風邪の鼻水・鼻づまり(鼻閉)の治療薬として抗ヒスタミン薬(ペリアクチン、ポララミンなど) ..
お風呂に入って身体があたたまると、血行が良くなり鼻づまりが解消されます。
水で濡らして絞ったタオルをレンジで1分ほどあたためて蒸しタオルにして、鼻をあたためるのも効果的です。(火傷にご注意ください)
これらは、正しい使い方をしていれば、典型的な風邪症状に対して効果を期待できます。
ロイコトリエン受容体拮抗薬は、鼻の粘膜の炎症や鼻づまりがひどい時に処方される薬です。ロイコトリエンはアレルギー反応でできる物質で、血管を拡張させて鼻の粘膜が腫脹(腫れる)し、鼻づまりを起こします。
この種類の薬としては、プランルカスト(オノン)やモンテルカスト(キプレス、シングレア)などが挙げられます。
お子さまの風邪で最も多い症状は鼻水です。大人のように上手に鼻をかむことができず、また解剖学的に鼻腔が小さいため中に長期間溜まった鼻汁に細菌が感染して副鼻腔炎を発症しやすいのです。ご自宅での吸引も重要ですが、耳鼻咽喉科では専用の機械で奥まで吸引することができますし、必要に応じてネブライザー療法も行うことができます。
透明でサラサラの鼻水でも、垂れてくる場合には何らかの異常(風邪・アレルギー)が起こっている可能性があります。 ..
鼻の粘膜が垂れ下がってできたキノコ状のポリープのことで、鼻や副鼻腔などでの炎症が原因で発生します。炎症が強かったり、鼻茸が大きかったりするような場合には手術も検討されます。
気道に慢性的な炎症が生じ、様々な刺激に気道が敏感になり発作的に気道が狭くなるのを繰り返す病気です。
埃、タバコの煙、ストレス、ペットの毛など、さまざまなものが原因となります。夜間から明け方にかけて症状が悪化しやすく、鎮痛剤の使用(アスピリン喘息)や運動の後(運動誘発性喘息)に発作が出現する事もあります。発作時には「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった呼吸音(喘鳴)とともに、呼吸困難が生じることがあります。発作が起きていない時も常に気道には炎症が生じており、症状が軽い場合には乾いた咳だけが出ることもあります。採血、胸部X線検査、呼吸機能検査、呼気NO検査などを行い、総合的に診断します。
気管支拡張剤で咳は止まっても、喘息と同様に気道の炎症をおさえないと、再度風邪やアレルギーで刺激を受けるとすぐに ..
喘息の中には、『』といわれる、があることが知られるようになりましたが、呼気NOを測定することで、『隠れ喘息』や極早期の喘息までもが発見されるようになりました。 また、呼気NO検査(一酸化窒素検査)は、治療効果の評価の指標に有用です。
当院では、自覚症状がなくても気道の炎症が進行していないか、治療薬やその使用量が適正化を判断するために6か月に1度はモストグラフを受検頂いています。
アレルギー症状を起こすヒスタミンの働きを抑えることで、くしゃみや鼻水などの症状を和らげます。現在は「第2世代抗ヒスタミン薬」が普及しており、第一世代(昔からある薬)のものに比べて眠気や口の渇きなどの副作用が少ないのが特徴です。
フェキソフェナジン(アレグラ)やエピナスチン(アレジオン)、ビラスチン(ビラノア)、デスロラタジン(デザレックス)などの種類があります。
ハウスダスト・風邪などでおこる鼻づまり・鼻水などの鼻炎や蓄膿症(副鼻腔炎 ..
せきとたんが3週間以上続きます。 たんは気道から出る分泌物です。健康な人でも常に少しずつ出ていますが、普段は気道表面から再吸収されたり、のどまで上がってから無意識に飲み込まれたりしているのであまり意識されません。のどの奥から肺までの空気の通り道の粘膜表面に強い刺激や炎症が長く続くと、たんが増えます。たばこをたくさん吸う方は健康でもせきやたんが出ます。最も多い原因は風邪ですが、通常風邪は3週間も続きません。肺炎や気管支炎でも病原菌を排除する反応の結果としてたんがでますが、このときは高熱や全身倦怠感や食欲不振などの全身症状を伴うので3週間以上診断がつかないことはあまりないでしょう。比較的元気でも、せきやたんが3週間以上続くときには何か病気があると考えたほうがいいでしょう。 過去にあるいは現在までタバコを吸ってきた方であれば(COPD)の可能性があります。風邪をひいた後にたんとせきが長引いたり、階段を登る時や荷物を持って歩くときに息切れを感じるという特徴もあります。喘息では、風邪の症状がないにもかかわらずせきとたんが続きますが、特に夜間から早朝にかけて、運動したとき、ほこりを吸ったときなどにたくさん出ますし、それだけでなく息を吐くたびにゼーゼーと音がして息苦しく感じることもあります。慢性副鼻腔炎や通年性アレルギー性鼻炎では、鼻汁がのどの奥に落ちてくる後鼻漏が原因となることも多いです。まれに、結核や非結核性抗酸菌症などの慢性感染症、気管支拡張症、肺がんなどが原因となることもあります。 まずは近くのクリニックで胸のエックス線写真を撮ってもらいましょう。肺結核や肺炎、肺がんなどでは異常陰影が見えることがあります。大きい病院で行う胸部CTスキャン検査で初めて見える陰影もあります。たんを容器に出して検査することも大切で、たんのなかに含まれる細菌や結核菌、がん細胞、喘息にかかわりが深い炎症細胞である好酸球などを調べることができます。喘息やCOPDを疑ったら気管支が狭くなっていないかどうか呼吸機能検査で確認します。特殊な肺炎や肺がんでは病変部から直接細胞を取って調べるために気管支内視鏡検査をすることもあります。 タバコを吸っている方では禁煙が絶対必要です。COPDでは呼吸機能と息切れを改善するために気管支拡張薬の吸入を使います。喘息あるいは喘息とCOPDを両方もつ場合には、吸入ステロイド薬と気管支拡張薬を同時に使います。慢性副鼻腔炎による後鼻漏ではマクロライド系とよばれる抗菌薬を長期間使用することで症状が楽になることもあります。結核や非結核性抗酸菌症などの慢性感染症では、それぞれの病原菌に有効な抗菌薬を長期間内服しますが、効果や副作用に個人差もありますので治療に慣れた医師に相談するほうがよいでしょう。肺がんでは進行の程度によって治療法が変わりますので専門の先生と相談して決めましょう。
鼻うがいをすることで、風邪やインフルエンザの原因となるウイルスを洗い流し、予防する効果が期待できます。鼻づまりがひどく口呼吸になってしまうと、鼻のフィルターを通らず細菌やウイルスが直接喉や肺に入ってしまうのです。鼻うがいをすることでウイルスを洗い流し、鼻づまりを解消させることは感染症予防につながります。
これらの症状は、風邪でも、インフルエンザでもみられます。しかしながら、市販の風邪薬は、インフルエンザの際に服用しても効果は期待できません。
主に細菌・ウイルス感染が原因で、副鼻腔(頬、顔、目のまわりの骨の部分にある空洞)で炎症が起こった状態です。鼻水を吸引した後、内服薬やネブライザーなどを組み合わせて症状の改善をはかります。これらの治療で十分な効果が認められないような場合には、外科手術を検討します。
鼻水が続く場合は、抗ヒスタミンが含まれるアレジオンやアレグラが有効です。 ..
