#寺沢武一 スペースオペラ, ブルーローズ, 古いマンガ, アメコミ風,
 ̄)ゞ
2016/3/14(月) 午後 0:39
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顔アイコンカムロ
祐太郎のグラス←
流石のデジタル技術を駆使された画像は説得力ありますねぇ!!!
グリップもですけどトリガーがぁぁぁ!
作らないんですか????意外だw
実弾準拠だからダメなんですよ、
バレルから撃ちだされた瞬間に膨張するんです!!サイコダン・・・
でも、65Φのシリンダーに1.2倍程度のフレームを無理矢理つけてみるとか・・
2016/3/14(月) 午後 3:22
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ニホンセン
当時、モデルガンでパイソンが流行った理由が判明しました
この作品がありましたねw
>画像でお分かりの通りフランス版です。
って言われても判らないです(笑)
OVAもたしかありましたよね?
2016/3/14(月) 午後 6:15
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ソリッド
スペースダディさん
.77マグナム撃ちこまれた日にゃ風穴あくどころじゃ済まんですよね🎵
バズーカやブローバックのような反動相殺構造もほぼ皆無なので発砲時の衝撃は全て射手が受け止めることになります。
コンビニのりレジで1円玉出す際には「こいつぁ.77マグナム弾とほぼ同じ直径で〜」とウンチク語ってください。嫌がられますから
DVD、そしてコミック全巻もコ〇ーだったらビビりますけどもw
.77パイソンかなり作りたいモードだったのは事実です。が、記事書きながら計算するうちコレ作っても誰も幸せにならないコトが判明しました。
EDのグラスはフランス語で ドゥン・ブ・リュエ と言って、日本語ではどんぶりと呼んだり呼ばなかったりします。
2016/3/14(月) 午後 8:51
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ネビィラ 71
コブラは最高でしょう~~~!私は寺沢さんのファンなので、他の作品と共に全巻持っています。DVDもコンプリートであります~♪
グッズはフィギュア、タートル号、サイコガンです~♪
44マグナムは持っていますが、もしかして 77マグナムって架空の銃なんでしょうか?
作るのは大変ですなぁ・・・。私的には、銃身の刻印とグリップ模様が難しいと思います。可動も難解でしょうね。>_
2016/3/14(月) 午後 9:40
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ソリッド
ミルキーさん こんばんは。
初CGは映画のコブラでしたっけ、全〜く忘れてましたw
コブラってちょっとアメコミ風で無国籍なところが洋画を観てるような気になります。
キャラもセリフも全てが大人なアニメですよね🎵
2016/3/14(月) 午後 10:35
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ソリッド
> EFINKさん
簡単な計算なんで「考察」と言うほどの内容ではないんですけどねw
実際に1.7倍サイズで作ったとするとシリンダー肉厚の薄い部分1ミリ以下になっちゃいますね
そしてついでに計算してみたところ、150センチ弱の身長の人が持つ.357パイソンと、身長250センチのコブラが持つ.77パイソンが同じ比率です。
そもそも「.77口径」っていう数字がテキトーなんですよ、たぶん🎵
威力に関しては劇中描写じゃ全然物足りない位の破壊力があるはずです。
2016/3/15(火) 午前 9:38
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ソリッド
> capsuleroseさん
♪コ〜ブラ〜 オリヒュメリ〜 ア〜タユ〜〜♪
オキシシガーですか?
あれも実は直径3.5センチ×長さ30センチほどの巨大なこん棒で、略して巨こ
あ、字数制限です🎵
2016/3/15(火) 午前 10:07
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capsulerose
> ソリッドさん
そ、そうっだんですかぁ~!!
う~んとドライなマティーニが飲みたくなりました
2016/3/15(火) 午後 0:12
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恒点観測員
やっぱり、コブラは相当な巨躯の持ち主だったんですね。
略して『巨ブラ』
コブラが身長2・5mならドミニクも2mはあるはず、それでいてあの大きさでも垂れない乳、まさに「スイカップ」ですねぇ。
え~と、何の話でしたっけ?
あ、そうそう.77パイソンを「大きな拳銃」と考えるとスクラッチは困難でしょうけど、「小さなグレネードランチャー」と思えばソリッドさんなら楽勝でしょう!
