ネタバレ考察【コブラ会S3】ラストのオチ解説とサントラ楽曲紹介
2018年にYouTubeのオリジナルドラマとして発表され、2020年8月にNETFLIXで配信が始まり、全世界で大ヒットとなっているドラマ『コブラ会』。80年代の名作映画『ベスト・キッド』と同じ俳優を使い、劇中の34年後を描いたこの作品には、当時の音楽も印象的に使用されています。(、までYouTubeで無料公開中。字幕設定で日本語字幕設定あり)
少年カラテ選手権大会。 ダニエルやコブラ会のメンバーが試合で戦う姿を映したシーンで流れる曲。
ヒップホップ的なループを基調としたポップスが幅をきかす現在の感覚からすると、ディストーションギターやシンセサイザーがイントロや間奏で唸りを上げ、サビメロではリードヴォーカルが感情表現を爆発させるアリーナロックは野暮ったいことこの上ない。でも今のヒット曲にはない、聴き手のハートを鷲掴みにするようなパワフルさがあることも確かだ。『コブラ会』の視聴者は、ジョニーの時代錯誤な言動と背後に流れるアリーナロックによって、恥ずかしさと感動の間を激しく揺さぶられ続けるのだ。
シーズン2のラストではかつての先生であるクリーズに弟子たちを取られ、自分が作ったコブラ会から追い出されます。
前野曜子「コブラ」『スペースコブラ』主題歌1982年(昭和57年)発売 作詞:冬杜花代子 作曲:大野雄二.
一方、ダニエルは自動車販売店のオーナーとして成功しているせいか、序盤ではジョニーのような音楽趣味は描かれない。それでもひょんなことからジョニーと同乗した車でカーステからREOスピードワゴン「Take It On the Run」(1981年最高5位)が流れると大興奮。ジョニーに「お前もREOスピードワゴンが好きか?」と訊かれて「嫌いな奴なんかいるのか?」と即答する。ダニエルも心の奥底では十代の炎が燃えていたのだ。事実、『コブラ会』のシーズン1は、ダニエルがミヤギ道空手の再興を決意するシーンで終わる。
映画『ベスト・キッド』を原作に、当時のキャストたちそのままで大人になったその後を描く異色作『Cobra Kai (コブラ会)』。
単純明快な勧善懲悪ドラマが現代に蘇って、なぜ今注目を浴びているのか?
1980年代洋楽ヒット曲。Netflixドラマ名シーンのあの曲は?
コブラ会とミヤギ道の対立が激化するシーズン2では。ロビーとサマンサが接近する第8話で『ベスト・キッド2』の主題歌だった元シカゴのピーター・セテラによる壮大なラブ・バラード「Glory Of Love」(1985年・1位)が大フィーチャーされるなど、選曲による演出は一層大胆になっている。
といってもコブラ会は乗っ取られてるのでイーグルファング空手ですが。やっぱり名前ダセェw
また、今回のCDリリースにあわせて、CDにしか収録されない10曲のボーナストラックを収録
人生を変えた因縁の大会から30年以上経った今、永遠のライバル、ジョニーとダニエルが再び火花を散らす。名作映画「ベスト・キッド」の続編シリーズ「コブラ会」シーズン4のサウンドトラック!ダウンロード版に未収録の99曲を追加収録したCD2枚組盤!
新シリーズは2018年5月2日からYouTubeの有料サブスクリプション・チャンネルでスタート。YouTube Redのドラマにはオリジナルで主人公のダニエル・ラルッソを演じたラルフ・マッチオ、敵役のジョニー・ローレンスを演じたウィリアム・ザプカがそれぞれ同じ役で出演する。オリジナルで描かれた対決があってから34年後という設定だ。
La-La Land Records and Sony Pictures Television proudly present a deluxe 2-CD release of the original score to the fourth season of Netflix’s Original Series COBRA KAI, starring Ralph Macchio and William Zabka. Composers Leo Birenberg and Zach Robinson (SING IT!, SON OF ZORN), return to the COBRA KAI universe and craft yet another unforgettable musical journey through the KARATE KID saga, once again unleashing an amazing score for this fourth acclaimed season of the hit phenomenon series that teems with action, drama, thrills and heart! Produced by Zach Robinson and Leo Birenberg, and mastered by Reuben Cohen, this deluxe 2- CD release features the fourth season’s knockout musical highlights, along with nine bonus tracks exclusive to this CD release and not available on any other format! Art Design is by Dan Goldwasser.
All four seasons of COBRA KAI are currently available to watch streaming on Netflix!
