この記事では、ハイドロキノンやトレチノインの併用について解説します。
今治療中のしみがなくなってしまったら、今後いっさいのしみから開放されるというわけではありません。
実際、トレチノインはニキビやニキビ跡に対して以下の効果を発揮します。
トレチノインは肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進させ、古い角質とともに皮膚の中のメラニンを排出してシミを薄くする塗り薬です。シミを薄くする効果だけでなく、肌のキメが整う効果もあります。トレチノインには守っていただきたい使用上の注意点があります。
フォームはスプレー缶に入っており、キメの細かい泡が出てきます。泡を伸ばすと化粧水のような質感に変化し、さらっとした軽い塗り心地です。広範囲に塗る場合や、頭皮に使用するのに適しています。
ハイドロキノンは、「肌の漂白剤」と呼ばれるほど美白効果の高い物質です。
当院では、シミに対して有効な外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)と、内服薬(トランサミン・シナール・ハイチオール・ユベラ)を処方いたします。
外用薬は朝晩のお手入れに加えるだけでよく、治療中でもお化粧は可能です。内服薬は1日3回飲み続けることで徐々に効果が表れてきます。
※治療は保険適用外の自由診療となりますので、初診料3,300円(税込)を頂戴します。
Q.トレチノインって何ですか?
A.トレチノイン(レチノイン酸)とは、美肌に効果的であるビタミンA(レチノール)の誘導体です。トレチノインは、血液中にごく微量流れているものですから、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。肌の深部に働きかけ、肌の再生を行います。主な働きとしては、肌の角質をはがす、皮脂の分泌量を調節する、肌の内部でコラーゲンを増やす、皮膚を再生する、などがあります。このことから様々な肌のトラブル、しわ、しみ、にきびをはじめ、そばかす、肌のくすみ、毛穴の黒ずみなどに効果があるとされています。
そこで、メラニン色素の排出を促す効果に期待できるトレチノインがおすすめなのです。
またトレチノインはニキビ跡の赤身の改善にも有効なお薬の1つ。ただしニキビに対しては保険診療の薬も多くあるので、これらの治療法と比較しながら肌の状況を見て医師が判断いたします。興味がある方はぜひ気軽に相談していただけますと幸いです。
【1日目】
夜、お風呂あがりに化粧水で肌を整えたあと、シミの部分にトレチノイン⇒ハイドロキノンの順で塗布。
特に何も感じず。
トレチノインが効果的なシミの種類としては以下がいわれています。)
ご予約の方優先となります。 初診の方は診察終了間際にはお受けできないことがございますので、30分ほどお早めにお越しください。
Q.副作用はありますか?
A.トレチノインの副作用として、催奇形性がありますので、妊娠中や妊娠の可能性のある方は使用しないでください。また、保存方法や取り扱い期間、他の化粧品との組み合わせ、紫外線防止など、きちんと守らないと逆にシミができたり、かぶれ、色素沈着することがあります。
これらは、トレチノインの効果も比較的早く実感することができるシミです。
・洗顔後化粧水、乳液などで肌を整えた後にトレチノイン酸をシミの部分、小じわが気になる部分に塗ります。
さらに、お肌の細胞が生まれ変わるため、ニキビ改善にも効果的です。
トレチノインとハイドロキノンを併用される場合は、シミの大きさに合わせてトレチノインを塗り、少し時間をおき、次にハイドロキノンを塗ります。
どちらもシミの治療に使われますが、別々の目的で使われます。
これは、トレチノインとハイドロキノンがそれぞれ別の作用を持つためです。
トレチノインは皮膚のターンオーバーを活性化し、どんどん古い角質を剥がし、皮膚を薄くしていきます。
ハイドロキノンは、できてしまったシミとこれからできるシミに直接アプローチしてくれます。
そのため、先にトレチノインを塗ることで、よりハイドロキノンが浸透しやすくなり、併用の効果が高まります。
ただし、順番を逆にしたからといって効果が全くなくなるわけではありません。
あくまでも、効果的に使っていただくための順番ですので、可能な限り順番どおり使っていただくことをおすすめします。
コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、たるみにも効果が期待できます。
「メラニン色素を合成する酵素(チロシナーゼ)の働きを阻害する作用」、「メラニン色素そのものを還元し淡色化する作用」、「メラノサイト(メラニンを産生する細胞)の機能を低下させる作用」があり、これからできるシミを予防し、すでにできてしまったシミや肝斑、色素沈着を改善します。
使用開始時のトレチノインやハイドロキノンの塗り方についてお伝えします。
当院は予約制を導入しております。
初めての方でも電話での予約を承っております。
3.ハイドロキノンを、できるだけ広い範囲に伸ばして塗りましょう。
以上の塗り方は、治療開始時の塗り方です。
治療が進むにつれ、薬の内容、塗り方等が多少変わってきます。
はじめての方は、まずはWeb受付から診察予約をお願いいたします。
製剤の安定性について、製薬会社によるデータをご紹介いたします。トレチノイン0.05%クリームを5℃、25℃、40℃の状態で保管し、1、2、3ヶ月後にデータを測定した結果です。いずれの温度でも3ヶ月後まで成分の性質に変化を認めませんでした。色調は5℃では3ヶ月後まで変化は見られませんでしたが、25℃では2ヶ月後からわずかに退色しました。40℃では1ヶ月後からわずかに退色し3ヶ月後にはわずかに褐色化しました。
ただし自己判断せずに、処方を受けたクリニックに相談しましょう。
①初めて使用する方は、パッチテストを行い、24時間様子を見ます。かゆみやひどい炎症がみられたらご使用を中止してください。
9日目、昨晩は3日ぶりにトレチノイン塗りました!メイクも軽く出来るほどに!