※クイックローダーを使うグレネードランチャーって……
2016/3/15(火) 午後 2:22
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ソリッド
カムロさん
♪ドンブリーグラス♪
撮影は段差遠近法を巧みに使いこなすアナログ手法にコダワった高等技術になります。
跳び出て巨大化サイコ弾ww 「ブライシンクロン・マグナムっ!!」
ソレはなんだかズルっぽくてイヤですw
1.3倍くらいに収まるなら立体化しても様になるかな、と思ったんですけどね。
50センチとかじゃトビー・レミントンの仲間入りしそうで・・・
2016/3/15(火) 午後 9:34
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ソリッド
> ニホンセンさん
画像からフランス版て分からない・・・ですと!?
ごもっともw ツッコミありがとうございます❗
パイソンはドラマ・マンガ・ゲーム問わず登場してますからね〜 人気あるのもうなずけますね🎵
コブラのOVAはフランス版DVD観終わったら物色してみるつもりです。
2016/3/16(水) 午前 6:10
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ソリッド
> ネビィラさん
コブラ最高です
寺沢武一作品は海外のクリエイターや作品にも影響を及ぼしてますもんね🎵
ネビィラさんのコレクションの充実っぷりも相当なものですね〜
あれ?でもパイソンはナシですか?w
,
.77マグナム弾も.77パイソンも架空のモノですよ。
コブラの銃はカタチこそ「コルト・パイソン.357マグナム」と同じですけど、サイズが全然デカいです。・・・ということを本文でダラダラ書いてます
可動機構はモデルガンをそのままコピーできれば可能ですけど果たしてトリガーに指が届くのか、の方が問題ですねw
2016/3/16(水) 午前 9:03
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ソリッド
> capsuleroseさん
そそ、そうだったんですよ〜・・・
って大げさに言いましたスイマセンw
ドライマティーニはステアでなくシェイクですね?
2016/3/16(水) 午前 9:10
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ソリッド
> 恒点観測員さん
「巨パイ」と「巨ブラ」、まさにおパイソンミサイルじゃわい🎵
ドミニクはスイカップよりパイナップルンなイメージなんですけどダメでしょうか。
えーと、何の話しですかね?
あ、そーか、「大きな拳銃」ではなく「小さなグレネードランチャー」と考えればいいんですね🎵ムリですw
1.7倍のデカ・パイソンはサイズ的に手に余ります
2016/3/16(水) 午後 9:13
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顔アイコンカムロ
今日コンビニで死闘クリスタルボーイ編を買っちゃいました。堪え切れずに・・・
3・6・7・8話とザ・サイコガンの4話
ギルドの名乗りを上げた瞬間に盛大に吹きましたww
やぁ~クヲリティ高かったんですね!!
体操服の短パンを背後から忍び寄り、ドミニク!の掛け声とともに食い込ませる遊びにばかり熱中してましたがw
サイコガンはやっぱバレルが伸びるんですよね?
2016/3/16(水) 午後 9:34
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ソリッド
カムロさん
980円のですよね? 自分もコンビニでそれ見るたび買おうか迷ってるところにアマでフランス版BOX発見!て流れです。
当時はTVアニメのクオリティーがどんどん上がってる時期でしたよねぇ。
ドミニク遊びは初めて聞きましたけど
サイコガンのバレルは固定で義手の内側が四次元ポケットになってる派・・・ですね🎵
2016/3/17(木) 午前 10:51
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ネビィラ 71
取り敢えず パイソン画像を48、5cmに拡大して~~
厚紙に貼り付けて実際に握ってみたいと思います。
銃口の19、5mmは 拘りたいですよね~~♪
