通常、適量を1日1〜数回患部に塗布する。 · 副作用(添付文書全文)


本剤、カルフィルゾミブ又はデキサメタゾンのいずれかと関連性がある有害事象は308例中260例(84.4%)に発現しました。主な事象は、血小板減少症102例(33.1%)、高血圧76例(24.7%)、貧血56例(18.2%)等が認められました。


通常1日2〜3回、適量を患部に塗布する。 なお、症状により適宜増減する。 副作用(添付文書全文)

ヤンセンの研究開発本部 本部長アマナス・シャーマは次のように述べています。「多発性骨髄腫においては、レナリドミドを取り入れた治療法など、免疫調節に基づく治療の後に再発する患者さんが多くいます。今回の承認により、1回目の再発時というから早期からダラザレックス®とカルフィルゾミブ、デキサメタゾンとの併用(DCd)療法を使用することが可能になります。この承認が重要な医療ニーズを満たし、進行のない生存期間を有意に延ばすという効果をもたらすことが期待されています。」

日本国内においてダラザレックス®は、再発又は難治性の多発性骨髄腫に対し、2017年9月にレナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用療法(DLd)、並びにボルテゾミブおよびデキサメタゾンとの併用療法(DBd)が承認されています。また、未治療の多発性骨髄腫に対しては、2019年8月にボルテゾミブ、メルファランおよびプレドニゾロンとの併用療法(DMPB)、2019年12月にはレナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用療法(DLd)が承認されています。

デキサメタゾンエリキシル0.01%「日新」の薬剤情報・副作用

CANDOR試験は、再発又は難治性の多発性骨髄腫患者466名を対象とする第Ⅲ相無作為化、非盲検、多施設共同試験です。被験者は、ダラザレックス®をカルフィルゾミブおよびデキサメタゾンと併用で投与する群(DCd群)と、カルフィルゾミブとデキサメタゾンを投与する群(Cd群)に無作為に割り付けられました。

National Cancer Institute), Nausea and Vomiting:
3.裏付けとなるデータについて


4.本療法の位置づけについて


5.国内における本剤の使用状況について

1.デキサメタゾンとして、通常成人1日0.5〜8mg(本剤1〜16錠)

1996 などが報告されている。
Shinkaiらは、肺癌患者に対する抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐に対して、デキサメタゾンのランダム化比較試験を報告した。適格条件を、肺癌患者、前抗悪性腫瘍薬投与なし、PS0-3、除外条件を、コントロール不良の糖尿病、活動性の消化性潰瘍、精神疾患とした。全ての患者から署名でのインフォームド・コンセントが得られた。全ての患者にシスプラチン80-120mg/m2が投与された。小細胞性肺癌患者には、加えてエトポシド100mg/m2day1-3が投与され、非小細胞性肺癌患者には加えてビンデシン3mg/m2が毎週投与された。組織型(小細胞性、非小細胞性)で層別化され、ランダムに割りつけられた。シスプラチン80mg/m2の投与をされた患者はmetoclopramideまたは、デキサメタゾンに割りつけられた。シスプラチン120mg/m2の投与をされた患者は、metoclopramide+デキサメタゾンまたは、metoclopramide+プラセーボに割りつけられた。Metoclopramideは2mg/kg静注2時間毎4回投与された。デキサメタゾンは、シスプラチン投与30分前に16mg点滴静注され、その後、8mgをシスプラチン投与後1.5時間後、3.5時間後、5.5時間後に投与された。Promethazine25-50mg静注がmetoclopramideの錘体外路症状予防のため両群に投与された。その他の制吐剤はシスプラチン投与12時間前、24時間後まで投与禁止された。
Metoclopramide対デキサメタゾンの結果:1984-1985まで29例が登録された。表1に患者背景を示す。
表1
急性嘔吐完全制御率はmetoclopramideで39%、デキサメタゾンで27%であった。遅発性嘔吐完全制御率はmetoclopramideで67%、デキサメタゾンで55%であった。共に有意差は認められなかった。有害事象を表2に示す。毒性は全般的に軽微であった。Metoclopramideで眠気、下痢が多かった。
表2
Metoclopramide+プラセーボ対metoclopramide+デキサメタゾンの結果:1984-1986年まで23例が登録された。表3に患者背景を示す。
表3
最初のコースでの急性嘔吐完全制御率はmetoclopramide+プラセーボで27%、metoclopramide+デキサメタゾンで92%であった。遅発性嘔吐完全制御率はmetoclopramide+プラセーボで37%、metoclopramide+デキサメタゾンで23%であった。有害事象を表4に示す。Metoclopramideにデキサメタゾンを加えることで、特徴的な有害事象は認められなかった。
表4
SekineらはJCOG(Japan Clinical Oncology Group)の臨床試験として、肺癌患者に対する抗悪性腫瘍薬投与に伴う悪心・嘔吐に対するデキサメタゾンの臨床第二相試験の結果を報告した。適格条件を、肺癌患者、年齢15-74歳、PS0-2、前抗悪性腫瘍薬投与なし、十分な臓器機能を有する患者とし、除外条件をコントロールされない脳転移、糖尿病、心疾患、精神疾患、活動性の消化性潰瘍・感染症、B型肝炎、ステロイドに対する過敏症の既往のある患者とした。シスプラチン80mg/m2day1、ビンデシン3mg/m2day1 and 8,マイトマイシン8mg/m2day1または、シスプラチン80mg/m2day1、エトポシド100mg/m2day1-3を投与した。制吐剤として、グラニセトロン40ug/kgday1、metoclopramide10mg1日3回day2-5、デキサメタゾン32mg/m2day1-3,16mg/m2day4,8mg/m2day5に投与した。
33例が登録された。患者の背景は、21例が男性、年齢の中央値は57歳(40-74歳)、PS0が3例、1が29例、2が1例、シスプラチン/ビンデシン/マイトマイシンが29例、シスプラチン/ビンデシンが1例、シスプラチン/エトポシドが3例であった。急性嘔吐完全制御率は85%であった。遅発性嘔吐完全制御率は60%であった。有害事象は、116-160mg/dlの高血糖が42%、161-250mg/dlの高血糖が9%に見られたが、治療は有さなかった。しゃっくり61%、落ち着かないなどの症状が18%に見られ、metoclopramideを中止した。便秘73%、眠気36%、頭痛30%、めまい30%、振戦12%、下痢12%であったが、全て軽度であり、自然消失した。
6.本剤の安全性に関する評価


