これは、文献上のイソトレチノインの有効率・改善率と大きく変わりません。
イソトレチノインは酒さのぼつぼつ(丘疹・膿疱)に効果があります。皮脂を減らすことで、酒さの原因の一つ、デモデックス(Demodex)と呼ばれるニキビダニを減らす効果もあるとされています。ぼつぼつには非常に効果が高く、皮脂を減少させることで顔の赤みが減る場合もあります。
ニキビの再発を防ぐために適した量と日数は、体重から計算できます。
酒さにイソトレチノインを使用する場合はニキビに使用する場合よりも通常期間は短くてよく、4-6ヶ月程度を1クールとすることが多いです。
当院でイソトレチノインによるニキビ治療受けた患者さんの写真をご覧になりたい方は、下記を押してください。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
自己判断で服用を中止してしまうと、ニキビの改善効果が見込めません。
イソトレチノインは妊娠中に内服するとビタミンAの影響で奇形児の出生率が高くなります。
妊娠中、授乳中、妊活中の方は内服できません。男女共に内服開始から内服終了後3ヶ月まで継続して避妊が必須条件です。
イソトレチノイン内服終了後、2週間程度でもともと体内にあるビタミンA濃度に戻ります。ご安心ください。
内服中は光の感受性が高くなります。治療中の強い日焼けにはご注意ください。
また、内服中から内服終了後3ヶ月間は、レーザー治療・光治療(脱毛を含む)をお受けいただけません。
内服開始から1〜2ヶ月間は、一過性にニキビが悪化する好転反応が発生することがあります。
これは、お肌が生まれ変わろうと細胞が活性化している証拠ですので、焦らず、自然と改善するのを待ちましょう。
テトラサイクリン系の抗菌薬と併用できません。(ミノサイクリン・ビブラマイシンなど)
その他併用できない薬がありますので服用される薬があればご報告をお願いします。
まれに夜間の視力低下、めまいが発生することがあります。
生じた際は、夜間の運転や機械操作は絶対に避けていただき、お早めに当院までご連絡ください。
内服中に外科的な処置(抜歯、美容整形など)を予定される際はあらかじめご連絡ください。
休薬期間を設けさせていただく場合がございます。
献血は内服中から内服終了後1ヶ月間はお控えください。
イソトレチノインは日本では未認可の飲み薬のため、医薬品副作用救済制度の対象外となります。
安全性向上のため内服中は最大処方数は3ヶ月分です。服用前・追加処方時に採血検査を行います。
イソトレチノインは、どのような機序でニキビを治すのでしょうか?
イソトレチノインは酒さのポツポツに対しても有効な治療で、メトロニダゾール、アゼライン酸、イベルメクチンといった酒さの塗り薬やビブラマイシンなどの酒さの抗生剤で治らない場合に試す価値があります。
*医療の効果には個人差があり、必ず効果をお約束できるものではありません
*治療効果の有無に関わらず、治療費用の返金は致しません
*当該説明・同意書でも網羅しきれない「予期せぬ副作用」が起こる可能性があります
当院では、イタリアRecordati社のアクネトレント®を処方しています。
皮膚科専門医として、皮膚のトラブルに対して適切な診断で治癒に導きます。
患者さまお一人おひとりに合わせた治療で、皆さまに笑顔になっていただけるような医療を目標に診療を行っております。
治療では、可能な限り保険診療内で行いますが、にきび・ニキビ跡・しみ・しわ・たるみ治療など保険外診療の施術も可能です。
様々な面から総合的にきれいなお肌作りのサポートを行います。
皮膚のトラブルでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
ニキビ跡を作られにくくするためには、まずはニキビの症状が長引くのを防ぐことが大切です。とくに難治性のニキビがあるときには、できるだけ早めに専門的な治療を受けるようにしましょう。
ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
海外では古くからクリームや軟膏がニキビ治療に用いられています。また、アメリカでは、2018年8月にトレチノインが0.05%配合されたALTRENO lotion(オルトレノローション)という化粧水タイプの薬が、FDAからニキビ治療目的で認可されています7。
イソトレチノインの他、「ロアキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などと呼ばれます。
トレチノインは、前述の毛穴を詰まりにくくする作用や、炎症を鎮める作用、皮脂の分泌を抑制する効果もあるため、ニキビをできにくくします10。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
上野駅前婦人科クリニックの皮下インプラントは、18~40歳の方を対象に実施しています。ご検討中の方はからご予約ください。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
