HiGH&LOW -THE PREQUEL- 8/27 初日 | ほぼ観劇ブログ


ハイローにハマって見てようやく気づいたのだが。。。コブラが一番カッケェェんじゃねぇかな( '༥' )✨
喧嘩がルチャ・リブレのようなプロレススタイルにいい!
こいつなら女心くすぐる気しかないw


とラインが来たし、職場のEXILE好きでハイローも映画館に何度も観に ..

ゞくらい、およそ真風さんのカテゴリーにない役かと思いますが、それでもひたすらカッコよくキマるのはさすがです。
この作品で観る限り、SWORD 5チームの中で山王連合会が一番普通で平和で自然体な印象。コブラも”ちょっととんがった町の不良”という感じです。
でもいざとなると喧嘩強いのね、というところも垣間見せるのもよき。
カナちゃんの願いを一つまたひとつと聞き入れて実現してくれるのも、きっと根はやさしい人なんだろうなと思いす。

カナの潤花さん。
前述したとおり「死ぬまでにやりたいこと」がいかにも少女趣味なことはさておき、ラストの「出ちゃった」含めて、カナというより潤花さんそのもののようなイメージでした。それだけ自然な演技だったと言えるかもしれません。
髪型は演出の指定だったのでしょうか。潤花さんの美貌を活かしきれていないように感じたなぁ。

ROCKYの芹香斗亜さん。
コブラとは逆にとても作り込んだキャラクターで、チームメンバー含めて華麗なビジュアルすばらしい。
「FLY WITH ME」で芹香さんがピンクのサングラスして、「ステッキをノールックで」とか言っていた意味がようやくわかりました。
White Rascalsは成り立ちが一番謎めいていますが、一番組織らしいというか、厳しく統制されている印象。
カナを見て「母が死ぬ前あんな感じだった」と言う鋭い感性を見せたかと思えば、「コブラ、殺す」と吐き捨てるROCKY、とても好き。
銀橋のソロも迫力たっぷりでした。

スモーキーの桜木みなとさん。
RUDE BOYS については前述したとおり。
スモーキーは自身も病気を抱えていて、死と背中合わせな印象がより一層切なげでハートを鷲掴みにされました。
それにしてもずんちゃん、また一段と歌唱力上がった印象です。

日向紀久の瑠風輝さん。
長身と鋭い目線に達磨一家の法被がとてもよくお似合い。
歌唱力には定評のあるもえこちゃん。ラップ風の「狂喜乱舞ぅ」が何気に耳から離れません。

お祭りの大きな太鼓の真ん中が亜音有星くんで「おっ!」と思って隣を見たら風色日向くんで、「おおっ!」となり、「しどりゅうもいるやん。りせくんも」と毎回目も耳も祭り状態でした。

村山良樹の鷹翔千空さん。
ヅカ初見のハイローファンの方々の「村山の村山感がハンパない」というツイートをよく見かけました。
ビジュアルはもちろん、表情や所作、殴り方まで村山そのものだとか。さすが芸達者のこってぃ、本領発揮です。
確かに「100発殴られても立っていられたら番長」のあたりは、普段の穏やかこってぃとは別人でした。

そんなこんなを全員向こうに回して立つリンの留依蒔世さん。
悪の存在感の大きさ、強さ(最後コブラとのタイマン弱すぎだけど💦)。
これが退団公演、残念すぎます。

White RascalsでROCKYの参謀的存在でいつもそばにいるKOOの風色日向さん。
沈着冷静で端正な佇まい。ROCKYが何かにつけて「KOO」「KOO」と呼んで頼りにしているのも頷けます。
山王連合会の明るいムードメーカーでドレッドヘアがお似合いのテッツ・亜音有星さん、苦邪組のボーイでミステリアスな美貌が映えるメイナンツー泉堂成さんと若手の活躍もうれしいところでした。

男の世界の物語なので娘役にあまり活躍の場がないのは残念ですが、苺美瑠狂のリーダー純子の天彩峰里さん、二番手明日香の花宮沙羅さん、山王街のBARのママ 水音志保さん、苦邪組の悪女KIDAの春乃さくらさん、山王街の床屋ピューマの仁花 山吹ひばりさんなど、美人さん目白押しです。

ラストの一斉大乱闘で、White Rascalsの前にKIDA率いる苦邪組の女たちが立ちはだかり、「俺たちは女には手は出せねぇ」と切羽詰まったところに純子さん筆頭に苺美瑠狂の面々が颯爽と現れて「ここはアタシたちに任せて!」というのカッコよかったです。



→ ショー「Capricciosa!!」につづく

かつてSWORD地区一帯を傘下におさめていた、伝説のギャングチームが、琥珀率いる「ムゲン(MUGEN)」です。

もともとは琥珀と龍也によって、立ち上げられたバイク乗りたちのレーシングチームで、のちに山王連合会となるコブラやヤマトも在籍。『HiGH&LOW THE MOVIE』では、ムゲン解散後、暗躍していた琥珀の真の目的が明らかになります。

「ムゲン」のテーマは、。かっこいいギターの前奏からはじまる、硬派な曲です。PVなどでは、バイクの映像とベストマッチ。

ちなみにこの「ムゲン」のテーマは、HiGH&LOWドラマシリーズ全体のテーマ曲としても使われています。ハイローと言ったらこの曲、歌詞も魅力的ですね。

岩ちゃんの写真集です。 ついに手に入りました!かっこいい写真が多く、納得の内容でした//.

と言っても、だいたいのことはツイッターの方で勢いのまま吐き出してはいたので、同じこと何回も言っちゃう酔っ払った人みたいになっちゃう可能性あるけど…。

そういえば九十九さんって赤が好きなの?バイクにも赤い色取り入れてるし、昏睡状態から目覚めてヤマトとコブラがお見舞いに来てくれてるシーンでも赤い服着てたし、ザムでは赤いスカジャンだし(あれスカジャン?)好きな色なの?裏設定があったりするのかな。

九十九さん、知らないことが多そうなの可愛いと思う。先のお見舞いシーンでも、なぜかベッドの机にルービックキューブが置かれてて、自分から持ってきてってお願いはしなそうだから、ヤマトが暇してんじゃないかと思って!とか言って持ってきてくれたものなんじゃないかと思う。

九十九さん、遊び方わかりますか?ってからかわれて、てめぶっ飛ばすぞ知ってるわんなもんとか言って面揃えようとするんだけど、全然揃えられないとか、力任せにやろうとして壊れたりとか、そういう一波乱起こしそうで遊んでる様子を観察してたら楽しそう!

多分、九十九さんなら解けないってなると無理やり力づくで外しそうだからってとこまで考えて知恵の輪じゃなくてルービックキューブって選択肢を選んだんじゃないかと考えるとヤマト、九十九さんを分かり尽くしてる男…。

ハイローランドハマる前に終わってしまってて凄く残念だけどツイッターでレポ残してくれてた方の恩恵にあずかって聞いた、九十九とヤマトの算数教室、素晴らしかったもんなー。

3×4で頭に?マーク浮かべてる九十九さんを見るに見かねて「(呆れつつ耐えきれなくなったように)九十九さぁん!…12っす!」「ああ12ね。あーもう全然ダメだわ。すげえなーヤマト」ってこのやりとりだけで、ああ多分ヤマトって今までもこうして九十九さんが頭の弱さを露呈するたびに、ダメだこの人…ってなりながらもほっておけずについ助けてきたんだろうなーってのが垣間見えてイイ。そのへんのヤマトの人の良さってドラマでも描かれてきてたけど、根が真面目なんだろなっての感じて好き。

あと龍也さんには素直に懐いてる九十九さんも可愛い。
好きなのが、あの人龍也さんの話も聞かねぇのか、みたいな九十九の台詞の後に、「九十九」って呼ばれて、「はい?」って心なしか龍也さんの方に体寄せる九十九ね。完全に信頼しきってるんだなってのが伝わってくる場面だった。

ITOKANの看板作りを率先して買ってでる九十九さんとか、龍也さんのために出来ることしたいって常に思ってるんだなって伝わるし、けどスペル間違えて作っちゃって龍也さんに申し訳なさいっぱいのバツが悪そうなしょんぼりした声と表情で謝る九十九さんを、「九十九…(怒りを孕んだような重い声)」「…はい」で、龍也さんが叩くみたいに手を上にあげたの見て、目閉じてそれを受け入れようと、ちゃんと龍也さんに怒られようとしてる九十九さんがヤバイくらい好きです。でも結局いいじゃん!って褒めてくれる龍也さん、そりゃ懐いちゃうよね〜漢気に惚れるやつ。

龍也さんと琥珀さんどっちが面倒見いいかっていうと多分龍也さんのがお兄ちゃんでもあるし、琥珀さんと同じく身寄りがない境遇の九十九さんを一斗缶みたいにあったけえ愛情で育て直してくれたんじゃないかと思う。
拳は守るもんのために使えって尊龍の教えを胸に刻んだ広斗のように、実際に血の繋がりはないけど、龍也さんから学ぶところ多かったんじゃないの?九十九さんは。


だけど、龍也さんは亡くなってしまう。
幼少期にいじめられてる琥珀さんの手をとってその居場所を作ってくれた龍也さんと一緒に永遠じゃなく無限にずっと走っていたいからという理由で守り続けたムゲンにその龍也さんが帰ってくることはなく、琥珀さんは取り残された。

そんな琥珀さんに危ないところを助けられ、命大事にしろと教えられた九十九さんは、そんなふたりが作ったムゲンで初めて自分の居場所を見つける。

九十九さんはたぶん、琥珀さんと出会うまで誰かに心配されるという愛情には恵まれなかったのではないかと思ってしまう。

「仲間なんて知らなかった」彼はどんなに危ない橋を渡ろうが、それを咎めたり心配してくれる存在を得ないまま生きるしかなかった。えっ、なんかそう書くと孤独すぎてしんどいな。

でもそんな九十九さんにもやっと冗談言い合って、バカなこと一緒にして、ただ好きにバイク走らせる仲間ができて、狂犬からちょっと喧嘩っ早い番犬くらいには落ち着くことが出来たわけじゃないですか。

ちょっと気になるのが、退院した後に琥珀さんと初めて会った九十九さん、最初に交わした言葉はなんだったんだろう。

余計なことすんじゃねーよ、とかだったらどうしよ。(ホント可愛くねーやつ)って思いながらも琥珀さんは、身寄りがなくて頼れるのは自分自身のみって境遇同士分かるところもあるから、貰えるもんは素直に貰っとけ。とかあくまでも冷静に返すから、さらにその余裕がムカつく!ってなる九十九さん厄介でいいし、借りた分は返す。じゃなきゃ俺の気がすまねぇ。とか言って、当面の間は琥珀さんに払って貰った入院費を返すって名目で行動を共にしてて欲しい。
身寄りがいないということは自分の身は自分で守らないといけないわけで、誰も助けちゃくれない、そう信じているし、そう信じてしまえるほどに救いの手など与えられない環境下できっと育ってきたはずの九十九さんだから、琥珀さんの見返りを求めていないような優しさが理解できず、最初は戸惑い警戒したはずなんだよな。

だから、入院費払って貰ったのも、それを口実にされて厄介なことを押し付けられたり自分が不利な状況になるかもしれないって危惧してしまってもおかしくないし、だからそういう意味で借りを作りたくないって考えてそう。


だけど、琥珀さんが九十九さんを身を呈して守ったのは、損得勘定抜きの咄嗟の行動で、その後に入院費を払ってくれたのは九十九さんが自分と同じく天涯孤独の身だと知ったからで、そこに見返りなど求めてないんだよなぁ。

