レクサプロも例外ではなく、深部睡眠が障害される可能性があります。


ドグマチール(スルピリド)という薬もよく効きます。ドグマチールは胃・十二指腸潰瘍とうつ病に適応がある薬です。まさに神経性胃炎に最適という薬です。心療内科でサインバルタやレクサプロ、トリンテリックスを処方されているけど胃の調子が悪い。消化器内科でドグマチールを処方されたけれど良くならなかったという人も多いです。消化器症状にはSSRI・SNRI・S-RIMとドグマチールを一緒に使うととてもよく効きます。ドグマチールは母乳が出たり、生理が遅れたりといった副作用がありますが、原クリニックでは50mg錠の半分(通常使用量の6分の1)を1日量にすることによって、副作用を減らし同等の効果を得ています。ドグマチールのこのような副作用は内服を止めればすぐ改善します。


※抗うつ剤の副作用全体について知りたい方は、『』をお読みください。

レクサプロ・サインバルタ・トリンテリックス等を飲んで嘔気や眠気の副作用が強かったのでやめたという人がいますが、原クリニックでは少量からゆっくり始めることで副作用の出現がかなり抑えられています。

SSRI・SNRI・トリンテリックス・ドグマチールを飲むのに抵抗がある人は、うつ病の薬とされていること、副作用が強い薬、やめるのが大変な薬というインターネットの書き込みが多いからでしょう。これらの誤解・不安を取り除いて、安心して飲める薬であることを納得して飲んでいただきたいと思います。これらの薬は、ストレスからくるいらいらや不安感も改善するため、穏やかで、明るくなります。自分の醸し出す雰囲気が柔らかくなるため、人間関係も改善します。こういった観点からもストレスが減ります。

副作用は比較的に少ないお薬ではありますが、ある程度は避けることができません。

*抗うつ薬は種類が多いので、1つ1つ見てゆくと時間がかかってしまいます。そのため、ブログの最後に主な抗うつ薬の副作用をまとめたものを載せてあります。参考にしてください。

これらの病気に良く効く薬があります。SSRI、SNRI、S-RIMといわれるタイプの薬です。うつ病の治療にも使われる薬のため、抵抗感のある人が多いと思いますが、不安障害によく効き、副作用が少なく、依存性もなく、自分が変わってしまうわけでもありません。安心して使える薬です。ストレス・不安障害が主な原因なのですから素直にストレス・不安障害の薬を使うほうが効果があると思いませんか?SSRI、SNRI、S-RIMは抗うつ薬と呼ぶより、そのまま、SSRI、SNRI、S-RIMと呼ぶことが多く、従来の抗うつ薬と区別することが多いのです。SSRIは4剤、SNRIは3剤、S-RIMは1剤発売されていますが、原クリニックでは、主に副作用の少ないSSRIのレクサプロ(エスシタロプラム)や、SNRIのサインバルタ(デュロキセチン)、S-RIMという新しいタイプのトリンテリックスなどを使います。サインバルタ(デュロキセチン)は坐骨神経痛・背部痛・腰痛・片頭痛・肩こり・めまい・歯痛・手足のしびれなどにも有効です。今まで、いろいろ試してきて、全く良くならず、半分あきらめかけていると、「本当に効くの?」と思うかもしれません。でも、驚くほど、ほとんどの人に効きます。原クリニックでは1年間に3,000件ほど胃カメラを行っています。消化器内科に精通し、ガスモチン(モサプリド)・アコファイド(アコチアミド)・タケキャブ・六君子湯などの薬を使った経験の上で、SSRIとSNRI、S-RIMの効果を実感しているからこの治療を勧めるのです。
今までに、SSRI・SNRI・S-RIMを使って、効果がなかったという人がいますが、パキシル(パロキセチン)・パキシルCR(CRはパキシルの改良型で吸収が穏やかになり副作用が出にくいようになっていますがパキシルとほとんど変わりません)、ジェイゾロフト(セルトラリン)などSSRIは少量で使っても効果が現れにくい薬です。少量から始めて、徐々に増量し、1か月以上毎日飲んで効果が出る薬なのです。慣れない医師が、試しに使ってみよう、使い慣れないから少な目で使っておこう。他の薬と同じように、少量で1か月分処方したり、患者さんの方で、うつ病の薬だから少しでいいです、ちょっとだけ飲んでみようという飲み方では効果が出ないのです。パキシル(パロキセチン)は10mgから開始して、30mg、40mgまで増量します(パキシルCR12.5mgがパキシル10mgに相当)。ジェイゾロフト(セルトラリン)は25mgから開始して、100mgまで増量して使うのが普通なのです。使い慣れた医師が、初めは1~2週間の間隔で診察をし、様子を見ながら治療をしていくとしっかりと効果が現れます。SSRI、SNRI、S-RIMは車の運転や飲酒を控えるようにと言われていますが、原クリニックでは特に制限はしていません。他院で処方されている薬の制限もしていません。

