— 石郷岡 博(ジ 浅草コブラー) (@CobblerAsakusa)


目的地は革靴好きの中で大変評判の高い The Asakusa Cobbler(ジ・浅草コブラー)さん。から紹介を受けて、上司には紹介したものの自分が訪問するのは今回が初めて。


浅草コブラーはとても人気の高い修理屋ですが、オーダーシューズも取り扱っています。

浅草と言えば、昔から革問屋が多く、その影響で製靴店や修理工房も数多くあり、靴好きとしてはワクワクする場所。この機会に浅草を遊び場にしたいな、なんて思いも持ちながら南千住駅に降り立ちました。

時間どおりに訪問すると、既にお店の方が待っていてくださり、すぐに2階のショールームへ案内してくれました。そこには多数のエイジングサンプルと複数のモデルが展示されていました。ナチュラル、バーガンディ、ブラックと、色鮮やかなクロムエクセルの靴に心躍ります。

まずは、お金持ちが履きこなす高級革靴ブランドについて書いていきたいと思います。

さて、予約時間に訪問すると、作業スペースを拡張したため窮屈になってしまったという受付で石郷岡さんが待っていてくれました。番頭台のようなテーブルを挟んでボロボロになった靴を申し訳なさそうに出すと「きれいに履かれていますね」と一言。

ヒールカップの収まり具合、ボリュームのある前足部も程良いゆとりで絶妙。そして何より実直な作り。アメリカンな印象の靴は作りもラフなメーカーが多く、購入に至らなかったこともありましたので、 探し回った末にとうとう目指す靴に巡り合えたことを感じ、嬉しくなりました。

トーンアームは、吉祥寺で革製品の修理とオーダー靴の作成を行っている店です。

浅草コブラーさんものすごい細かく修理修理メニューを記載されていて、お伺いする前にある程度、自分で見積もることができます。

2週間前に完成したThe Asakusa Cobblerのプレミアムオーダーシューズの仮履き靴。
店主の石郷岡さんから「数回履いてみて、そこから本番靴への改善点を出していきましょう」とご提案いただき3.5日ほど履いてみました。

— 石郷岡 博(ジ 浅草コブラー) (@CobblerAsakusa)

宮城興業は古くからREGAL等の国産ブランドのOEMや海外ブランドの日本向け生産を担っていた工場で、国内の工場ではいち早くパターンオーダーを展開しています。そのパターンオーダーのブランドが謹製誂靴です。

謹製誂靴の特徴は、豊富なデザインバリエーションと日本全国でオーダーできる販売網の広さです。また、海外展開も積極的でその販路を日本以外にも広げています。


はじめまして、靴修理工房のThe Asakusa Cobblerです。

強さレベルを上げる際にもその都度、柔軟剤をつけます)伸ばしにかかるので、靴の足入れ感は 確実にゆとりが生まれます。

東京浅草 靴修理 The Asakusa Cobbler | その他の修理

ハーフラバーは溝が無くなるほど削れ、つま先も減ってしまっている状態。トップリフトは相談した上で交換するか決めようと考えていました。 しかし、石郷岡さんに見てもらうと、意外にも「まだ大丈夫」という言葉がポロポロ出てくる。

​靴の中底(足裏が当たる部分)がひび割れ等で傷んでいる場合に交換をします。ご相談ください。 腰裏補修・・・¥3.542~

「このハーフレバーは溝が無くなっても結構厚みがあるのでまだ履けますよ」、「つま先も次回でも大丈夫かもしれない」など、商売っ気を全く感じさせない、純粋に靴の状態を考慮した率直なアドバイスが。

革靴をめぐる冒険~いざ浅草編【後編】WHEELROBEで靴を買う

久しぶりに新品の靴を手に入れ、靴熱も上がる上がる!数年ぶりに大いに靴欲を駆り立てられる体験となりました。

The Asakusa Cobbler(ジ・浅草コブラー)を後にし、向かったのはとあるショールーム。 ..

ソフィスの靴を見て「懐かしいですね」と言いながら、この靴のボロネーゼ式グッドイヤー製法について今後の留意点についてアドバイスをもらったり、一見ボロボロに見えるこの靴を「いやぁ大丈夫、まだまだ履けますよ」と言ってくれたり。引退も考えていただけに励まされた気がして嬉しかったです。

すべてにこだわる、靴修理の職人 [男の靴・スニーカー] All About

NO5
The Asakusa Cobblerオリジナルシューズ
(九分仕立て)
アッパー・・・ダッチカーフ(ブラック&チェリー)
アウトソール・・・ベルギー
半カラス
ヒールカウンターロング
中底・・・マクリ加工
つま先穴飾り・・・イニシャル

浅草コブラーはとても人気の高い修理屋ですが、オーダーシューズも ..

そんなわけで大きな収穫がたくさんあった革靴をめぐる浅草散策。これをきっかけにまだまだ知らない革の町・浅草を少しずつ開拓していければ、と考えています。

JOEWORKSは、浅草のシューズメーカー・セントラル靴から独立した3人の職人が ..

