薬物相互作用 (27―がん化学療法における制吐剤の 薬物 ..


1サイクル:21日
投与日:day 1
【点滴静注】
1.デキサメタゾン6.6 mg※+生理食塩水50 mL 15分
2.nabパクリタキセル260 mg/m2(100 mgあたり20 mLの生理食塩水で懸濁) 30分
3.生理食塩水50 mL 15分
※省略可


[PDF] 2016年04月 『抗癌剤の催吐性リスク分類と制吐療法について』

1サイクル:21日
投与日:day 1
【点滴静注】
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン9.9 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.エピルビシン60~90 mg/m2+生理食塩水50 mL 15分
3.シクロホスファミド500~600 mg/m2+生理食塩水250 mL 30分
4.生理食塩水50 mL 15分
【内服】
アプレピタント125 mg day 1(化学療法薬投与60~90分前に内服),80 mg day 2,3(午前中に内服),
デキサメタゾン8 mg day 2,3,4

1サイクル:21日
投与日:day 1
【点滴静注】
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン9.9 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.ドキソルビシン 40~60 mg/m2+生理食塩水50 mL 15分
3.シクロホスファミド 500~600 mg/m2+生理食塩水250 mL 30分
4.生理食塩水50 mL 15分
【内服】
アプレピタント125 mg day 1(化学療法薬投与60~90分前に内服),80 mg day 2,3(午前中に内服),
デキサメタゾン8 mg day 2,3,4

注)アプレピタントを使用しない場合は、1日目のデキサメタゾン注射薬

1サイクル:21日
投与日:day 1
サイクル数:6(トラスツズマブは1年間)
【点滴静注】
1.トラスツズマブ初回8 mg/kg,2回目以降6 mg/kg+生理食塩水250 mL 90分(初回)
30分(2回目以降)
2.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mL 15分
3.ドセタキセル75 mg/m2+生理食塩水250 mL 60分
4.カルボプラチンAUC 6+生理食塩水250 mL 60分
5.生理食塩水50 mL 15分
【内服】
アプレピタント125 mg day 1(化学療法薬投与60~90分前に内服),80 mg day 2,3(午前中に内服)
デキサメタゾン錠8 mg 分2 day 1夜~day 3朝(2日間)

1サイクル:21日
投与日:day 1
サイクル数:4 or 6
【点滴静注】
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン6.6 mg+生理食塩水50 mg 15分
2.ドセタキセル75 mg/m2+生理食塩水250 mL 60分
3.シクロホスファミド600 mg/m2+生理食塩水250 mL 30分
4.生理食塩水50 mL 15分
【内服】
デキサメタゾン錠8 mg 分2 day 1夜~day 3朝(2日間)

TC療法(カルボプラチン+パクリタキセル)を初めて実施する婦人科がん患者を対象に、アプレピタント併用時における制吐効果の有用性を検討する。

1サイクル:21日
投与日:day 1
サイクル数:4
【点滴静注】
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン9.9 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.エピルビシン90 mg/m2+生理食塩水50 mL 15分
3.シクロホスファミド600 mg/m2+生理食塩水250 mL 30分
4.生理食塩水50 mL 15分
【内服】
アプレピタント125 mg day 1(化学療法薬投与60~90分前に内服),80 mg day 2,3(午前中に内服),
デキサメタゾン8 mg day 2,3,4

1サイクル:21日
投与日:day 1
サイクル数:4
【点滴静注】
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン9.9 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.ドキソルビシン60 mg/m2+生理食塩水50 mL 15分
3.シクロホスファミド600 mg/m2+生理食塩水250 mL 30分
4.生理食塩水50 mL 15分
【内服】
アプレピタント125 mg day 1(化学療法薬投与60~90分前に内服),80 mg day 2,3(午前中に内服),
デキサメタゾン8 mg day 2,3,4

アプレピタント125 mg day 1(化学療法薬投与60~90分前に内服),80 mg day 2,3(午前中 ..

