マングースの、コブラやハブの天敵になった理由や、毒についてご紹介します。


毒ヘビとネズミの天敵というイメージから、19世紀から世界中でマングースを本来生息していない地域に導入する動きがありました。しかしながら、結果としてヘビやネズミを駆除できなかったばかりか、在来の希少な野生動物が獲物となって数が減ってしまうという問題が起きました。例えばハワイでは、1800年代にサトウキビ農園のネズミ対策としてマングースが導入されました。ところが、ネズミよりもハワイの在来の鳥が食べられて激減してしまい、ハワイ諸島の多くの島で現在も問題となっています。フィジー諸島やカリブ海の島々でも同様の結果に終わっています。
こうした経緯から、マングースは国際自然保護連合による「世界の侵略的外来種ワースト100」のリストにも入っています。


ただ、幸運なことに、このイエローマングースは筋金入りのコブラ抹殺請負人。

1910年、沖縄島にもハブ対策としてガンジス川河口からマングースが導入されました。当時、ジャワマングースと考えられていましたが、後に遺伝子解析によってジャワマングースの亜種とされていた、体が一回り小さいフイリマングースであることが判明。マングース科の分類が変わり、フイリマングースが種として独立したため、沖縄にいるのは「フイリマングース」となりました。フイリマングースは南アジアに分布、昼行性で単独で行動し、地上の巣穴で暮らします。黄白色の毛に黒~褐色の毛が混じるのが特徴です。
沖縄でもフイリマングースがハブの天敵となることはありませんでした。まず、フイリマングースは昼行性、ハブは夜行性のため、鉢合わせること自体がほとんどなかったのです。そればかりか、ヤンバルクイナやオキナワキノボリトカゲなど絶滅危惧種を含む固有の野生動物が食べられてしまい、数が減ってしまいました。対してマングースは適応して増え続けました。最初に持ち込まれたのは十数頭でしたが、2003年の調査では3万頭ほど生息していると推測。2000年から環境省と沖縄県が防除対策を始めたことで、現在は数が激減。在来の野生動物の数は回復してきています。

奄美大島には、1979年に沖縄からフイリマングースが持ち込まれました。ハブやネズミ対策が目的でしたが、ここでも島固有の希少なアマミノクロウサギやアマミトゲネズミなどが捕食され、数が減ってしまいました。フイリマングースは島で増殖し、最も多いときで1万頭ほどいたと推測されています。島の絶滅危惧種を守るために、奄美大島でも2000年から本格的な防除対策が始まりました。マングース探索犬も加わり、ワナによる捕獲が続けられたのです。その結果、2018年の1頭を最後に、現在(2024年7月末時点)まで捕獲数ゼロが続いています。この成果と慎重なモニタリングの結果を受けて、2024年9月に根絶宣言が出される予定です。在来の野生動物の数も回復してきていることが確認されています。

マングースとコブラ。互いが互いの獲物であり、最恐の敵でもあります。

土佐の闘犬はその一つだ。によると桂浜公園内の「とさいぬパーク」が2017年に閉鎖されて以降は行われていない。20年の法改正で外傷が生じる恐れのある行為をさせれば虐待に当たる恐れがあると明記されたためだ。などで観光名物だったハブとマングースの格闘も今はみられない。同県によると、が開催された00年前後に、闘わせない内容への変更を促す助言指導を主催者側に行ったという。

ハブとマングースの戦いです。人間の見世物として戦わされている場合も多いですが、こちらの両者はもちろん野生。さて、どちらが勝者となるのでしょうか。一度生の戦いを見たことがありますが、結構な迫力があります。見てみたい人は沖縄にいってみましょう。

コブラVSマングースが終ると、次は人間VS蛇。子供VS小蛇(毒なし)

積極的に毒ヘビを食べると信じられて世界中に持ち込まれ、生態系に悪影響を与える外来種となってしまったマングース。こうした事態は人間によって起こされたことです。これからの環境問題や野生動物との共存を考えるとき、反省点として忘れてはならない存在といえるでしょう。
一方で、世界には絶滅が危ぶまれているマングースもいます。マングースというだけでお騒がせな外来種と決めつけず、世界のさまざまな種類のマングースを見守っていきたいですね。

