花粉症患者が間違えている薬の使い方!8割の人は1種類だけではダメ
アレグラは、服用から数十分~数時間以内に効果があらわれるとされています。
季節性アレルギーの場合は、症状がほとんどない時期から服用を始めると、シーズン中も症状が悪化しにくくなります。
ただ、すでに症状があらわれている通年性アレルギー疾患の場合は、十分な効果が得られるまでに2週間ほどかかることもあります。
「薬が効かない・効き目が不十分」とおっしゃる患者さんの話をよく聞くと ..
アレルギー性鼻炎の治療としてよく用いられるのは抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬などの飲み薬や血管収縮剤やステロイドを含んだ点鼻薬です。
いろいろな種類の薬があるのでご自身にあった薬を探せば症状が改善しますが服用を中止すると元に戻ります。
血管収縮剤は速効性がありますが長期連用すると逆に薬剤性鼻炎となって鼻詰まりが悪化する場合もあります。
ステロイド点鼻薬はその心配はほとんどありませんが、速効性には乏しく、点鼻そのものが刺激となってくしゃみを誘発する場合もあります。
医療用医薬品は、高い効果が期待できる反面、副作用に注意が必要なので、そのため、医師が診断したうえで症状や体質に合ったものを処方し、さらに薬剤師が処方箋やお薬手帳の内容をチェックしたしたうえで調剤するのが原則です。
アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
アレグラ錠30mg・アレグラ錠60mg・アレグラ OD 錠60mg
通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg を1日2回経口投与する。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mg を1日2回、 12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg を1日2回経口投与する。 なお、症状により適宜増減する。
アレグラは、副作用などがない限り、症状がある期間に毎日飲み続けても大丈夫です。
また、飲み続けることで効果が減弱することはありません。継続服用すると、逆に症状の改善率が高くなるとされています。
ただし、ヒトの体の状態は日々変化するものです。長期間飲み続けている薬で、副作用が発現することもあります。したがって、体調変化がある場合は早めに受診してください。
土日祝診療。内科、小児科、生活習慣病(糖尿病/高血圧/高脂血症)、アレルギー治療(鼻炎 ..
ロイコトリエン受容体拮抗薬は、鼻閉を伴うアレルギー性鼻炎に効果的です。鼻炎の他、気管支喘息にも効果があります。そのため気管支喘息がありアレルギー性鼻炎が合併している場合によく使用されます。
オマリズマブ(ゾレア)は、即時型アレルギーの原因となるIgEの一部に結合し、炎症細胞への結合を阻止することで抗アレルギー効果を期待出来る注射薬です。アレルギー性鼻炎に対する投与にあたっては、下記条件を満たす必要があります。
ですのでアレロック(ジェネリックだとオロパタジン)が効かなくてアレグラ ..
フェキソフェナジンはインペアード・パフローマンスを起こしにくいとされています。薬の副作用は軽減されましたが、くすりの効果が出るまでには少し時間がかかる点があります。
アレグラ錠は継続して服用することで効果が得られるお薬です。おおよそ12時間毎に1日2回服用するようにしましょう。食事の影響を受けませんので、空腹時の服用も可能です。
目がかゆい、鼻水が出る、くしゃみが止まらない、だけではなく、皮膚が ..
急性の副鼻腔炎の場合には1週間前後の抗生物質や炎症を抑えるお薬、又、局所療法としてうみを吸って鼻の中をきれいにする、更には、ネブライザー療法といって、抗生物質などの薬を細かい粒子にして副鼻腔まで届きやすくなるように蒸気を鼻から吸う療法などがあります。慢性の副鼻腔炎の場合は、それに加えてマクロライドという抗生物質の一種を少量、2-3ヶ月投与する治療法が有効です。これは菌を叩くというより、粘膜の機能を正常化するのが主な目的で、軽症の副鼻腔炎であれば、この治療法で完治する場合も少なくありません。
(アレルギー性鼻炎)が原因で目が痒い・鼻がムズムズする・鼻水が止まらない ..