一方で、耳鼻科でも初期から風邪を診ることをご存じでしょうか。耳鼻科では、鼻だけでなく、喉(咽頭・喉頭)までファイバースコープにより直接観察することができます。粘膜の炎症や膿の状態、腫れの程度が正確に分かり、そうして得た確かな情報をもとに治療を行うことができます。鼻水の吸引、洗浄も受けられますので、その場での症状の緩和という意味でも強みがあります。
薬を服用することで、一定の効果が期待できるものの、副作用が生じる可能性があります。
風邪かインフルエンザか分からなくも、高熱が出てつらいときは「ひとまず熱を下げたい」と、解熱剤を使いたくなるものです。しかし、インフルエンザにかかっている場合、市販の解熱剤を安易に使うことは望ましくありません。というのも、解熱剤の成分のなかには、インフルエンザの合併症を引き起こす原因となりうるものがあるからです。
それは、アスピリン(アセチルサリチル酸)、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸の3種です。これらが含まれる解熱剤をインフルエンザ時に服用すると、インフルエンザ脳炎・脳症の発症リスクを高めたり、重症化する危険性があることが厚労省の研究から分かっています。
またアスピリンには、肝機能障害や精神神経症状をきたすライ症候群という合併症を引き起こす可能性も指摘されています。この合併症は主に乳幼児が発症しやすいとされていますが、成人でもまれに発症することがあるため、インフルエンザ時に服用することは避けましょう。
なお、こういった成分は市販の風邪薬にも含まれているケースが多いです。インフルエンザは風邪と同様、のどの痛みや鼻水、せきといった呼吸器症状が強く現れます。これらの症状は市販されている風邪薬の効能にも含まれているため、風邪薬を使いたいと考えてしまうかもしれませんが、先に述べた危険性を考慮すると、服用は望ましくありません。風邪かインフルエンザか判断できない場合は、安易に市販薬を使うことはやめましょう。
風邪などの感染症や副鼻腔炎(蓄膿症)を併発した。 花粉症の治療薬は、なるべく ..
2.
は、平成29年11月に発売されましたが、こちらは、従来の第二世代抗アレルギー剤としての抗ヒスタミン作用に加え、を併せ持つ、新しい作用機序の経口アレルギー性疾患治療剤です。ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こす化学伝達物質としてよく知られていますが、PAFも血管拡張や血管透過性の亢進、知覚神経刺激、白血球の活性化などを誘導することで、くしゃみや鼻水、鼻閉などの症状を引き起こすなど、アレルギー性疾患の病態に深く関与しています。ルパタジンフマル酸塩錠は、これら2つの化学伝達物質を抑える、DUAL作用(抗PAF作用と抗ヒスタミン作用)によって強力な効果を発揮し、も含めアレルギー性疾患における症状を抑制します。
ルパタジンフマル酸塩錠10mgとデスロラタジン錠5mgは化学構造式が類似しています。
ルパタジンフマル酸塩錠は1錠中にルパタジンを10mg含有しているのですが、体内に入ると一部はルパタジンのまま未変化体として存在します。よって体内に入ったルパタジンフマル酸塩錠は、を有し、を発揮するということになります。
デスロラタジンは、効果発現にやや時間がかかりますが、定期服用での力価は高いので、頓服薬としてルパタジンフマル酸塩錠10mgを携帯し、通年性や季節性など長期間抗ヒスタミン剤を服用する場合は力価の高いデスロラタジン5mgを服用するのもいいかもしれません。
また、で、これは近年発売された抗アレルギー剤にはない特徴です。ルパタジンフマル酸塩錠の場合、10mg(1錠)にて効果不十分の場合は、20mg(2錠)まで増やしていいということです。特に重症の蕁麻疹を治療する際には、「薬剤の倍量処方ができるかどうか」が重要となってくるため、この点においてルパタジンフマル酸塩錠は効果的な使い方ができるかと思います。
さらに抗PAF作用は、エピナスチン塩酸塩同様、気管支喘息におけるするため気管支喘息を軽減します。そのため喘息発作に追加する抗ヒスタミン剤としては有用な薬剤の一つと考えられます。
ただしその反面、するため、「本剤投与中の患者には自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意すること」という使用上の注意があります。デスロラタジン錠、ビラスチン錠にはそのようなリスク・副作用がないため、「医師としても処方しやすい」という有利な面もあります。(眠気が出た人の割合は、オロパタジン塩酸塩でも7.0%。一方ビラスチンは0.6%、デスロラタジンは1.0%と優秀。)
ひどい症状は抗アレルギー薬やステロイド点鼻薬などで抑えることも可能 ..
