医療用医薬品 : オルガドロン (オルガドロン注射液1.9mg 他)
副腎におけるコルチゾールは、下垂体(かすいたい)から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の指令に従って作られています。そして、ACTHとコルチゾールは早朝から午前中にかけて高値ですが、夕方から夜間は低値となり1日の中でも時間による変動(日内変動)があります。本検査でデカドロン®を内服すると、翌朝の血液中のACTH濃度は正常の場合にはほぼ完全に低下して、副腎への指令がなくなるために、副腎で作られるコルチゾール濃度も非常に低い値となります。しかし、クッシング症候群では、デカドロン®によりACTHを低下させても、副腎腫瘍からは依然としてコルチゾールが作られるために、翌朝の血中コルチゾール濃度が高い値となることで診断しています。
点滴として使用したり、関節や筋肉などに注射して使用します。 効能または効果
1073 精製卵黄レシチン適応症術後,各種癌における鎮痛販売名ロピオン静注代替品案ザルバン注,レペタン注・レペタン坐剤[ブプレノルフィン塩酸塩],トラマール注[トラマドール塩酸塩],ソセゴン注射液,トスパリール注,ペンタジン注射液[ペンタゾシン]適応症放射線療法による白血球減少症販売名アンサー皮下注代替品案タチオン注射用,グルタチオン注射用「タイヨー」[グルタチオン]結核菌熱水抽出物[Z-100 原液]( 原 因 初期製造工程:培養培地成分としてニワトリの卵を使用 )24 精製卵黄レシチン適応症関節リウマチ販売名リメタゾン静注代替品案オルガドロン注射液(筋肉内,関節腔内)[デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム],デカドロン注射液(筋肉内,関節腔内)[デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム],デキサート注射液(筋肉内,関節腔内)[デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム],メサドロン注(筋肉内,関節腔内)[デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム]
局所治療を行っても炎症が遷延している症例,または両眼性の中間部および後部ぶどう膜炎を呈した症例で所見の改善を認めない症例,また治療総論で述べた前眼部,または後眼部に重篤な視機能障害をきたす活動性病変を有する症例ではGCの全身投与を考慮する.また高度な腎機能障害や全身症状を伴う場合はGCの全身投与を行うことが多い.一般的には1 mg/kg/日程度のプレドニゾロンの投与を開始し,数カ月かけて漸減中止することが多い.ぶどう膜炎に対してはプレドニゾロン換算で20〜60 mg/日程度で開始されている報告が多い2,6,7).これまでの報告ではTINU症候群による前部ぶどう膜炎患者の約7割がGC全身投与を要したことが示されている3).なお小児に対してGCの全身投与を行う場合は,投与開始前の全身状態の確認,投与開始後の副作用の管理など小児科医と連携をとりながら治療を行うことが推奨される.GC投与前のスクリーニング,投与中の注意点の詳細については「第4章-1治療総論3全身治療」を参照していただきたい.
オルガドロン®注射液 1.9mg:0.5mL 中にデキサメタゾンとして 1.9mg
(チオデロン)
男性ホルモン(アンドロゲン)に近い性質をもつエストロゲン剤です。エストロゲンの働きを抑制するので、乳がんに効果があります。
(プレドニソロン、ブレドニン、プレドハンほか)
体内でつくられる副腎皮質ホルモンに似た物質(糖質コルチコイド)で、白血球の一種であるリンパ球を破壊する作用があります。おもに血液系のがんに対して使用されます。
デキサメタゾン(オルガドロン注®、デカドロン錠®) 機序は不明です。 ☆オランザピン(ジプレキサ錠®)
デキサメタゾンの内服の方法には様々なやり方がありますが、慶應義塾大学病院では一晩法を採用しています。一晩法では、深夜23時に低用量の場合はデカドロン®1mg(2錠)、高用量の場合は8mg(16錠)を内服していただきます。そして、翌朝の8時~9時頃に血液検査を行い、コルチゾール濃度が低下するかどうかを検査します。入院中にこの検査を行う場合は、同時に蓄尿(ちくにょう)検査(24時間に排尿した尿をすべてバッグに貯める検査)を行って、尿中のコルチゾール濃度を参考にすることもあります。
※プレドニゾロン投与開始前の全身状態の確認,投与開始後の副作用の管理など小児科医と連携をとりながら治療を行うことが推奨される
オルガドロン注射液: 1mL中リン酸デキサメタゾンナトリウム5mgを含有 ..
