イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。


イソトレチノインは、皮脂線を縮小させる作用により、皮脂の分泌量を減らします。
しかし、服用を辞めるとイソトレチノインの作用が失われ、のです。


また、稀ではありますが、以下のような副作用のリスクもあります。

治療を開始してから3ヶ月の間は、1月ごとに血液検査と副作用の確認を行います。

軽症のニキビに対しても、他の治療が無効であり再発を繰り返す患者さんへ処方しています。中等症以下のニキビに対しては、0.5mg/kg/日か、それ以下のイソトレチノインの低用量療法で効果が出る場合も多くあります 5, 6

イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。

1.適応と判断され、内服を希望される方は治療前に血液検査を行います。
2.血液検査の結果に問題がなければ、内服を開始します。
3.2週間後に一度診察においでください。
4.開始1ヶ月後に副作用の有無を確認するため、血液検査を行います。
5.その後は1ヶ月ごとに診察し、症状や副作用を見ながら用量を適宜増減します。
6.治療が終了した後は軽度再発することもあり、外用薬などによる再発予防のための維持治療が必要です。
7.内服終了後、症状の再燃がみられた場合は、2ヶ月以上の休薬期間後に2クール目を検討します。

イソトレチノインはのことで、ニキビの根本治療薬としてアメリカをはじめとする海外では30年以上前から使われています。
イソトレチノインは、ニキビができる原因となっている皮脂を抑制させ毛穴詰まりを緩和させるため、治療の効果が非常に高く、と位置付けられているようなものです。
これまで「保険診療でたくさんの外用薬や内服薬を試したけど、ニキビの改善が見られなかった」「長年に渡ってニキビに悩まされてきたので根本的な治療がしたい」といったお悩みを持つ患者様には、試す価値のあるお薬です。
今回はイソトレチノインの効果や作用、気になる副作用や好転反応などについて詳しくご説明していきますので、ぜひご検討ください。

実際に、イソトレチノインの服用を辞めた人の口コミを以下にまとめました。

イソトレチノインは効果が期待できる治療方法ですが、ネットでの個人輸入などはリスクが高く、医師による処方が推奨されています。重症・難治性のニキビにお悩みの方は、当院にご相談くださいませ。

イソトレチノインは、ビタミンA誘導体を含む内服薬で、にきびの原因となる皮脂の過剰分泌を抑制する作用と、皮膚の細胞を正常化し、毛穴のつまりを防いで炎症を抑える作用を持つ「重度のにきび」の特効薬です。アクネ菌を殺菌する作用がある抗生物質や、ホルモン剤、ステロイドなどの成分は含まれていません。

イソトレチノインの服用のタイミングや服用量の目安について解説します。

A. 再発率の低い薬ですが、にきびが再発する可能性もあります。その場合は、2~4か月空けて治療を再開します。

イソトレチノインは、があります。
そのため、 もし妊娠がわかった場合は、すぐに服用を中止し医師に相談して下さい。


イソトレチノインの服用中は、以下のようなこともしてはいけません。

当院で治療を受けたほとんどの患者が、以前に抗生剤や塗り薬などの皮膚科治療をすでに受けており、改善が認められなかったことを考えると、イソトレチノインの効果は非常に高く、再発率が低い治療と言えます。

イソトレチノインを辞めた後も、ニキビの再発を防ぐ工夫が必要です。

イソトレチノインは、ビタミンAの誘導体であるレチノイドの一種で、主に重症の尋常性ざ瘡(ニキビ)の治療に用いられる内服薬です。
皮膚の皮脂分泌を抑え、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑制する効果があります。
今回はそんな「イソトレチノイン」がいつから効果が出るのか、また注意点など詳しく解説します。

イソトレチノインの作用機序には、主に以下の2つが知られています。

イソトレチノインは、皮脂腺の退縮(アポトーシス)、皮脂量の減少、ニキビ菌の減少、細胞の正常化、毛穴づまりの改善、抗炎症作用など様々な作用があり、これらが複合してニキビに対して高い効果を示します。

