桑田佳祐 – 炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)](Full ver.)
“モータウン系のサウンド×叙情的なメロディ×情けなくも親しみやすい歌詞”という黄金比を用いたこの曲には、桑田のポップセンスがこれまでもかと注ぎ込まれている。桑田がこのタイミングで「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」をリリースしたのは、シリアスで気落ちするような出来事ばかりが続く状況をふまえ、少しでも楽しい気持ちになってほしいという真っ直ぐな思いによるものではないだろうか。あれこれ考えている場合じゃない、とにかく盛り上がれる曲を届けたいーー「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」は、日本の人々を楽しませ続けてきたポップスター・桑田佳祐の真骨頂だと言い切りたい。
桑田佳祐 EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』
もう一つ強調しておきたいのが、音像の生々しさだ。桑田佳祐の音楽を支える気の置けないミュージシャンたちの技術と独創性、そして、“自分たちの手でみなさんを楽しませる曲を生み出す”という気概。生楽器の響きを活かし、ライブ感のある演奏を軸にしたサウンドからも、日本の大衆音楽のベーシックをもう一度示しておきたいという意思が伝わってくるようだ。
歌詞の主人公は、〈死ぬほど好きなあなた〉にフラれても、どうしても諦めきれず、思うようにはいかない人生のなかでこんがらがる男。〈何故イケナイ人に恋しちゃうんだろう?〉とクヨクヨ考えながら、〈まるでコブラツイストを喰らったみたいに〉苦しみまくる様子を情けなく感じつつも、なぜか愛らしさと親しみを覚えてしまう。コブラツイストとはもちろん、桑田が敬愛してやまないアントニオ猪木の得意技。相手の身体に巻き付き、相手が動けば動くほど悶絶するようなダメージを与える技だが、“コブラツイスト”と思い通りにいかない“恋愛(人生)”を掛け合わせ、ポップスに仕立てるセンスは見事としか言いようがない。また、日本語の歌詞を英語的なノリを乗せるボーカルも、まさに桑田節。たとえば〈幸せになれるワケはないのに〉の後半部分を“ワッキャナイノニ”と発音しグルーヴさせる部分などは、下半身がフワッとするような快楽がある。
桑田佳祐-Soulコブラツイスト〜魂の悶絶(ROCK IN ..
最初に聴こえてくるのは派手なホーンセクション、切れ味のいいギターのカッティング、流麗なストリングスが共鳴するイントロ。ソウルミュージックのノリを注入したリズム、管楽器、弦楽器を交えた華やかなアレンジの基盤になっているのは間違いなく、モータウンのサウンドだ。The Supremes、The Jackson 5など60〜70年代にかけて世界を席巻したモータウン・レコーズの音楽は、日本の大衆音楽にも多大な影響を与えた。もちろん桑田も例外ではなく、ソロデビュー曲「悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)」(1987年)をはじめ、モータウンのテイストを取り入れた名曲を持っている。「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」は桑田がもっとも得意とするスタイルの一つであり、日本の歌謡のベーシックな形であると言っていいだろう。
軽快にハジけるビート、切なさと解放感を併せ持ったメロディ、幸せを求め続ける人間の業を軽やかに描いた歌詞。桑田佳祐の新曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」は、“これぞ桑田佳祐! これぞ日本のポップス!”と快哉を叫びたくなる圧倒的な名曲である。
桑田佳祐さん新曲「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」の歌詞を味わう
梅干し』を語る――2021年夏、なぜ自身初の「EP」を届けることにしたのか? 和食とか和ものにやっぱり帰ろうとしている。もちろん年齢があったりして。そこに夢もあるけど、自分に対しての諦めもあったりとかね現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』10月号表紙巻頭に桑田佳祐が登場!究極の6曲『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat.
