健康成人にオーグメンチン配合錠250RS 1錠(クラブラン酸カリウム・


診察料などの目安 :約2,000円~10,000円
オーグメンチン配合錠125SS 31.8円/錠(薬価)
オーグメンチン配合錠250RS 45.7円/錠(薬価)
*病院によって差が有り。初診料・診察料・検査料などが必要になる。


アモキシシリンの抗菌力を増強した(Augment)抗生剤であるという意味をそのまま名称とした。 2.一般名

[アモキシシリン(クラブラン酸併用時)]不明
[クラブラン酸(アモキシシリン併用時)]不明

■クラブラン酸カリウムは、β-ラクタム系抗生物質を不活化する酵素であるβ-ラクタマーゼを不可逆的に阻害

KEGG DRUG: アモキシシリン水和物・クラブラン酸カリウム

アモキシシリン/クラブラン酸は国際非所有者名(INN)であり、co-amoxiclavは英国承認名(BAN)です。

「クラブラン酸カリウム」はペニシリン系抗生物質に属する、ペニシリン系抗生物質のアモキシシリンと、βラクタマーゼ阻害剤のクラブラン酸カリウムが配合されている複合抗生物質です。
「クラブラン酸カリウム」の主成分であるペニシリン系抗生物質のアモキシシリンは、細菌の細胞壁の合成を抑えることで殺菌的に作用し、クラブラン酸カリウムは、細菌が作るβラクタマーゼという抗生物質分解酵素を阻害することで、本来β-ラクタマーゼ産生微生物による分解を受けやすいアモキシシリンの分解・無効化を防ぐことで、より安定した抗菌力を発揮しますが、使用頻度が増えたことで耐性菌も増加しており、感染症治療上の問題となりつつあります。
「クラブラン酸カリウム」はグラム陽性菌を中心とした、大腸菌やインフルエンザ菌などグラム陰性菌の一部に対して強い抗菌活性を持ちます。
しかし、緑膿菌、セラチアには効果がありません。
「クラブラン酸カリウム」は安全性の高い抗生物質で、呼吸器や耳鼻科領域を中心に扁桃炎、咽頭炎、気管支炎、中耳炎など比較的軽い感染症に用いられます。
使用にあたっては、「厚生労働省健康局結核感染症課編:抗微生物薬適正使用の手引き」を参照して、抗菌薬投与の必要性を判断した上で、「クラブラン酸カリウム」の投与が適切と判断される場合に投与します。
「クラブラン酸カリウム」の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐために、β-ラクタマーゼ産生菌、かつアモキシシリン耐性菌を確認して、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめることが推奨されています。

アモキシシリン/クラブラン酸カリウム 5:1合剤|抗生物質|製品紹介

①アモキシシリン + クラブラン酸配合
薬剤耐性に関わる酵素(β-ラクタマーゼ)をクラブラン酸が阻害します。

▼オーグメンチン配合錠の用法用量
[オーグメンチン配合錠125SS]
・成人に使用する際は1回2錠を1日3回から4回を6時間から8時間毎に経口投与します。なお、年齢や症状により薬の量は適宜増減します。
[オーグメンチン配合錠250RS]
・成人に使用する際は1回1錠を1日3回から4回を6時間から8時間毎に経口投与します。なお、年齢や症状により薬の量は適宜増減します。
・オーグメンチン配合錠125SSおよびオーグメンチン配合錠250RSを使用する際は、耐性菌の発現等を防ぐために、β-ラクタマーゼ産生菌、かつアモキシシリン耐性菌を確認して、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめてください。

▼クラバモックス小児用配合ドライシロップでの用法用量
小児には、クラバモックスとして1日量96.4mg(力価)/kg(クラブラン酸カリウムとして6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン水和物として90mg(力価)/kg)を2回に分けて12時間ごとに食直前に経口投与します。

オーグメンチン配合錠125SS/アモキシシリン水和物・クラブラン酸カリウム錠の効果効能・副作用・禁忌など、薬剤基本情報を掲載しています。

多くのブランド製品は、アモキシシリンの量としての強みを示しています。たとえば、Augmentin 250には、250 mgのアモキシシリンと125 mgのクラブラン酸が含まれています。

アモキシシリン/クラブラン酸の懸濁液は、子供に使用できます。それらは有効性を維持するために冷蔵されなければなりません。


アモキシシリン/クラブラン酸は、β-ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系抗菌薬で、本邦で

副作用発現状況の概要について、承認時及び市販後使用成績調査での調査症例18,183例中、副作用症例(臨床検査値異常を含む)は586例(3.22%)確認されており、副作用発現件数は715件確認されています。