コブラやマムシのような毒ヘビと実際に対峙することがあるマングース。一部のマングースはヘビ毒への耐性を持ち、毒の影響を受けにくくなっています。突然変異によってヘビの神経毒が受容体と結合しにくくなっているため、同サイズのほかのどうぶつと比べて毒が効きにくいのです。とはいえ、まったく毒が効かないわけではありません。毒ヘビの天敵と呼ばれる理由は、果敢に攻撃する勇気と機敏な動きにあります。マングースは毒ヘビに威嚇されても猛然と立ち向かいます。その際、素早く動いてヘビの攻撃をかわし、鋭い歯で頭に噛みつきます。毒に耐性があるからではなく、こうして俊敏に立ち向かっていくことで勝利をおさめているのです。
毒ヘビはマングースにとって恰好の獲物ではなく、危険を伴う厄介な相手です。遭遇してしまえば闘って食べることもありますが、逃げ出すこともあります。積極的に狙うことはまずありません。通常はずっと狩りやすい鳥のヒナや卵、虫やネズミなどを食べています。

コブラの毒を恐れずに立ち向かうマングースの姿は、心強いものでした。

Author:asaya5963
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さて、連日、暑い日が続いております。
少し動くだけでも汗が止まらなくて、ついつい冷たいものばかりを飲んでしまいがちですが、私の中での「夏」といいますと、真っ先に思い浮かびますのが「海」です。
暑くなればなるほど、海が恋しくなってしまいますが、
先日、その綺麗な海がある沖縄に生息している「マングース」についての記事がありました。
「マングース」という言葉を耳にして思い出しますのは、今から約30年近く前、初めて沖縄へ行ったときに見た「ハブとマングースの戦い」というもの。
これは、同じ箱の中にハブとマングースを入れて戦わせる見世物です。
現在は、動物愛護法がありますので、今のご時世にはそぐわない内容ですが、そもそも何故、ハブとマングースを戦わせていたのか、その当時から不思議に思っていたところもありましたので、改めて少し調べてみましたところ.....


マングースとコブラ、究極の戦い! (Mongoose Vs. Cobra)

沖縄には沢山のサトウキビ畑があるわけですが、実はそのサトウキビを目当てにネズミが畑にやって来るそうです。次にそのネズミを目当てにハブがサトウキビ畑に侵入して来ますが、ハブの存在に気づかずに農作業している島の人たちが次々とハブに噛まれてしまう出来事が多発。
そこで、ある大学教授の方が、インドに生息しているマングースが、毒を持つコブラ蛇と果敢に戦っている事実を知り、ハブの駆除としてマングースを日本に持ち込んだ、というのが大筋の経緯です。

マングースはインド原産の食肉目の動物で、コブラの天敵として知られている。 ..

マングースといえば、かつてハブとの決闘ショーが沖縄の観光名物だった。そのマングースが、20年以上に及ぶ駆除作戦の末、主な生息域の沖縄本島北部・地域と鹿児島県・奄美大島で根絶目前になっている。毒蛇を退治するともてはやされた人気者はなぜ、居場所を追われたのか。

インド・パトナの空港で、野生のマングースとコブラの乱闘が始まり、滑走路が一時閉鎖となった。その一部始終をカメラがとらえている。

マングースの分布域は元々、中東から東南アジアだった。日本に生息していなかったが、1910年(明治43年)4月、インドから沖縄に持ち込まれると、住民らはハブとの戦いを見物しようと押し寄せ、地元各紙は連日のように、マングースの様子を報じた。

30 頭のマングースがキングコブラとブラックマンバを容赦なく破壊したとき、何が起こったのでしょうか | 野生動物ドキュメンタリー.

ほんの一滴が命取り。ケープコブラの毒は、ブラックマンバのものより致死率が高いと考えられています。

コブラとマングース キプリング「リッキ・チッキ・ターヴィー」1

マングースが毒ヘビと闘って仕留めることは世界中で昔から知られていて、アラビアの寓話にも描かれています。イギリスで1894年に発表された短編小説集「ジャングル・ブック」の中に、この寓話をもとにしたお話もあります。マングースが狂暴なコブラから人間の一家を救うというストーリーになっています。

コブラとマングースの戦いの映像をニュースで見つけて、おお!となりました。

沖縄のヘビとマングースの戦いでマングースが負ける事ってあるんですか?もし負けたらどうなるんですか?