2019/2/21(木) 午前 5:21
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ソリッド
ネビィラさん
1.5倍サイズくらいがギリ握れるサイズですかね。
倍率を小さくしたら弾丸も小さくなるので必然的に銃口も19.5より小さくなっちゃいますけどね〜
とりあえず48.5センチのパイソン見てみたいので拡大コピーしたら記事に画像お願いしますw
2019/2/21(木) 午前 8:14
闇の中でよく見えるキングコブラ 壁紙 by Wallpaper HD
出崎統監督によるテレビアニメのDVDパートワークの数々が、書店で発売中である(発行元ぴあ)。「あしたのジョー」(パート2含む)が好評だった結果、「宝島」「ガンバの冒険」と続き、1月23日からは「」全31話が発売開始となった。1982年7月3日公開の「SPACE ADVENTURE コブラ」に続き、同年10月7日から83年5月19日まで放送されたテレビシリーズである。
ギルドに属さない宇宙海賊コブラが、美女の依頼に応えて謎解きや宝さがしをしたり、巨悪へ無謀とも思える戦いを挑んだりと、痛快娯楽の極みといったアクション作品である。星から星へと旅をする宇宙船乗り、行く先々にも人間ばなれした異星人たちがいるというスペースオペラの古典的な世界観をストレートに援用している点でも独特である。
どんな危地にも動じず、しかし行動原理は人間くさい感情で、タフで優しく無敵のヒーロー像、コブラ。その点ではハードボイルド探偵、西部劇のガンマン、流浪の剣豪などとも重なる部分が多い。そして身体・精神と一体化した左腕の仕込み銃「サイコガン」で悪党を一掃する「カタルシス重視の作品」で、同時にヒロインの肌は露出が多く、グラマラスであって、いろんな点で目を楽しませる工夫に富んでいる。「オトナのための童話」的なニュアンスを強く感じる作風なのだ。
本作は深夜帯ではなく、フジテレビの木曜日午後7時から放送されていた。エロスとバイオレンス満載という点で、現在では絶対に不可能な放送枠であるが、このころのSFアニメがいかにパワフルだったかというひとつの証左ではないだろうか。
たしかに1982年秋口のアニメ雑誌を調べてみると、SFアニメの著名タイトルがずらっと並び、激戦をくり広げていた時代性が如実に分かる。同期の10月新番組としては「超時空要塞マクロス」「わが青春のアルカディア無限軌道SSX」があって、これに「六神合体ゴッドマーズ」「戦闘メカ ザブングル」「銀河烈風バクシンガー」「太陽の牙ダグラム」といった継続番組(ロボットアニメ)が加わる。映画も1983年春に結集するSFアニメ大作群「宇宙戦艦ヤマト 完結編」「幻魔大戦」「クラッシャージョウ」「うる星やつら オンリーユー」というラインナップの過密興行に先行する情報が、公開約半年前なのに大量に載っていて期待感を高めている。加えて「魔法のプリンセス ミンキーモモ」「太陽の子エステバン」「さすがの猿飛」「FUTURE WAR 198X」など、元気のいい作品から新聞で話題になった作品まで併走しているのだから、実にエネルギッシュな感じがする。
2000年ぐらいに深夜アニメが盛んになり始めたころ、あるベテラン監督がこんなことを語っていた。「前はアニメ雑誌を見れば、業界全体が編隊飛行をしているような感じがあった。めざす方向性はいっしょで、右を見ればこう飛んでいるのか、左を見ればこんな飛び方があるのかと、そういう印象だった……」と。そんな状況のピークもまた、おそらくこの1982年ごろなのではないか。
検証してみると、興味深いことに気づいた。1978年にアニメ雑誌「アニメージュ」が創刊されて、「ジ・アニメ」「アニメディア」「マイアニメ」と同じA4サイズのアニメ雑誌が増殖した。これにB5サイズの「アニメック」「OUT」が加わるのだから、明らかに飽和状態である。それでも一人で何誌も買うほどニーズがあり、作品、作家のほうも何かにつけてパワフルであった。1985年には、さらにA4ワイドの「ニュータイプ」が加わるのだが、1986年末には一挙3誌が休刊してしまう(発売月は1月先行するので表記上は1987年初頭)。そして1977年の劇場版「宇宙戦艦ヤマト」から始まった青年層向け最初の「アニメブーム」は、ここでいったん区切りがついたとされている。
