しかし、抗ヒスタミン薬を飲むとヒスタミンの働きが妨げられ、集中力が低下して眠気に誘われるのです。 ..


リウマチ・アレルギー情報センターのホームページは信頼できる情報がよくまとまっていますので、ご覧下さい。




上のサイトのポイントをまとめます。

(1).室内塵・ダニの除去
1. 室内は排気循環式の掃除機を用いてゆっくり時間をかけ、集に2回以上掃除する。
2. 敷物のソファ、カーペット、畳はできるだけやめる。
3. ベッドのマット、ふとん、枕にダニを通さないカバーをかける。
4. 部屋の湿度を50%、室温を20~25℃に保つよう努力する。

(2)スギ花粉の回避
1. 花粉情報に注意する。
2. 飛散の多い時期の外出を控える。
3. 飛散の多いときは窓、戸をしめておく。
4. 飛散の多いときは外出時にマスク、メガネを使う。
5. 表面がけばけばした毛織物などのコートの使用は避ける。
6. 帰宅時、衣服や髪をよく払い入室する。洗顔、うがいをし、鼻をかむ。
7. 掃除を励行する。

(3)ペット(特にネコ)アレルゲンの減量
1. できれば飼育をやめる。
2. 屋外で飼い、寝室に入れない。
3. ペットと、ペットの飼育環境を清潔に保つ。
4. 床のカーペットを止め、フローリングにする。
5. 通気をよくし、掃除を励行する。


(4)薬物治療
1. アレルギー性鼻炎用抗アレルギー薬

[症状が軽い方]
●ケミカルメディエーター遊離抑制薬
効果はマイルドですが連用により改善率が上昇します。鼻閉にもやや効果があります。眠気の副作用がなく、全体に副作用が軽微です。
(商品名:インタール、リザベン、ソルファ、アレギサール・ペミラストン)

[症状が比較的軽い方]
I ヒスタミン拮抗薬(抗ヒスタミン薬)
(商品名:第2世代 ザジテン、アゼプチン、セルテクト、、ダレン・レミカット、アレジオン、エバステル、ジルテック、タリオン、アレグラ、アレロック、クラリチン)
効果発現は遅いが持続が長く、鼻閉にもやや効果が見られ、全般改善度がややよいという特徴があります。

[鼻づまりが強い方]
ロイコトリエン拮抗薬
(商品名:シングレア、キプレス、オノン)
鼻粘膜の腫脹を抑制し、鼻閉を改善しし、鼻閉の効果は第2世代抗ヒスタミン薬より優れており、内服1週間後くらいから認められます。

[鼻汁・鼻閉の症状が強い方]
点鼻用ステロイド薬
(商品名:アラミスト、ナゾネックス、アルデシン・リノコート、フルナーゼ)
全身の副作用が少ないという特徴。効果発現が早く確実で、アレルギー性鼻炎の3主徴に等しく有効です。

[重症の方]
経口用ステロイド
(商品名:セレスタミン)
局所ステロイド薬で制御できない重症例に対してステロイド薬の内服を行うこともあります。アレルギー性鼻炎に対するステロイド薬内服は副作用を考え、短期の使用にする。

ステロイド筋肉注射(ケナコルトなど)
全身の副作用があるためあまり推奨されていません。
副作用のリスクを理解し、注射を強く希望される方に使用することもあります。


(4).減感作療法(当院では行いません)
皮下注射を少なくとも2~3年を続けます。中止しても効果は数年以上持続する例が多いといわれています。

1. 長期寛解や治癒が期待できる。
2. 効果発現が遅い。
3. 長期の定期的注射が必要である。
4. 稀ながら重篤な副作用(全身性アナフィラキシーショック)を起こす。
5. アレルゲンの検索が必須である。


アレルギー性鼻炎の薬でよく見られるのが”眠気”や”喉のかわき”といったものがありますが、クラリチンはそういった症状が少ない傾向にあります。

私はかつて「アレロック」を内服した後に、
車の運転をしたことがあります。
普段はあまり気になりませんでしたが、
渋滞などでは強い眠気に襲われました。

このように強めの抗ヒスタミン薬には、
車の運転などをしないように注意されています。
あまり気づかなくても眠くなっているのです。

オロパタジン塩酸塩(アレロックR)の副作用に眠気はありますか?

