SGLT2阻害剤のダパグリフロジン(フォシーガ®)が「慢性腎臓病」に対して、保険適応を取得しました。


バイオファーマの一部である循環器・腎・代謝 (CVRM) は、アストラゼネカの主要治療領域の一つであり、当社にとって重要な成長ドライバーです。心臓、腎臓、膵臓などの臓器の基本的な関連性をより明確に解明するサイエンスを追求し、疾患進行の抑制やリスク減少、合併症の抑制による臓器保護と予後の改善をもたらす医薬品のポートフォリオに投資をしています。当社は、世界の何百万人もの患者さんの心血管系の健康と、治療を改善する革新的なサイエンスを継続的に提供し、CVRM疾患の自然経過の緩和もしくは抑制、将来的には臓器の再生と機能の維持の実現を目指しています。


通常、成人にはダパグリフロジンとして5mgを1日1回経口投与す

フォシーガ錠の利尿作用により多尿・頻尿がみられることがあり、また、体液量が減少することがありますが、特に体液量減少を起こしやすい患者として高齢者について注意喚起しています。
脱水や糖尿病ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞を含む血栓・塞栓症等の発現に注意してください。

皆さんこんにちは。今回は、検査を実施したときの算定の注意点について解説します。ルール上の注意点と、傷病名の注意点をほんの少しずつですがお伝えしますね。

る。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら10mg1

EGFRが25mL/min/1.73m2未満の患者を対象とした臨床試験は実施していません。
なお、重度の腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者への投与について用量調節の設定はありません。

“DAPA Care”は、フォシーガの心血管、腎、臓器保護作用を評価する一連の臨床プログラムです。終了済みおよび進行中の試験を含め35,000例以上の患者さんを対象とする35件以上の第IIb/III相試験から構成されており、フォシーガはこれまでに250万患者年以上に処方されています。またフォシーガは、現在、2型糖尿病合併の有無に関わらず、駆出率が保たれた心不全患者さんを対象として有効性を評価するDELIVER第Ⅲ相試験および急性心筋梗塞(MI)または心臓発作発症後の非2型糖尿病患者さんを対象とした第Ⅲ相DAPA-MI試験が進行中です。DAPA-MI試験は、この種の試験では初めてとなる適応症追加を目的としたレジストリに基づく無作為化比較対照試験です。

効能又は効果において、「ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者

検査を行ったときの適応病名を本などで調べてみると適応の疾患名は出ていますが、ここで問題なのが、疑い病名でも認められる検査なのか、確定病名でなければ認められない検査なのか、までは記載がされていないことです。中には疑い病名でなければ認められない検査もありますので内容を理解されていないと判断に迷われると思います。ここで一部ご紹介しますね。

HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、「糖尿病」の確定病名でも「糖尿病の疑い」でも認められます。

[XLS] 別表Ⅱ 診療報酬明細書の「摘要」欄への記載事項等一覧(薬価基準)

フォシーガは、米国において、成人2型糖尿病における血糖コントロール改善のための食事および運動療法の補助療法として承認され、また、第Ⅲ相 CVアウトカム試験の結果に基づき、標準治療への追加療法で、成人2型糖尿病における心不全入院および心血管死のリスク低下の適応 *を取得しています 12。また、フォシーガは第Ⅲ相 、第Ⅲ相 試験の結果に基づき、2型糖尿病合併の有無に関わらず、 、および として承認された最初のSGLT2阻害剤です 1,13

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フォシーガ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

フォシーガ(ダパグリフロジン)は、1日1回、経口投与のファーストインクラスの選択的SGLT2阻害剤です。研究により、心腎疾患の予防および進展抑制、ならびに各臓器の保護に対するフォシーガの有効性が示され、心臓、腎臓および膵臓の臓器間の基本的な関連性を示す重要な知見が得られました 1,12,13。これらの臓器の一つでも損傷を受けると、他の臓器の機能低下を引き起こし、全世界で主要な死因となっている2型糖尿病、心不全およびCKDを含む疾患の発症につながります 14-16

標記について、令和6年2月9日付けで医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の

DAPA-CKD試験は、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージの2~4、かつ、アルブミン尿の増加が確認された4,304例を対象に、フォシーガ10mg投与による有効性と安全性をプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験です。フォシーガ は1日1回、ACEiもしくはARBによる治療と併用されました。複合主要評価項目は、腎機能の悪化もしくは死亡(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、心血管または腎不全による死亡)リスクでした。副次評価項目は、腎機能の複合評価項目(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、腎不全による死亡)、心血管死もしくは心不全による入院、および全死因死亡のいずれかの初発までの期間でした。試験は日本を含む21カ国で実施されました 1。結果は に掲載されました 1

ア 医師免許取得後2年の初期研修を修了した後に、高血圧、脂質異常症又は2型糖尿病 ..