また桑田が出演しているユニクロのテレビCM「LifeとWear / MENジーンズ地下鉄篇」「LifeとWear / WOMENジーンズ地下鉄篇」の60秒バージョンがYouTubeで公開された。「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」をバックに、ユニクロのジーンズを身に着けた桑田による歌唱シーンをたっぷりと楽しむことができる。
桑田佳祐の新曲「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」のミュージックビデオが9月14日(火)0:00にYouTubeにてプレミア公開される。
梅干し』収録曲。今回、劇団ひとり監督からの熱烈なオファーを受け、ちょうどこの楽曲を制作中だった桑田が完成前の映像を鑑賞し、深見とタケシのふたりにも通ずる精神性や関係性、時代背景など、楽曲と本作の不思議な近似性に「楽曲の世界観がより深まったように感じた」と桑田自身が共鳴して、楽曲提供を快諾することとなったという。
また、タケシの芸人魂が芽生える瞬間が切り取られたシーンなどとともに主題歌を聴くことができるティザー予告映像も公開されている。“Soulコブラツイスト〜魂の悶絶”のミュージックビデオも現在公開されており、MVでは架空の年末音楽特番『第13回 翔く!日本年末音楽大賞』に出演する桑田が、番組上でスタジオミュージシャンを背に熱唱する模様のほか、楽曲に詰め込まれた先達へのリスペクトをはじめ、昭和のお茶の間をブラウン管テレビに釘付けにした歌謡番組が大胆なパロディで描かれ、番組中に桑田の母親が登場する御涙頂戴シーンが入ってくるなど、桑田ワールド全開の映像に仕上がっているとのこと。
【大泉洋 コメント】
この作品のために作られた曲ではないのに、何故この歌はここまでこの作品にハマるのでしょう。いや、ハマるというよりも、この歌は『浅草キッド』そのものを歌っている気さえします。タケシと師匠深見千三郎の切ないストーリーを最後に笑い飛ばすかのように流れる、明るくて、どこか懐かしいメロディがこの作品をとても前向きな、また違う次元に連れて行ってくれる気がしました。「幸せになれるワケはないのに、何故イケナイ人を愛しちゃうんだろう?」という歌詞が見事にこの作品を言い表しているのには流石の一言です。
【柳楽優弥 コメント】
今日までに本編を3回観ましたが、3回ともエンディングまで観るくらい「とても好きな曲がまたひとつ増えた!」と感じています。『浅草キッド』の世界観にとても合っていて、高揚感が高まり元気をもらえる曲です。Netflixはエンドロールで次の作品をオススメしたがりますが、ぜひエンドロールも楽しんでください。
【劇団ひとり コメント】
最後に凸と凹がピタリと合わさるような爽快感です。素晴らしい主題歌をありがとうございました。本作の色々な想いを一つにまとめて頂きました。
梅干し』をリリースする桑田佳祐。この待望の新作について語るロングインタビューを、表紙巻頭大特集にてお届けし…
桑田佳祐が、9月15日(水)発売の新作EP(ミニアルバム)『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat
「Soulコブラツイスト~魂の悶絶」は9月15日にリリースされるミニアルバム「ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し」の収録曲。桑田が幼少期に慣れ親しんだ歌謡ポップスやプロレスなど、昭和のお茶の間を彩った先達へのリスペクトが詰め込まれた楽曲となっている。
Released on: 2021-08-30 Composer: 桑田佳祐Lyricist: 桑田佳祐Auto-generated
発売まであと3日!!桑田佳祐の新作EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』が今週9月15日(水)についにリリース日を迎える!テレビやラジオで今、もっとも注目を集める収録曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」のミュージックビデオが、満を持して、9月14日(火)0時[9月13日(月)24時]から桑田佳祐公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定した!
9月15日(水)にリリースされる桑田佳祐のソロ4年ぶりの新作EP(ミニアルバム)『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』。収録曲6曲のうち4曲が大型タイアップソングとなっており、連日テレビやラジオ、WEBを賑わせている。収録曲の中でも特に今、話題になっているのが桑田佳祐本人も出演するユニクロ「ジーンズ」TVCMソング「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」だ!「決してひとりぼっちで生きてるんじゃない 必ず明日はやって来るんだろう」と歌い上げるこの曲は、困難な時代を生きる全ての人に寄り添い、聴く人の心を晴れやかにするエネルギー溢れる桑田流歌謡ソウル・ポップスだ。先週公開された新作EPの最新SPOT映像の中では、ミュージックビデオの一部が先行公開されており、白いタキシードを着て勢いよく楽曲を歌い上げる桑田が紙吹雪と紙テープに塗れる視覚的インパクト大な映像にSNS上で話題になっている。
そんな「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」のミュージックビデオが満を持して、9月14日(火)0時[9月13日(月)24時]から桑田佳祐公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開されることが決定した! プレミア公開とは、映画のプレミア上映のように、視聴者が新作動画の初公開を、リアルタイムでチャットをしながら同時視聴することが出来る機能だ。サムネイルや先行公開されているSPOT映像を見る限り古き良き歌謡ショーを想起させるが、一体どのようなミュージックビデオになっているのか!?是非ともリマインダーをセットして楽しみにお待ちいただきたい!
■ プレミア公開予定動画
9月14日(火)0時プレミア公開
桑田佳祐 – Soulコブラツイスト~魂の悶絶(Full ver.)