今年は例年にくらべて花粉の飛散量が多く、花粉症のお薬を服用しておられる方も多くみえます。そこで最近はよく「飲み合わせ」についてのご質問をいただくのですが、花粉症のお薬と心療内科のお薬を併用しても、基本的には問題となることはありません。

早い方では年明け頃から花粉症症状が出始めていきます。3月、4月頃になると本格的な流行になりますが、症状が強くなる1ヶ月以上前から薬を服用開始することが推奨されています。花粉症はマスト細胞(アレルギー細胞)に火が付いて生じますが、火が付いたあとでは症状鎮火が難しいため、1〜2ヶ月前から服用することで火を付けないようにすることが重要です。

抗ヒスタミン薬に分類されるロラタジンの主な副作用のひとつに眠気があり、臨床試験では1%以上の頻度で報告されています。

A. 風邪を繰り返していることがありますが、アレルギー性鼻炎が原因のこともあります。 アレルギー性鼻炎(花粉症)は年々増加傾向にあり、幼児期から10 歳代までの比較的低年齢でも発症します。 目や鼻をこする、鼻づまり、集中できない、眠れないなど、さまざまな不快を感じ、勉強を含めて生活に支障をきたすこと…

◉ 花粉の多くなりやすい日は注意!!
(花粉予報などの情報も参考に)
*晴れや曇りの日。
*雨の日の翌日。
*乾燥した日、最高気温が高めの日
*強めの南風のあと。北風に変わった日 etc.
◉ 規則正しい生活で体調管理
バランスのとれた食生活、睡眠、適度な運動
◉ 服装 (花粉が付きにくい服装)
できるだけツルツルとして凹凸のない素材の
服を選びましょう。コートやジャケットなど
一番上に着るものは特に気をつけましょう。
帽子をかぶったり髪をまとめたりしましょう
◉ 帰宅後 (花粉を家に持ち込まない)
玄関前で服についた花粉を払い落としてから
室内に入りましょう。うがいや洗顔で、花粉
を洗い流すと効果的です。
◉ 室内
花粉シーズンにはドアやサッシをしっかりと
閉めて外からの花粉の侵入を防ぎましょう。
外から持ち込まれた花粉を除去するために
こまめな掃除を心がけましょう。
◉ 寝具
花粉シーズンは布団は外に干さず、布団乾燥
機などを使うようにしましょう。どうしても
干したい場合は、花粉の飛散量の少ない
午前中に。
◉ グッズ・アイテム
*帽子、マスク、サングラス、メガネ
専用ゴーグルも売られています。
*静電気を防ぐ柔軟剤を利用しましょう。
*空気清浄機、加湿器も利用しましょう。

市販薬で多い第一世代の抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水は止めますが、眠気が強く、口が乾くなどの副作用がありました。 ..

花粉症は、アレルギー症状です。ストレスがたまっていたり、体が疲れていたりすると、アレルギーが出やすくなります。
栄養のある食事を摂り、睡眠をしっかり取って体を十分に休め、健康な状態を保つことが大切です。

代表的な抗ヒスタミン薬の副作用は眠気です。もともとアレルギーをおさえる薬として使われていた薬剤で、眠気が強いため睡眠改善薬として発売されている薬剤「ドリエル」もあるほどです。眠気の出やすさと薬の強さは関係ありません。眠気が強いからといってアレルギーの症状を改善する効果も強いというわけではないのです。
多くの抗ヒスタミン薬の添付文書は自動車の運転に関しての注意喚起がされており、医師が処方する際に参照する添付文書には以下の3群に分けて記載があります。花粉症の時期には眠くならない薬を探される方もいらっしゃると思いますので参考にしてください。


ビラノアは眠気の副作用がまったくなく、効果はザイザルと同等と言われており、効果の高いお薬です。 デザレックス

私もアレルギー持ちなので、
抗ヒスタミン薬はよく飲みますが、
確かに眠気が出るものもあります。

抗ヒスタミン薬の代表的な副作用は眠気です。市販の睡眠薬はこの副作用を使ったものとなります。眠気の出やすさと薬の強さとの相関はありません。

クラリチンの成分に過敏症の既往歴がある方は、服用を避けなければなりません。
また、クラリチンのおもな副作用として、眠気やだるさのほか、腹痛、口渇、吐き気、嘔吐、発疹、便秘などが報告されています。
その他、ごくまれに以下のような重篤な副作用が発生することもあります。

眠気が少なく、一番オーソドックスな内服薬と言えます。 · ビラノア

かゆみを引き起こす体内物質として、ヒスタミン、インターロイキン31、ロイコトリエンなどさまざまな物質が知られています。これらの物質に有効な薬で開発が進んでいるのは、抗ヒスタミン薬です。抗ヒスタミン薬はヒスタミンによるかゆみを抑制します。アトピー性皮膚炎のかゆみはさまざまな体内物質によって複合的に生じていますので、抗ヒスタミン薬だけでアトピー性皮膚炎のかゆみを100%抑えることはできません。しかし、抗ヒスタミン薬によって、アトピー性皮膚炎のかゆみが部分的に軽減できることが臨床試験によって明らかになっています。抗ヒスタミン薬の成分と商品名をに示しました(ジェネリックの数も多いため、すべての商品名は記載していません)。一部、抗ヒスタミン作用はないものの、ヒスタミンを体内で遊離する肥満細胞の活性化を抑える薬剤も、アトピー性皮膚炎の治療薬として保険適応になっています。
抗ヒスタミン薬のかゆみ軽減効果には個人差があります。眠気の副作用がみられることがありますが、これに関しても抗ヒスタミン薬の種類によってかなりの個人差がみられます。できれば数種類の抗ヒスタミン薬を試して、かゆみに対する効果と眠気の副作用を比較しながら、患者さんそれぞれに応じた抗ヒスタミン薬を選択します。

アレグラは一般的な花粉症の薬です。あまり強くない抗ヒスタミン薬ですので ..

