100%ではない理由として、薬に抵抗力を持った耐性菌の問題があげられます。
「症状が消える=完治」ではなく、わずかな菌でも残っていれば症状をぶり返したり、薬剤耐性を持った菌が増えてしまうリスクもあります。
Doxy PEPが耐性菌を作る可能性を示唆した報告を紹介します。
こうした自己判断での使用が耐性菌を発生させる原因になり、その数が増えてしまうとやがては治療が難しくなってしまいます。
①抗菌薬の効かない菌が増える
↓
②治療が難しくなる(薬の種類が限られる)
↓
③流行や重症化のリスクが高まる
↓
④治療がさらに難しくなる
クラミジア・トラコマチスという菌が、性行為やオーラルセックスで性器、特に ..
(1) 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
ジスロマックもすでに薬剤耐性菌の報告があり、十分な治療効果が得られない菌が増えつつあります。
マイコプラズマ、ウレアプラズマ感染症の治療の問題点は、これらの菌の薬剤耐性です。
クラミジアの治療期間の目安ですが、飲み薬を1〜7日間服用すると症状が収まるのが一般的とされます。
以上の期間を踏まえると、パートナーへのクラミジアの感染リスクがないと言い切れるまでには、約1ヶ月ほどを見ておくと良いでしょう。
そのため、現時点で耐性菌の報告がほとんどない「ロセフィン静脈用1g」1 ..
尿道炎とは、尿の通り道である尿道が細菌などに感染すること発症する感染症です。尿道炎は男性の病気に対して用いられるもので、尿道が短い女性の場合、尿道だけに炎症が起きることがほぼないため、尿道炎と診断されるケースはほとんどありません。
Trachomatis ;Roche社)は、cryptic plasmid DNAを核酸増幅のターゲットとしている。ターゲットとする部位に変異が生じた結果、このPCR法では検出されない菌株が北欧で発見され、蔓延していることが報告された。この問題をきっかけとして、クラミジア検査における適正な検査法の問題が起こっている。本変異株が最初に発見されたのは、2006年のスウェーデン・ハランド州においてであった1)。即ち、AbbottとRoche社製のPCR法で検出できない菌株の存在が明らかになったのである。これらの検出法は、いずれも同じターゲット、即ちcryptic plasmid DNAを使用しているPCR法である。スウェーデンでは、Abbott/ Roche社製の検出法を使用している州と、同じcryptic plasmid DNAをターゲットにしているもののAbbott/Roche社とは異なる部位を増幅するように設定されているBectonDickinson社製(BDプローブテック クラミジア/ゴノレア)を使用している州との間で、クラミジア感染者の動向に差があることに気付いたのである。即ち、Abbott/Roche社製の検出法を使用している州では、2005~2006年にかけて感染者数が25%減少しているが、BectonDickinson社製の検出法を使用している州では、この2年間に感染者数に変化が無いことが報告された。そこで、検査法による検査結果の異なる12株でシークエンスが行われ、すべて同様の変化、即ちcryptic plasmidにおける377bpのdeletionであることが明らかにされた2)。そして、この変異株は、13~39%を占めると推定された。その後、ノルウェーで2例3)、デンマークで1例4)、フランスで1例の報告がなされた5)。しかし、アイルランドとオランダでは、このような変異株は存在しないことが確認された。現在、この変異株をswCTと呼んでいる6,7,8)。スウェーデンにおいては、その後、20~65%のクラミジア感染症が変異株によるとも考えられており、地方によっては78%にも及ぶと考えられている9)。このようなスウェーデンにおける変異株の流行についてはいくつかの教訓を与えていると思われる。第1に、検査法の問題である。核酸増幅法の場合、ターゲットを何にするかが大きな問題である。