鼻にたまっている鼻汁を掃除した後に抗生剤などの薬液を霧状にして鼻から吸引するネブライザー療法はもっとも一般的な外来処置です。ただ高度な副鼻腔炎の場合は効果がでにくいこともあります。また、生理食塩水で鼻腔を洗浄する方法もセルフケアとしては有効です。
アレルギー性鼻炎とは、鼻の粘膜でアレルギーを起こし、「くしゃみや鼻水 ..
さらさらした鼻水や、せきと一緒にたんが多く出るかぜやアレルギー性鼻炎に用いられる漢方薬です。お風呂に入って体が温まると症状が楽になる方に適しています。漢方医学には体を潤す働きのあるという概念があります。のめぐりが滞ると、余分なが気道にたまり、さむけにさらされるとあふれ出すと考えます。小青竜湯は、体を温めながらのバランスを整えることで、これらの症状を改善します。2歳以上のお子さまから服用できます。眠くなる成分は入っていません。
・外出するときはマスクやゴーグルなどをして、目や鼻から花粉が入らないようにします。
花粉症に使われる注射にはケナコルト注射(筋肉注射)とノイロトロピン注射(静脈または筋肉注射)があります。
ケナコルトはステロイドの注射で3カ月程度の持続効果があります。
ただし、女性の患者様には月経が遅れるなどの副反応が出る場ありがあります。
ノイロトロピン注射は2-3週程度の持続効果で男性、 女性ともに大きな副反応はありません。 現在、幅広い多くの薬が発売されており、まずはお薬による治療をお勧めします。
ただし、花粉症がひどくなる年は内服のお薬だけではコントロールができない方や職業柄内服が難しい方には注射の治療も行っております。
詳細はお電話にてお尋ねください。
鼻アレルギー診療ガイドライン掲載の「アレルギー性鼻炎の症状分類表 ..
抗ヒスタミン薬には大きく分けて、眠気が出やすいものと出にくいものがあります。運転注意喚起がない薬剤はフェキソフェナジン(アレグラ)、ロラタジン(クラリチン)、デスロラタジン(デザレックス)、ビラスチン(ビラノア)があります。また食事の影響を受けやすい薬としてはフェキソフェナジン(アレグラ)、ビラスチン(ビラノア)があります。また効果や副作用が同程度の薬でも構造の違い(「アミノ基」と「カルボキシル基」)により、効果や副作用に違いが出ることもあります。抗ヒスタミンを選ぶ際のポイントですが、 抗ヒスタミン薬を今まで内服したことがない方や、ドライバー、精密機器取扱の仕事の方は眠気が出にくい薬を選びましょう。その他の選ぶポイントとしては内服回数(1回か2回)、食事の影響を受けるかどうかなどがあります。 抗ヒスタミン薬を選択する際のフローチャートを作成しましたのでよろしければ参考にしてください。
くしゃみ、鼻漏型には第2世代抗ヒスタミン薬を使用します。効果が十分でない場合には鼻噴霧用ステロイド薬を併用します。
「アレグラ」は、アレルギー性鼻炎の症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)に使われる医薬品です。 季節的な症状(花粉症)だけでなく、通年性の症状(ダニ、ハウスダスト等)にも効果があるのが特徴のひとつです。
それぞれの特徴を以下にまとめました。 □寒暖差アレルギーと風邪、アレルギー性鼻炎の主な症状と違い ..
また、最近では、この鼻噴霧ステロイド剤を単独でスギ花粉症の初期療法として使用した場合の効果が検討され、内服薬による初期療法に勝るとも劣らない効果がみられたとされる報告が出ています。
抗ヒスタミン作用を持たないアレルギー治療薬には、以下などがあります。 ..
