レクサプロは、セロトニンを増加させる作用にしぼったお薬になります。
お薬を自己判断で減らして調子が悪くなってしまう方はたくさんいらっしゃいます。結果オーライの方もいらっしゃいますが、「薬をやめたい」と思ったら、正直に主治医に相談していただきたいです。
そして作用時間が短いと、薬が身体から抜けていくのが急になります。
抗うつ薬を急に中止(断薬)すると、一気に脳内セロトニン濃度が下がって、離脱反応が生じることがあります。
一般的に、中断2日前後に始まり、1週間程度続き、その症状は次のように多彩です。
私がうつを克服した大きな要因には、長年服用していた薬を飲まなくなったこともありました。実は、結婚前、私の妻もうつ病と診断されて、7年間、投薬治療を受けていました。しかし一向に回復しない。ある日、妻は精神疾患に詳しい知り合いに、「薬をやめてみては」と勧められました。その言葉を信じて、薬をやめたところ、耐えがたい頭痛に襲われました。薬を断ったときに出る離脱症状です。しかし2週間後、頭痛がぴたりとやみ、頭がスカッとクリアになったうえ、悩んでいた手の震えが止まったそうです。
理想は、断薬できて、自分が抱える問題がクリアになってから妊娠すること。
離脱症状は古い薬より、むしろSSRIをはじめとした新しい抗うつ薬でよくみられます。その中で、レクサプロは離脱症状が起こりにくい薬です。これは効果の持続の長さが大きく関係しています。ですが、薬を自己中断してしまったりすると、離脱症状が認められることもあります。
私も知り合いのドクターの勧めに従って、減薬・断薬を行いました。とはいえ、ただ薬を抜けばいいというわけではありません。服用した期間や種類、その時点での体の状態、そして離脱症状によって、減薬の仕方は変わります。薬を減らすと脳のバランスが崩れ、症状が悪化してしまうケースもあります。減薬はとにかく慎重に進める必要があるのです。
最後の1錠が、なかなかやめられません。断薬するには以下の方法があります。
ラツーダは幻聴妄想の再発防止にこれからも飲み続ける予定。
早く離脱症状が治って、仕事で活躍できるようになりたい。
フルニトラゼパム断薬したこの数日は常に体調が悪くて生き地獄ですが、これからも薬を...
たまにシャンビリ
ちょっと動悸(漢方薬半夏厚朴湯でしのぐ)
先生の腕がいいのか、今のところあまり苦しい離脱症状はないです。
引き続きがんばります
2021/4月
減薬して1ヶ月。初めは結構シャンビリが気...
なります。半減期の短い薬の場合は、血中濃度の波が大きくなります。
この薬は、セロトニンを増加させる作用に絞った薬です。セロトニンを高める作用のある薬で、うつ病以外の精神症状にも効果が期待できます。レクサプロは即効性を期待する薬ではないため、効果実感は、概ね約2~4週間ほどかかります。
わかりやすいところで、抗生物質を例に挙げましょう。『処方された分は必ず飲み切ってください』と、医師や薬剤師から説明を受けたことがある方も多くいらっしゃると思いますが、抗生物質の服用を中断すると十分な効果が出ず、抵抗力のある細菌が増殖する(その結果、症状をぶり返してしまう)という大きなリスクが生じてしまうのです。
「混合性不安抑うつ障害」と診断し減薬治療を開始することにしました。 ..
レクサプロの半減期は24.6~27.7時間、最高血中濃度到達時間は4時間です。抗うつ薬は半減期が短いと効果が切れやすくなるため、飲み忘れたときなどに中断症候群という、ふらつきや不眠などの症状が出てしまうこともあります。レクサプロは他のSSRIに比べて半減期が長いので、1日1回の服用が可能です。
また、飲み続けていくことで安定します。半減期からおよそ4~5倍の時間で安定するといわれていますので、安定には5日~1週間ほどかかります。
レクサプロ(エスシタロプラム)は主にセロトニンの働きを高める作用のある薬で、うつ病や様々な不安障害などに効果がある薬 ..
レクサプロについて、薬の効果や副作用、服用時の注意点など、詳しく説明しています。
1か月後、薬をレクサプロにしたいと言われましたが、抗うつ剤が ..
抗うつ薬は内服開始から数日~数週間経った頃に効果が見えてくるため、定期的且つ継続的な服用が基本となります。すなわち、常に体の中に薬の成分があるということです。服薬の中断によって一時的にそのバランスが崩れると、体にも心にも様々な症状(=離脱症状)が現れる可能性があるのです。
レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
精神疾患の診断基準であるDSM-5には、“抗うつ薬中断症候群”に関して記載されています。
自己判断での減薬・断薬は決してせず、主治医へ相談しましょう。 <メリット ..