PCR法の場合、cryptic plasmidをターゲットにしているが、このcryptic plasmidはクラミジアの生育に直接関連がないので、この部分の変異が起こっても、クラミジアは生育し、感染することができる。従って、核酸増幅法のターゲットとしては、クラミジアの生育に直接関連する遺伝子をターゲットとする検査法が望ましいこととなる。第2に、単一の遺伝子増幅法のみを検査法として採用するのではなく、いくつかの違った遺伝子をターゲットとする核酸増幅法または他の検査法を利用することを考えなくてはならないことを示している。3番目には、サーベイランスの重要性である。スウェーデンにおける変異株の発見は、ハランド州におけるクラミジア感染症の25%減少が、他の州と相違することに気づいたところが発端であった。わが国では、厚生労働省の定点調査が1987年以来行われており、最近の数年間でクラミジア感染者数が徐々に減少している。この減少が真の減少であるか、PCR 法が主に用いられているわが国でも、スウェーデンと同様な変異株の流行による見かけ上の減少ではないかの検証が必要である。4番目に大事なことは、このような変異株の出現や伝播を察知した場合の緊急的な検証や情報の伝達などができるシステムの必要性である。わが国では、国立感染症研究所を中心に、各地方においても衛生研究所や保健所があるが、このようなSTDに関する検索のシステムが完備されていないことに大きな反省点があると思われる。国立感染症研究所を中心とした緊急事態に対するシステム構築が必要である。そこで、わが国におけるswCTの存在が気になるところであり、緊急の調査が必要と考え、我々は2007年に北九州地区を中心に、クラミジア性尿道炎疑いの患者113例に対して、AMPLICORとBDプローブテックの両者でクラミジアの検出率を比較検討した。その結果、112例は完全に一致したが、1例においてAMPLICOR陰性で、BDプローブテック陽性の例があった。この1株について詳しく検討した結果、反応阻害によるものであり、swCTではなかった。従って、わが国、少なくとも北九州にはswCTは存在しないものと考えるが、さらに広い範囲での検討が必要である10) 。クラミジアにおける抗菌薬耐性菌の存在については、テトラサイクリン、キノロン、マクロライド、リファンピシンなどに対する耐性菌が存在するとする報告が散見される。リファンピシンやその誘導体に対する耐性菌がで誘導することも報告されている11) 。しかし、これらの抗菌薬耐性と臨床的無効例の関連についてははっきりしない点が多い。この原因として、クラミジアに対する薬剤感受性の測定方法に大きな問題点があり、その臨床的応用に限界のあることが指摘されている。米国CDC では、これらの問題点を検討するため、コンセンサスミーティングが行われ、種々の検討が行われた。感受性の測定方法としては、クラミジアが偏性細胞内寄生性細菌であることから、細胞培養を用いる必要があるが、その培養系としての細胞やチャレンジ細菌数の標準化を行う必要があることや、感受性の測定方法として、抗菌薬の添加や除去のタイミングの標準化が必要であることが論じられている。また、最小発育阻止濃度(Minimal inhibition concentration; MIC )や最小殺菌濃度(Minimal chlamydicidal concentration; MCC)の定義やブレイクポイントの決定が必要である。このような検査法の問題点に加え、感受性と臨床効果や再発の関係をはっきりしなければならない12) 。わが国では、クラミジアの臨床検査のほとんどは、EIA 法またはPCR 法が用いられており、培養法は日常的には行われていない。従って、クラミジアに対する感受性測定も不可能であり、広く行われていないので、クラミジアに対する耐性菌の存在を発見することができない13) 。しかしながら、臨床的な無効例や再発例が見られており、抗菌薬耐性菌の存在が疑われる。 参考文献
1) Ripa T, Nilsson P, Euro Surveill 11(45): E061109.2, 2006
