フォシーガ錠10mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報 | HOKUTO
フォシーガの有効性が期待されているのは、腎臓病や心不全だけではありません。
フォシーガ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
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「腎機能」には二つの意味合いがあります。「糸球体濾過量」と「蛋白尿」で、対応するパラメーターはそれぞれ推定糸球体濾過量(eGFR)と微量アルブミン尿になります。
この中では、フォシーガとジャディアンスが慢性腎臓病に対する効能または ..
腎機能が低下した、いわゆる慢性腎臓病(CKD)合併の高血圧患者さんに対しては、eGFRを保持し、かつ微量アルブミン尿を抑えることを目的とした降圧薬が選択されます。もちろん十分な降圧効果を合わせ持っていることも重要なポイントです。
※フォシーガ(成分名:ダパグリフロジン)は『糖尿病のない慢性腎臓病』だけでなく『慢性心不全』の治療薬としても保険適応がなされています(2020年11月に慢性心不全への保険適応承認)。
慢性腎臓病の治療薬フォシーガについて考える【腎臓内科医が解説】
ただし、フォシーガは腎臓(近位尿細管)に働き利尿作用があるため、
就寝前に服用すると夜中にトイレで目が覚める原因となる可能性があり、服用のタイミングには注意が必要です。
SGLT2阻害薬(商品名フォシーガ)は、腎臓での糖の再吸収を阻害することによって、糖尿病患者さんの血糖値を下げる薬剤です。しかし、最近の研究では、SGLT2阻害薬が糖尿病だけでなく、慢性腎臓病(CKD)の治療にも有益であることが分かってきました。
SGLT2阻害薬は、腎臓の尿細管で働き、尿中に糖を排出する効果があります。その結果、腎臓にかかる負担を軽減し、腎臓への保護作用があり、CKDの進行を遅らせます。この薬剤は、腎臓における炎症や線維化の進行を抑制する働きがあると言われています。SGLT2阻害薬を開始して1年ほど経つと、CKDの悪化進行速度がゆっくりになることが分かってきました。
有効な薬ですが、SGLT2阻害薬を使用する際には注意が必要です。一部の患者さんには副作用が現れることがあります。CKDの薬でありながら開始直後は腎臓の機能障害を起こすことがあります。CKD治療においてSGLT2阻害薬が適切かどうかは、個々の患者さんの状態によります。またSGLT2阻害薬だけでなく他の腎保護作用のある薬や食事療法との組み合わせが大切です。体調が悪い時は一時休薬することや脱水症に注意して十分な水分をとる事も必要です。eGFRが45未満のCKDステージG3bより進んだ症例に対してSGLT2阻害薬の投与は効果判定や管理が難しく、腎専門医の関与が必要と思われます。
(2)本剤投与中に、血清クレアチニンの上昇又は eGFR の低下がみられ
ARBは降圧効果だけでなく、糸球体内圧低下作用に続く尿蛋白減少効果、糸球体硬化進展抑制などの腎保護作用を有しています。しかし、CKD患者さんでは降圧目標と蛋白尿減少の双方を達成するために他の降圧薬を併用することが少なくありません。
フォシーガには抗炎症作用があるとされ、腎臓での結石形成を抑制するという研究結果が挙がりました。
このことから、フォシーガは尿路結石症の治療薬になる可能性があるのではないかと大きく期待されています。
症するが,腎機能低下,血清クレアチニンの上昇のみで発見される例も多い. ..
患者さんから腎臓病の治療として注目を集めているフォシーガという薬についてご相談を頂くことが多くなってきたので触れたいと思います。
フォシーガ体験談。SGLT2阻害薬の腎保護効果、日本人の場合は?
フォシーガは糖尿病や腎臓病、心不全の治療だけにとどまらず、さまざまな可能性を持った医薬品といえるでしょう。
腎臓病)慢性腎臓病(CKD)の治療(前編) | 亀田グループサイト
当院に通院されている患者さんから、「クレアチニンを下げる薬ってあるんですか?」と聞かれるため一度こちらのページでまとめます。
クレアチニンは血中の老廃物です。腎機能が悪くなると、尿から排出できず血中にたまって値が上昇します。 ..