■ 桑田佳祐 EP『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』特設サイト
■ サザンオールスターズ オフィシャルサイト
Soulコブラツイスト~魂の悶絶 [2022 Remaster] ‑ by 桑田佳祐 | Spotify
梅干し』には、全国アリーナツアー開催の情報とともに先日配信リリースされた“炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]”(SUBARU新型「フォレスター」TVCMソング)をはじめ、民放共同企画「一緒にやろう」応援ソングの“SMILE〜晴れ渡る空のように〜”、SOMPOグループ CMソング“金目鯛の煮つけ”などの計6曲が収められる他、完全生産限定盤には今年3月に開催されたBlue Note Tokyoでのライブ「静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo~」が全編完全収録される。
元々7月、8月、9月の3ヶ月連続でEPに先駆けて先行配信シングルをリリースするとアナウンスされていたが、9月を待たずして、今回急遽“Soulコブラツイスト〜魂の悶絶”がフライングリリースされることになったとのこと。同曲は、エネルギッシュなバンドサウンドが煌めく桑田佳祐流歌謡ソウル・ポップスとも言うべき一曲に仕上がっているといい、桑田が幼少の頃に慣れ親しんだ歌謡ポップスやプロレスなどの昭和のお茶の間を彩った先輩へのリスペクトが詰め込まれ、楽曲タイトルにはアントニオ猪木の必殺技である「コブラツイスト」の名前が入っている。
Soulコブラツイスト~魂の悶絶 [2022 Remaster]」をSpotifyで聴こう。桑田佳祐 · 楽曲 · 2022。
▼ツアー情報
「桑田佳祐 LIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」supported by SOMPOグループ」
9月18日(土)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
9月19日(日)宮城 セキスイハイムスーパーアリーナ
9月25日(土)愛媛県武道館
9月26日(日)愛媛県武道館
10月1日(金)朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
10月2日(土)朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター
10月7日(木)広島グリーンアリーナ
10月8日(金)広島グリーンアリーナ
10月20日(水)マリンメッセ福岡 A館
10月21日(木)マリンメッセ福岡 A館
10月30日(土)北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
10月31日(日)北海道 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
11月10日(水)大阪城ホール
11月11日(木)大阪城ホール
11月20日(土)さいたまスーパーアリーナ
11月21日(日)さいたまスーパーアリーナ
12月4日(土)愛知 日本ガイシホール
12月5日(日)愛知 日本ガイシホール
12月30日(木)横浜アリーナ
12月31日(金)横浜アリーナ
[チケット]
全席指定 12,500円 ※️お土産付き特別料金
■特設サイト:
Soulコブラツイスト~魂の悶絶/桑田佳祐-カラオケ・歌詞検索
▼番組情報
TOKYO FM/JFN系 全国38局ネット「桑田佳祐のやさしい夜遊び」
毎週土曜 23:00~23:55
※9月18日(土)放送回から3週連続で「代行DJ原由子のやさしい夜遊び」オンエア
番組公式サイト:
NHK総合「SONGS 桑田佳祐スペシャル」
9月16日(木)22:30~23:15
9月21日(火)0:48~1:33
出演:桑田佳祐 / 大泉洋 ほか
Soulコブラツイスト〜魂の悶絶/桑田 佳祐の音楽ダウンロード・試聴・スマホ対応の高音質な音楽をお探しならヤマハの「mysound」!
▼映画情報
『護られなかった者たちへ』
10月1日(金)公開
出演:佐藤健 / 阿部寛 / 清原果耶 / 林遣都 / 永山瑛太 / 緒形直人 / 吉岡秀隆 / 倍賞美津子
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫 / 瀬々敬久
音楽:村松崇継
原作:中山七里「護られなかった者たちへ」(NHK出版)
主題歌:桑田佳祐 “月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)”
配給:松竹
(C)2021 映画『護られなかった者たちへ』製作委員会
桑田佳祐、“Soulコブラツイスト〜魂の悶絶”がNetflix映画『浅草キッド』主題歌に決定。MVも公開
「ポップス歌手の耐えられない軽さ」
10月8日(金)発売
著者:桑田佳祐
桑田佳祐、新曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」MV公開&Netflix『浅草キッド』主題歌に決定 の動画・映像.
▼商品情報
「AERA 2021年9月27日増大号」
9月18日(土)発売
表紙:桑田佳祐
※9月20日(月)が祝日のため、発売日を変更しています。
※実際の表紙には見出しなどのテキストが入ります。
桑田佳祐のSoulコブラツイスト~魂の悶絶 - SingleをApple Musicで聴く。2021年年。1曲。時間:4分。
1 Soulコブラツイスト~魂の悶絶
2 さすらいのRIDER
3 SMILE~晴れ渡る空のように~
4 金目鯛の煮つけ
5 炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]
6 鬼灯 (ほおずき)
『静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo~』
ソバカスのある少女 ※1
孤独の太陽
若い広場
DEAR MY FRIEND
こんな僕で良かったら
愛のささくれ~Nobody loves me
簪 / かんざし
SO WHAT?
東京ジプシー・ローズ
グッバイ・ワルツ
月光の聖者達(ルビ:ミスター・ムーンライト)
かもめ ※2
灰色の瞳 ※3
東京
SMILE~晴れ渡る空のように~
明日へのマーチ
大河の一滴
スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
真夜中のダンディー
Iko Iko ※4 〜 ヨシ子さん
君をのせて ※5 〜 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
明日晴れるかな
※1 ティン・パン・アレー(カバー) / AL「キャラメル・ママ」(1975.11)
※2 浅川マキ(カバー) / SG「夜が明けたら/かもめ」(1969.07)
※3 加藤登紀子&長谷川きよし(カバー) / SG「灰色の瞳」(1974.03)
※4 ドクター・ジョン(カバー)/AL「ガンボ」(1972.04)
※5 沢田研二(カバー)/SG「君をのせて」(1971.11)