2) Soderblom T, ., Euro Surveill 11(49): E061207.1, 2006
3) van de Laar M, Ison C, Euro Surveill 12(6): E070208.4, 2007
4) Hoffman S, Jensen JS, Euro Surveill 12(10): E7-8, 2007
5) de Barbeyrac B, ., Euro Surveill 12(10): E11-12, 2007
6) de Vries HJ, ., Euro Surveill 12(6): E070208.3, 2007
7) Morre SA, ., Euro Surveill 12(10); E9-10, 2007
8) Lynagh Y, ., Euro Surveill 12(5): E070201.2, 2007
9) Herrmann B, Sex Transm Infect 83: 253-254, 2007
10)Matsumoto T, ., Abstract P-160, 17th ISSTDR and 10th IUSTI, Seatle USA, 2007
11)Kutlin A, ., Antimicrob Agent Chemother 49: 903-907, 2005
12)Wang SA, ., J Infect Dis 191: 917-923, 2005
13)Yokoi S, ., J Infect Chemother 10: 262- 267, 2004産業医科大学泌尿器科 松本哲朗
[PDF] 薬剤耐性菌をはじめとする性感染症起因菌の分子疫学解析
クラミジアはクラミジア・トラコマチスという細菌によって起こる日本で最も感染者の多い性感染症の一つです。
とくに若い世代での感染者が多く男性よりも女性に多い傾向があります。
性器に感染すると男性はクラミジア性尿道炎、女性はクラミジア性子宮頸管炎に、のどの感染すると咽頭クラミジアになります。
男性に比べると女性は自覚症状がないことで発症していることに気付かないケースも多く、妊娠時や不妊治療などで発見される場合もあります。
当院の泌尿器科では性感染症の検査や治療にも対応しており、多くの吉祥寺周辺にお住まいやお勤めの方にご来院いただいています。
である。また、性感染症のなかで最も罹患者が多い性器クラミジア感染症の原因菌であるクラ
クラミジアは、クラミジア・トラコマチスという細菌による感染が原因で起こる国内で最も多い性病です。
クラミジアは人工的に増殖させることができない細菌で、クラミジアに感染している人との接触によって感染します。
粘膜や粘液や体液を介して性器、のど、肛門、結膜(目)などの細胞に侵入し、増殖することで発症します。
クラミジア自体は非常に弱い細菌なので、粘膜や粘液など細胞から離れてしまえば増殖することは出来ません。
そのため、ウイルスにように空気中からの飛沫感染や、共用のタオルの使用やプールの水などからの接触感染の可能性はほとんどありません。
症には主に下記の病気があります。 淋菌感染症(淋病) 梅毒 性器クラミジア感染症 ..
5類感染症のうちの1つでヒトに対して病原性があり、泌尿器・生殖器(尿道、子宮頸管などの粘膜)に感染します。粘膜から離れると数時間で感染性を失い、温度変化で容易に死滅します。
症状:尿道炎では2〜9日の潜伏期を経て排尿時にしみるような痛みの症状が現れることがあります。子宮頸管炎では無症状なことも多く、女性は気づかないことが多いです。オーラルセックスの増加により、咽頭感染している場合も数十パーセントありますが、症状がない割合も高いです。
現在は一般的にはスワブで粘膜を拭い、PCR法で診断されます。淋菌感染があるとクラミジアにも感染していることがあるので、腹痛などある場合は同時検査を行ったりします。もともとはペニシリン系などを含め、さまざまな抗生剤に感受性がありましたが、近年では耐性菌も増加してきています。第一選択薬はセフトリアキソンの単回投与となります。
クラミジア・トラコマティスという菌が性行為により粘膜に感染する ..
