元プロレスラーで元参院議員のアントニオ猪木さん(本名・猪木寛至)が1日、都内の自宅で亡くなった。79歳だった。
◆リバース・インディアン・デスロック うつぶせになった相手の両足を膝から曲げて交差させ、立ったまま自分の足を引っかけて固め、後方に倒れ込んで腰と足にダメージを与える技。あおむけにした相手の両足を固めるインディアン・デスロックを裏返した派生技で、アントニオ猪木の得意技だったことで、こちらが日本では有名になった。インディアンが拷問に使っていたという言い伝えから、この技の名がついた。
皆様のコメント 猪木といえば、これ 猪木が最後までこだわった技。寺西に決めたのが印象に残ってます。 やっぱり猪木の代名詞と思います。
◆アリキック 1976年6月26日に日本武道館で行われたボクシング世界ヘビー級王者ムハマド・アリとの異種格闘技戦で猪木が初めて使った蹴り。ルールでプロレス技の多くを反則とされたため、その打開策としてスライディングしながらアリの足に見舞ったローキック。開始からこのキックを連発したことで、試合後、アリは足の血栓症で入院した。その後、猪木はこの蹴り技を異種格闘技戦などでも多様した。
あきら君のためにコブラツイストを解説したいと思う。この技はアメリカではアブドミナル・ストレッチ、グレープパイン・ホールドと呼ばれており、日本ではもっぱらコブラツイストが主流で、アバラ折りとも呼ばれた。日本で初公開したのはインドのダラ・シン、本場アメリカではディック・ハットン、ウィルバー・スナイダーがフィニッシュ・ホールドとして使っていた。日本人で最初にこの技をフィニッシュホールドとして常用するようになったのはアントニオ猪木。「猪木と言えばコブラツイスト!」というまでになった彼の代名詞的技である。
【猪木さん死去】コブラツイスト、卍固め、延髄斬り…個性的だった必殺技/一覧. 88年 藤波辰爾に卍固めを見舞うアントニオ猪木.
で、この技への入り方は、ロープに振ってすれ違いざまにかける時あり、ブレンバスターに来るところを空中で切り替えして背後に廻ってかける時あり、KO寸前の相手をひきづり起こしてかける時あり・・・と実にさまざまなバリエーションがあった。肝心のかけ方は相手の左足に自らの左足をフック、背後に廻って左腕を自らの左腕で巻き込み、相手の体をねじり上げる。この時足のフックが重要で、これが甘いと柔道の払い腰の要領でなげられてしまう。
「ワールド・プロレスリング」の解説を務めていた山本小鉄によれば、パワーズに決めた写真のように自分の手をがっちり握るのが完璧な形だと言う。しかし猪木は相手の体型によって極め方を変えていた。ディック・スタインボーンのような小柄な相手には肩を決めるような形で腕をロックしていたのである(写真①)。ゴリラ・モンスーンのような大型の場合は腕が回りきらないこともあった(写真②)。
また形は崩れているが、写真③のロッキー・モンテロの表情も素晴らしい。これがプロレスである。
◆卍固め 片足を相手の足に絡めて、もう一方の足を頭に引っかけて、相手の片腕を脇に抱えて絞り上げ、首、肩、腰に同時にダメージを与える技。英国などでは古くから存在していたが、日本では68年にコブラツイストの進化形として猪木が初めて使ったと言われ、猪木の長きに及ぶ代表的な必殺技になった。タコが絡まるような見た目から「オクトパス・ホールド」とも呼ばれる。
6 アントニオ猪木さんの代名詞コブラツイストと卍固めを伝授しました
◆コブラツイスト 相手の足と首をロックし、全身をひねり上げる古典的な必殺技。首、肩、腕など7カ所を1度に決めることができる。体にまとわりついてひねる姿から、この名がついた。猪木が卍固めを使うまでフィニッシュホールドにしていた。基本的には立ち技だが、そのまま寝技に持ち込めばグラウンドコブラとなる。創案者はインドのダラ・シンか、元NWA世界ヘビー級ディック・ハットンといわれる。
◆延髄斬り 立っている相手の後頭部めがけ、斜め後方から垂直にジャンプして勢いをつけて、伸ばした片足を旋回しながらキックする技で、猪木がアリ戦用に考案したと言われ、80年前後からフィニッシュホールドになった。直撃されると後頭部にある延髄に深いダメージを受け、動きが止まると言われる。後に猪木は参院選に出馬した時の街頭演説で「消費税に延髄斬り」と訴えて、人形にこのキックを繰り出した。(敬称略)
アントニオ猪木のコブラツイスト。相手の肩が後ろに限界まで反って、全く隙間が無いのが猪木のコブラ。
これは筆者にとっては大きなショックであり、今このページをご覧になっている昭和世代の皆様も筆者と同じ感情を抱かれたっであろう。コブラツイストと言えばプロレス技の定番、プロレスに興味のない人でもコブラツイストと16文キックは知っていたのではないか?そのコブラツイストがこの平成の日本では絶滅技になってしまっていたのである!