1サイクル:14日
投与日:day 1
サイクル数:4
【点滴静注】
1.5-HT3受容体拮抗型制吐薬+デキサメタゾン9.9 mg+生理食塩水50 mL 15分
2.ドキソルビシン60 mg/m2 orエピルビシン90 mg/m2+生理食塩水50 mL 15分
3.シクロホスファミド600 mg/m2+生理食塩水250 mL 30分
4.生理食塩水50 mL 15分
【皮下注】day 2-day 4
1.ペグフィルグラスチム3.6 mg皮下注
【内服】
アプレピタント125 mg day 1(化学療法薬投与60~90分前に内服),80 mg day 2,3(午前中に内服),
デキサメサゾン8 mg day 2,3,4

近年がんの分子生物学的特性に基づいた分子標的薬の開発が進んでおり、パクリタキセル不応例での新たな選択肢となっています。


Cancer Chemother Pharmacol, 2008, 63, 75-83

上記のような症状は患者さんの栄養状態やQOLに影響を与えるため適切な制吐剤や整腸剤の使用、食事指導などの対策が必要です。

• デキサメタゾンは血糖上昇や不眠、骨量低下等の副作用を有する

脱毛は通常投与開始後2〜3週間で始まり、治療終了後数ヶ月で回復し始めます。

• 中等度またはシスプラチン以外の高度催吐リスク化学療法に対して

また重度の下痢は脱水や電解質異常を引き起こす可能性があるため注意深いモニタリングと速やかな対応が大切です。

NK, 受容体拮抗薬: アプレピタントカプセル / ホスアプレピタント注、 ..

投与スケジュールの調整と対症療法により症状をコントロールして治療を完遂できましたが、この経験から患者さんとの綿密なコミュニケーションと迅速な対応の重要性を再認識しました。

グラニセトロン(day1)、アプレピタント、デキサメタゾン(day1-3,8)

パクリタキセルによる末梢神経障害は患者さんのQOLに大きな影響を与える副作用の一つです。

デキサメタゾン, 2 日~(遅発性): アプレピタント + デキサメタゾン】

特に二次治療以降の選択肢として考慮されることが多く、単剤療法や他の抗がん剤との併用で用いられます。

[PDF] カルボプラチン・パクリタキセル 療法の治療を受ける患者さんへ

初回治療や再発後の化学療法として単剤または他の抗がん剤との併用で用いられることが多いです。

抗がん剤の吐き気・嘔吐とアレルギー症状を防ぐためにあらか ..

卵巣がん患者さんに対するパクリタキセルの使用は特に進行期や再発症例において標準的な選択肢となっています。

そのため、次の部分で副作用がしばしば見られます。 a 消化管 (口内炎・下痢など).

ある医師の臨床経験ではある患者さんが初回投与時に軽度の蕁麻疹を呈しましたが、投与速度を落として追加の抗ヒスタミン薬を投与することで無事に治療を完遂できました。

5-HT3 受容体拮抗薬およびデキサメタゾンを投与し,2~4 日目にデキサメタゾンを投与)に

これらの投与スケジュールはそれぞれ異なる特徴を持ち、治療効果や副作用のプロファイルに影響を与えます。

• 過敏症(PTX)⇒前処置(デキサメタゾン+H1/H2blocker)

