ベルアラートは「COBRA OVER THE RAINBOW」の新刊発売日をメールでお知らせします。
9月11日、寺沢氏の公式X(旧Twitter)アカウント「ブイチギルド」にて寺沢プロダクションの代表である古瀬学氏が「寺沢武一ファンのみなさまへ」とした訃報を公表。「漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました。3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。」と伝えた。
COBRA OVER THE RAINBOW #01 / 寺沢武一
先に紹介した通り、コブラは宇宙海賊というアウトローな存在ではあるが、一般的なイメージや作中に登場するその他の海賊とは異なり、私利私欲のために残虐非道な行ないをすることを良しとしない。身にまとった軽薄極まりない雰囲気によって普段は鳴りを潜めているが、己の信条を曲げず、それを貫くために戦う男というのが彼の本質だ。マンガ「コブラ」の見どころは、そんなコブラというキャラクターの魅力を様々な角度から楽しめるところにある。
キャラディン宇宙港へ向かう途中に戦闘に巻き込まれてしまい、ドメル軍の戦闘機に撃墜されてしまったコブラ。空襲によって壊滅状態にあった外人部隊と出くわすことになり、共に共闘を結ぶこととなったのだが…!?
これにより『OVER THE RAINBOW』が寺沢氏自身の筆で完結することは期待できなくなってしまった。 【アニメシリーズ】
第1話のあらすじとしては以上だが、言うまでもなくジョンソンが夢に見たコブラは自分自身で、戦いばかりの毎日にうんざりした過去のコブラが、自身の顔と記憶を変えてジョンソンとして過ごしていたのだ。運悪くバイケンとトラブルになり、とっさに左腕のサイコガンを使ってしまったことで、ジョンソンは自身こそがコブラであったことを思い出していく。ギルドの回し者たちを始末した後、平凡な生活に飽き飽きしていた彼は、またコブラとして危険な世界へ舞い戻っていく。
寺沢武一氏は、SF漫画「コブラ」などを手掛けた漫画家。1998年に悪性の脳腫瘍が見つかり、3度の手術による治療・リハビリを繰り返していた。その後遺症により左半身が麻痺し車椅子生活を余技なくされていたが、その後も意欲的に漫画制作を続け、2019年には「コブラ」の新作となる「COBRA OVER THE RAINBOW」を発表した。
KADOKAWAのWEBコミックサイト「COMIC Hu」では「COBRA OVER THE RAINBOW ..
寺沢武一ファンのみなさまへ(訃報)
漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました。
3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。…
その夢のなか、正統派の海賊であるという自負があるコブラは、残虐非道な行ないをするマフィア的な組織・海賊ギルドが気に食わず、ひとり反旗を翻す。海賊ギルドの船に出会っては撃墜していくコブラだが、その最中、交戦した船に乗っていたギルドの幹部、キャプテン・バイケンを取り逃がしてしまう。生き延びたバイケンはコブラを目の敵にし、それ以来全宇宙の海賊から追われる身となったコブラ……そこでトリップ・ムービーは終わり、上機嫌で帰路につくジョンソンは、夢で見たバイケンそっくりの人物に出くわすことになる。
HITMANmorita 寺沢先生のご冥福をお祈りいたします。 「COBRA OVER THE RAINBOW」は未完のままとなりました.
コブラを追跡していたのは何と銀河パトロールのドミニクであった。てっきりコブラは自分を捕まえにきたものだと思っていたが、ドミニクはコブラに仕事を依頼しに来たのだった。ドミニクからこの仕事を成功させれば過去の罪状が全て帳消しになると言われて…!?
「コブラ」が連載開始になった1978年は、その前年にSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」シリーズの第1作目である「エピソード4/新たなる希望」が公開された(日本では1978年6月公開)タイミングであり、船ひとつで広大な宇宙を股にかけるスペース・オペラの機運が高まった。そんな世相もいち早く取り込んだ本作──寺沢氏は当時まだ珍しかったCGを用いた作画手法も取り入れるほど先見の明があったが、それはまた別の話──では、コブラの健在を知った海賊ギルドの面々や、彼の力を借りようと依頼を持ちかけてくる警察機構・銀河パトロールなどを軸に、実に多種多様な宇宙人や勢力との関わりが描かれる。
COBRA OVER THE RAINBOW #05 / 寺沢武一
「コブラ」は1978年から1984年にかけて、集英社の「週刊少年ジャンプ」にて157話を断続的に連載。その後は同社の青年誌「スーパージャンプ」でも連載した後、メディアファクトリー(現・KADOKAWA)のコミック雑誌「コミックフラッパー」へ移籍。KADOKAWAのWEBコミックサイト「COMIC Hu」では「COBRA OVER THE RAINBOW」と題した新エピソードを発表していたが、作者の寺沢氏が2023年9月に没したため現状未完となっている。
寺沢武一公式サイトです。コブラなど寺沢作品の情報をいち早くお知らせします。
本記事ではコミックス第1巻の発売から45周年を記念し「コブラ」序盤のストーリーと、作者である寺沢武一氏のハイセンスな言葉選びについて触れていく。
COBRA OVER THE RAINBOW #04 / 寺沢武一
齢30も半ばになってきて、“男のカッコよさ”とは何かということを改めて考えることがある。見た目が整っていること? 社会的なステータス? 女性に対するスマートさ? 豊富な人生経験からくる余裕? ──漠然とした命題だけにきっと明確な答えはなく、これからもその正体を探りながら生きていくことになるだろう。しかし今の自分は、そんな数多ある要素のなかでも「痩せ我慢とちょっとのユーモア」は欠かせないと確信している。そう思い至ったのは、漫画家・寺沢武一氏による不朽のスペース・オペラ「コブラ」によるところが大きい。
・寺沢武一新作『COBRA OVER THE RAINBOW』連載開始(KADOKAWA [COMIC HUE])
残虐非道の海賊ギルドに立ち向かう一人の英雄・・・左腕にサイコ・ガンを持つ不死身の海賊コブラが、相棒のアーマロイド・レディと共に宇宙銀河を駆け巡る!寺沢武一の傑作痛快アドベンチャー!!