その間、約8年ということになる。そしていま話題にしている「1982年」が、その中点の4年目にあたる。まさに上がるだけ上がり、やがて下がり始める直前の「ピーク」と見て間違いない。
ピークを形成する要因のひとつは、1978年日本公開(米国1977年)のアメリカ映画「スター・ウォーズ」による「宇宙SFブーム」である。そしてその初期3部作の完結編「ジェダイの帰還」の公開もまた、1983年である。連動性は、かなり強い。宇宙SFブームも「この辺で一段落かな」というこの時期、数々の「次の動き」が始まっている。
まず、出崎統監督の「コブラ」は劇場版に先行してパイロット版が制作されているが、これは北米輸出を前提にしていた。そして「」の放送開始ごろ、出崎統監督は翌年公開の「ゴルゴ13」の準備を併走していて、同時に記事になっている。CGを初めて本格的にアニメへ組み込むという、挑戦の意欲が監督の口から語られているのだ。そして「」の絵コンテ(さきまくら名義)は初期話数に留まり、「出崎統監督のテレビアニメ」は、しばらく放送されなくなってしまうのだ。
東京ムービー新社(トムスエンタテインメント)が、合作など海外向け作品に注力を始めていたのが、その最大の理由である。出崎統監督ら主力クリエイターは、予算も市場も大きい外国市場に振り向けられ、円高になってメリットがなくなる時期まで、この状況が続く。その円高時期は1986年から1987年ごろまでなので、アニメ雑誌休刊ともシンクロしていた。
日本の年表だけを見ていると、1983年末にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)がスタートしたことと、「少年サンデー」「少年ジャンプ」原作のアニメが他社のアニメ雑誌に掲載しづらくなったこと、ファミリーコンピュータが1983年に発売されたことによって、1986年の衰退へ向かうように見えてしまう。しかし「」と出崎統監督の動きに注目すると、決してそれだけではないことが分かってくる。むしろ「ベテラン戦力の国外流出」が相当、歴史に大きな影響をあたえているはずなのだ。これは目に見えにくい影響であるがゆえに、注意喚起しておかないと見逃してしまう。
だからこの件は、手を替え品を替え何度でも話すようにしている。理由は「そろそろ合作ブームの当事者たちがリタイアするから」である。どの会社がどんなスタッフで、どんなタイトルを何本ぐらい手がけていたのか、それすら明解ではない現況。なんとか歯止めをかけたいものである(敬称略)。
・物語について
本作は数話にまたがってシリーズもののストーリーを展開するパートと、一話完結のストーリーを繰り返すパートを繰り返すことで全体の物語が構成されている。まずその分類から追ってみよう。
まず最初の2話であるが、ここは「コブラ」の物語設定の植え付けをしている部分である。「コブラ」がどのように登場するかが第1話、コブラを特徴付けるサイコガンについてが第2話、という形で必要な設定をじっくり描くのだ。これでコブラとレディというキャラクターと、その武器のサイコガンというものを設定上でキチンと根付いたものにしてから本題へ進むというゆったりさは、当時のアニメでよく見られる贅沢な作りでもあるだろう(当サイト考察作品の中では「母を訪ねて三千里」と「魔法の天使 クリィミーマミ」は例外であるが)。地に足が付いたこれらの設定はブレることはなく、また序盤では敵が主人公の顔を知らないまま話が進むという点に説得力も与えてくれる。内容的に敵がコブラの顔を知っていると進みにくいという展開が、この先にいくつかあるからだ。
次は3話から12話まででひとくくり、ここは公式設定では「イレズミの女編」と言われている。ジェーン・キャサリン・ドミニクという三姉妹を軸に、コブラが財宝を探すというまさに「宇宙海賊」らしい展開を見せてくれる。ここではコブラが追う財宝の謎がひとつひとつ解けて行くという展開で視聴者を物語から離さないだけでなく、クリスタルボーイを筆頭に様々な魅力ある敵が物語を強く印象付け、「スペースコブラ」という作品の屋台骨であり見たことある人にとっては最も印象に残っている展開でもあろう。本シリーズの最大の盛り上がりどころは8話のコブラとクリスタルボーイの対決で、ここでは二人の強者による戦いが迫力たっぷりに描かれて見る者を魅了したはずだ。クリスタルボーイが倒された後も消化試合にはならず、サンドラという新しい敵と財宝の秘密であった最終兵器がその後釜としてキチンと役を果たすからこそ、物語の盛り上がりが削がれることなく突き進んだ感があった。
