イソトレチノインの詳しい注意事項や副作用については、をご覧ください。
好転反応は、治療開始1ヶ月程度であらわれ、その後1〜2ヶ月ほど続くと言われています。症状と同じように、好転反応がみられる期間も個人差が大きいです。
イソトレチノインの服用に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
女性には胎児の催奇形性という重大な副作用があり、イソトレチノイン内服における最大の問題点と言えます。従って内服中はもちろんのこと、内服中止後1年間は必ず避妊を行っていただきます。内服導入の際には、毎月妊娠検査薬をご持参頂き、当院にて看護師と一緒に反応チェックをさせて頂きます。
ハートライフクリニックでもイソトレチノインの服用治療を行っております。
推奨する服用期間等はクリニックによって異なりますが、当院で推奨している基本的な方法をご紹介いたします。
また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。
また皮膚や粘膜の乾燥はほとんどの患者さまにみられる副作用です。
ドライアイ、口角炎や皮膚炎、鼻出血などが生じることがあります。
まれに急性膵炎、アナフィラキシーショック、うつ病、自殺衝動などが起きる場合があり、当院では1ヵ月に1回の診察と血液検査を行っています。
診察や血液検査で数値に異常が見つかった場合は処方を中止することがあります。
副作用に注意が必要ですが30年以上前から知られているニキビ治療薬で、正しく使えば難治性のニキビに非常に有効です。ですが、副作用に注意が必要なことから、インターネット上では様々な情報や質問が出回っています。そこで、今回はイソトレチノインの副作用、禁忌、イソトレチノインが向いている方や飲み方の注意点だけでなく、皮膚科医がイソトレチノインの副作用に関する疑問にお答えしました。
イソトレチノインは、特に副作用に注意しながら服用する必要があります。
※予約の有無にかかわらずイソトレチノイン希望の方は優先的に診療しており、待ち時間の短縮に努めております。未成年の場合は必ず法定代理人(親権者)の同意が必要ですので、受診当日の法定代理人の同伴が必須となります(初回のみ)。
ニキビの最高の治療法は間違いなくイソトレチノイン内服です。従来の保険治療ではニキビは必ず再発します。当院では軽度~中等度であっても(重症でなくても)希望があれば積極的に治療しています。保険治療で何年もニキビの再発に悩まされるくらいなら、多少の費用がかかっても短期間でサッサと完治させた方が良い、というのが当院の基本的な考え方です。長い目で見れば安上りです。「保険治療で効果不十分の場合に限る」「重症でなければ処方できない」という考えではありません。自由診療のメリットを最大限活用するのが良いです。予約は不要です。初回は30日分処方します。次回以降は60日分の処方が可能です。当院では最大限の効果をあげるための使用法を提示し、再発率をできるだけ低くすることを目指します。また重症ニキビの患者さんは粉瘤やケロイドを併発していることも多く、当院で外科的切除を行うことも可能ですし、熟練した形成外科医をご紹介することもできます(保険適応あり)。
約4週間に1度の通院が必要です。治療期間は1クール、6ヶ月間です。治療の効果が弱い場合は、1クールの期間を8ヶ月間に延長することもあります。採血等の副作用チェックが必要なため、定期的に通院できるかどうか、事前にご確認をお願いいたします。
イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。
これまでイソトレチノインは重度のニキビでお悩みの患者様に処方されることが多かった治療薬ですが、昨今では中等度のニキビでお悩みの方や、長年に渡り一度治ってはまたできるといった繰り返しのニキビでお悩みの患者様への処方も増えてきています。
通常、症状が悪化してもそのまま治療を継続します。好転反応によるニキビの悪化は、治療を継続していると落ち着いてくる場合がほとんどです。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など
イソトレチノインの好転反応に関するよくある質問にお答えします。
服用量:1日1錠(20週間継続)
稀に肝機能や脂質関連の数値に異常が出ることがあるため、副作用防止のため、