ステロイド薬は、前述の抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬とは、全く別の機序で、アレルギー反応による症状を強く抑えます。実際のところ、単にアレルギー症状を抑える効果だけを考えると、ステロイド薬は、上に上げた薬剤の中で最も効果が高い薬剤であるといえます。その一方で、ステロイドは、抗アレルギー効果以外に様々な作用を人体に引き起こし、それらの作用の多くは人体に有害な副作用となります。具体的には、「糖尿病」、「高血圧」、「骨粗しょう症」、「皮膚障害」、「月経異常」、「副腎皮質機能低下」等々全身に及ぶ病気や症状を引き起こしたり、感染症にかかりやすくなったりします。
特に喘息や季節性アレルギー性鼻炎の治療に効果を示し、モンテルカストがよく用いられます。
風邪から副鼻腔炎になっても、早期に病院を受診し、処方された抗菌薬を飲むなど、適切な治療をすれば多くは治ります。しかし、放置したり、まれに治療してもなかなか治らず長引いて、慢性化することもあります。通常、1カ月未満で治るものを「急性副鼻腔炎」、3ヶ月以上かかるものを「慢性副鼻腔炎」と呼んでいます。慢性副鼻腔炎になると、鼻の中に「鼻茸(はなたけ)」というポリープができることもあります。 慢性副鼻腔炎の場合は、急性副鼻腔炎のものとは別の抗菌薬を少量ずつ長期間飲むという治療が行なわれますが、それでも治らない場合は、手術になります。全身麻酔で両側の鼻を一緒に手術し、一週間くらい入院するというケースが一般的です。 また、副鼻腔は目や脳の位置にも近いため、ごくまれにではありますが、ものが二重に見える「複視」や視力低下、失明などに至ったり、髄膜炎や、脳の中に膿がたまる「脳膿瘍」などの病気を併発することもあります。首が曲げられない、気分が悪くて食事が取れないといった症状が見られたら、こうした重篤な合併症を起こしているおそれがあります。 そのような事態に陥らないよう、風邪が治らずにドロドロの鼻水が出始めたら、できるだけ早めに医療機関を受診しましょう。
アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)に含まれている成分や効果
鼻閉型のアレルギー性鼻炎には、抗ヒスタミンは効きにくいため、「ロイコトリエン受容体拮抗薬」(モンテルカスト、プランルカスト)や「点鼻ステロイド薬」を使用するとよいでしょう。血管収縮薬と抗ヒスタミンの合剤である「ディレグラ」も鼻閉を伴う鼻炎には使われることが多い薬剤です。1点注意したいのは片側性に鼻閉が起こる鼻中隔側湾(側湾)です。これは鼻中隔という骨が片側に曲がっていることにより起こる鼻閉感ですので基本的には薬は効きません。鼻閉感が片側だけ続く場合にはレントゲンや鼻鏡などで確認してもらうと良いでしょう。
鼻の中にたまった膿や鼻水を洗い流すことで、鼻の通りを良くします。 用意 ..
制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)とアレグラを同時に内服すると、アレグラの効果が弱まる可能性があります。
A.(オノンを処方)症状は軽減すると思いますが、効果不十分であれば 言ってください。 ケース5:.
近年、慢性副鼻腔炎は全般で見れば、抗菌薬の開発などにより、かなり減ってきました。一方、治療や手術をしても再発を繰り返す難治性の慢性副鼻腔炎「好酸球性副鼻腔炎」が、いま増加傾向にあるのです。平成27年には、厚労省から難病に指定されました。 好酸球とは、血液中の白血球の一つで、アレルギー反応と関連するものですが、これが過剰に活性化することが一因と考えられています。アレルギー体質の人に起こり、のりのような粘着性の鼻水や鼻茸が見られることも多く、鼻づまり感に悩まされたり、嗅覚障害を起こしたりしやすいという特徴があります。 アレルギーと聞くと、花粉症などとの関連を想像するかもしれませんが、現在のところ、花粉症との関連は指摘されていません。はっきりしているのは、ぜんそくとの関連性です。かつて、ぜんそくの治療はステロイドの内服が一般的でしたが、副作用が強く、ステロイドの吸入へと変わっていきました。これと時を同じくして増えてきたのが、好酸球性副鼻腔炎なのです。吸入では、薬はのどのほうにはいくものの、鼻のほうにはいかないため、ステロイドの内服で抑えられていた鼻の症状が、好酸球性副鼻腔炎という形で現れたものと考えられています。 好酸球性副鼻腔炎は、通常の慢性副鼻腔炎で処方される薬では効かないため、ステロイドを内服するしかなく、それでも治らない場合は手術となります。そのため、大学病院では副鼻腔炎の手術のうち、3分の2程度は好酸球性副鼻腔炎が占めているのが現状です。