重大な副作用
・ショック、アナフィラキシー
・中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、紅皮症(剥脱性皮膚炎)
・無顆粒球症、顆粒球減少、血小板減少
・急性腎障害
・偽膜性大腸炎、出血性大腸炎
・肝障害
・間質性肺炎、好酸球性肺炎
・無菌性髄膜炎

その他の副作用
・発疹
・発熱、蕁麻疹、そう痒、血管神経性浮腫、血清病様症候群、過敏性血管炎
・好酸球増多
・貧血、白血球減少、好中球減少、溶血性貧血
・悪心、嘔吐、下痢、食欲不振
・歯牙変色、黒毛舌、変色便
・口内炎、カンジダ症
・ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向等)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎等)
・頭痛、痙攣
・結晶尿

クラブラン酸カリウム、アモキシシリン水和物 | 処方薬 | 1 | お薬検索

まれに、胆汁うっ滞性黄und(胆汁うっ滞性肝炎、肝臓毒性の一種とも呼ばれます)がアモキシシリン/クラブラン酸に関連していることがあります。反応は、治療が停止してから数週間以内に発生する場合があり、通常、解消するまで数週間かかります。男性、高齢者、治療の長いコースを取っている人でより頻繁にあります。推定全体発生率は、100,000回の暴露に1回です。英国では、co-amoxiclavはこの効果について、医薬品の安全性に関する委員会から警告を受けています。

③ ランソプラゾール・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシン

アモキシシリン/クラブラン酸は、米国とヨーロッパの両方で家畜用動物(牛、豚など)での使用が禁止されています。英国では、指定された休薬期間が観察される限り、Synuloxは家畜の動物に使用できます。

アモキシシリン水和物及びクラブラン酸カリウム・アモキシシリン水

細菌性抗生物質耐性は、獣医学において増大する問題です。アモキシシリン/クラブラン酸は臨床的感染症に対して有効であると報告されていますが、 感染症に対しては効果的ではありません。

ラン酸(通常はクラブラン酸カリウムとして)及びアモキシシリン三水和物が 1:4

最近1年5カ月の間にクラブラン酸・アモキシシリン配合錠(オーグメンチン)の薬疹を8例経験した。年齢は20歳台~60歳台で,女性5例,男性3例であった。薬剤はオーグメンチン+アモキシシリン(サワシリン®)処方5例,サワシリン®内服後にオーグメンチン内服1例,オーグメンチンのみ内服2例であった。診療科別では呼吸器内科と耳鼻咽喉科各3例,形成外科と産婦人科各1例であった。皮疹は多形滲出性紅斑5例,播種状紅斑3例であった。薬剤リンパ球刺激試験は全例でオーグメンチンが510~1,851%と高値陽性,サワシリン®は陰性であった。今回の8例は軽症から中等症であったが,今後,オーグメンチンの薬疹が増え重症例も出てくることが予想される。

(クラブラン酸カリウムとして 6.4mg(力価)/kg、アモキシシリン

【使用方法】
犬:体重1kgあたり12.5㎎(力価)(アモキシシリン水和物として10㎎(力価)、クラブラン酸カリウムとして2.5㎎(力価))を1日2回7日間、経口投与する。
猫:体重1kgあたり12.5㎎(力価)(アモキシシリン水和物として10㎎(力価)、クラブラン酸カリウムとして2.5㎎(力価))を1日2回7日間、経口投与する。7日間後、動物の症状を観察した上で追加投与が必要と判断された場合は、投与開始から14日を上限として適切な期間投与する。

【使用上の注意】

1.守らなければならないこと

・本剤は、要指示医薬品であるので獣医師等の処方箋・指示により使用すること。
・本剤は、効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。
・本剤は、定められた用法・用量・使用期間を遵守すること。
・スナネズミ、モルモット、ハムスター、ウサギ、チンチラ及びその他の草食動物に投与されることが無いように注意すること。

・使用上の注意を守り、本剤を取り扱うこと。
・本剤の成分又はペニシリン系薬及びセファロスポリン系薬に対する過敏症を有している人は、手袋を用いるなど直接の接触を避けること。皮疹等の過敏症状が生じた場合には、直ちに医師の診察をうけること。

・食品と区別し、小児の手の届かないところに保管すること。
・本剤の保管は、直射日光、高温及び多湿を避けること。
・本剤は必要時までブリスター包装のまま保管し、ブリスターは外箱に入れて保管すること。また、ブリスターを開封した場合には、16 時間以内に使用すること。
2.使用に際して気をつけること

・本剤を誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察をうけること。
・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。
・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。