尿道が淋菌に感染することで発症する尿道炎です。淋菌性尿道炎も性行為で感染します。
クラミジア性尿道炎に比べると、潜伏期間が短く、排尿時の痛みや違和感も強くなる点が特徴です。また、クラミジア性尿道炎では白や透明な分泌物が見られますが、淋菌性尿道炎の場合は乳白色や黄色の膿が見られ、分泌量も多くなります。
男性の尿道炎の主な起炎菌は淋菌とクラミジアであるが, 前者は薬剤
性行為などにより感染します。
体液は精液や膣分泌液だけではなく、唾液も含まれることからキスでも感染する可能性はあります。
体液が付着している手で目を触ったことで目の結膜に感染する場合もあれば、目から咽頭に伝わって咽頭に感染するような場合もあります。
性器クラミジア感染症の患者数は上記グラフのようにほぼ横ばいで推移しています()。
母子感染するケースもあり、母親が出産時にクラミジアに感染していれば産道で赤ちゃんに感染してしまいます。
そのため、母子感染のリスクを下げるためにも妊娠初期には性病検査が行われます。
8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則とし
クラミジアや淋菌以外の大腸菌、アデノウイルス、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナス原虫などが原因で発症する尿道炎を指します。非クラミジア非淋菌性尿道炎も性行為によって感染すると考えられています。症状は比較的軽く、排尿時の痛みや尿道からの分泌物、尿道のかゆみなどが見られます。しかし、クラミジア性尿道炎と同様に症状が軽いため、自覚せずに、感染に気が付かないケースが少なくありません。
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確 ..
アジスロマイシンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、レジオネラ・ニューモフィラ、クラミジア属、マイコプラズマ属
のどの感染症 性行為感染症 結核 クラミジア 梅毒 淋菌 ..
性感染症である梅毒やクラミジア患者が国内外で増加傾向と報告されています。そのような状況で、クラミジア、淋菌、梅毒といった性感染症を予防することができる方法があるのをご存じでしょうか?
治療:ジスロマック1g単回投与が著効、クラリス・ビブラマイシン・合成抗菌剤7日投与も有効、耐性菌の報告なし
クラミジアに感染すると1~3週間の潜伏期間を経て発症しますが、症状に気付かないことも少なくありません。
とくに男性よりも女性は自覚症状がほとんどないといわれています。
性器に感染した場合、男性は尿道に女性は子宮頚管に感染することが多いです。
性器だけではなく咽頭や目にも感染するため、感染部位によって症状は異なります。
Key Words: 性感染症,淋病, クラミジア, 薬剤耐性, ウイルス感染症
非淋菌性尿道炎の起炎微生物
(感染症フォーカス1)より引用)
初診時、初尿でクラミジアと淋菌の同時検出ができる核酸増幅法(アンプリコアSTD-1)を用いて検査します。従来の検査法に比べて100~1000倍の検出感度があり、しかも、検尿であるため検査に痛みはありません。
以下、各微生物につき記載します。
淋菌
淋菌は温度変化に弱く通常の環境では生息できないためヒトからヒトへの感染でのみ増殖していきます。咽頭にも感染し淋菌性咽頭炎や、菌血症をおこす播種性淋菌感染症をおこすこともあります。1回の性行為で30%程度感染するといわれ感染力の強い菌です。潜伏期は2~7日で男性の場合、感染すると大抵の場合自覚症状(排尿痛、尿道分泌物)がありますが、女性の場合は無自覚の場合があり感染蔓延の一因と考えられます。男性で淋菌性尿道炎を治療せずに放置すると、尿道狭窄を起こしたり、菌が尿道を上行し精巣上体炎を起こすことがあります。この場合、陰嚢腫大、発熱など重篤な状態となります。また、淋菌感染症の20~30%にクラミジア感染を合併しているといわれ、淋菌とクラミジアは同時に検査することが望まれます。淋菌は薬剤耐性がすすんでおり、現在行える治療はセフトリアキソン(ロセフィン)1g点滴静注、1回のみです。これで100%といえる治療効果があるので必ずしも治療後の除菌判定は不要となっています2)。欧米で行われているアジスロマイシン(ジスロマック)2g単回内服治療は本邦では治験が行われておらず使用できません3)。