この薬剤は植物由来の成分を基に開発された化学療法薬で、がん細胞の増殖を抑制する効果があります。

抗がん薬によって消化管粘膜が損傷して分泌されるセロトニンとセロトニン受容体が結合するのを

日本語
1)悪性腫瘍以外に重篤(入院加療を要する)でコントロールできない合併症(腸管麻痺、肺線維症、糖尿病、心不全、心筋梗塞、狭心症、腎不全、肝不全、精神疾患、脳血管障害、活動性胃・十二指腸潰瘍等)を有する症例
2)有症状の脳転移を有する又は臨床的に脳転移を有することが疑われる症例
3)抗痙攣薬の治療を要する痙攣性疾患を有する症例。ただし臨床的に安定期あるいは発作がないものは除く
4)有症状で治療的穿刺を要する腹水又は胸水貯留症例
5)胃幽門部狭窄又は腸閉塞を有する症例
6)嘔吐性事象、又はCTCAEver4.0 グレード2以上の悪心が認められる症例
7)本研究薬(アプレピタント、パロノセトロン、デキサメタゾン)の成分に対し、過敏症の既往歴のある症例
8)ピモジド投与中の患者
9)妊婦、授乳婦又は研究期間中避妊することに同意しない女性
10)過去にアプレピタント、パロノセトロンの投与歴があることが判明している症例
11)本研究の手順に関して協力する能力又は意思を持たない症例
12)研究責任医師あるいは分担医師が本研究の対象として不適当と判断した症例

day1-3 アプレピタントCap day2-4 デキサメタゾン錠

日本語
1)20歳以上(登録時)
2)組織学的に婦人科癌(卵巣癌,卵管癌、原発性腹膜癌、子宮体癌、または子宮頸癌)と診断されている患者。
3)化学療法未施行例
4)以下に示すパクリタキセル+カルボプラチン療法が計画されている患者。
Tri-Weekly TC療法:Day1にパクリタキセル(175mg/m2)とカルボプラチン (AUC5)を投与する。この3~4週間を1コースとする。
5)主要臓器機能が十分保たれており、下記の基準を全て満たす患者
以下の臨床検査は,登録前8日以内に実施
・白血球数:3000/mm3以上
・血小板数:100,000/mm3以上
・ヘモグロビン:9.0g/dl以上
・血清AST,ALT:100IU/L以下
・総ビリルビン:1.5mg/dl以下
・血清クレアチニン:1.2mg/dl以下
・クレアチニンクリアランス≧60.0mL/min
(計算値又は実測値とし、いずれかが満たしていること)
[Cockcroft-Gaultの式による]
女性Ccr(mL/min)=男性Ccr×0.85
6)Performance Status(ECOG Scale):0または1の患者
7)本試験の内容について所定の同意文書、およびその他の説明文書を用いて十分に説明を受け、自由意思により本試験参加に文書で同意が得られている患者。

患者は切除不能胃癌に対して、サイラムザ+パクリタキセル療法施行中であった。 ..

日本語
パクリタキセル+カルボプラチン療法開始後24~120時間まで(遅発期)の 嘔吐完全抑制率

Day1 パクリタキセル投与 1 時間前にアプレピタント(125μg)1Cap 1× P.O

近年,多受容体作用抗精神病薬(MARTA)であるオランザピンが,高度および中等度リスク抗がん薬による遅発期での悪心・嘔吐のコントロールに有用であるとの報告が多くなされている。わが国においても臨床試験結果が順次報告されており,欧米でのコンセンサスや,臨床的意義から2017 年6 月から標準的制吐療法に併用として使用できるようになった(→, 参照)。遅発性悪心・嘔吐の制御を行うための有効な薬剤としてわが国でのさらなる研究が期待される。

Day2~3 アプレピタント(80μg)1Cap 1×朝食後 2TD

ランダム化比較試験は行われておらず,一般的には軽度リスク・最小度リスク抗がん薬に対して制吐薬は推奨されない(参照)。

○催吐リスク:高度(アプレピタント、パロノセトロン、デキサメタゾンが必

1サイクル:28日
投与日:アテゾリズマブ day 1,15
:nabパクリタキセル day 1,8,15
【点滴静注】投与日:day 1,15
1.生理食塩水50 mL 15分
2.アテゾリズマブ840 mg+生理食塩水250 mL 60分(初回)
30分(2回目以降)
3.デキサメタゾン6.6 mg※+生理食塩水50 mL 15分
4.nabパクリタキセル100 mg/m2(100 mgあたり20 mLの生理食塩水で懸濁) 30分
5.生理食塩水50 mL 15分
※省略可
【点滴静注】day 8
1.デキサメタゾン6.6 mg※+生理食塩水50 mL 15分
2.nabパクリタキセル100 mg/m2(100 mgあたり20 mLの生理食塩水で懸濁) 30分
3.生理食塩水50 mL 15分
※省略可