(例1)「ボグリボース錠0.2mg」を「耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制」患者に処方している場合は、「耐糖能異常と判断した根拠(判断した年月日とその結果)、食事療法及び運動療法を3~6ヶ月間行っても改善されなかった旨及び高血圧症又は脂質異常症の診断名を記載する。」

(例2)「ボグリボース錠0.2mg」を「糖尿病の食後過血糖の改善」患者に処方している場合は、別表Ⅱに該当しないため記載不要。

糖尿病学会より日本人における2型糖尿病のアルゴリズム⑨ ~SGLT2阻害薬 ..

登場し始めの頃に懸念されていた程多くはない印象ですが、高齢の女性の方や尿路結石・膀胱炎の既往があるような尿路感染のリスクがある患者さんでは投与は慎重にあるべきだと思います。

また「境界型糖尿病」や「耐糖能異常」でHbA1cを行うこともあると思いますが ..

CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患です(eGFRの低下、あるいは腎臓の障害を示唆する指標の変化、もしくはその両方が、最低3カ月間認められた場合と定義されています 4。CKDを発症する最も一般的な原因疾患は、糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎です 10。CKDは高い有病率や、心不全や若年死をもたらす心血管イベントリスクの増加に関与しています。CKDの最も重篤な状態は末期腎不全(ESKD)と呼ばれ、腎障害および腎機能低下が進行し、血液透析や腎移植を必要とする状態となります 2。CKD患者さんの多くはESKDになる前に心血管系の原因によって死亡しています 11。現在、日本におけるCKD患者数は、約1,300万人と推定されています 6

・糖尿病にて血糖測定を行っている患者が測定器を無くしたため ..

インスリン(IRI)は、糖尿病の患者に自己注射を開始するかどうかを判断するために行う検査です。またCペプチド(CPR)は、インスリン注射を行っている患者に自分の体でつくられた内因性インスリンを推定するために行われる検査のため、どちらも糖尿病の確定病名が必要です。「糖尿病の疑い」では認められませんのでご留意ください。

SGLT2 阻害剤を使用していない1 型糖尿病患者での糖尿病ケトアシドーシスの.

抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ抗体(抗GAD抗体)も、糖尿病の確定診断が必要です。糖尿病が確定した患者に対して、Ⅰ型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)ではないか鑑別するための検査になりますので、糖尿病の確定病名と「Ⅰ型糖尿病の疑い」が必要です。

10月診療分以降のレセプト「摘要」欄記載について | 情報掲示板

アストラゼネカの子会社であるアストラゼネカ株式会社は、2013年、フォシーガに関して、小野薬品工業株式会社 と日本におけるコ・プロモーション契約を締結しました。本契約に基づき、小野薬品工業株式会社はフォシーガの日本における流通および販売を担い、アストラゼネカ株式会社と2型糖尿病、1型糖尿病および慢性心不全においてコ・プロモーションを実施しています。両社は慢性腎臓病においてもコ・プロモーションを行います。

[PDF] 1 追補(令和5年4月) 新明細書の記載要領(医科・歯科・調剤

アルブミン定量(尿)を行った際には、糖尿病の確定病名と、「糖尿病性腎症の疑い」か、または早期糖尿病性腎症の確定病名のどちらかが必要です。算定は3か月に1回限りと定められていますし、レセプトには、前回の検査日か、初回の場合は、「初回」との記載が必要とのルールになっています。記載がないと返戻される可能性がありますので忘れずに記載してください。

別表Ⅱ 診療報酬明細書の「摘要」欄への記載事項等一覧(薬価基準)

フォシーガ は、 および においても2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDの治療薬として承認を取得しており、現在世界のその他の国においても審査が進行中です。フォシーガは2型糖尿病成人患者さんの血糖コントロールを改善する食事および運動療法の補助療法、および1型糖尿病 の成人患者さんに対するインスリンの補助療法を適応としています。また、本剤は2型糖尿病合併の有無に関わらず、左室駆出率が低下した慢性心不全の成人患者さんの治療薬としても承認されています。

フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用

甲状腺の検査で、FT3・FT4・TSHの3項目をセットで行われることがあると思います。診断時にはこの3項目でも認められると思いますが、 甲状腺機能低下症の経過観察時ではTSH・FT4 の2項目のみ で、FT3 は認められないケースがあります。また甲状腺自己抗体検査(TRAb、TgAb、TPOAb)は、疑い病名でのみ認められます。確定診断後の経過観察としては原則認められておりませんのでご留意ください。

■疑い病名でも可

慢性心不全や糖尿病などの治療に用いるフォシーガ錠、「左室駆出率の保たれた慢性心不全」患者にも投与可能とする。このため、これまで「左室駆出率の数値」などのレセプト記載を求めていたが、不要とする—。

■確定病名が必要です

第Ⅲ相DAPA-CKD試験においてフォシーガは、CKDステージ2~4、かつ尿中アルブミン排泄の増加を認める患者さんを対象に、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEi)もしくはアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB) との併用で、腎機能の悪化、末期腎不全 への進行、心血管死または腎不全による死亡のいずれかの発生による複合主要評価項目のリスクを、プラセボと比較して、39%低下させました (絶対リスク減少率 [ARR]=5.3%, p 9。フォシーガの安全性と忍容性は、これまでに確認されている安全性プロファイルと一貫していました。