イソトレチノインにはニキビ跡の症状に直接作用するような働きは期待できません。ただしイソトレチノインによりニキビを治療することで、ニキビが長引いたときにできるニキビ跡を防ぐ働きが期待できます。
ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。
当院では患者さんの状態によって、鼻の毛穴や黒ずみ治療に、2ヶ月ほどトレチノイン・ハイドロキノン療法を行い、その後レーザー治療を行っています。
ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。
2011年東海大学医学部医学科卒業。日本産科婦人科学会専門医として、都立病院の産婦人科やレディースクリニックの経験を経て、2023年6月16日に上野駅前婦人科クリニックを新規開院。
・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤でアレルギーの既往歴がある方
アキュテイン(イソトレチノイン)の内服で自殺が増えると発表されたことがありました。しかし、その後の調査では、自殺とアキュテイン(イソトレチノイン)のは関連がないとするものもあり、まだ結論に至っていません。
事実として、アキュテイン(イソトレチノイン)内服中の自殺未遂率は高いのですが、アキュテイン(イソトレチノイン)を内服しなくては行けないレベルのニキビがある人の自殺未遂率も高いため、どちらが原因になっているかがはっきりしないということです。
因果関係ははっきりしていませんが、アキュテイン(イソトレチノイン)内服中に心の変調をきたしたら、必ずかかりつけの医師に相談しましょう。
脂溶性(しようせい)のため、脂肪分と一緒に吸収されていきます。
レーザー治療との併用は不可ですが、早く治したい場合は先にレーザー治療をおすすめしますが、レーザー治療で効果がない場合は、トレチノイン療法をお試しください。
また、真皮のコラーゲン生成を促すため、たるみ毛穴にも効果的です。
副作用はほとんどの場合が一過性です。そのため、使用を開始して週間目が副作用のピークで、その後ヶ月〜ヶ月程度で徐々に落ち着いてきます。人によってはこの症状が全く出てこないという方もいらっしゃいます。特にゾーンに塗布される方は、この症状が見られないという方が多い傾向にあります。
下記に当てはまる方は、安全の観点から施術をご遠慮いただいております
ニキビ跡の代表的な症状は「赤み」、「黒ずみ」、「盛り上がり」、「へこみ」です。ここではニキビ跡について、イソトレチノインで期待できる効果を紹介します。
トレチノインの作用よりは弱いものの、レチノールにもシワ改善作用があります。
女性主体で行える避妊法にはさまざまな種類がありますが、ピル以外の避妊法として注目されているのが「避妊インプラント(皮下インプラント)」です。日本ではまだ承認されていませんが、アメリカやヨーロッパなど100カ国以上で使用されており、WHOでもその効果が認められています。この記事では、避妊インプラントの仕組みや効果、費用についてくわしく解説します。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
皮膚科専門医として、皮膚のトラブルに対して適切な診断で治癒に導きます。
患者さまお一人おひとりに合わせた治療で、皆さまに笑顔になっていただけるような医療を目標に診療を行っております。
治療では、可能な限り保険診療内で行いますが、にきび・ニキビ跡・しみ・しわ・たるみ治療など保険外診療の施術も可能です。
様々な面から総合的にきれいなお肌作りのサポートを行います。
皮膚のトラブルでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
イソトレチノインで既にできたニキビ跡を治すことはできませんが、ニキビ跡の原因となる長引くニキビの症状を治療することができます。ニキビの症状が長くなるほど、炎症による肌ダメージの影響が出やすくなり、ニキビ跡が残りやすくなります。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
美白、シミが気になる方は、ハイドロキノンという軟膏を併用されることをおすすめ致します。ハイドロキノンは皮膚の漂白剤と呼ばれている効果的な治療です。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
トレチノインは、そのピーリング作用を利用して、局所的なニキビ跡の色素沈着や赤みに対しても用いられます。
私(西川)が院長をつとめるアクネスタジオでは、必ず、避妊していただいています。
ニキビの中でもぼこぼことした頬や顎のニキビは嚢胞性ざそうと呼ばれ、非常に治りにくいです。このタイプのニキビはイソトレチノインを使った治療が有効なケースが多いです。