ここで3話の一話完結ストーリーを挟む。3話のうち1話(13話)は「イレズミの女編」の流れを継いでギルドとの正面対決を描くが、次(14話)はギルドとは無関係との敵との戦いになり、残りの1話(15話)はコブラと旧友の物語というそれぞれパターンの違う話を持ってきた。この一話完結ストーリーのバリエーションの多さこそが本作の「売り」の1つであり、似たような物語を二度見せないという制作者の姿勢がよく見えるところでもあろう。
続いて16話から19話までは4話構成の「ラグ・ボール編」だ。ここには本来ガンアクションものである「コブラ」という物語に、アクションとは無縁の球技を入れて物語に変化を持たせている。だがその球技も現実に存在するスポーツではなく、独自設定による暴力的なルールを持つスポーツとしたことで物語の雰囲気を壊すことを防止した点は評価したい。ここでは「イレズミの女編」からの流れである「ギルドとの戦い」と、球技を中心とした人間ドラマという2つの物語が同時進行している点が、本作の他の部分にはない特徴的な部分であり、「ラグ・ボール編」の魅力でもあろう。コブラがチームをまとめて這い上がって行く様子は彼を「一人の人間」として完成させたと言っても過言ではない。ここで描かれたコブラの人望やセンスという面は、コブラというキャラクターを「アクションバカ」にしなかったという意味で非常に大きい。またここでは「イレズミの女編」とは違い、コブラに手を貸す側の人間に魅力的なキャラクターが多い。
次に20話と21話が2話完結の「ソード人編」。ここはギルドと無関係にコブラがある惑星のある種族の勢力戦争に巻き込まれ、これに介入するというこれまた他では見られなかった展開だ。こうしてコブラがギルド以外の勢力と戦うことになるストーリーは、「コブラ」という物語の世界観の深さを見せつけてくれる。
22話から26話の5話はまた一話完結ストーリーとなる。ここでも1話1話全て違う展開を見せつけられるのは面白い。22話はコブラとタートル号の秘密に迫ると見せかけておいて、いつも通りのギルドとの戦いになるという意表を突いた展開となる。23話はドミニクとコブラが共にギルドの一部隊と戦うだけでなく、二人の甘い世界も一瞬だけ描いてくれた。24話ではギルドと無関係な強大な悪に翻弄されるコブラが描かれるが、「反則技」で切り抜けるというコブラらしくない展開。25話はサブタイトルの通り、コブラがギルトに一度は倒される。26話では事件があってその犯人捜しという推理小説的展開を、ギルド抜きでやってしまう。こんな感じでまさに変幻自在に次から次へと違うタイプの物語を見せつけられる。
そして最後、27話から31話でコブラとギルドの親玉であるサラマンダーとの戦いだ。私はサラマンダー編と名付けたが、公式には「シドの女神編」と言うらしい。ここではこれまでの「勢いで突き進む」という物語展開を改め、順を追って物語が展開して行くというこれまたここまでとは違う雰囲気で進んでいく。特に最初である27話は「事件の発端」だけで、本編での物語の条件設定だけで1話を費やす形になるのだ。続いてコブラと共に戦うキャラを一人ずつ出すという展開に2話を割き、コブラの旧友3人に設定と印象を植え付けた上で万を侍して本編突入となる。だがこの本編に入るまでがちょっと冗長と見えてしまうのは否めない。なんてったって全31話の最後の5話という段階だから、多くの人が見ていて「そんな事している場合か?」と思うことだろう。だがこれは後で振り返ると、「世界名作劇場」シリーズのように序盤でさんざん拡げた伏線を回収することもないのだから妥当と見る事も出来る。だがその中で、本文でも語ったが28話は4話でやったことの繰り返しになってしまったのが痛い。もうちょっと設定を変えられなかったのかと思うところで、私が「スペースコブラ」全話を通し視聴して最も残念と思ったところでもある。
サラマンダーとの二度にわたる戦いは、最初はサラマンダーのプロレス観戦という直接対決を避けた形になったが、これはこれでこれまでにないかたちだったから非常に面白かった。二度目はこれまでのコブラの戦いの集成大として描かれ、本文で語った「最終回らしくない最終回」で唯一最終回らしく描かれた点でもあった。
