/15 みおめろ誕生日ライブ🪽3/25 ハノルペ初単独ライブ アンダーM3出演🪽5/8 Wallop放送局スタジオ出演🪽5/21 今までありがとうライブ🪽5/25 showroom配信1周年🪽5/31...(🪽)M3専用楽曲リリース予定だった...2022🩷5/30-6/12公式&フリーライバー初心者スタートダッシュイベントvol.7✨アバ権獲得🩷9/19-9/25Dear.リスナーさん…私、もっと良い配信をしたい!vol.26🥉3位🩷10/20-10/22マリンFM『ヨコハマ★カレイドスコープ』2022年11月メインゲスト決定戦🥇1位🩷11/14-11/20エンジョイカラオケ!定番アニソンで盛り上がろう!ミラーボールランキング🪩4位/405ルーム2023🩷1/9-1/15雑誌『PECHE』に掲載!ダイヤモンドラッシュモデルオーディション🎖️入賞🩷2/27-3/5KEN asano FUJIKAWAスーパー楽曲提供!M3代表5,183,042pt🥇1位✨Sランク到達✨アバ権初日獲得🩷4/10-4/23響番組で自分のROOMを宣伝しまSHOWROOM!2023年5月🥉3位 番組出演権獲得

桑田佳祐 – Soulコブラツイスト~魂の悶絶(Full ver.)

1/23 デビューライブ🌸白金高輪SELENE絶対絶対会いに来て欲しいです!SAKURADOLL 黄色担当🌻誕生日:2000/8/25身長:148cm血液型:AB型出身地:北海道ニックネーム:みほ、みぽ、みぽりん、みっぽちゃん趣味:歌うこと、美容に関すること、英会話の勉強、料理特技:どんな曲でも演歌調にできる長所:楽天家・人に流されない好きな食べ物:つぶあん、ハスカップ、餃子、もつ鍋、茄子、焼き芋、きゅうりTwitter:@takagi_miho_