・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。

・歯周病の犬に対し、ブラッシング等歯肉縁上のプラークコントロールを行うことが望ましい。

①禁忌
・本剤の成分又はペニシリン系薬に対し、過敏症の既往歴のある犬、猫には投与しないこと。
②対象動物の使用制限等
・本剤は、体重2.0 kg 未満の犬又は猫に対し安全性は確認されていないことから、投与は避けること。
③重要な基本的事項
・本剤は、正確な用量を投与するため、できる限り正確に体重を測定し、過少量投与を避けること。
・投与早見表に記載の体重未満の犬又は猫に対しては、過量投与になることから使用しないこと。
・本剤は、妊娠又は授乳中の犬及び猫における安全性が確立されていないため、妊娠中、授乳中及び繁殖用の犬及び猫には使用しないこと。
・有効菌種であっても菌種や薬剤耐性の有無により本剤の感受性は異なる。本剤が無効な場合には他の薬剤を使用すること。
・本剤の使用に当たっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則としてβ-ラクタマーゼ産生のアモキシシリン耐性菌であることを確認し、適応症の治療上必要な最小限の期間の投与に止めること。
・本剤の有効成分であるクラブラン酸は、β-ラクタマーゼ阻害薬であり、その他の機構(ペニシリン結合蛋白質の変異等)による耐性化機構に対しては有効性が期待できない。メチシリン耐性ブドウ球菌属(MRS)で本剤に対する感受性菌は0%であったという文献報告がなされている。
④相互作用
・本剤の抗菌活性は、静菌活性を示す成分(マクロライド系薬、テトラサイクリン系薬、スルホンアミド系薬、クロラムフェニコール系薬など)との同時使用により減弱する可能性があることから、併用を避けること。
⑤過量投与
・本剤は、過量投与により軟便・下痢・嘔吐がみられる可能性がある。
⑥副作用
・本剤の使用により、血中ヘモグロビン量の上昇又はときに低下がみられることがある。
・本剤の使用により、10%以上の頻度で消化器症状(軟便・下痢・嘔吐)が認められている。消化器症状が認められた場合には、投与量を減じることで軽減できることがある。
・本剤の使用により、一過性の摂餌量あるいは体重の減少がみられることがある。
・本剤の使用により、ときにAST 又はALT の上昇がみられることがある。
・本剤の使用により、猫で血中尿素窒素の上昇がみられることがある。
・本剤の使用により、猫でコレステロール値の低下がみられることがある。

[PDF] 個人輸入アモキシシリン/クラブラン酸配合剤の保健衛生調査

使用に注意が必要な方
■セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者
セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者には慎重に投与してください。

■本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー反応を起こしやすい体質を有する患者
本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー反応を起こしやすい体質を有する患者には慎重に投与してください。

■高度の腎障害のある患者
高度の腎障害のある患者は血中濃度が持続するので、投与間隔をあけて使用してください。

■高齢者
高齢者は生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいことから、慎重に投与してください。

■経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者や全身状態の悪い患者
経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者や全身状態の悪い患者にはビタミンK欠乏症状があらわれることがあります。慎重に投与してください。

■肝機能障害のある患者
肝機能障害のある患者には慎重に投与してください。

■妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊娠中の投与に関する安全性は確立していないので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください。

■小児等への投与
小児等に対する安全性は確立していません。

合剤に品質不良品が存在することが指摘された。クラブラン酸カリウムは吸湿性が高く、ま

上記にあてはまる方は、クラブラン酸カリウムを使用する事が出来ない可能性があります。
クラブラン酸カリウムを使用する前に、医師又は薬剤師に使用しても問題ないか必ず確認をして下さい。

クラブラン酸カリウム(Potassium clavulanate) アモキシシリン水和物(Amoxicillin hydrate)

22歳,男性.潰瘍性大腸炎にてsulfasalazine(商品名:サラゾピリン)内服2週間後に感冒様症状にてクラブラン酸カリウム・アモキシシリン錠(商品名:オーグメンチン)内服,翌日顔面より皮疹出現,4日目には皮疹拡大,歩行困難となりTENと診断し,当科入院.後日原因薬剤の検索に貼布試験,掻爬貼布試験,内服テスト,皮内テスト,スクラッチテスト,リンパ球刺激試験を行った結果では,sulfasalazineはすべて陰性,クラブラン酸カリウム・アモキシシリンは貼布試験では陰性,掻爬貼布試験,皮内テスト,内服テストでは陽性所見を認めた.以上により本疾患はクラブラン酸・アモキシシリンによる薬剤性TENと診断した.

アモキシシリン水和物・クラブラン酸カリウムシロップ用の薬剤 (1)

オーグメンチン(otassium Clavulanate Amoxicillin Hydrate)は、このアモキシシリン水和物にクラブラン酸カリウムを組み合わせた合剤となっています。