1996 などが報告されている。
Shinkaiらは、肺癌患者に対する抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐に対して、デキサメタゾンのランダム化比較試験を報告した。適格条件を、肺癌患者、前抗悪性腫瘍薬投与なし、PS0-3、除外条件を、コントロール不良の糖尿病、活動性の消化性潰瘍、精神疾患とした。全ての患者から署名でのインフォームド・コンセントが得られた。全ての患者にシスプラチン80-120mg/m2が投与された。小細胞性肺癌患者には、加えてエトポシド100mg/m2day1-3が投与され、非小細胞性肺癌患者には加えてビンデシン3mg/m2が毎週投与された。組織型(小細胞性、非小細胞性)で層別化され、ランダムに割りつけられた。シスプラチン80mg/m2の投与をされた患者はmetoclopramideまたは、デキサメタゾンに割りつけられた。シスプラチン120mg/m2の投与をされた患者は、metoclopramide+デキサメタゾンまたは、metoclopramide+プラセーボに割りつけられた。Metoclopramideは2mg/kg静注2時間毎4回投与された。デキサメタゾンは、シスプラチン投与30分前に16mg点滴静注され、その後、8mgをシスプラチン投与後1.5時間後、3.5時間後、5.5時間後に投与された。Promethazine25-50mg静注がmetoclopramideの錘体外路症状予防のため両群に投与された。その他の制吐剤はシスプラチン投与12時間前、24時間後まで投与禁止された。
Metoclopramide対デキサメタゾンの結果:1984-1985まで29例が登録された。表1に患者背景を示す。
表1
急性嘔吐完全制御率はmetoclopramideで39%、デキサメタゾンで27%であった。遅発性嘔吐完全制御率はmetoclopramideで67%、デキサメタゾンで55%であった。共に有意差は認められなかった。有害事象を表2に示す。毒性は全般的に軽微であった。Metoclopramideで眠気、下痢が多かった。
表2
Metoclopramide+プラセーボ対metoclopramide+デキサメタゾンの結果:1984-1986年まで23例が登録された。表3に患者背景を示す。
表3
最初のコースでの急性嘔吐完全制御率はmetoclopramide+プラセーボで27%、metoclopramide+デキサメタゾンで92%であった。遅発性嘔吐完全制御率はmetoclopramide+プラセーボで37%、metoclopramide+デキサメタゾンで23%であった。有害事象を表4に示す。Metoclopramideにデキサメタゾンを加えることで、特徴的な有害事象は認められなかった。
表4
SekineらはJCOG(Japan Clinical Oncology Group)の臨床試験として、肺癌患者に対する抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐に対するデキサメタゾンの臨床第二相試験の結果を報告した。適格条件を、肺癌患者、年齢15-74歳、PS0-2、前抗悪性腫瘍薬投与なし、十分な臓器機能を有する患者とし、除外条件をコントロールされない脳転移、糖尿病、心疾患、精神疾患、活動性の消化性潰瘍・感染症、B型肝炎、ステロイドに対する過敏症の既往のある患者とした。シスプラチン80mg/m2day1、ビンデシン3mg/m2day1 and 8,マイトマイシン8mg/m2day1または、シスプラチン80mg/m2day1、エトポシド100mg/m2day1-3を投与した。制吐剤として、グラニセトロン40ug/kgday1、metoclopramide10mg1日3回day2-5、デキサメタゾン32mg/m2day1-3,16mg/m2day4,8mg/m2day5に投与した。
33例が登録された。患者の背景は、21例が男性、年齢の中央値は57歳(40-74歳)、PS0が3例、1が29例、2が1例、シスプラチン/ビンデシン/マイトマイシンが29例、シスプラチン/ビンデシンが1例、シスプラチン/エトポシドが3例であった。急性嘔吐完全制御率は85%であった。遅発性嘔吐完全制御率は60%であった。有害事象は、116-160mg/dlの高血糖が42%、161-250mg/dlの高血糖が9%に見られたが、治療は有さなかった。しゃっくり61%、落ち着かないなどの症状が18%に見られ、metoclopramideを中止した。便秘73%、眠気36%、頭痛30%、めまい30%、振戦12%、下痢12%であったが、全て軽度であり、自然消失した。
6.本剤の安全性に関する評価
7.本剤の投与量の妥当性について
デキサメタゾン抑制試験は、クッシング症候群(「」の項参照)が疑われた場合に行う検査で、デキサメタゾン(商品名:デカドロン)は副腎(腎臓の上にある小さな内分泌臓器)で作られるコルチゾールの作用を強力にした内服薬です。
レドニゾロン(メドロール), リン酸デキサメタゾン (オルガドロン注, デカドロン注),