しかし改めて考え直せば、このコブラ・ツイストと言う定番技の使い手を、この平成のプロレスラーに中から選べと言われても、ちょっと重い浮かばない。西村修が意識的に使っていたが、他にはほとんど誰も使っていないのが現状。全く淋しい事である。猪木がフィニッシュに使っていた昭和40年代から50年代までは十分フィニッシュ・ホールドとなっていたが、猫も杓子もが使うようになり、この技の神通力も薄れ単なる痛め技に落ちぶれてしまった。プロレスの必殺技に重要なもの・・・それは「神通力」であったのである。
1971年 猪木が〝猛者〟ジャック・ブリスコ下しUN防衛 引導渡したコブラツイストへの〝こだわり〟
元プロレスラーで参議院議員も務めたアントニオ猪木さんが死去したことが1日、分かった。79歳だった。力道山にスカウトされ1960年(昭35)に日本プロレスでジャイアント馬場さん(故人)とともにデビュー。72年に新日本プロレスを旗揚げし、プロボクシング世界ヘビー級王者ムハマド・アリ(米国)との異種格闘技戦など数々の名勝負を繰り広げた。89年には参院選で初当選した。近年は腰の手術に加えて心臓の難病「全身性アミロイドーシス」も患い、入退院を繰り返していた。
今朝の東京新聞。 #燃える闘魂 #アントニオ猪木 #卍固め ..
そこで私は大事な話をするフリをして、技をかけさせてくれることを頼むことにした。まさかコブラツイストを断る上司なんて、いるはずがない。そう私はにらんだ。
アントニオ猪木さんの必殺技といえばコブラツイスト卍固め延髄斬りですネ。 そのとおりです.
猪木
「やっぱり強烈な決め技というか、一番、自分の体質に合っているという部分では、コブラツイストにしても足首が相手の左足にかかって、どこまで食い込んでるのかっていうのがポイントなんですよ。ただ格好だけ真似してやってる選手もいますけどね」
「ジャイアント馬場がコブラツイストを使った時に、要するに“体が大きいから、パワーがある”っていうような記事を書かれてね。それに当時、反発して…。まぁ、馬場さんがコブラツイストをやっても、体が密着しないし、隙間ができちゃうからね」
ジャイアント馬場さんにコブラツイストをかけてみせるアントニオ猪木さん
猪木
「日本語ではアバラ折りと言われてますけど、本当は首なんですよね。足を入れてフックして、こう手を回して…そこではまだ五分なんです。そこから首の根っこのところをギューってひねり上げると一番効果的になるわけです」
コブラツイストを決めるアントニオ猪木さん=昭和49年4月 記事に戻る
※ケニーがVトリガー、雪崩式ドラゴンスープレックス、ルーシュドライバー、Vトリガー、そして片翼の天使を狙うがお腹が痛くて崩れる!
※ケニーは再び片翼の天使を狙うが抜け出したゲイブはコブラツイストからオーニー、そしてパイルドライバーを決めるがカウント2!
コブラツイスト、ジャイアント馬場とアントニオ猪木から考える ..
猪木
「当時、ディック・ハットンが日本に来た時、コブラツイストを最初に覚えて、それが多少、変化していくんですけどね。うん、盗んだというかね。あと日本では当時は吉原(功)さんが使ってたのかな。(略)アマレス出身の吉原さんにはグランドテクニックをよく教わったんだけど、彼の場合はグランドから足をフックさせてそのまま(コブラツイストに)入っていく。それが凄い効果的なんですね」
【ライガー道場】プロレス技は本当に痛いのか検証!コブラ、卍固め
祖国の英雄に勝利をささげろ! 格闘技イベント「RIZIN〓39」(23日、マリンメッセ福岡)で牛久絢太郎(27)のRIZINフェザー級王座に挑戦するボンサイ柔術のクレベル・コイケ(33=ブラジル)が、1日に亡くなった“燃える闘魂”アントニオ猪木さん(享年79)をしのんだ。
アントニオ猪木 VS 坂口征二 コブラツイスト◇燃えろ!新日本プロレス DVD特典付録カード 燃える闘魂 世界の荒鷲 ATR.
奇抜なアイデアと行動力。時代を先取りしすぎたレスラーだった。1976年にボクシングの現役世界王者、さんとの一戦を実現させた。「『プロレスは八百長』という世間の偏見を覆したかった。そのために格闘技の頂点に君臨するアリと戦うことに意義があった」。団体のトップに立っても5~10キロのランニングなど過酷な練習を欠かさず、試合に備えた。
コブラ、卍固め、猪木さんのX固めも! 獣神サンダー・ライガーチャンネル ..
現在日本を拠点にしているコイケだが、生まれ育ったのは猪木さんの第2の故郷でもあるブラジルだ。母国での猪木さんについて「ブラジルではみんな知っているよ。レジェンドだ。プロレスとバーリトゥード(総合格闘技)を広めたから」と話す。同じブラジルにルーツを持つ格闘家として「メッチャ、リスペクトしてます。だから亡くなって、私寂しい。いつか、会いたかった。勝っていればいつか会えるかもって思ってたしね。殴られる(闘魂ビンタ)のは痛いから嫌だけど、それでもいつか会って話したかった」と視線を落とした。
【ライガー道場】プロレス技は本当に痛いのか検証!コブラ、卍固め、猪木さんのX固めも!
猪木と馬場。2人は同期で、移民と元プロ野球巨人投手という対照的な立場にあった。入門翌年に海外修行に出るエリート教育を受けた馬場さんに対し、力道山さんの付き人だった猪木さんは雑草教育。「馬場へのねたみが猪木の原動力」と言われたが、本人は「入門時、5歳上の馬場さんは大人であり、おれは子ども。そんなライバル心はなかった。世間やマスコミがストーリーをつくり上げただけ」と笑顔で否定した。
【年賀状】来年の干支にちなんでコブラツイストを決められたい人が集まる配信【プロレス詳しくない】
三角絞めを得意技にするコイケだが、21日の会見では「でも十字、バックも。いろいろ練習した」とほかの展開も示唆。実はその言葉にも猪木さんへの思いが込められている。猪木さんの必殺技の一つとして知られるコブラツイストは、グラップリングやMMAの試合でもグラウンド状態で使われることがある。主にバックから狙われ「ツイスター」とも呼ばれる強力な技だが、コイケは「もちろん私もできるよ。難しいけど。でもチャンスがあれば…」と“猪木さんにささげるコブラツイスト”も狙うつもりだという。
【新日本プロレス 技図鑑】コブラツイスト / 成田 蓮 #shorts
さんから始まった日本のプロレスを、次の世代の猪木さんが光り輝かせたと言っていい。その背景には、さんという永遠のライバルがいた。
YouTube shorts動画【新日本プロレス 技図鑑】シリーズ技名:コブラツイスト選手:成田 蓮#shorts # ..
キャッチフレーズ「燃える闘魂」で知られるさんは、華のあるラーだった。昭和の時代、子どもたちは猪木さんの得意技「コブラツイスト」や「卍(まんじ)固め」を掛け合い、プロレスごっこに熱中したものだ。
コブラツイスト。相手の身体に自分の手足をブドウのツタのように巻きつけ締め上げる。
最後に「猪木さんに喜んでもらえるような勝利をしたい? そうですね。それは、もちろん」。必ずやベルトを取り、天国の大先輩に報告したい。