COBRA OVER THE RAINBOW #02 / 寺沢武一
ここまで紹介してきた「コブラ」だが、単行本が幾度も再販売されたり、アニメ作品も「SPACE ADVENTURE コブラ」、「スペースコブラ」、「COBRA THE ANIMATION」と3度にわたって発表されるなど、非常に人気の高い作品となっている。
コブラ新連載『Over The Rainbow』配信開始まであと7日!
残虐非道の海賊ギルドに立ち向かう一人の英雄・・・左腕にサイコ・ガンを持つ不死身の海賊コブラが、相棒のアーマロイド・レディと共に宇宙銀河を駆け巡る!寺沢武一の傑作痛快アドベンチャー!!
さようならコブラ、 どこまでも粋なヤツ! #寺沢武一先生追悼#コブラ〜COBRA OVER THE RAINBOW(未完)より.
特に連載第一話目のコブラは、自ら記憶を消して社会に埋没しているため、うだつの上がらないサラリーマンに他なりません。
コブラ新連載『Over The Rainbow』配信開始まであと1日!!
本作の主人公は、作品名と同名のコブラ。フルネームは不明で、本名なのか偽名なのかも分かりません。左腕に銃(サイコガン)を仕込み、見事なプロポーションを持つ相棒「アーマロイド・レディ」と共に、宇宙船「タートル号」を駆り様々なお宝を華麗に奪います。
COBRA OVER THE RAINBOW 特別掲載『コブラ復活』 無料漫画詳細
3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。…
Manga : Cobra - Over The Rainbow, Année : 2019
バトル漫画の多くは、正義や倫理を重んじて、悪側の敵と戦う作品がほとんど。そんな時代の中、漫画「コブラ」は宇宙海賊を主人公に据え、法律を歯牙にもかけないアウトローを描くSFアドベンチャーとして発進しました。
[資訊] コブラ待望の新作『COBRA OVER THE RAINBOW』連載開始!!
寺沢は1955年3月30日生まれ、北海道旭川出身。浪人時代に投稿したマンガが入賞したことをきっかけにマンガ界入りし、1976年に上京してからは、手塚治虫に師事した。手塚プロダクションの“漫画部スタッフ”として所属中に「大地よ、蒼くなれ」で手塚賞佳作入選。1978年に週刊少年ジャンプ(集英社)でデビュー作となる「COBRA」を発表し、同年11月に連載がスタートした。また80年代初頭からパソコンでの創作に着目。1985年、8色のカラーマンガを「BAT」の巻頭で公開。パソコンの進化に合わせ、1992年「タケル」で世界初のフルCGマンガを発表。美麗なCGで世界各国から注目を集めた。近年では、2019年からKADOKAWAのWebマンガ誌・COMIC Hu(コミックヒュー)にて、完全新作エピソード「COBRA OVER THE RAINBOW」を発表していた。
News Cobra Gets New Cobra: Over the Rainbow Manga
コブラ「あと2時間で夜が明ける」
相棒「夜が明けるとどうなる?」
コブラ「知らんのか」
コブラ「日が昇る」
↓2017年アーカイブより
それは新しいビンにいれた古いブドウ酒なのさ~寺沢武一と海賊『コブラ』のカッコよすぎるセリフ集
COBRA OVER THE RAINBOW #03 / 寺沢武一
これは本日9月11日に、株式会社寺沢プロダクションの古瀬学代表の署名で、X(旧Twitter)のブイチギルド 【寺沢武一作品公式】のアカウントで発表されたもの。古瀬は「3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。ここに生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせいたします」とファンに伝えた。なお葬儀は家族のみで執り行われる。
จงอางสายฟ้าแห่งห้วงอวกาศกลับมาอีกครั้งกับ Cobra: Over The Rainbow
未完のまま終わらないコブラ、というのもロマンを感じて、寺沢武一先生っぽいようにも思える。私たちが読めないだけで、コブラはいつまでも宇宙のどこかで人を食ったことを言いながら暴れてる。
Over the Rainbow (Tag Force 3)
この新エピソード「COBRA OVER THE RAINBOW」はニコニコ静画で見られますね。続きを待っていたのですが、残念です。