7.本剤の投与量の妥当性について


デキサメタゾンとして、通常成人1日0.5〜8mgを1〜4回に分割経口投与する。小児には1日0.15〜4mgを1〜4回に分割経口投与する。

1頭当たりデキサメタゾンとして、下記量を1日1回皮下又は静脈内に注射する。 牛:5~10mg(本剤として6~12mL)

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

※医薬品を使用するとき、疑問・心配があるときは医師、薬剤師にご相談ください。
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医師の指示なしに、自分の判断で使うのを止めないでください。 あなたの用法・用量は ≪

がん薬物療法を行う医療者のstate-of-the-art は,最適な治療方針のもとに適切な薬物療法を選択し,安全に,苦痛と後遺症を最小限にしながら,治療強度を維持して最大限の効果を導くことである。各がん種における治療ガイドラインが整備され,Cancer Board も充実してきたことで,適切な薬物療法の選択が容易になされるようになった。さらに各施設内では薬物療法のレジメンを登録制にして管理するようになり,電子カルテの普及による自動計算も導入され,処方に至るまでは一般化され安全性も担保されてきている。しかし,投与後の反応には個体差があり,副作用として出現する苦痛に対してはさらに個別の対応になるため,各種支持療法は熟知しておく必要がある。がん薬物療法によって発現する悪心・嘔吐(chemotherapy-induced nausea and vomiting; CINV)は,催吐の機序が解明され,そこに作用する薬剤が開発された現状においても,患者が苦痛と感じる代表的な副作用であるため,これを適切に制御することは重要な意味をもつ。わが国では,海外のガイドラインを参考に,現状に即したガイドラインを作成し,評価も行なってきた, 。の登場や新たな制吐に関するエビデンスの新出があり,これらを含めた制吐薬適正使用ガイドライン2015 年10 月(第2 版)一部改訂版(ver.2.2)の公開に至った。

があるが、機構は既承認の用法・用量においては「リン酸デキサメタゾンとして」の用法・用

赤みが残る虫さされ、ぶり返すかゆみにしっかり効く!
デキサメタゾン酢酸エステルを配合した虫さされ、かゆみ治療薬です。

健康成人男子 10 名に、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム(デキサメタゾンとして 20mg).