ものを指します。多くの場合、急な中断・減薬から2~4日以内に以下のような症状が現れます。
しかし、レクサプロは、副作用でもめまい症状が起きる抗うつ薬です。 今まで服用して体内に残っているレクサプロの副作用である可能性もあります。
「薬をいきなり中断すると危ないので、自分で中断しないでくださいね」と心のお薬を処方された際に医療者から話をされたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
レクサプロの減薬・断薬の方法 | 医者と学ぶ「心と体のサプリ」
抗うつ薬を急に中断してしまうとどうなるのか?安全に抗うつ薬をやめていくにはどうすればいいのか?についてお話ししていきます。
レクサプロ減薬④ | 不安障害 いつかお薬とお別れできる日を夢みて
私は薬を突然やめた経験が2回ありますが、そのうちの2回目はひどい離脱症状に苦しみました。
当時のんでいた抗不安薬は一種類だけだったのですが、湿疹の原因かもしれないと考え急に断薬したところ、不眠、ひどい倦怠感、会話もできないほどの不安感、みぞおちの辺りの痙攣、音が脳に響く、肩の筋肉の痛いほどの張り、頬・目・耳のかゆみなど泣きたくなるほどの苦しみを味わい、主治医のところへ駆けこみました。
主治医はすぐに薬を変えてくれましたが、やはり湿疹は薬のせいではないかもと思いなおし、5日後にはまたもとの薬に戻してもらいました(あとで湿疹の原因はシャンプーとわかりました)。
あのときの離脱症状はひどく苦しくて、ずっと奥歯をくいしばり、こめかみの辺りまでおかしくなりそうでした。まさに生き地獄。
もう二度と医師との相談なしに勝手に断薬はしないと思います。
レクサプロの離脱症状と4つの対策 | 医者と学ぶ「心と体のサプリ」
医師の指示通りに内服すれば安全性が確保されている薬ですが、何らかの事情により服用を中断してしまった場合、離脱症状が生じる可能性があります。
薬でよくみられます。その中で、レクサプロは離脱症状が起こりにくい薬です。これは効果の持続の長さが大きく関係しています。ですが、薬 ..
これらの症状は、SSRIと三環系抗うつ薬では違いがあります。イライラ感といった攻撃性や、シャンビリ感といった脳に衝撃を受けるような感覚、手足のしびれといった感覚異常は、レクサプロをはじめとしたSSRIに特徴的です。三環系抗うつ薬にはあまりみられません。
【パニック障害】レクサプロ断薬、離脱症状は!?【SSRI】【抗うつ薬】 · Comments29.
お薬を減らして調子が悪くなると、多くの方が①の症状の再発・再燃を心配されます。ですが、多くの場合が②の離脱症状や③の薬への不安感であることが多いです。SSRIは離脱症状が起こりやすい薬ですが、レクサプロではあまりみられません。ですから、③であることも多いと思います。
どれぐらいの期間内服すると離脱症状が起こる? 基本、離脱症状はレクサプロを減量したり中止したときに3日以内に起きます。 ..
抗うつ薬としての効果は高く、日本に限らず世界的にもシェアの高い薬です。
現在においては、順調に売り上げを伸ばして、うつ病の治療ではレクサプロが良く処方されています。
レクサプロ・パキシル・ルボックス/デプロメール; SNRI:サインバルタ ..
社会適応障害をもつ、うつ病を患っています。私は調子が悪くなると、外出ができなくなるので通院できません。
きついうつ期に入ったとき、薬が切れても病院へ行けず、1か月ほど過ごしました。
通院を再開したのは、苦しさやつらさで、呼吸困難になり、死んでしまうような状態から脱したかったからです。 以前と同じ薬を処方してもらいたかったのですが、医師から「1か月薬をのまずに過ごせたから」と抗うつ薬や睡眠剤を約半分の量に減らされました。たしかに薬がなくても死なずに過ごせましたが、その期間は、眠れず、不安定でたいへんな思いをしました。半分に減らされた薬で、断薬時よりは眠れ安定もしましたが、以前のようなしっかりした生活はできませんでした。
半年後くらいで、減薬量は、断薬以前より、少し抗うつ剤が減った程度に戻り、生活も安定しました。
調子が悪く通院がむずかしくても、急激な減薬、まして断薬はつらさが増すだけと、身をもって経験しました。
・レクサプロ、トリンテリックスが起こりにくいです。 関連ブログ⇓
レクサプロの効き方としては、1日に1回の服用を継続することで、少しずつ効果が期待できる薬です。
1日1回の服用はいつでも良いのですが、基本的には夕食後に服薬します。寝る前に服薬する変更もあります。10mgから開始することが多く、効果判定は服薬から2週間程度です。効果が不十分な場合は、10mgずつ増量していきます。
抗うつ薬の中止について | Stopping antidepressants in Japanese
薬を飲み始めてすぐの頃は、身体から薬の成分が消えても効果がなくなるだけです。しかし、長期間にわたって薬を飲み続けると、身体は薬が入ってくることを前提に体調を整えるようになります。その状態で急に減薬や断薬してしまうと、身体の調子がくるってしまいます。これが不快な症状となってあらわれるのです。