A 全く効果が無いということは無いですが、剥けたほうがわかりやすいですね。塗る量を増やすか、濃度を上げたほうがいいと思います。塗る量は大豆大ずつを混ぜていただくのが基本です。反応が出過ぎる場合は減らしてください。
トレチノインを使用していると、一時的にシミが濃くなることがあります。
トレチノイン(レチノイン酸)は、ビタミンA誘導体です。
表皮の細胞をどんどん分裂・増殖させて皮膚の再生を促し、メラニン色素を外に押し出します。
トレチノインは強力な薬剤のため、使用すると反応性の炎症が起こります。
皮膚が赤くなったり、ぽろぽろと角質が取れてきますが、反応が出ていれば、トレチノインの効果が出ているとのこと。
しかし、誤った使い方をすると炎症後色素沈着を起こす可能性があるそうです。
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7 お化粧をする場合は、クリームやパウダー(UVカット入り)のファンデーションを使います。
コンシーラーやパーフェクトカバーなどのカバー用ファンデーションを使うこともできます。
夜の場合は、オイルでカバーすると皮膚のツッパリ感や乾燥を防ぐことができます。
始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。 ..
当院で治療を受ける方には専用のメールアドレスをお教えし、長くとも1日以内にはお返事しています。
始めの1-2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。 ..
毛穴、シミ目的でトレチノイン0.025%&ハイドロキノン4%を3日前から塗りはじめました。医師からは夜寝る前に…と言われましたが仕事で夜勤などが多く、夜だけ塗るとなると塗れない日が多くなってしまいます…
そこで、夜に塗れない日は、朝に塗って14時くらいに洗顔で洗いなおし、薬は塗らずに化粧をするのはどうだろうと考えているのですが…
トレチノイン、ハイドロキノンは肌に塗って吸収されるのにどの位の時間が必要なんでしょうか?
また、洗い落として日焼け止めをぬりお化粧をし自転車で30分通勤するのは肌によくないですか?
また、子供の用事などで1日炎天下にいる予定がある場合などは何日か前から塗布することは中断したほうかいいですか?
トレチノイン治療中は基礎化粧品はVCローション、日焼け止めと化粧水、必要に応じて美容液のみ、基本的にはクリームや乳液は使いません。 お願い
ハイドロキノンはアレルギーを比較的起こしやすいという性質があり、2001年まで市販の化粧品でのハイドロキノンの配合は規制がされていました。また、傷やできものなどがある部分にハイドロキノンを塗布することで傷などが悪化することもあり、使用上には注意が必要です。
トレチノイン (しみクリーム) | 大和駅前いなば皮膚科 旧名
当院では、トレチノインの副作用(赤み、かゆみ、皮膚の皮剥けなど)を軽減するために開発されたCDトレチノインという低刺激トレチノイン美容液を顔全体用におすすめしています。また、スポットで使用する場合には高濃度のトレチノインも各種(濃度により4種)ご用意しております。
トレチノインはニキビやニキビ跡、しみ治療、しわ等の改善に効果が見込まれるお薬です。 ..
ケミカルピーリングやトレチノインを使用すると浸透性がさらに高まり、より高い効果が期待できます。