連日投与の場合は生体内利用率の低下を考慮し、 臨床効果を見て投与量調節すると良い。 また、 内服ステロイド1錠中のステロイド量は、 健康成人のヒドロコルチゾン分泌量 (約20mg/日)と同等となっており¹⁾、 臨床上の投与量の目安とされている。 ただし、ヒドロコルチゾン分泌量について、 10mg/日程度とする文献もあり議論が分かれている²⁾³⁾。
添加群では、当施設での従前のFICBに用いる薬液にデキサメタゾン(オルガドロン○R)3.8mg1mlを添加する。 英語
副腎が生命保持の上に不可欠の器官である事は古くはBrown-Seguard(1856)により指摘されたが,その後,幾多の研究が行われCorticosterone,Dehyrocorticosterone,Hydrocortisone等の副腎皮質物質の抽出に成功した。一方では,SteigerおよびReichstein(1917)による11-Deoxycorticosteroneの合成を嚆矢としてホルモンの合成化学も急速な進歩を遂げ,Prednisone(1955),Prednisolone(1955),6-Methyl-Prednisolone(1956),Triamicinolone(1956)の合成に成功しさらにSarett(1958)らによりDexamethasoneが合成された。初期のCoatisoneおよびHydrocortisoneは電解質,糖質代謝が障害され尿量減少,浮腫および消化性潰瘍等を生ずる欠点があつたが,合成化学の進歩とともにこれら電解質,糖質代謝を阻害せずに抗炎症作用を強める薬剤が登場した。Dexamethasoneはかかる合成副腎皮質ホルモンの中で最も優れたものであるといわれる。近年,耳鼻咽喉科領域においても副腎皮質ホルモン剤は盛んに使用される機運にある。私共は今回三共株式会社より提供を受けたDexamethasone製剤オルガドロンを嗅覚障害に使用する機会を得たので,その成績を報告する。
デキサメタゾン, オルガドロン注射液1.9mg/3.8mg/19mg
副作用として、満月様顔貌、体重増加、関節腔内注射での関節の不安定化などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
デキサメタゾン(オルガドロン®)0.1% 1日3〜4回(1回1〜2滴)
連日投与の場合は生体内利用率の低下を考慮し、 臨床効果を見て投与量調節すると良い。 また、 内服ステロイド1錠中のステロイド量は、 健康成人のヒドロコルチゾン分泌量 (約20mg/日)と同等となっており¹⁾、 臨床上の投与量の目安とされている。 ただし、ヒドロコルチゾン分泌量について、 10mg/日程度とする文献もあり議論が分かれている²⁾³⁾。
治療薬マニュアル2024/デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム《オルガドロン デカドロン》
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
オルガドロン - Orgadrone | 基本情報, 効能, 注意すべき, 副作用, 用法・用量| デキサメタゾン
日本語
ステロイド添加が股関節骨折手術における神経ブロックの鎮痛効果に及ぼす影響についての研究
医療用医薬品 : オルガドロン (オルガドロン点眼・点耳・点鼻液0.1%)
(オルガドロン、デキサメゾサゾンエリキシル、メサデルムほか)
抗がん剤の副作用に対する支持療法で使われる一方で、がん細胞のアポトーシス(自殺)を誘発することから、白血病などの血液のがんの治療薬として用いられています。
(参考 デキサメタゾンリン酸エステルナトリウムとして 2.5mg)を含有
日本語
デキサメタゾン局所添加が大腿骨近位部骨折手術における腸骨筋膜下ブロックの鎮痛効果に及ぼす影響についての二重盲検ランダム化並行群間比較試験
デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム (JAN); リン酸デキサメタゾンナトリウム; · 商品名
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。
オルガドロン®注射液1.9mg: 0.5mL×10管、0.5mL×50管
① 長期収載品と後発医薬品で薬事上承認された効能・効果に差異がある場合(※)であって、当該患者の疾病に対する治療において長期収載品を処方等する医療上の必要があると医師等が判断する場合。
添付文書情報 検索結果(医療用医薬品)|iyakuSearch
0.1%ベタメタゾン(リンデロン®),または0.1%デキサメタゾン(オルガドロン®)をファーストラインの点眼薬として用いる.前房炎症細胞の減少が確認できれば回数を漸減するか,低濃度のものへと変更する2).ステロイド点眼の長期使用による白内障や眼圧上昇などの眼合併症の発生に注意する4,5).
オルガドロン注射液1.9mg; オルガドロン注射液3.8mg; オルガドロン注射液19mg
薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
1.9mg0.5mL1管; 3.8mg1mL1管; 19mg5mL1瓶
日本ジェネリック製薬協会が公開する「効能効果、用法用量等に違いのある後発医薬品リスト」: