それではレクサプロは、抗うつ剤の中でどういった効果の位置づけなのでしょうか。
その結果、患者が海外で服用していたのはシタロプラムであり、医師はエスシタロプラムとシタロプラムが等価だと思っていたことが判明した。そこで、シタロプラムはラセミ体であり、エスシタロプラムはその活性本体であるエナンチオマーのS体であることを説明し、当該患者にシタロプラム40mg/日と等価になる処方はエスシタロプラム20mg/日であることを伝えたところ、レクサプロ錠は20mg/日へ変更になった。
※抗うつ剤としての効果や作用メカニズムを知りたい方は、『』をお読みください。
【2.1】本剤(成分)に過敏症の既往歴【2.2】モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与中あるいは投与中止後14日間以内〔[10.1,11.1.3参照]〕【2.3】ピモジドを投与中〔[10.1,11.1.4,16.7.2参照]〕【2.4】QT延長のある者(先天性QT延長症候群等)〔心室頻拍(torsade de pointesを含む),心電図QT間隔の過度な延長を起こすおそれ。[8.7,11.1.4参照]〕
澤田教授
四半世紀にわたって医療・介護現場へ高感度のアンテナを張り巡らし、薬剤師の活動の中から新しい発見、ヒヤリ・ハット・ホット事例を収集・解析・評価し、薬剤師や医師などの医療者や患者などの医療消費者へ積極的に発信している。最近は、医薬分業(薬の処方と調剤を分離し、それぞれを医師と薬剤師が分担して行うこと)のメリットを全国民に理解してもらうためにはどのような仕組みとコンテンツが必要かや、医療・介護の分野でDXが進む中で薬剤師はどのような役割を果たすべきかなどを、日々考えている。
レクサプロの特徴としては、効果と副作用のバランスが良いことがあげられます。
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
本資料には、本剤に関して承認を受けた用法・用量と異なる情報が含まれています。本剤の適正使用の観点から、弊社としてはこれら承認外の用法・用量を推奨していません。
承認外の用法・用量で使用される際は、医療機関の先生方のご判断のもとに行っていただきますようお願いいたします。
※レクサプロの効果について詳しく知りたい方は、『』をお読みください。
セロトニンの働きを強めることが、どのようにして効果につながるのかは、詳しくはわかっていません。
本資料には、本剤に関して承認を受けた用法・用量と異なる情報が含まれています。本剤の適正使用の観点から、弊社としてはこれら承認外の用法・用量を推奨していません。
承認外の用法・用量で使用される際は、医療機関の先生方のご判断のもとに行っていただきますようお願いいたします。
※レクサプロの副作用について詳しく知りたい方は、『』をお読みください。
エスシタロプラムはデンマークで開発された抗うつ薬です。2001年にスウェーデンで初めて承認され、その後ヨーロッパ全土に広まり、日本でも2011年に「うつ病・うつ状態」の効能・効果で承認されています。2014年12月末までに、米国、英国、カナダ、オーストラリアなど世界98の国と地域で使用され、約3億5千万人以上に対して投与されたと推定されています。
患者は海外在住だが現在は一時帰国しており、初めての来局であった。レクサプロ錠の日本における1日最大量は20mgであるが、それを超える40mg/日で処方されていた。患者にこれまで本剤を服用した経験があるかどうかを尋ねたところ、海外では本剤を40mg/日で服用していたとのこと。また、日本最高用量の20mg/日だと急激な減量となるので、それを避けることを医師と話し合ったとのことであった。
注12)本剤の承認用法・用量は、1日1回20mgまでの経口投与
選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)である「レクサプロ錠10mg」(一般名:エスシタロプラムシュウ酸塩)について、以前より申請していた、社会不安障害に関する効能・効果追加について厚生労働省より承認を取得したと発売元の持田製薬が発表しました。
同一成分薬: レクサプロ錠 10mg、レクサプロ錠 20mg(持田製薬株式会社).
