ジスロマックの有効成分アジスロマイシンは、肝臓で代謝される成分です。
本錠剤の尿道炎及び子宮頸管炎を除く適応についての、これまで必要な投与期間は3日間としていたところです。今般、肺炎を適応症とする本注射剤の承認にあたって、肺炎を対象とし、本注射剤から本錠剤へ切り替えた臨床試験において、本錠剤を3日間以上投与された症例についても一定の有効性・安全性が確認されたことを踏まえ、当該使用上の注意を変更したところです。
ジスロマックは、一部の細菌にのみ効果が認められている抗菌薬です。
そこでアジーによって細菌のタンパク質の合成を阻害することで、上記のような抗菌効果が得られます。
CT検査を行うと、間質性陰影や小葉中心性の陰影が確認できることもありますが、画像所見だけではマイコプラズマ肺炎の確定診断は難しく、ほかの臨床症状や検査結果と総合的に判断する必要があります。
これらの症状は、ジスロマックが腸内細菌に作用するために起こります。
【適応症】深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎【適応菌種】ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属
誤嚥性肺炎の可能性が高いときにレスピラトリーキノロンを用いる場合,レボフロキサシン(クラビット®)は嫌気性菌に対する作用が弱いため,ガレノキサシン(ジェニナック®),モキシフロキサシン(アベロックス®)を用いる。アジスロマイシン(ジスロマック®SR)は単回治療で完結し,細菌性肺炎,非定型肺炎のいずれもカバーできるので,レスピラトリーキノロンと同様に推奨される。耐性菌リスクが高い場合には,入院治療を検討する。
アジーの副作用として現れやすいのが、以下のような胃腸症状です。
水疱(水ぶくれ)化する発疹を特徴とします。潜伏期間は14~16日で、空気感染、飛沫感染、接触感染を起こします。
●主な症状
かゆみを伴う水疱性発疹。発熱を伴い、ほぼ1週間でかさぶた(痂皮)となります。
●合併症
細菌の発疹への感染(掻くことによる)、まれに小脳炎、脳炎をおこすことがあります。
●診断
特徴的な水疱疹、周囲の流行状況より診断できます。
●治療
水ぼうそうに対しての抗ウイルス薬を飲みます。各皮疹への軟膏を塗ります。すべての発疹がかさぶたになるまでは出席停止となります。
●帯状疱疹
水ぼうそうにかかった後に、神経に水ぼうそうウイルスが潜んでおり、病気、疲れ、ストレスなどで免疫が下がった際に帯状疱疹を発症することがあります。
【適応症】深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、尿道炎、子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎【適応菌種】ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、淋菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属
注)国内で承認されている小児用製剤は細粒剤及びカプセル剤である。
11.1.7. 間質性肺炎(頻度不明)、好酸球性肺炎(頻度不明):発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多等を伴う間質性肺炎、好酸球性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。
アジーは、国内感染者数がもっとも多い性病であるクラミジアに対して効果があります。
ファイザ― 抗菌剤ジスロマックの注射用製剤発売 重症肺炎の選択肢に
ただし、マクロライド系の抗生剤で効果がみられない場合には、テトラサイクリン系、または、ニューキノロン系の抗生剤が使われることがあります。
ファイザ― 抗菌剤ジスロマックの注射用製剤発売 重症肺炎の選択肢に ..