マングースとのキングコブラビッグバトル 動物の最も驚くべき攻撃

フィーバーの背景には、当時、住民たちが畑のサトウキビを食い荒らすネズミや、かまれると毒で死に至るハブの被害に悩まされていたことがある。胸を痛めた東京帝国大(現・東京大)の動物学者が旅先のインドでコブラを襲うマングースを見て、ハブの天敵になるのではとガンジス川の河口で捕獲。沖縄に運ばれ放たれたマングースはわずか17匹だったが、長い歳月をかけて子孫を増やし、北へと生息範囲を広げた。

マングースの反射速度が半端ないらしく、蛇の攻撃をことごとく避けるそうです。 マングースすげぇ。 ≫コブラVSマングース動画

72年に沖縄が本土復帰し、多くの観光客が訪れるようになると、ハブとマングースの決闘ショーも人気になった。かつてショーを開いていた沖縄県本部町の観光施設「いこいの駅いずみ」の上原盛治館長(83)は、「一瞬でハブの息の根を止めるマングースは、正義のヒーローだった。当時の沖縄のシンボルは、『青い海と白いビーチ』に次いで『ハブとマングース』だったね」と懐かしむ。

6:43 · 30 頭のマングースがキングコブラとブラックマンバを容赦なく破壊した ..

こんにちは。私はずいぶん前に、沖縄南部で「ヘビとマングースの戦い」でマングースが鼻を噛まれるシーンを見ました。その際、アナウンスしている人が笑っていましたが、たぶんその後マングースの鼻は「壊疽」を起こし、死んでしまったと思われます。沖縄のマングースは、ハブ退治にあえて輸入して山原(やんばる)に放し増殖させたようですが、天然記念の「ヤンバルクイナ」を食べたりして、害獣になってしまいました。それと、現在ハブがまだたくさんいることは、きっとマングースがハブに負けているのでしょうね(笑)写真は「ヤンバルクイナ」です。では、この辺で失礼致します。

30:21 · キングコブラ対マングース最後の最後まで戦います

この一戦に臨んだのは、とアミメニシキヘビ。頭の後ろをコブラにかまれ、猛毒を注入されたニシキヘビは、相手の体を締め上げて殺そうとしたようだ。この反撃は成功し、キングコブラは死んだが、ニシキヘビも息絶えた。(参考記事:

マングース負ける, マングースーvsハブ, ハブ対マングース どっちが強い, ハブとマングースの戦い, マングース ..

コブラやハブの天敵はマングースといわれていますが、なぜマングースが天敵と呼ばれるようになったのでしょうか?

【沖縄】 ハブとマングースのショー見れるよ! おきなわワールド

90年代に入ると、野生のマングースは北部の山原地域に達した。この地域には、飛べない鳥・ヤンバルクイナなど、独自の進化を遂げた希少な生き物たちが多く生息している。外敵に無防備なため、すばしっこくて何でも食べるマングースの格好の餌食となった。さらにマングースは昼行性で、夜行性のハブをめったに襲わないこともわかった。

その為に、コブラとマングースが戦う姿をみた人がコブラを退治した ..

79年に放たれた奄美大島でも国特別天然記念物のアマミノクロウサギが激減したため、マングースは一転、害獣とされた。環境省と沖縄県は2000年以降、山原地域と奄美大島で駆除を始め、「マングースバスターズ」と呼ばれる職員が毎日、居場所をかぎ分ける探索犬とともに山中に分け入り、わなを仕掛けて捕獲した。

フィリマングースはもともとコブラの天敵として知られていて、このこと ..

沖縄本島を北部向けにドライブしていると数か所で「ハブとマングースショー」と書かれている看板を見かけます。
興味はあるのですが先の予定もあるので毎回素通りしていました。
ハブとマングースは天敵だと聞いたことがあります。
やはり対決の時はそうとう迫力があるものなのでしょうか?
見ていて周りに危険はありませんか?
一度は見てみたいのですが怖さがあります。
もし戦闘中に興奮したハブが間違ってこちらに飛びかかって来たらと想像すると恐怖が・・

沖縄 ハブ対マングース, ヘビとマングースの戦い, 沖縄文化体験, ハブと ..

エジプトマングースは、古代エジプトでネズミやコブラを退治してくれることから聖獣と見なされ、神聖なものとして崇拝されていました。古い壁画に描かれていたほか、古代の墓からマングースのブロンズ像やミイラも見つかっています。儀式で使用する壺にもマングースの絵が描かれていたそうです。