私の体重は55㎏なので、再発率30%未満を目指すには120×55=6600⁉

イソトレチノインはで、毛穴の詰まりを抑制する作用、皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用などがあり、 です。
(イソトレチノインには「ロアキュタン」「アキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などいくつかの商品名がありますが、全て同じビタミンAの一種から造られています。)

アメリカなどの欧米ではニキビ治療に必要な薬剤として早い段階から認知され、保険適用で処方されてきた歴史がありますが、日本では現状、厚生労働省の承認が降りていないので保険適用外の自費治療薬となっています。
(そのためされており、しなければなりません。)

イソトレチノインを効果的に使用するためのポイントを以下にまとめます。

本剤は、ビタミンAに似たレチノイドと呼ばれるグループに属するお薬です。イソトレチノインを有効成分として含んでいます。ニキビの治療には、通常3~8ヶ月本剤を服用します。

イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。

1クール後の再発率は30%以下で、2クール目以降では再発率がさらに低下します。

イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。

1980年代にFDAの認可を受け、有効性が確認されています。また、2003年に、世界のざ瘡専門家により発表された「ざ瘡治療ガイドライン」では、通常のにきび治療では改善が難しいとされる中~重度の症状に対して高いレベルで推奨されており、欧州や欧米ではイソトレチノインの内服は第一選択肢となっています。

ここからは、これらの代表的な副作用について、詳しく解説していきます。

重度のニキビ患者に対して約5ヶ月に渡って1mg/kg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、90%の患者で炎症性ニキビの95%以上の減少が認められました。また、用量依存的に有効率が上昇(つまり、用量が多ければ多いほど有効率が上昇)したことも報告されています 4

イソトレチノインを服用すると、顔にが発生したりになることがあります。

原則完全予約制とさせていただいております。Web予約にてご予約くださいませ。また、予防接種・乳幼児健診・健康診断につきましては前日までに電話予約が必須となります。医師の対応できる時間も限られており、どうしても飛び込み受診に対応できないことがございます。日曜・祝日は早い段階で予約枠が埋まってしまい、患者さまにご不便おかけしております。大変申し訳ございません。今後も、患者さまに寄り添ったクリニックであるため、予約方法の改善などにも努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

・イソトレチノインの服用を辞めた後に、ニキビが再発する可能性がある。

現存する全世界で処方されているニキビの治療薬の中で、最も効果が高く再発率が低い薬剤ともいわれています。

イソトレチノインは、以下3つの働きからニキビに効果があるとされています。

イソトレチノインはニキビに対する高い有効性が知られており、難治性ニキビや繰り返しできてしまうニキビに非常に高い効果があります。
また、現在できているニキビへの作用だけでなく、新しいニキビの発生を抑えてくれる作用もあり、内服期間にもよりますが、と言われています。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

◆非常に稀な副作用 ※以下のような症状があらわれた場合は直ちに服用を中止してください。
・抑うつ、視力低下、急性膵炎、急性肝炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、アナフィラキシーショック、スティーブンス・ジョンソン症候群

イソトレチノインに加えることにより、効果や持続をさらに高めることができます。

適切なタイミングで薬を服用、適切な用量と期間を守っていただくことで、1クール(6ヶ月)で98%の方が治癒、または改善するというデータがあります。 現存する世界で処方されているニキビの治療薬として、最も効果が高く、再発率が低いとされている薬剤です。

皮膚科でのイソトレチノインでも保険適用外となるため注意が必要です。

イソトレチノインは、肌のターンオーバーを正常化したり、皮脂量を減らしたりする作用から、毛穴の黒ずみや開きなどにも効果を発揮します。

イソトレチノインは以下の副作用があるため、処方する前にようにしましょう。

イソトレチノインは、重症のニキビや、他の治療法で効果が見られなかった患者に対して適応されます。
1970年代から利用されており、1982年に初めてアメリカの日本の厚生労働省に相当するFDA(Food and Drug Administration)から重度ニキビへの効果性について承認されております。重度ニキビに効果のある数少ない歴史ある内服薬です。