全体を通してみると、全話を通じて1つの物語が流れるのでなく、短い物語が細切れで進むので見ていて疲れるというひとはあるかも知れない。だが物語にバリエーションがあり世界観も広く、1つのキャラクターで様々な物語を見てみたいという向きには面白いかも知れない。とにかく4話と28話の関係を除いては、二度同じ展開を作らないという方針は徹底されているので、その辺りに注目して多くの人に見てもらいたい作品だと思った。
・登場人物
数話にまたがってシリーズもののストーリーを展開するパートと、一話完結のストーリーを繰り返すパートを繰り返すことで全体の物語が構成されている。という特徴からこの作品は実に登場するキャラクターの数が多い。物語に絡む台詞を持つキャラ(当サイトの声優さんランキングに載せる基準)だけでも57人のキャラクターが出ているという多さだ(なおうち2人は同じ声優が演じており、一人は演じている声優が解らなかったので声優数は55人、物語に直接絡まないキャラクターを含めるとキャラクター数も声優数ももっとすごいことになる)。この人数の多さは当サイト考察作品(劇場版除く)では「ポルフィの長い旅」の73人に次ぐ多さである。しかも「ポルフィの長い旅」や、キャラクター数52人の「母を訪ねて三千里」は50話以上の話数があるが、「スペースコブラ」ではたった31話でこの人数である。しかも「主人公の家族」に相当するキャラクターが、敷いて言えばのレディ一人である。いかにキャラクターが多いアニメか解るだろう。
主人公コブラはハードボイルドであるが、そのハードボイルドの中でも「おとぼけ」系のハードボイルドである。敵の攻撃を受けている時は大袈裟に怖がってみせ、その上で決めるときは決める。面白いことも言う反面台詞も決めるときは決め、女性には目が無くて誘惑する台詞もものすごくカッコイイ。さらにその顔が決してカッコ良くないことがこのキャラクターのポイントであろう。成形手術して顔を変えた、という設定を上手く使って「色男」にしなかったことがコブラの格好良さのひとつでもあると思う。
相棒のレディはコブラの良きパートナーとして物語に君臨した。といっても彼女の活躍は4話以降で美しい女性が出てくると途端に減るのだが…彼女の台詞の節々に、レディのコブラの良き相棒として一途な事と、コブラを知り尽くしているという面がキチンと描かれているのは相棒としての説得力を植え付ける上で秀逸だと思った。
ギルドの面々を初めとする敵キャラもこれまた魅力的だ。特にコブラとは違い正統派のハードボイルドを演じるクリスタルボーイと、敵の幹部とは思えない程気が弱くて情けないエル・ロデスの2名は強烈に印象に残った。逆にコブラが戦った敵の中で最も強大なサラマンダーはあまり印象に残らなかった。理由は簡単で、彼は君臨しているだけであまり台詞が無かった事が大きいだろう。コブラとの直接対決では完全に無言だったし。
「コブラ」の物語の条件設定彩る美女達も上手く再現されたと感心している。何よりも彼女たちの露出度の高い服装が再現されたのは、当時のゴールデンタイムのアニメとしては驚きで迎えられた事だろう。今見てもドミニクのスキーシーンは「寒くないのか?」とツッコミをいれたくなるし。シエラ軍曹だって戦場で水着はないだろうと思う。それだけにレディがどう見ても機械という体をしているのはとても可哀想だ。
その女性達を最後の2話ではやりたい放題に描いちゃっているし。コブラとキスくらいならまだ許せたけど、最終回のドグと女のベッドシーンはやり過ぎ。ドグを殺すためとはいうあそこまで臨場感を持たすこともないだろう。
演じている声優さん達についても、今話を見直して「この人がコブラに出ていたんだ…」と驚いた人が多かった。その代表格はビビ役の藩恵子さん、エル・ロデス役の村松康雄さん、プロレスのレフリーを演じていた納谷六朗さん、ソフィア大司教を演じていた吉田理保子さんと言った辺りだろう。
最後に名台詞のランキングである。これは連載開始前に「こうなるんだろうなぁ」と密かに予想していたが、やはりコブラがぶっちぎりのトップ。もう本作考察の名台詞欄は「コブラ名言集」と言っても過言でなかっただろう。この名台詞登場頻度(14/31)は、「母を訪ねて三千里」のマルコ(19/52)を抜いて堂々のトップ。2.2話に一度はコブラが名台詞欄登場という頻度だ。
以下、2位がレディというのは予想通りではあるが…少なすぎる。3位以下はもう少数だ。それだけこの物語はコブラのキャラクターとしての大きさに支えられているってことだろう。
絵画風 壁紙ポスター (はがせるシール式) フォード シェルビー コブラ SC 赤 ..
