ジエノゲスト錠1mgなどの子宮内膜症治療薬は、月経周期に合わせて投与を開始する薬剤

通常、成人にはジエノゲストとして1日2mgを2回に分け、月経周

先発品のディナゲスト錠では、2016年12月に新たに「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」への適応が承認された。一方、ジェネリック医薬品であるジエノゲスト錠「JG」には、現時点で「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」の適応はない。

蓄膿でアモキシシリンカプセル250mgとカルボシステインを処方されました。
婦人科のジエノゲストは飲んでいると言ったのですが、逆流性食道炎の為、タケキャブとイルソグラジンマレインも時々…飲んでいます。
胃薬に関しては先生に聞いていないのですが、飲み合わせ、大丈夫でしょうか？

ディナゲスト（ジエノゲスト）は、ジエノゲストという黄体ホルモンを含有したお薬です。子宮内膜症治療や、子宮腺筋症に伴う疼痛の改善、月経困難症の改善目的で使うことが一般的です。

今回は、ディナゲスト（ジエノゲスト）の効果や飲み方、注意点などを詳しく解説します。

そのメカニズムは、ディナゲスト（ジエノゲスト）によって体内での女性ホルモンの分泌が抑えられるとともに、病変にも作用し、異常な組織の増殖を防ぐことだとされています。

ジエノゲストの服用方法は、1日に2錠を12時間毎に服用します。例えば6時と18時とか、8時と20時とか、その方のライフスタイルに合わせて服用します。飲み忘れを防ぐために朝夕食後、という飲み方でも構いませんが、不正出血がある場合、12時間毎にしてみてください。

一方、お薬です。月経痛で悩んでいて、血栓症リスク（喫煙、肥満、40歳以上、前兆を伴う偏頭痛、重度の高血圧や肝障害、乳がん、糖尿病や脂質代謝異常症など）が理由で、低用量ピルの服用ができない方は、ジエノゲストによる治療が選択肢の一つとなります。

どのようなお薬にも、効果の反面、副作用が生じるリスクがあります。ディナゲスト（ジエノゲスト）の場合は特に不正出血が起こりやすく、その頻度は、1mgの場合で88.3％、0.5mgの場合で93.8％というデータがあります。

ディナゲスト（ジエノゲスト）と併用が禁止されているお薬はありませんが、以下のお薬は併用に注意が必要なので、併用したいときは医師に相談しましょう。

ディナゲスト（ジエノゲスト）の服用中は生理がこなくなります。しかし、女性ホルモンの分泌を大幅に下げて閉経状態をつくるお薬と違い、ディナゲスト（ジエノゲスト）を飲んでも自分の体内で卵胞ホルモンが分泌されているため、閉経したり、更年期症状に悩まされたりすることはないとされています。