だからますます九十九さんは琥珀さんの行動が分からなくて、困惑する。
なんでこの人は自分を犠牲にして俺を助けたんだ?って、愛情を知らないから疑うことしか出来ない。

だけど、一緒に行動するようになって、龍也さんの面倒見の良さに懐柔されてって、龍也さんといるときの琥珀さんの笑顔にその人柄を感じとり、やがてコブラやヤマトが入る頃には琥珀さんのことを信じてみようと心を固めたんじゃないかと思う。

毎月5000円ずつ返すみたいな話だったのが、九十九さんあんなだからろくに働けてそうにもないし、歳月が経つにつれその話も思い返されることもなくなってってそう。

その代わり、九十九さんは琥珀さんにどこまでもついていくって龍也さんに誓った通りに、琥珀さんが自分を失いそうになった時も、ボコボコになりながらそれでもなんとか正気に戻るように立ち向かったし、ザム2では琥珀さんの一歩後ろに控えて右腕として大活躍していたからそれもチャラみたいな。

酔った時にでも思い出したようにそーえばさぁ、あん時立て替えてくれた…って話をポツリとこぼすんだけど、忘れていいことは覚えてんだな、ってまだ律儀に覚えてる九十九さんに苦笑しながら、んなもん忘れちまえって照れ臭そうに言う琥珀さんが見たいし、ほぼ酔っててふにゃふにゃしてるんだけど琥珀さんのその表情だけはしっかりと記憶に残る九十九さんであって欲しい。

なんの話でしたっけ?
そう、そんな感じで九十九さんに愛を教えてくれた琥珀さん、そして龍也さんとムゲンの仲間の為に自分の命を使うことで九十九さんはその恩返しをしてるのかもしれない。


ただ、それが琥珀さんにもし知られたら自分の命は自分の為に使えって当たり前のこと言われちゃいそうだから黙ってるけど、琥珀さんについていく=琥珀さんの人生に寄り添うんであれば、琥珀さんの歩む道=それが九十九さんの人生でもあるって風になるから、自分の為に使うってのは琥珀さんの為に使うとほぼ同義って解釈になってんじゃないのかな、九十九さん中では。

それが本望だと言って憚らなそうなところが九十九さんの強さ。でもそれって琥珀さんに縛られてるというか、自分の人生の選択を琥珀さんに丸投げしてるって風にも読みとれるんだけど、琥珀さんが色んな意味で危なかったザムのようにいざって時には九十九さんは琥珀さんを何が何でも助けるって選択を、自分で決断できる人だから大丈夫そうだ。
「だったら俺も付き合うわ」って、あの時の九十九さんのように、自分の意志で琥珀さんの隣にいることを選んでるんだよなぁ。


ザムEDの、全て終わって座りこむ琥珀さんの隣に疲れたーって風に脱力して座り込んでタバコ吸って、一本琥珀さんにあげて火もつけてあげて一息ついた後に、立ち上がって琥珀さんの前に手を差し出す九十九さん、その手をとり立ち上がるも九十九さんが先に歩くも歩き出せずにいる琥珀さんに、後ろ振り返って無言で待ってる九十九さん。そこでやっと琥珀さんが歩き出せて、九十九さんを追い越すと、目の前の頼りなくも美しいその背中にようやくこの映画で初めて笑顔をみせる九十九さんって、一連のこの流れがあまりにも完璧すぎて、なんならちょっと泣いたからね。

こんなに最高に熱い男と男の魂の救済、しばらくお目にかかれてなかったから凄い満足感でした。

そんなわけでまだまだ語り足りないのですが、一旦しめます。ザム3前にまたぼちぼち書きたいなー!

ハイローはそれをやってくれる。まさに進化するコンテンツだ。 お笑い芸人 | 天野 ..

Takanori Iwata (@T_IWATA_EX_3JSB) on X