フォシーガを使用するかどうかは、腎臓病の進行具合や副作用のリスクを踏まえた医師の判断によって決まるため、腎臓病であれば誰でも適応されるというわけではないのです。
糖尿病の薬なのに腎臓を守る?SGLT2阻害薬の腎保護作用について
〈1型糖尿病、2型糖尿病〉糖尿病で重度腎機能障害患者又は糖尿病で透析中の末期腎不全患者:血糖コントロール改善を目的として投与しないこと(本剤の血糖降下作用が期待できない)。
CKDステージ別、尿中アルブミン/クレアチニン比別、IgA腎症患者のサブグループ解析
(追記)サプリによる腎機能障害の問い合わせが増えております。あくまで確率論なので全ての方に腎機能障害が起きるわけではありませんが、健康診断などで定期的な血液検査を受けていない方は一度血液検査をすることをお勧めします。
しかしながら、本薬の投与後に血清クレアチニンの上昇や eGFR の低下が認めら
〈慢性心不全〉慢性心不全で重度腎機能障害患者又は慢性心不全で透析中の末期腎不全患者:投与の必要性を慎重に判断すること(本剤では腎機能低下に伴う血中濃度の上昇が報告されており、本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがある)、また、eGFRが25mL/min/1.73u未満あるいは末期腎不全の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
腎機能障害患者への投与は?[中等度の腎機能障害患者(慢性心不全)]
「腎機能低下時に最も注意が必要な薬剤投与量一覧」PDFデータ公開について
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クレアチニンは、筋肉細胞中のクレアチンが分解されてできる生体内老廃物 ..
腎臓病の食事療法として抑えておくべき基礎知識は、「塩分」、「野菜・果物」、「タンパク質」の3つです。
クレアチニン(Cre)が高いと言われた、; 尿検査で異常があると言われ ..
さて、2021年のトピックスは何といってもフォシーガが慢性腎臓病治療薬として承認されたこと!1991年に球形吸着炭である「クレメジン」が慢性腎臓病用の医薬品として発売されて以来、なんと30年ぶりの新薬なのです。
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【知らないと危険!】腎臓 によくない薬3選 上手な飲み方も解説!
腎臓病の人は必ず医師の指示に従って、正しい使い方でフォシーガを治療に役立ててください。
糖を尿に排泄させます。この結果、血糖が下がります。SGLT2 阻害薬は、現在市販されている商
ARBに併用する降圧薬として、降圧作用が迅速かつ確実なカルシウム拮抗薬が選択されます。最近、腎糸球体の輸出細動脈を拡張することにより尿蛋白を減少させる作用を持つカルシウム拮抗薬が注目されています。β遮断薬やα遮断薬については、エビデンスは乏しいですがCKDの進行抑制には期待できそうです。
クレアチニンは体格が良い若い男性のような筋肉量が多い方では、不正確になります ..
また、eGFRの数値が25mL/min/1.73m2未満の人も、フォシーガを飲むことで一時的に腎機能が低下するリスクがあるため飲むことができない場合があります。
血液検査のデータをみると、クレアチニン(Cre)という項目の下に ..
〈慢性腎臓病〉慢性腎臓病でeGFRが25mL/min/1.73u未満の患者では、投与の必要性を慎重に判断すること(eGFRが25mL/min/1.73u未満の患者では、本剤の腎保護作用が十分に得られない可能性があり、また、本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがある)、eGFRが25mL/min/1.73u未満の患者を対象とした臨床試験は実施していない。
クレアチニンが高い時に調べるシスタチンCという血液検査について書きたいと思い ..
純炭粉末公式専門店では、毎月お届けする「きよら通信」やブログを通じて慢性腎臓病に対する新薬開発状況などをお知らせしていたためか、2021年の秋以降、多くのお客様から「フォシーガを飲み始めたよ!」というお声をいただきました。
そこで、フォシーガを飲み始めたあなたや、これから飲んでみようと思っているあなたにとって参考になりそうな体験談をお知らせしようと思います。
クレアチニンとは?数値が高いときの原因・症状・治療方法を解説 · eGFRとは?eGFR ..
ただし、腎臓をこれ以上悪くならないように保護する薬や、腎機能低下が原因で起きる合併症を予防する薬はあります。
SGLT 2阻害薬がなぜ慢性腎臓病、慢性心不全に用いられるのか?
Aさまは2021年9月からフォシーガを飲み始めたところ、1か月後の検査でクレアチニンが上昇し、eGFRも低下してしまいました。
そこで、フォシーガ販売元である小野薬品工業の「くすり相談室」に電話してみたところ、「フォシーガ投与2週間後でeGFRが4.0程度下がることがあるが、その後のデータ(エビデンス)はない」との回答だったそうです。