鼻の奥は喉と繋がって咽頭部となっていきます。口を大きく開けたときに見える部分が中咽頭で、それより上の部分を上咽頭といい、下は下咽頭です。この上咽頭の部分が細菌やウイルスに感染したり、口呼吸によって乾燥したり、冷たい空気にさらされた刺激などによって腫れてしまうことがあります。これを上咽頭炎といいますが、その腫れによって鼻が詰まった感じがすることがあります。風邪と同様に抗炎症薬などの対症療法、抗菌薬などの内服や点鼻などを行います。家庭では鼻うがいなどが効果的な場合もあります。
上咽頭の腫れの原因としては、その他にもアデノイドや鼻咽腔血管線維腫によるものもあり、また稀なケースとして上咽頭がんが発症していることもあります。症状が続く場合は一度耳鼻咽喉科を受診してください。
アレグラFX 5つの強み|アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」
古いアレルギー薬は効果が強い反面、非常に眠くなります。寝て治そう!、という場合には問題ありませんが、運転などには注意が必要です。アメリカの厚労省(FDA)は、抗ヒスタミン薬の眠気から小児の風邪には使用しない、(もう一つの副作用である)尿が出にくくなることから高齢者にも使用しないことと勧告しています。
かぜのアレルギー症状(鼻水、くしゃみ等)を持続的におさえます。 ..
においがわからなくなる嗅覚障害は、風邪やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)、鼻茸(鼻ポリープ)などが原因で起こる場合がありますが、現在、感染が拡大している新型コロナウイルス感染症でも嗅覚障害が症状として現れると言われています。
最近の報告では、感染者の40%程度が嗅覚障害また味覚障害を自覚したと言われています。
新型コロナウイルス感染症と嗅覚障害との関連性はまだ明らかにはなっていませんが、症状がある場合には感染の可能性があると言えますので、すぐにご来院いただく前にまずは一度お電話でお問い合わせください。
効果がある食材を摂る事も好ましいです。 寒暖差アレルギーの治療
主にアレルギーによる気道の炎症が原因です。喘息では喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)といった症状が出ますが、咳喘息では咳のみが続きます。基本的には、咳や喘鳴は朝や夜に強いといった特徴があります。夜に横になって咳が出ると訴える患者様が多く見られます。また季節の変わり目や風邪をひいた時、タバコの煙、寒暖差、会話、運動などをきっかけに咳が悪化することがあります。他のアトピー素因(アレルギー体質)があり、アトピー性皮膚炎・花粉症などの病気などの病気を併せて持っていることがあります。一般的な咳止めはほとんど効果がなく、吸入薬(吸入ステロイド・気管支拡張薬)がよく効いて咳が良くなります。詳しくはこちらを参考ください。
ベンザブロックLプレミアム | のどからの風邪(かぜ)に銀のベンザ
「花粉症による鼻水」→「鼻水によって喉の粘膜が傷む」→「ウイルスなどによる喉の炎症」→「喉の痛み」という順番に発生するので、これは「花粉症の症状」と呼ぶより「アレルギー性咽喉頭炎の症状」と呼んだほうがよいわけです。
風邪のウイルスや細菌、アレルギーなどにより、副鼻腔の粘膜に炎症が起こることで ..
花粉症で高熱が出るケースは滅多に見られません。38℃以上の熱があった場合は、副鼻腔炎を併発している可能性が高いです。
花粉症の鼻の炎症が治らないまま、鼻の周りの空洞にも炎症が広がることで、副鼻腔炎になるケースはあります。実際に、花粉症患者の23%が、副鼻腔炎を併発していたという報告もされています。
副鼻腔炎の症状は下記の通りです。