そんな中、ひときわ心に残る楽曲は、第6話で使用されるクイーン「The Show Must Go On」だ。この回でジョニーは、オリジナル版『ベスト・キッド』に登場するコブラ会のOBたち(演じているのもオリジナル版の面々)と再会する。目的は、仲間のひとりで重い病に侵されているトミーを励ますこと。そう、ダニエルとジョニーが対決するオリジナル版クライマックスで「遺体袋を用意してやれ!」とヤジを飛ばしていたアイツである。
管弦楽曲 · 協奏曲 · 室内楽曲 · 器楽曲 · オペラ · 声楽曲 · 古楽 · ライトクラシック
Netflixシリーズ「コブラ会」シーズン6パート2は、2024年11月15日より全世界独占配信。なお、パート3は2025年2月に配信予定。
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9月9日よりNetflixにてシーズン5が配信されたばかりの人気ドラマ「コブラ会」。本作は80年代に大ヒットした「ベスト・キッド」シリーズの主人公ダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)とライバルのジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)のその後を同キャストで描き、因縁の大会から30年以上が経ち大人になった2人が空手の指導者として再び火花を散らすという1作だ。
ここ数年、ヒット作の続編やリブート、スピンオフが大量に作られ、一つの金脈コンテンツとなっているなか、オリジナルの人気に肖った懐古趣味な作品になることもしばしば…。しかし「コブラ会」は、単なるオールドファンに向けただけの作品ではなく、むしろ過去の映画シリーズの価値すら昇華させるような1作となっている。シリーズも終わりに近づき盛り上がりを見せているいま、改めてその魅力を紹介していきたい。
【輸入盤】コブラ会(COBRA KAI) : SEASON 3【2枚組】
本作「コブラ会」は、『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソーと、宿敵ジョニー・ロレンスの30年後を描く物語。最終となるシーズン6は3部構成で、パート1が2024年7月18日に配信された。パート2では、いよいよミヤギ道が世界大会に挑み、新たな課題や過去の因縁に立ち向かう。内部対立が再燃する中、チームは一致団結して世界王者の座を目指せるだろうか……?
また、今回のCDリリースにあわせて、CDにしか収録されない19曲にも及ぶボーナストラックを収録
数多くのキャラクターにスポットが当てられる「コブラ会」だが、そのなかで主人公となるのが『ベスト・キッド』(84)でダニエルのことをいじめていた悪役のジョニー。34年前の空手大会決勝でダニエルに負けたことで人生が狂ったジョニーは酒に溺れる惨めな生活を送っていた。そんなある日、不良グループにいじめられている近所の少年ミゲルを助けたところ、空手を教えてほしいと頼まれ、空手道場「コブラ会」を復活させることになる。
いじめられっ子のミゲルが空手と出会ったことで自信をつけていく負け犬の逆転劇や、子どもたちの恋愛模様といった『ベスト・キッド』でおなじみの要素はもちろん、憎きコブラ会の復活を懸念し、ミヤギ道空手を再興させ対抗してくるダニエルをはじめとする過去の因縁が絡み合いながらストーリーは進んでいく。
Watch コブラ会 | Netflix Official Site
「ベスト・キッド」シリーズのその後を描き、これまで5シーズン・50エピソードにわたって濃密な人間ドラマが繰り広げられてきた「コブラ会」。待望のファイナルシーズンの第1弾が7月18日(木)から配信される。
空手の指導者となったジョニー(ウィリアム・ザブカ)とダニエル(ラルフ・マッチオ)の因縁を中心に、かつての悪役ジョニーが子どもたちと共にダメ中年から脱却しようと成長していくストーリーが胸熱な本作。また並行して語られるティーンエイジャーたちの物語も魅力的で、恋愛や友情における裏切りが横行するなど意外にもその中身はドロドロ。未熟ゆえの軋轢やすれ違いが劇的なドラマを生みだしてきた。
運営者にお礼をする · 第1話「闘いのあと」(原題:Aftermath) · 第2話「遺伝か環境か」(原題:Nature Vs
、ジョン・クリーズ(マーティン・コーヴ)率いるコブラ会と空手大会で決着をつけことを決意したところで終わったシーズン3。シーズン4ではミヤギ道場を使っての共同練習が始まりますが、防御を第一とするミヤギ道と、攻撃こそ最大の防御だとするイーグルファングでは、水と油。ダニエルとジョニーがそれぞれの主張を曲げないまま指導をするので、はただただ混乱するのみ。なんとか折り合いをつけようとする二人は、元ミヤギ道の生徒にジョニーが先手必勝のイーグルファング流の戦いを教えて、一方の元イーグルファングの生徒にダニエルが守備重視のミヤギ道流の戦いを教える等、試行錯誤の日々が続きます。池の鯉を素手で捕まえさせようとする試みによってスピードを鍛える特訓をさせるダニエルに対して、ビルの屋上から隣のビルの屋上へジャンプして飛び移らせようとするムチャな特訓をさせるジョニーといった具合で、指導方法もバラバラ。
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まずは物語についてざっくりとおさらい。30年前の「オールバレー空手選手権」でダニエルに敗れたジョニーは、仕事が続かず昼からビールを飲んでばかりの生活を送っていた。ある日、隣に越してきたばかりの高校生ミゲル(ショロ・マリデュエニャ)がいじめられているところを助けだすと、空手を教えてほしいと頼まれ、かつて所属していた空手道場コブラ会を再興。新たな人生をスタートさせていく。
一方、その噂を耳に挟んだダニエルは、かつて自分を傷つけたコブラ会の復活に不安を抱くと、ミヤギ道を復興させ、父ジョニーを憎むロビー(タナー・ブキャナン)や娘のサム(メアリー・マウサー)に空手のいろはを叩き込み対抗。
週間で僕が一番ハマっていたのは、これでした! はい。「コブラ会」! このコブラ会 ..
二度と歩けなくないかもしれない状況のなか、スパルタ特訓により再び立ち上がると、ジョニーが新設したイーグルファングカラテのエースとして復活。コブラ会の打倒という目的でミヤギ道とイーグルファングが手を取り合うなかで、サムとも復縁。かと思えば、パーティーでのおいたがバレて距離を置かれたりと、付かず離れずを繰り返し、シーズン5のラストでついに元鞘に収まった。
スタート曲 / カルメン、目覚める前にジョニーとの生活を夢見る。 2
余談ですが、コブラ会シーズン2の第8話のタイトルが日本だと『恋のときめき』となっており、確かに見てみると恋愛シーンが多くあってそれでこういうタイトルをつけたのかなぐらいにしか思わずあまりピンとこなかったのですが、原題ではこの曲名と同じ『glory of love』であったことをwikipediaで知り、ものすごく納得しました。
この曲のサビの一節に
という歌詞がありますが、このhonorという言葉に聞き覚えがあり、ふと思い返してみると、ドラマのコブラ会でジョニーがこれまでの間違いに気が付き、そして弟子の人生、生き方を導く責任を負ったことから、情け無用の教えを変えようとミゲルに対して重要なことだと言っていた言葉でもあったこと気が付きました。
確かシーズン2の第1話で「情けと高潔さの違いを知らず、代償を払った」という台詞で、honorは高潔さと訳されていました。
そして同じくシーズン2の第7話でかつての先生であるクリースに「情け無用でも敬意は持たせる」とも重ねて言い放ちます。
このしきりにジョニーが言っていたhonorの意味としては敬意とか名誉で、さすがに製作者の意図までは分かりませんが、このhonorというものがコブラ会三つ目の教えの「情け無用」を正しい方向へと導く為のキーワードではないかと、つまりこれはこの曲の歌詞とリンクしているのでは、と勝手に予想しましたが、どうなんでしょうか。
しかしその教えのせいでミゲルが生死を彷徨う大けがを負ってしまうのはなんて皮肉なことだと思いますが、それはその考えがちゃんとミゲルに届いていた証拠でもあると言えるので、乗っ取られてしまったコブラ会を取り戻し、新たな正しい新生コブラ会を作るのはジョニーがキーパーソンであることは間違いなさそうです。
しかしダニエルとの試合に負け、その後転落というか冴えない人生となってしまったジョニーが気づきを得て、かつて悪者の存在だったコブラ会を次世代と共に新たに正しい道に向かおうとするのは物凄く痛快というか、なんと熱い展開なんだと思わざるを得ません。
コブラ会 #CobraKai #Netflix #ネットフリックス # ..
少年カラテ選手権大会。
ダニエルやコブラ会のメンバーが試合で戦う姿を映したシーンで流れる曲。
アメリカン・ドラマ 第71回 “COBRA KAI”(『コブラ会』)
コブラ会でも重要なシーンが多くあり
コブラ会でも確か何度出て来たシーンですが、冒頭のジョニーの先生であるクリースが準優勝のトロフィーをへし折って、ジョニーの首を絞めるシーンを始め、キャラクタの関係性(因縁)を含め他にも小ネタあわせてコブラ会がよりいっそう面白く見られるシーンが多数ありました。
途中、ミヤギから教わった釘を一息で打つところや、気を静める呼吸。他にもダニエルが縦に並べた氷の板を手刀で割るシーンがありますが、これもコブラ会にも出てくるし(残念ながらジョニーらに邪魔されて見られませんでしたが)同じくコブラ会でロビーが道場で箱の中からでんでん太鼓を見つけるシーンがありますが、シーズン3は沖縄が舞台ということで、この辺(映画版の2)の回想的なエピソードがもしかしたら盛り込まれるのでは、と期待しつつ予想していますがどうなんでしょう。
特にもっと師ミヤギのエピソードをもっと掘り下げたり盛り込んで欲しい人は自分だけでなくて結構いるんじゃないでしょうか。
シーズン2ラストの雰囲気からアリも出てきそうな気配がするのですが、こっちも是非見たいですね。
エンディング曲の良さ
ただちょっと残念だったのがラスト付近がやや駆け足気味で、ミヤギとサトウの因縁が解消する展開などがちょっと性急に感じたのですが(おそらく比重がその後のシーンに傾いた為かと思いますが)その後の最後の試合ではない命を賭けた真剣勝負のシーンと、エンディング曲の良さですべて帳消しとなり、結果やはり1同様に心に残る映画になりました。
やはり1同様ミヤギの顔のアップで終わるのは様式美で良かったです。