そのため抗ヒスタミン薬も、
効果は弱いが副作用の軽いものから、
効果の高く副作用の強いものまで、
何段階もいろんな薬が出ていました。

アレグラは眠気が少ない特徴があります。 ザイザルはジルテックの光学異性体で ..

近年、花粉症は大人だけでなく、小児にも発症しやすくなっています。小児と大人では、アレルギーに対する治療法や薬の選び方は基本的に変わりません。しかし、小児の薬を扱う際には、体重や年齢を考慮する必要があります。

2月中旬時点で服薬しているのは約3割 · 医師にダントツ人気はアレグラ、ザイザルも健闘 · 「眠気の少なさ」を重視.

抗アレルギー効果が強い薬ほど、
副作用の眠気が強くなると言われています。

この分類の薬はアレグラやアレジオン、クラリチンなど、以前は処方箋薬 ..

これらの薬剤の添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。」という記載があります。

アレジオン(エピナスチン)
エバステル(エバスチン)

最近発売になったアレルギーのお薬です。 花粉症やアレルギー性鼻炎で使用する、 「アレグラ」「クラリチン」「アレロック」など、 ..

第1世代の方がくしゃみ、鼻漏に効果がありますが、脳への影響が大きく、副作用である眠気や集中力低下が強いため、現在では多くの場合で第2世代が使用されます。鼻閉への効果はむしろ第2世代の方が高いです。

例えば、ビラノアはクラリチンよりも効果が強いことを示します。 ..

クラリチンは脂溶性が低く、脳内に移行しにくいため、眠気の副作用があらわれにくいのが特徴です。そのため、自動車運転などに関する制限は添付文書に記載されていません。
もっとも、体調・体質によっては眠気が出ることもあります。眠気を感じる場合は無理をせず、自動車運転など危険をともなう動作・作業は避けてください。

自分は眠くなるならたとえ鼻水が出ようとも使いません。 一般的に眠気が出にくいと言われているのは

抗ヒスタミン薬には、特有の副作用が存在して脳の活動が抑えられて眠気や注意力低下などがあらわれる薬剤が多いです。

特に自動車を運転する方は、薬の添付文書上で内服下の自動車運転制限のない『アレグラ』、『クラリチン』の使用とする事が望まれます。

しかし、第2世代抗ヒスタミン薬として開発されたロラタジンは、アレグラなどの同系統の薬剤に比べると眠気の副作用が少ないとされています。服用回数も1日1回と少ないため使いやすい薬剤といえるでしょう。

ビラスチン(ビラノアR) · フェキソフェナジン(アレグラR) · ロラタジン(クラリチンR) · デスロラタジン(デザレックスR).

アレグラと同じ分類で作用・効果はにています。
1日1回飲めばよい点はアレグラより楽でしょう。
1日2回でも飲めるし十分に効果を持続させたいときはアレグラがよいかもしれません。
アレグラ、ビラノア、デザレックスと同じく眠気がすくないことが特徴です。
車の運転などがある方に選ばれます。

第2世代抗ヒスタミン薬⇒鼻水、くしゃみ等に効く。効果発現が早い。眠気があるものが多い。 アゼプチン, 錠, 2回, 眠くなる, 有

これらの薬剤の添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること」
という記載があります。



アレロック(オロパタジン)
などがあります。

アレルギー性鼻炎⑥~アレルギー性鼻炎の治療方法~ | クリニック通信

● アレルギーの薬は作用により大きく分けて
3種類あります。
① ケミカルメディエイター遊離抑制薬
即効性はあまりなく予防的に使ったり
症状が軽い時に使用します。
② 抗ヒスタミン薬
花粉症やアレルギー性鼻炎では、治療の
中心になることが多く市販薬も多く販売
されています。眠気のある薬もあるので
車の運転などには注意が必要です。
③ ステロイド薬
効果が強く、症状がひどい時を中心に
短期間を目安に使用します。
④ 漢方薬
治療ガイドラインにも正式に記載があり
①〜③と併用したりします。

● アレルギー薬には様々な剤形があります。
① 内服薬 ② 点鼻薬 ③ 点眼薬
内服薬を中心に点眼薬や点鼻薬を併用します