※飲み忘れた際に1度に2回分飲むのはやめましょう。
イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。
重度ニキビ治療薬のイソトレチノインには、患者様によってはやや副作用が出る場合があるため治療にあたってはしなくてはなりません。
当院では以下の流れで治療を行っていきます。
イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。
イソトレチノインには、ニキビの原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えて既存のニキビを減らすなどの作用があります。薬剤には、以下のような種類があり、全て薬の作用は同じです。
イソトレチノインの副作用として、胎児に対する重篤な影響があります。
イソトレチノインには抗炎症作用があり、免疫反応を正常化することで炎症を抑え、赤みも緩和するとされています。
皮膚科でのイソトレチノインでも保険適用外となるため注意が必要です。
イソトレチノインを飲み始めてから症状が悪化すると、不安で服用をやめてしまう方もいるかもしれません。ニキビの悪化が気になる場合は、早めに医師へ相談するのがよいでしょう。
イソトレチノインの服用期間中に注意するべきことは以下の通りです。
最近では個人輸入などで購入する人もいるようですが、胎児奇形などの重篤な副作用があるため、取り扱いには十分な注意が必要になってきます。
ため、イソトレチノインをご検討している方も気軽に服用開始できます。
医師が患部(ニキビ)を診察し、イソトレチノイン適応と判断され治療をご希望の方には、内服前に血液検査を行います。
※3ヶ月以内に他の医療機関で血液検査をされた方は結果をご持参下さい。
※血液検査は自費診察料となり、4,500円(税込)となります。
正しく服用しなければ、副作用も現れやすくなるため注意が必要です。
当院では、医師の診察で今の状態をしっかり説明させていただき、患者様と相談しながら治療を行います。また、治療の効果だけでなく副作用・注意点などの説明、副作用チェックのための定期検査をし、安全性を重視した治療を行っています。
以下では、イソトレチノインの治療期間と服用量について解説します。
イソトレチノインには、アクネ菌に対する抗菌作用があります。また、アクネ菌は皮脂をエサに増殖するため、イソトレチノインによって皮脂の分泌が抑えられることも、アクネ菌の増殖予防につながります。さらに、毛穴を縮小することでアクネ菌が定着しづらくなるともいわれています。
上記のように、イソトレチノインにはさまざまな副作用が確認されています。
A.イソトレチノインを服用後、一時期ニキビが増える・肌が赤くなる場合があり好転反応と呼ばれています。この症状は、薬の作用によって皮膚のターンオーバーが促進されて角栓や皮脂などが表面に出てくることが要因です。一般的に悪化する状態は肌がターンオーバーの促進に慣れてくる数週間~1カ月です。ひどくなって気になる場合は一度受診をおすすめしています。様々なお薬による対処が可能です。
また、加湿器を使用して室内の湿度を保つことも乾燥対策となります。
イソトレチノインの作用は未知の部分が多くありますが、主に以下の3つが知られています。
イソトレチノインの副作用には、頭痛や吐き気などが見られる場合があります。
また、一時的にニキビが悪化する好転反応の症状には個人差があります。好転反応はイソトレチノインを飲んだ人全員にみられる訳ではありません。
イソトレチノインを服用すると、肝機能が低下することがあります。
経口イソトレチノインには、皮脂腺を退縮させ、皮脂分泌を大きく減らす作用があります 7 20。この作用により、ニキビの原因菌であるアクネ菌は定着できなくなり、抗生物質よりもアクネ菌を減らすことができます 21。
イソトレチノインを服用すると精神疾患を引き起こす可能性があります。
医薬品としての一般名(成分名)は「イソトレチノイン」で、アキュテインの他にも「ロアキュタン」「ロアキュテイン」「ソトレット」「アムネスティーム」「クララビス」「イソトロイン」「アクノティン」といった商品名(ブランド名)で販売されています。
イソトレチノインを服用すると一時的にニキビが悪化する可能性があります。
※代表的なもののみ記載してあります。細かい副作用に関してはご来院いただいた際に説明致します。