皆様今日は、Kyrilです。今週は職場が何かと大荒れの上、おまけに金曜の午後になって緊急案件が飛び込んできたので今週は久々にお仕事お持ち帰り(汗)。そんな訳であまり、涼しいだけ楽かも…。この週末は何とかエアコンつけずに済みました。
といいつつも、仕事の合間に先週末に突然思い立って大人買いしてしまったを楽しく読んでおりました。きっかけはWOWOWで先日放映していたを見たからなんですが、いやあ格好良かったです! 最近のアニメは絵も背景も綺麗なのはもちろん、造りが何というか豪華ですね。旧作TVアニメ「スペースコブラ」も見ていた記憶が薄ぼんやりと残っているのですが、新作アニメのできばえは原作コミックに迫る勢いで食い入るように見ておりました。それで無性に原作が読みたくなったというわけです。
もっとも、私は「コブラ」の原作コミックが週刊少年ジャンプで連載されていた当時、リアルタイムで読んでいて単行本も全巻持っていたのですが、四散したのか処分したのか記憶に無く(そして異次元空間と化した押し入れや納屋を捜索する気力も無かったので;)、を注文することにしました。B6サイズでちょっと大きめ、連載当時のカラーページ再現&原稿の傷みを修復したという版です。でも、5巻と最終12巻が品切れらしく何処を探しても売っていない…(涙)。特に5巻は「コブラ」の中でもかなり盛りあがる「」編の結末が入っているというのに~。中古市場でも割と高めの値段が付いているようなので、何とか重版してもらえないでしょうか。
それにしても超久々に読み返して思ったのは、このように、の一言に尽きます。連載開始が1978年なのですが今読んでも全然古くないどころかめっぽう面白い。コブラやレディーのメインキャラはもちろん、というある意味男性のドリーム世界?な漫画ですが、健全なお色気なのでご家族揃って安心して読んだり観たり出来ます。あるいは連載当時は世間の受け止め方も色々あったのかも知れませんが、アメコミ風な絵柄なのでスルーされたのかも。もっとも、グラマーでゴージャスな女性キャラでもコブラに蹴り入れたり暗殺しようとするんですが(笑)。
原作コミックで特に好きだったのが冒険活劇モードの「」と「」なんですが、着想といい画面構成やテンポといい、洋画とアメコミとマンガのいいとこばかり取ったようなエピでもう最高でした。SFでしかもスペースオペラマンガはお話を考えるだけでも大変そうですが、出てくる大型メカやガジェット類もレトロな雰囲気ながらも独創的でコマの隅々を見るだけでも楽しいです。シリアス編では「」「」「」も良かったです。「」や」…などと列挙していると結局エピ全部になってしまうんですが。
最近の作品では、整形前のコブラと人間だった頃のレディーの出会いを描いた」も良かったです。これ、アニメ版をうっかり録画するのを忘れてしまって大失態。WOWOWさんまた再放送してださいお願いします。最近の作品はで正にアメコミなんですが、私は白黒マンガ時代の作品の方が絵柄的にはどちらかというと好みです。ちなみに、コブラといえば真っ赤なコスチュームだとばかり思い込んでいましたが、薄青系バージョンもあったんですね。
そして、「コブラ」がだそうな。実現すれば2013年公開予定とのことですが、このテストイメージ、やたらとカッコいいんですけど(嬉)、整形前だからですか? 整形後のいつものコブラ(笑)はどんな風になるのかとても楽しみです。この企画はホント実現して欲しいです。
「コブラ・サイコガン」アニメ版OP。歌詞がレトロSF風なのもよいです。
「タイムドライブ」アニメ版OP。これ観たら本編がますます見たくなってしまいました。それにしても整形前の二枚目ロン毛コブラって、何となく嘘っぽい…(笑)。
同EDタイトル。「コブラ」ソングといえば松崎しげるさんですが、この曲は特にしんみりしていてとても気に入りました。この曲のフルバージョンはこちら。↓
後半の盛り上がりにはぞくぞくしました。
宇宙センター, スペースX, コントロールセンター, ロケット科学
1982年に制作された「スペースコブラ」は、アニメーターの出﨑統氏と杉野昭夫氏のコンビによる作品。寺沢武一氏原作による痛快SFアクションのTVアニメシリーズである。主人公のタフな宇宙海賊・コブラと、彼が左腕に仕込んだ銃“サイコガン”は当時の少年たちだけでなく、多くの大人たちも魅了した。
「コブラ」、「サイコガン」は知っていても、実は過去は“2枚目”だったことを知らない人も多いのでは?「キャラクター紹介」では、富も女も欲しいものは思いのままに手に入れていたころのイケメンコブラと、その顔を捨てて愛嬌たっぷりなキャラクターに生まれ変わったコブラをたっぷりと紹介。そのほかメインキャラたちの設定画もお見逃しなく。
COBRA スペースコブラ パイソン.77マグナム | ソリッドのブログ