古くから使われてきた三環系や四環系といわれるタイプの抗うつ薬は強力な効果がある反面、副作用も強いため使いどころが難しいお薬でした。しかしエスシタロプラムは副作用を起こす頻度が低く、それでいて治療効果も三環系や四環系と同程度なので患者さんにとって使いやすく、継続しやすいお薬になっています。飲み始めてすぐに効果はあらわれませんが、飲み続けると徐々に脳内で作用を発揮し、抑うつ気分や不安をやわらげてくれます。
先発医薬品名:レクサプロ® 錠10mg/錠20mg〔持田製薬/吉富薬品〕 ..
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レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬]の解説、注意
副作用について正しく理解していただき、レクサプサの良い面を治療につなげていきましょう。
日50 mgを初期用量とし、1日150 mgまで増量し、1日2
薬品名:レクサプロ錠10mg
成分名:エスシタロプラムシュウ酸塩
効能・効果:うつ病・うつ状態、社会不安障害
用法・用量:通常、成人にはエスシタロプラムとして10mgを1日1回夕食後に経口投与する。 なお、年齢・症状により適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて行い、1日最高用量は20mgを超えないこととする。
シート記載:(表)レクサプロ 10mg、MO183(裏)レクサプロ 10mg、LEXAPRO 10 mg ..
最初はレクサプロ5ミリを1週間飲み、とても調子がよかったのですが、
10ミリに増量されてからソワソワ、不眠、イライラ等調子が良くありません。これは一時的なレクサプロの副作用でしょうか?我慢して飲むべきでしょうか?
出来れば5ミリに戻したいのですが、ネットを見ると、10ミリからが治療用量と書いてあります。5ミリではダメなのでしょうか?
5ミリを飲んでいた1週間は10中6~7位の気分の良さでした。
5ミリを飲み続けて、効果がでて、以前のように戻り、ロフラゼプ酸エチル、レクサプロ共に断薬など可能でしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
レクサプロ錠10mg|一般的な治療薬【臨床研究情報ポータルサイト】
エスシタロプラムはデンマークで開発された抗うつ薬です。2001年にスウェーデンで初めて承認され、その後ヨーロッパ全土に広まり、日本でも2011年に「うつ病・うつ状態」の効能・効果で承認されています。2014年12月末までに、米国、英国、カナダ、オーストラリアなど世界98の国と地域で使用され、約3億5千万人以上に対して投与されたと推定されています。
レクサプロ®錠10mg」(一般名:エスシタロプラムシュウ酸塩 ..
1.本剤成分又は含有成分で過敏症の既往歴、モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤投与中あるいは投与中止後14日間以内、ピモジド投与中、QT延長、先天性QT延長症候群
レクサプロ錠10mg(持田製薬株式会社)| 処方薬 | お薬検索
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−(レクサプロ錠:2011年4月22日承認、CTD2.6.4.4.3、
どのお薬でも大なり小なりQT延長は認められ、とくにレクサプロで多いわけではありませんが、注意喚起されている以上は気をつける必要があります。
[PDF] エスシタロプラム錠10mg「タカタ」 エスシタロプラム錠 ..
SSRIの1種であり、血中濃度半減期が長く、1日1回の服用で効果が期待できる。
しかし、胃腸障害が多く、心電図異常(QT延長症候群*)の注意喚起がなされている。
(レクサプロ錠:2011 年 4 月 22 日承認、申請資料概要 2.7.2.3)
また20mg錠剤が発売となり、最高用量まで使っても1剤の服薬ですむようになっています。
なお、年齢・症状により適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて
古くから使われてきた三環系や四環系といわれるタイプの抗うつ薬は強力な効果がある反面、副作用も強いため使いどころが難しいお薬でした。しかしエスシタロプラムは副作用を起こす頻度が低く、それでいて治療効果も三環系や四環系と同程度なので患者さんにとって使いやすく、継続しやすいお薬になっています。飲み始めてすぐに効果はあらわれませんが、飲み続けると徐々に脳内で作用を発揮し、抑うつ気分や不安をやわらげてくれます。