※レクサプロの概要について知りたい方は、『』をお読みください。

レクサプロの副作用で最も多いのは、胃腸症状になります。承認時の臨床試験では、

*副作用が出現した際は、原則、減量や中止をします。ただ、飲み続けることで副作用が目立たなくなる場合もあります。また、他の薬剤に変更が難しい場合は副作用止めなどを内服し、継続していただくこともあります。こちらも心配なことなどがある場合はご相談ください。

それ以外に、なかなか相談しづらいために我慢されている方が多い副作用が、

*副作用は飲み始め、容量変更時、急な中断などのタイミングが特に注意が必要です。お薬が開始となった際、上記の時期は気を付けていただき、何か変化や心配な点がある場合は遠慮なくご質問ください。

*副作用についてですが、内服すると必ず副作用が出るという訳ではありません。過度に心配なさらないでください。また、全ての副作用を記載しているわけではありません。比較的認めやすい副作用、注意すべき副作用を中心に記載しておりますので、その点もご了承ください。


また、レクサプロは「ピュアなセロトニン再取込み阻害薬である」と言われています。

ただしパキシルやルボックス/デプロメール、ジェイゾロフト、サインバルタなどほとんどの抗うつ剤は 「18歳未満には慎重投与」と記載がありますが、レクサプロは、「12歳未満には慎重投与」の記載になっています。

レクサプロをはじめとしたSSRIでは、吐き気や下痢は他の抗うつ薬よりも多いです。

それはつまり、12~17歳の未成年に対しては、レクサプロの有効性が確認されたという報告もあるということです。

このためレクサプロで胃腸症状が認められた場合の対処法としては、

今回はうつ病で使用する抗うつ薬の副作用について説明をしてゆきたいと思います。

※抗うつ剤についての副作用を比較したい方は、『』をお読みください。

のどの違和感や息苦しさ、起立性調節障害、めまいを伴っていたり、不眠症、パニック障害、自律神経失調症を伴っている人もいます。頭痛、肩凝り、腰痛症、坐骨神経痛、胸痛がある人もいます。

レクサプロは、効果と副作用のバランスのよさに定評のある抗うつ剤です。

レクサプロの未成年への投与は、効果が確立していないため、「安易に使用しないように」「できる限り使用しないように」と言われています。

レクサプロはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)として作用する抗 ..

レクサプロによる胃腸症状は飲み始めがピークで、徐々に慣れていくことが多いです。

エスシタロプラム)の効果や副作用について | 水戸メンタルクリニック

その点、レクサプロは、セロトニンのみをより選択的に再取り込み阻害するため、他の物質に影響がでずらく、副作用が少ないのではないかと考えられています。

胃薬を飲もうと思うのですか何系の胃薬が良いのでしょうか?(H2ブロッカー、胃粘膜保護など)

最近は、精神科・心療内科で使用する薬剤の副作用について、疾患別に説明をさせていただいております。しばらくはこのシリーズでブログ作成を続けてゆきたいと思います。

過去に、ストラテラ、レクサプロ、オランザピンといったメンタル系の薬を服用 ..

*抗コリン作用(アセチルコリンの働きを抑えることで出現する副作用)

ドグマチールは胃薬として開発されたお薬で、使われていくうちに抗うつ効果が ..

