→6000mg÷20mg/日=300日(トータル量÷1日の服用量=必要な日数)
また、ニキビはないのに顔が赤くなる「酒さ(赤ら顔)」という皮膚疾患にもイソトレチノインが有効である場合があります。
しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。
この点の判断が難しいため、イソトレチノインの個人輸入は推奨しておりません。
リスクについて詳しく知りたい方は「 」をお読みください。
イソトレチノインには、アクネ菌に対する抗菌作用があります。また、アクネ菌は皮脂をエサに増殖するため、イソトレチノインによって皮脂の分泌が抑えられることも、アクネ菌の増殖予防につながります。さらに、毛穴を縮小することでアクネ菌が定着しづらくなるともいわれています。
☑ あらかじめ判明している副作用を理解すれば、怖がるほどの薬ではない
イソトレチノインは日本では未承認医薬品となるため自由診療になります。
ここでは、イソトレチノイン服用にあたっての注意点を解説します。
副作用の中でも口唇炎や唇の乾燥は起きやすく、イソトレチノインの服用量が多くなるほど起こりやすいとも言われています。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
当クリニックではスマートフォン・パソコンからご利用できる当日の順番受付システムを導入しております。初診の方も利用できますので、待ち時間の短縮のためお気軽にご利用ください(再診と初診は同時に利用できません)。
また、イソトレチノインの服用中は、鼻の乾燥や日光過敏症もよくみられます。
日頃から保湿剤を塗ったり日焼け止めや日傘を使用したりし、なるべく副作用症状を防ぎましょう。
・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい
おおしま皮膚科では、イソトレチノインを服用するときは必ず血液検査を実施し、副作用の早期発見ができるようにしています。
女性には胎児の催奇形性という重大な副作用があり、イソトレチノイン内服における最大の問題点と言えます。従って内服中はもちろんのこと、内服中止後1年間は必ず避妊を行っていただきます。内服導入の際には、毎月妊娠検査薬をご持参頂き、当院にて看護師と一緒に反応チェックをさせて頂きます。
イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。
イソトレチノイン内服によりニキビが落ち着くまでにかかる期間は平均3〜6ヶ月ほどですが、重症度や個人差によって異なります。
当院ではニキビ治療については内服を最低でも6ヶ月(〜8ヶ月間)続けることをおすすめしております。
*ニキビ改善後に再発抑制を目指す場合は長期の内服が必要となります。
症状や副作用を観察しながら、40mgに増量することもあります。
ニキビのある肌では、免疫がアクネ菌を排除しようとし、過剰に免疫反応が働くと炎症が生じます。
イソトレチノインには、過剰な免疫反応を正常にし、ニキビの炎症やそれに伴う赤みを鎮静する抗炎症作用があります。
直接的にニキビ跡を改善する効果はないものの、炎症の伴うニキビはニキビ跡になりやすいため、早期の服用でニキビ跡を予防する効果が期待できます。
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
通常、イソトレチノインは、体重1kg当たり1日0.5~1mgを約4~6ヵ月間服用することが推奨されます。
イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。
約4週間に1度の通院が必要です。治療期間は1クール、6ヶ月間です。治療の効果が弱い場合は、1クールの期間を8ヶ月間に延長することもあります。採血等の副作用チェックが必要なため、定期的に通院できるかどうか、事前にご確認をお願いいたします。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
イソトレチノインの費用と服用回数は以下のとおりです。
保険適用のない自由診療となります。
通常1日1〜2回の服用ですが、適切な用量や飲む回数は人によって異なります。
イソトレチノインは以下の薬剤との併用に注意する必要があります。
クリニックによっては、イソトレチノインの内服歴がある人や、服用中の人はレーザー脱毛をお断りしている場合があります。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
イソトレチノインは創傷治癒不良や遅延を起こすなどの報告があったことから、手術は内服の終了後から1カ月という期間を設けるように言われています。そのため当院でも、イソトレチノインの内服の期間中には、手術全般において注意すべきであると考えています。
イソトレチノインの服用期間中に注意するべきことは以下の通りです。
イソトレチノインは、ニキビを治療するための飲み薬です。
ビタミンA誘導体の「レチノイド」に属する薬で、世界的には30年以上前から保険適用で使用されています。
「ニキビ治療の切り札」といわれるものの、日本では保険外診療になります。
それは、イソトレチノインの服用が、ニキビ治療に効果的というものの、美容的な行為の一環とみなされているからです。
この記事では、ニキビでお悩みの方に知っていただきたいニキビの内服薬イソトレチノインについて、分かりやすくお伝えします。
以下の項目に該当する方には服用をご遠慮いただいております。
もし、妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)使用時に気を付けることはありますか?
すでに海外では、ニキビ治療に必要不可欠な薬として認知されていますが、日本では厚生労働省の認可がおりていないため、個人輸入も禁止されております。日本国内で処方が可能なのは、医師が輸入し処方する場合のみです。当院では正規品を輸入し、しっかりとした診察のもと、処方させていただきます。
イソトレチノインを服用中の肌は非常に敏感でデリケートな状態です。
治療期間:最低6ヵ月間の服用
1日の服用量:体重1kg当たりの推奨服用量は0.3~0.5mg
イソトレチノインの重大な副作用の一つに、という副作用があります。
治療期間:約4~6ヵ月
1日の服用量:体重1kg当たりの推奨服用量は1mgまで
個人輸入代行サイトは価格もリーズナブルで、買いやすい設定にはなっていますが、
イソトレチノインは、ニキビの原因であるアクネ菌に対する細胞の免疫応答を正常化する「免疫調整作用」を有することも報告されています。
ただし、副作用で1割ほどの方に一過性の赤みが出ることがあります。
イソトレチノイン内服薬は、ビタミンAとその類縁化合物、誘導体の総称である「レチノイド」が主成分です。
イソトレチノインを服用中に全身脱毛を行うことはおすすめされません。
イソトレチノインは、炎症性の重度のニキビに対して特に効果的です。具体的には、以下のようなニキビが治療対象になります。
イソトレチノインをやめた後でも、皮脂の分泌が完全に元に戻ることはありません。
おおしま皮膚科では、イソトレチノインを辞めるべきかどうかを、血液検査の結果を確認しながら慎重に判断しています。
日本国内のクリニックで処方されているイソトレチノインの費用相場は、
上記のような副作用があるとされていますが、先述したように欧米ではメジャーな薬なので、必要以上の心配はいりません。