パートナーの治療も必須です。
クラミジア
クラミジアのなかのクラミジア トラコマチス(以下クラミジア)は主に泌尿・生殖器に感染しその患者数は世界的にもすべての性感染症のうちで最も多いといわれています。クラミジアは尿道炎、精巣上体炎を起こしますが、前立腺炎への関与は不明です。女性は無症状のことが多く、蔓延の原因と考えられます。しかし、近年、男性でも無症候感染が多いことがわかってきました。20歳代の無症状のひとの4~5%からクラミジアが検出されたという報告もあります2)。潜伏期は1~3週間で症状出現が穏やかで、かつ軽症のため感染機会が不明な場合もあります。
治療はアジスロマイシン(ジスロマック)1g単回内服治療で完治します。
パートナーの治療も必須です2)。
非淋菌性・非クラミジア性
図に示す如くマイコプラズマやウレアプラズマが原因となります。これらの菌の検出は保険適応がなく、また検尿所見も軽度から正常なので、これらの菌であろうと想定してクラミジアの治療と同じアジスロマイシン(ジスロマック)1g単回内服治療を投与します2)。
性器ヘルペス
初感染と再燃(回帰発症)があります。ヘルペスの問題点は無症状でかつ肉眼的に病変なしのひとでも感染源となることであります。また、コンドームの使用でも100%感染予防ができないという怖さがあります。初感染の場合、2~10日間の潜伏期ののちに外性器にかゆみや痛みをともなった小水疱が出現します。診断は血清診断は不可能で、病原診断は感度が悪く、肉眼的診断に頼ることが多いようです。治療はバラシクロビル(バルトレックス)500mg、1日2回、5~10日間の投与ですが、いったんは軽快しても再燃を阻止する薬はなく、のちに再燃する可能性があります。
再燃の場合も同様の治療をしますがなるべく早期に治療開始したほうがよく、病変が出現する前の局所の違和感、ぴりぴり感のときに内服開始したほうが効果が良いようです2)。
1年に6回以上再燃するするひとはバラシクロビル(バルトレックス)500mg、1日1回、長期(1年間)投与法がありますが、3割負担のかたで1ヶ月の薬価が5500円程度もかかりますので主治医とよく相談してください。
尖圭コンジローマ
ヒト乳頭腫ウイルスによる感染症で、症状出現までに3週~8ヶ月(平均2.8ヶ月)を要するので感染機会が不明なこともあるようです。外陰部や肛囲などに乳頭状腫瘍が多発します。一般に自覚症状はありませんが、ときに疼痛や掻痒感があります。診断は肉眼的診断です。癌が否定できないときに組織検査をします。
治療は液体窒素による凍結療法を1~2週ごとに繰り返すか、イミキモドクリーム(ベルセナクリーム)の外用、局所麻酔下での電気焼却、レーザー蒸散などがありますが、いずれも根治が期待できるものではなく、視診上、完全に治癒しても3ヶ月以内に25%は再発するそうです。
淋菌性、クラミジア性、非淋菌性非クラミジア性の尿道炎は患者さんの希望があれば当科でも加療しますが、性器ヘルペス、尖圭コンジローマは長期にわたる治療が必要なので皮膚科(当院では月曜、金曜)、泌尿器科で治療をうけてもらいたいと思います。
また、これらの性行為感染症はHIV検査を患者さんにすすめる疾患です。
平成23年5月2日
耐性菌が増えている点もよく似ています。 一方で、ウレアプラズマと ..
クラミジア感染症は「クラミジア・トラコマチス」によって起こる性感染症です。日本国内で起こる性感染症の中では一番多く、特に若年層の感染が増えています。男性に比べて、女性は自覚症状が出にくいため、感染者数が多い傾向にあります。 妊娠中や不妊治療時の検査で発見されるケースが多く、治療を受けずにいると不妊のリスクが高まるので、早期発見と治療が非常に重要です。当院では性感染症の検査と治療を提供しています。「感染しているかも?」とお悩みの際は、お気軽に当院をご利用ください。