悪心・嘔吐は,に示すように,上部消化管に優位に存在する5-HT3受容体と第4 脳室のchemoreceptor trigger zone(CTZ)に存在するNK1受容体, ドパミンD2受容体が複合的に刺激され,延髄の嘔吐中枢が興奮することで悪心を感じ,さらに遠心性に臓器の反応が起こることで嘔吐すると考えられている。化学受容体で作用する神経伝達物質としては,セロトニン,サブスタンスP,ドパミンなどが知られており,これらと拮抗する薬剤などが制吐薬として用いられている()。また,発現の状態により以下のような分類があり,各CQ にみるように,機序や背景を考慮した対応が行われている。

本剤は,デキサメタゾンを有効成分とする副腎皮質ホルモン製剤である。 ..

わが国では悪心・嘔吐に対して承認されていない薬剤は背景を着色している。なお,用量は制吐薬として一般的に使用される量を記載した。
*注射薬中の含量はデキサメタゾン3.3 mg/mL,リン酸デキサメタゾンナトリウム4 mg/mL である。
**効果不十分には同用量を追加投与可。

デキサメタゾンとバリシチニブの優位性の検証は現在行われているところである41]が、標準

ステロイド成分のデキサメタゾン酢酸エステルがかゆみの悪化や皮膚の赤みの原因となる炎症を抑えます。

[PDF] デキサメタゾン COVID-19 小児患者に対する治療薬としての位置付け

がん薬物療法で誘発される悪心・嘔吐の発現頻度は,使用する抗がん薬の催吐性に大きく影響され,その程度を定義する分類は考案されているものの,確立されたものではない。本ガイドラインでは,海外のガイドラインと同様,制吐薬の予防的投与なしで各種抗がん薬投与後24 時間以内に発現する悪心・嘔吐(急性の悪心・嘔吐)の割合(%)に従って定義し,4 つに分類した。

の用法等に関する情報提供について、製薬企業が医療従事者からの求めに応じて行う ..

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Table: コルチコステロイドの使用法と副作用-MSDマニュアル家庭版

または難治性の多発性骨髄腫の治療薬としてイサツキシマブ(製品名:サークリサ)の用法・用量の一部追加申請が承認されました。

性骨髄腫、および 2)デキサメタゾン、またはレナリドミドおよびデキサメタゾンとの併用療法に.

サノフィは11月25日、再発または難治性の多発性骨髄腫の治療薬としてイサツキシマブの製造販売承認事項一部変更に関する承認を取得したことを発表しました。追加された承認事項は、再発または難治性の多発性骨髄腫に対するイサツキシマブ単独療法、「カルフィルゾミブ(製品名:カイプロリス)+デキサメタゾン」併用療法(Kd療法)との併用、デキサメタゾンとの併用療法です。今回の承認は、IKEMA試験、ISLANDs試験、TED10893試験の結果に基づくものです。

※3:静脈内投与の場合はデキサメタゾンリン酸エステルナトリウムとして、経口投与の場合はデキサメタゾンとしての用量。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。 商品名: デキサメタゾン軟膏口腔用0.1%「CH」

ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:クリス・フウリガン、以下「ヤンセン」)は本日、ヒト型抗CD38モノクローナル抗体『ダラザレックス®点滴静注100mg』および『ダラザレックス®点滴静注400mg』(以下、ダラザレックス®、一般名:ダラツムマブ(遺伝子組換え))について、再発又は難治性の多発性骨髄腫患者に対するダラザレックス®とカルフィルゾミブ、デキサメタゾンとの併用(DCd)療法、並びに用法及び用量に本剤の初回分割投与を追加する一変申請について承認を取得しました。

用法・用量を厳守すること。 ・本剤は、「使用基準」の定めるところにより使用すること。 (一般的注意)

ほとんどの薬剤は単剤での分類となっているが,アントラサイクリン系抗がん薬とシクロホスファミドは2 剤併用療法の場合にHEC に含めた。多くのがん薬物療法に多剤併用療法が用いられており,原則,最大の催吐性リスクに対する制吐療法が推奨されるが,具体的な対応は第2 章の臓器がん別のレジメン一覧を参考にされたい。

効能効果. びらん又は潰瘍を伴う難治性口内炎又は舌炎. 用法用量. 通常、適量を1日1〜数回患部に塗布する。なお、症状により適宜増減する。

IKEMA試験は、過去に1~3つの前治療歴のある再発性の多発性骨髄腫患者さん302人を対象に、「イサツキシマブ+Kd療法」とKd療法を比較した第3相試験です。主要評価項目は、副次的評価項目は奏効率、VGPR以上の奏効率、微小残存病変、率、全生存期間、安全性などでした。解析の結果、病勢進行または死亡リスクが47%低下しました。この治療効果は、複数のサブグループ解析でも一貫していました。