症状は軽度なことがほとんどですが、服用から1週間前後は念のため副作用にご注意ください。
ジスロマック点滴静注用500mg/アジスロマイシン水和物注射用の効果効能・副作用・禁忌など、薬剤基本情報を掲載しています。
百日咳菌による飛沫感染で、以前は1歳までの患者が多くみられましたが、近年は成人の患者がほぼ半数を占めるようになりました。潜伏期間は7~10日が多くなります。
●主な症状
乾いた咳が発作のように続き夜間に強くなります。咳き込みによる嘔吐、チアノーゼ、無呼吸がみられることもあります。
●合併症
生後6ヶ月未満では入院も多く、肺炎、けいれん、脳症などがみられることもあります。
●検査
14日以上続く百日咳特有の咳き込み、百日咳菌培養、血液で抗体検査となります。
●治療
抗生物質が有効です。有効な治療開始後5日目まで、抗生物質治療が行われていない場合は発作性の咳が始まって3週目までは隔離となります。
●予防接種
日本では11~12歳で二種混合ワクチン(百日咳は含まない)のみが行われていますが、欧米では、青年・成人への百日咳ワクチンの追加接種が推奨されています。日本でも希望者には任意接種として、幼児期後半などに三種混合ワクチンを接種することは可能です。
○治療マクロライド系抗生物質(エリスロシン、クラリス、ジスロマックなど)が有効です。
また、ジスロマックは1週間以上作用するので、服用翌日以降に副作用が出ることがあります。
ジスロマック点滴静注用500mgの効果・効能・副作用 | 薬剤情報
▶〈処方変更〉ジスロマック®SR2g成人用ドライシロップ(アジスロマイシン)1回1g 1日1回(空腹時,単回)
ジスロマック錠 250mg、ジスロマック細粒小児用 10%、ジスロマッ.
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
本剤からアジスロマイシン錠へ切り替え、総投与期間が10日を超える場合は、経過観察を十分行うこと。 〈肺炎〉
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
『ジスロマック』は1日、もしくは3日間のみの短期間高容量で投与するお薬 ..
「保育園でのませられないので、1日2回にしてほしい」よく言われることですが、ここで「1日3〜4回」と記載されている抗菌剤αを「1日2回」で処方するのは、効果の点で問題があるだろうと考えます。
当院ではマイコプラズマ感染症が疑われ、かつマクロライド系の抗生剤(ジョサマイシシロップ®やジスロマック ..
以下に、マイコプラズマ肺炎に適応のある抗生剤の種類や成分名、副作用、服用期間をまとめましたので、参考にしてください。
(参考2) ジスロマック点滴静注用 500mg 添付文書 (抜粋)
マイコプラズマ肺炎の治療の際に、原因菌を体から減らすため、原因菌に対して効果をあらわす薬は抗生剤です。
マイコプラズマ肺炎と薬の副作用|北区上中里、尾久、梶原の歯医者
治療効果に影響することや、人によっては服用により副作用が出やすくなることもあります。
肺炎の場合(肺炎球菌、インフルエンザ菌)にはセ⓶世代を、①世代は効果 ..
11.1.1. ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明):呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等を起こすことがある(また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること)〔8.2参照〕。
深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲
11.1.1. ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明):呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等を起こすことがある(また、アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意すること)〔8.2参照〕。
ジスロマック錠250mg | くすりのしおり : 患者向け情報
多くは冬を中心に、晩秋から早春にかけて流行します。咳などによる飛沫感染とウイルス粒子の空気感染で、潜伏期間は2~3日です。
●主な症状
高熱、筋肉痛、関節痛、頭痛、全身倦怠感、咳、咽頭痛、嘔吐など症状の進展が早いのが特徴的です。
●合併症
肺炎、心筋炎、心膜炎、熱性けいれん、インフルエンザ脳炎・脳症などがみられます。
●検査
迅速検査が主ですが、検査の実施は38度以上の発熱から6~8時間を経過した以降が結果を信頼できます。
●予防
偏らない十分な栄養や睡眠休息をとります。マスク、うがい、手洗いの励行、部屋の湿度を50~60%に保つ。人ごみを避けるなどが挙げられます。インフルエンザワクチン予防接種を受ける(13歳未満は2回接種)ことも大切です。
●治療
発熱や咳に対しての治療を行うとともに、抗インフルエンザウイルス薬(タミフル、リレンザ、イナビルなど)を発症48時間以内に開始します。出席停止期間は、発症翌日より5日間及び解熱より2日(乳幼児は3日)を経過するまでと学校保健安全法に定められています。
医療用医薬品 : ジスロマック (ジスロマック点滴静注用500mg)
本剤は細菌の増殖を効果的に抑制し、多様な呼吸器系病原体に対して卓越した効果を発揮します。その作用機序は、細菌のタンパク質合成を阻害することで病原体の繁殖を防ぐことにあります。
ジスロマック錠(250)、ジスロマック点滴静注用(500)、ほか後発品あり ..
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。