漢方薬では葛根湯、麻黄附子細辛湯、麻黄湯、市販薬ではパブロンを ..


風邪はウイルス感染であり、基本的には抗生物質は不要でありますが、クラリスロマイシンなど一部の抗生物質は免疫調整作用があることがわかっております。また風邪をこじらせた際には細菌感染も合併しやすい(黄色の痰や膿が出だすなど)ことから、現時点では抗生物質の内服をお勧めしております。


クラリスロマイシン5日間併用。 症例4:Ⅳ型症例:14歳、男性

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)は疲れ、食欲不振、風邪などに使用される漢方薬です。葛根湯と補中益気湯には甘草、大棗、生姜という共通の生薬が含まれているため、一緒に服用する際には注意が必要です。特に
自己判断で一緒に服用することは避け、併用する際には医師や薬剤師に相談しましょう。

特に今年は咳がひどく長引くことがあり、マイコプラズマという病原菌にも注意が必要です。これには抗生剤が必要ですが、最近ではクラリスロマイシンに耐性があるようで、エリスロマイシンかミノマイシンがよいようです。
連続するひどい空咳が特徴で、長引く場合には麦門冬湯などとの併用もよいと思われます。おかしいなと思ったらご相談ください。

クラシエ葛根湯エキス細粒 · クラシエ葛根湯エキス錠T · クラシエ葛根湯加川きゅう ..

漢方薬はウイルス感染初期における生体の温熱産生を手伝い、発汗による自然な解熱、寛解に導きます。その結果、早ければ1日で治ってしまうことも稀ではありません。一般的には葛根湯が有名で、常備薬をおくのであればとりあえず葛根湯がお勧めです。風邪かなと思ったら、早めに内服してみてください。当院では、西洋医学的な診察をしたあと、東洋医学的な脈診で証を決めた上で、10種類程度の漢方薬のなかから処方をきめます。

葛根湯や他の漢方薬との組み合わせについて知りたい方は、ぜひご相談ください。LINE登録後、体質チェックを行った上で、薬剤師とのチャット相談が可能です。

○ よく使われる漢方薬(葛根湯・小青竜湯・麻黄湯・麻黄附子細辛湯など)には禁止物質(麻黄・附

葛根湯とトラネキサム酸は、一緒に服用しても問題ありません。トラネキサム酸は、抗炎症作用があるため、風邪による喉の痛みや扁桃炎の治療に使われることがあります。また、抗プラスミン作用があるため、皮膚科では肝斑(かんぱん)の治療に処方されることもあります。さらに、市販の風邪薬にもよく含まれています。

病院で処方される咳止めの一つであるフスコデ配合錠には、気管支を拡張する作用があるdl-メチルエフェドリン塩酸塩が含まれています。
市販の咳止め製品にも気管支拡張成分としてdl-メチルエフェドリン塩酸塩やテオフィリンが含まれているものがあります。そのため、葛根湯との併用には注意が必要です。特に高齢者や持病のある方は医師・薬剤師にご相談ください。

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こちらでは、葛根湯のおすすめの服用方法や、副作用、妊娠・授乳中の服用の可否について解説しています。

葛根湯は他の漢方薬と同様にただし、葛根湯は風邪の初期に効果を発揮する漢方薬であるため、服用のタイミングが非常に重要です。


葛根湯(9) 葛根湯加川きゅう辛夷(5) 加味帰脾湯(5) 加味逍遙散(9) 荊芥 ..

葛根湯を服用して以下のような症状が現れた場合には、服用をすぐに中止し医療機関を受診しましょう。

[PDF] くすりのしおり 商品名:ツムラ葛根湯エキス顆粒(医療用)


妊娠中に風邪を引いた際の第一選択薬としては「香蘇散(こうそさん)」が知られていますが、妊娠中の風邪薬は必ず主治医の指示に従って服用するようにしましょう。
また、授乳中の服用に関しては、 しかし念の為、授乳中に葛根湯を服用する場合は、赤ちゃんの様子を十分観察し、眠りが浅い、いつもより泣くなどの様子が見られたら中止し、主治医にご相談ください。

シート記載: ツムラ葛根湯(カッコントウ) 2.5 g 「1」

葛根湯は、風邪の初期に効果が期待できる漢方薬で、多くの方が飲んだことのある薬かもしれません。ただし、「甘草」や「麻黄」など副作用に注意が必要な成分が含まれているため、長期間の服用は避けたほうが良いでしょう。また、他の薬と併用する場合も、飲み合わせに注意が必要です。

薬の飲み合わせについて。クラリスロマイシン、カルボシステイン、ロキソニン、葛根湯加川芎辛夷、一緒に飲んでも大丈夫でしょうか?

【参考文献】
[1]マトリックスでわかる!漢方薬使い分けの極意 渡辺賢治
[2]日本漢方生薬製剤協会 カンゾウ(甘草)含有医療用漢方製剤による低カリ ウム血症の防止と治療法
[3]ツムラ葛根湯エキス顆粒(医療用)添付文書
[4]公益社団法人福岡県薬剤師会 妊婦への投与に注意が必要な漢方薬
[5]公益社団法人福岡県薬剤師会 質疑応答

[PDF] クラリスロマイシン錠200mg「サワイ」 を服用される患者さんへ

・クラリス(クラリスロマイシン)、副鼻腔炎の原因として細菌感染が疑われる場合、抗菌薬にて治療します。また、マクロライド系と呼ばれる抗菌薬には、抗菌薬としての抗菌作用に加えて、副鼻腔や気管支の粘膜調整作用もあると言われ、副鼻腔の排膿を促進する目的でやや長期に使います。

咳がひどいカゼの患者さんが増えています。マイコプラズマにも注意

頭痛薬や鎮痛薬は解熱鎮痛薬と総称され、代表的なものにはロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム)、カロナール(アセトアミノフェン)、ブルフェン(イブプロフェン)などがあります。
葛根湯と解熱鎮痛薬を同時に服用しても、薬の作用としては問題ありません。ただし、葛根湯は「体を温め、ウイルスや細菌に対する効果を高め、自然治癒力を促進し、結果として解熱する」という働きがありますので、過度に体温を下げないよう注意が必要です。
一方、ロキソニン、カロナール、イブプロフェンなどの解熱鎮痛薬は体温を下げる効果があります。そのため、
併用するかどうかは個別の状況によりますが、と言えます。葛根湯を服用したけれど解熱しない場合や頭痛がひどい場合は、解熱鎮痛薬の使用を検討することもあります。具体的な指示は医師や薬剤師に相談しましょう。

クラリスロマイシン錠200mg「トーワ」, (局)クラリスロマイシン(錠)

葛根湯というと、“風邪(感冒)をひいたときに飲む漢方”というイメージがあります。
もちろん、感冒にも良く効くのですが、実は、保険適応になるものだけでも次のような疾患に効果的です。

[PDF] 薬事情報センターに寄せられた質疑・応答の紹介(2012年3月)

他にも、あっと驚く疾患や症状にも効く場合があります。また、感冒の際の葛根湯には驚くほどの即効性や他の症状への波及効果もあります。奥が深い、葛根湯について説明します。

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葛根湯は、2000年近く前にまとめられた漢方の原典とも言うべき、「傷寒論(しょうかんろん)」、「金匱要略(きんきようりゃく)」にも収載されている、最古の漢方薬の一つです。
「葛根湯」は、下記の7種類の生薬より構成されています。






アナフィラキシーなど命にかかわる副作用のこと クスリはリスク Vol.3

葛根湯は、どうやって効くかを、感冒時を例にとって説明します。
先ず、感冒を発症、すなわち風邪をひくとは、東洋医学的にはどう考えられているのかという所から説明します。

なじみ深い有用な薬ですが、リスクのことも忘れないようにしましょう。 漢方薬の副作用

・デザレックス(デスロラタジン)、アレグラ(フェキソフェナジン)、ザイザル(レボセチリジン)、ムコソルバン(アンブロキソール)、ムコダイン(カルボシステイン)、シングレア(モンテルカスト)、抗ヒスタミン薬、去痰薬、ロイコトリエン拮抗薬などと呼ばれる薬で、鼻水や痰を抑えるだけではなく、鼻水、副鼻腔炎の流れを改善し、副鼻腔の排膿を促進する目的で使います。アレルギー性鼻炎などアレルギー性の要因が考えられる場合は他のアレルギーの薬を併用することがあります。

慢性副鼻腔炎の第一選択はクラリスロマイシンなどのマクロライド療法です ..

・葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、副鼻腔炎、特に慢性の副鼻腔炎、蓄膿症に昔から使われていた漢方です。相性に合わせて使います。

アレルギー・漢方・小児耳鼻咽喉科&感冒・せき・声がれ・咽頭痛・口呼吸 ..

葛根湯は一般的に安全性の高い漢方薬ですが、他の医薬品との併用によって予期せぬ副作用が現れる可能性もあります。以下では、他の薬との飲み合わせについて詳しく説明します。

クラリスロマイシンなどのマクロライド系は耐性の可能性があります。

この状態の事を、東洋医学では、「太陽病(たいようびょう)」もしくは太陽傷寒と言います。冬型の感冒の初期症状を思い浮かべて頂けるとよく判ると思いますが、発熱と悪寒(おかん=寒気の事)を感じても、汗はかかない(かけない)。だるさ、関節痛、頭痛、鼻水、咳、咽頭痛などがあり、ともかく全身の違和感がある。こんな状態になります。
身体所見的には、体温の上昇があり、脈が速くなります。東洋医学的には、脈の状態を主に見ます。脈が「浮脈(ふみゃく)」というフワフワと浮いた状態の独特の脈となります。「浮緊(ふきん)の脈」と、より具体的に表現する場合もあります。
この様な太陽病の状態を呈している時は、葛根湯が効きやすい状態にあると思われます。

[PDF] 薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 2018 年 年報

東洋医学的には、診断の手段として、他にも舌と腹を見る事があります。
太陽病など、表(ひょう)に病態が限局している場合は、身体内部には大きな変化が生じていないため、舌には大きな変化はありません。もっとも、他の病気が隠れていないか、葛根湯を安全に飲めるかなどを診るために、直接的には関係ない部位の診察も行うのは、東洋医学でも、通常の内科の診察でも同様であるため、舌診を行うのは重要な事です。
同様に、東洋医学的にお腹を見る腹診(ふくしん)でも、普段と大きな差は出ません。臍の直上に過敏な圧痛点を認める場合があり、葛根湯が効く良い鑑別点になると言っている先生もいらっしゃいますが、私には、その細かい所見までは良く判りません。
むしろ、腹診を行う意義としては、先ほどの舌診同様病態の見落としが無いかの確認と、葛根湯を安心して飲めるかの判断という面が大きいと思います。