余計なものも阻害してしまうと、それは「副作用」として現れます。例えば、ヒスタミンを阻害してしまうと、眠気や体重増加が起こるし、アセチルコリンを阻害してしまうと、口渇や便秘などが起こります。

レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

レクサプロの吐き気は、セロトニンが胃腸に作用することが原因です。脳の嘔吐中枢を刺激してしまいます。

レクサプロという薬を飲みはじめました。 最初の一週間は5mg、その後問題なさそうなら10mgになる予定です…

胸やけ、酸っぱい水がこみ上げると言った症状が治らなくて苦しんでいる人も多いと思います。逆流性食道炎という病気です。胃液が食道に逆流することによって、食道の下のほうの粘膜がびらん状に荒れる病気です。本来、この病気であれば、前述の胃酸を抑えるタケキャブやPPI(ネキシウム・タケプロン・パリエット・オメプラール)、H2ブロッカー(ガスターなど)が数日以内によく効きます。胃カメラで食道に異常がみられない、あるいは軽度の逆流性食道炎で心配ないと診断されたのに同じような症状がある人がいます。これは(Non-Erosive Reflux Disease; ナード)と呼ばれています。症状が強く、薬が効かずに治りにくい病気と言われています。
実際に酸っぱい水がこみ上げる、口の中が酸っぱいという患者さんもいます。

過去に、ストラテラ、レクサプロ、オランザピンといったメンタル系の薬を ..

SSRI・SNRI・S-RIMは効果が現れるのに1か月程かかります。主な副作用は、気持ちが悪い、眠い・ふらつくなどですが、薬に慣れるのに時間がかかるので、飲み初めに副作用が出ることがあります。つまり、飲み初めは、効かないのに副作用が出る、ということです。副作用を軽減するために少量から始めます。気持ちが悪いといっても、嘔吐するほどのことはほとんどなく、2、3日で消失することが多いです。眠気は飲んですぐ眠くなる場合、飲んだ時はそれほどでもないのに、翌日朝起きたら眠い、翌日の午後になると眠い、といった場合があります。逆に目がさえて眠れなくなるという場合もあります。眠気が自分の睡眠時間に当たるように時間を調整して飲んでください。食事には関係なくのんで構いません。眠気は3~4週間続くことがありますが慣れてきます。これらの副作用はだんだん慣れてきます。

その日は解熱剤(カロナール500)と胃薬(テプレノンカプセル50mg)のみが処方されました。

昔からある三環系抗うつ薬なども吐き気は起こりにくいです。ですが、他の副作用がネックとなって使いづらいです。ドグマチールは上述したように胃薬としての効果もある抗うつ薬ですので、吐き気はまず認められません。ただし、女性には生理に影響したりするので使いにくいです。

レクサプロをはじめとしたSSRIでは、吐き気や下痢は他の抗うつ薬よりも多いです。 対処法としては、

原因は胃の機能の問題とされ、が関係していると言われ、食生活や、生活習慣の改善を勧められ、胃の機能改善の薬が治療に使われていますが、なかなか改善しません。

[PDF] レクサプロ錠 10mg、20mg に係る医薬品リスク管理計画書

排尿困難があると尿が出にくくなります。特に男性の方で前立腺肥大などがあると尿の出にくさがさらに悪化してしまうことがあるため、処方は控えます。排尿障害に対する副作用止めのお薬もありますが、そのお薬の副作用もあるため、私の場合は、排尿障害がある場合は、減量、中止をすることが多いです。

レクサプロ(成分名:エスシタロプラム)はS S R I(選択的セロトニン再取り込み ..

治療薬として、機能性ディスペプシアに専用に使われるのがアコファイド(アコチアミド)です。この薬が効果がないと、胃酸を抑えるタケキャブやPPI(ネキシウム(エソメプラゾール)・タケプロン(ランソプラゾール)・パリエット(ラベプラゾール)・オメプラール(オメプラゾール))、H2ブロッカー(ガスター(ファモチジン)など)、消化管機能改善薬のガスモチン(モサプリド)・セレキノン(トリメブチンマレイン酸塩)、漢方薬の六君子湯・半夏厚朴湯などが使われています。それでも治らなかったり、繰り返します。