やはりこの出し縫いのステッチ幅は現代ではハンドでしか出せなさそうですね。私もここのところは50sフローシャイム2足預けて、念押ししましたが、どうも機械ではいろいろ厳しいようです。。。

ツイステッドラストというのも大変良さげですね^_^

しかし、写真だけでここまでの靴が作れるとは、相当なスキルがあるんでしょうね。しかも1カ月ですし。
私のはもうかれこれ8カ月、、、
あそこも結構技術力あると思うんですが、ずいぶん苦労されているようです。



東京浅草 靴修理 The Asakusa Cobbler | オールソール修理

荒井弘史靴誂え室は、宮城興業から独立した荒井弘史さんが手掛けるパターンオーダーのブランドです。

靴博で浅草の靴ブランドきたな レンド、サンタリ、whenあたりは気になるな~

今回購入したウィールローブの靴の紹介はまた次回に。長文にお付き合いをいただき、ありがとうございました!

— 石郷岡 博(ジ 浅草コブラー) (@CobblerAsakusa) 2015年2月13日

この靴の特徴でもある、デュプイのマローカーフ。あまり靴に使われることはなく期待半分・不安半分ではありましたが杞憂に終わりました。
ご覧の通りスムースレザーと思いきや、細かな水シボが入っています。思ったよりも光沢感が強めですが、もう少しこなれてくると光沢も落ち着きまた違った表情を見せてくれるのではと期待しています。

今回は仮靴なので革の端を使って作られているためトラが入っていますが、本番靴ではもちろん注意して作成いただけるとのことです。楽しみ。

東京都台東区 浅草 靴修理 The Asakusa Cobbler 浅草コブラー

(まるすけさんたちとのブロガーズ埼玉会もコロナの影響でずっと延期のままですが、石郷岡さんに浅草の良いお店を紹介してもらい、巡ってみるのも面白そうだなぁなんて思ったり。)

東京浅草で手作業を中心に靴修理を営んでいる工房です。ハンドソーンシューズをメインに靴の販売も行っています。

今回は敢えて三交製靴ラギッドシューズではなく、丸善マナスルシューズ、と書きました。というのも、恐らく今、修理を考えている人の多くは丸善マナスルシューズを履いている人ではないかと思うからです。
このブログでも何度も取り上げましたが、丸善マナスルシューズを作っていた三交製靴が2015年5月20日で廃業となったこともあり、既に三交製靴での修理が出来なくなりました。

純正品での修理は実質不可能なため、これからはギリギリまで丁寧に履いていって、底がギリギリまですり減った時点で役目を終えさせてあげるか、もしくはどこかの靴修理のお店もしくは職人さんに修理を依頼することになります。

今までもこれからも三交製靴ラギッドシューズを履き続けていく私としては、なるべく早めに一度、オールソールをするとどんな感じになるのか、というのをこのブログでご報告したいな、と廃業の少し前あたりから思っていました。
純正での修理ではないけれど、信頼できる職人さんが見つけられれば、これからも安心して長く履き続けられますよ、というのを伝えたかった。別に私が伝えてどうなるものでもないのですが、もしかしたらこのブログを読まれている方で、今、どうしようかなぁ、と漠然と考えられている方もいるかな、と思いましたので。
今回タイミングが重なり、ちょうど良い機会でしたので、手元のラギッドシューズの中から一足を敢えてオールソールをお願いすることにしました。そこで選んだのが、5足目で購入した在庫処分品S-4(旧MG63)。スノータイプのプレーントゥです。

結果として非常に満足できる仕上りでしたので、ご報告します。

履き下ろし The Asakusa Cobbler Original Shoes

昨年11月中頃に靴を発送し、約2ヶ月半で戻ってきた422。時間がかかっていますがそれもそのはず、今回の修理内容は、

The Asakusa Cobbler オリジナルシューズ サイズ確認靴 靴

荒井弘史靴誂え室の特徴は上記のフィッティングサンプルの豊富さ以外にもたくさんあります

【靴のカスタマイズ】ジョン・ロブに穴飾りを【John Lobb】


靴は底を交換しながら履き続けることが出来ます。とは言うものの、実際にはなかなか難しい部分もあります。底を交換する、ということは実質一度靴を分解するということ。分解したうえで、再度組み立てる。靴を一から作るのよりもかえって手間もかかれば、思った通りの仕上りにならない可能性もあります。
なぜなら、最初に作る時点では、その靴用の靴型(木型)があり、新しい部材で一から作るので形が崩れるということが比較的ない。けれど、修理はさんざん履いて、その人の履きグセもつき、靴の形もある程度変わった段階で一旦解体し、元々の靴型(木型)はそのメーカーと、メーカーの提携している工場にしかないので、似たような形の木型を使ってもう一度作っていくわけです。
まぁこれは中底も含めての修理の場合なので、そこまでやるにはお金もかかれば出来る職人さんも少ない。単に靴底を替えるのであれば、そこまでの心配は要りませんが、修理って結局そういうことです。
踵の修理程度であれば(それでもいい加減にやれば差は大きいのですが)まだ影響は少ないですが、底全体を張り替えるとなると、それだけにどこに頼むか、というのも重要になってきます。