テトラサイクリン系の抗生剤で耐性菌が少なく、良い効果を示します。
当院では、
①皮脂分泌量を減らす治療(イソトレチノイン内服やボトックス注射など)
②毛穴を引き締める治療(花房式炭酸ガスレーザーやダーマペンなど)
とを組み合わせて治療を進めます。
テトラサイクリン系の抗生剤で、アクネ菌に対して効果があります。
イソトレチノインはニキビ跡の治療には効果が期待できません。イソトレチノインは、ニキビや酒さ(赤ら顔)を改善する治療薬だからです。そのため、ニキビがニキビ跡にならないためにイソトレチノインで治療するのは有用です。
イソトレチノインは、ニキビの治療のための飲み薬です。 ビタミンA誘導体の「レチノイド」に属するお薬です。
ポテンツァがクレーターに効果的な理由はひとつだけではありません。
アブレージョンとは、ニキビ跡の凹凸に対する外科的治療です。今までにレーザー治療や塗り薬などの外用治療によって期待したような効果が得られていないケースにご提案出来る、ニキビ跡治療の最終的手段と言えます。現存するもののうち最も効果の高い治療法であり、わずか1回の施術でも効果が実感出来ます。
アブレージョンという名前は、英語の「すり減らす」を意味するabrade(アブレイド)の名詞形abrasionがその名の由来であり、先端にダイヤモンドのヤスリの着いたローターを高速回転させる機械を用いて皮膚の表面を繰り返し繰り返し、薄く少しずつ削り取っていきます。(削りの深さは真皮浅層から中層あたりまで)
この施術に用いる器械自体、所有しているクリニックは現在ではかなり珍しく希少性の高い治療機です。それゆえアブレージョン施術を治療メニューとして行っているクリニックも、当然都内ではほとんどないような状況です。
当院のニキビ跡治療においては、浅い凹凸の場合はトレチノイン(ビタミンA)の外用とフラクショナルレーザー(Lux 1540 もしくはピコシュアによるピコフラクショナル)を行うことが多いですが、いわゆる「アイスピック・スカー」「ボックスカー」と呼ばれるような深いクレーター状に掘れたニキビ跡で、皮膚が長年のニキビによる炎症が原因で硬く硬化してしまった状態に対しては、これら外科的侵襲を伴わない保存的治療ではおのずと効果には限界があります。
アブレージョンによるニキビ跡治療の最大のメリットは、上記のような治療の難しい深い凹みに対し、1回の治療で確実な効果が出せる点ですが、逆にデメリットとしては皮膚を削った箇所の傷が擦り傷状の生傷となるため、まずはその傷が治癒し上皮化が完了するまでに1週間ほどを要する点といえるでしょう。さらにその部分にガーゼやサランラップなどの保護材を貼る必要もあります。
また、傷が皮膚で覆われた後も数ヶ月はうっすらと赤みが残り、これが目立たなくなるにはしばしの時間を要します。女性ですと化粧でカバーが出来ますが男性の場合は、コンシーラーなどを用いて隠さないと目立つ場合もあります。また、治癒したばかりの皮膚に強い紫外線が当たると色素沈着が残る可能性もありますので、しっかりと日焼け止めを塗り紫外線対策をする必要があります。
しかしながら、その効果の高さからもしダウンタイムの期間さえ取ることが出来るのであれば、ニキビ跡の凹凸治療の選択肢として、アブレージョン治療に勝るものはもはやないという点が重要なポイントです。
【Price】
● イソトレチノイン内服薬
10mg・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1カ月分1箱(30錠)13,200円
20mg・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1カ月分1箱(30錠)16,500円
● 採血代(開始前・1カ月後・3カ月後)・・・・・・・・・・・・・・・・・各1,100円
医療用ケミカルピーリング、トレチノイン療法、アグネス、ドクターズコスメ
特に明確な治療効果を得たい方に対しては、治療効果が高いアブレージョンは当院的にイチオシの治療ですが、傷が治癒するまでの期間や傷跡が落ち着くまでのダウンタイムがデメリットとなります。そこで、年末やゴールデンウィーク休暇など比較的長い休みが取れる時にアブレージョンを行い、その後レーザー*とトレチノイン外用を組み合わせるような治療を定期的に行うことが現実的な選択となります。外科的治療と低侵襲の保存的治療を組み合わせることで、それら二つの相乗効果によって単独で行うよりもずっとレベルの高い改善結果を得ることが可能となります。
イソトレチノインは、先発医薬品が「アキュテイン」という製品名です。イソトレチノインの製品名は、アキュテインの他に、「ロアキュテイン(ロアキュタン)」、「イソトロイン」、「ソトレット」、「クララビス」、「アクネトレント」などがあります。
商品名: イソトロイン(ISOTROIN)一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)
やでは、一般使用者向け情報においてイソトレチノインを「難治性のニキビ治療薬」としています。セルフケアや皮膚科でニキビの治療を継続しているにもかかわらずなかなか治癒しないニキビを改善するための治療薬であるといえます。
それは私も大変危惧していることです。イソトレチノインはとても良い薬ではあるのですが、皮膚の乾燥や肝機能障害、脂質異常などの副作用が出る可能性があるので、医師による内服前の診察や血液検査、何より内服開始後に異常がないかの経過観察が不可欠です。それがオンラインでは難しい面があるので心配しています。骨の形成を抑えてしまうことがあるため18歳未満には推奨されません。また、特に妊娠中や妊活中の方は、赤ちゃんに発育不全リスクが出る可能性がありますので、絶対に飲むことができません。当院では、副作用を十分にご説明した上で、体調や持病なども含め問題がないと判断した人にのみ処方しています。
トレチノインはお肌のターンオーバーを促進しメラニンの排泄効果が期待できるお薬です。
ハイドロキノンは、シミの原因となるメラニン色素の産生を抑制する漂白剤です。トレチノインと併用することで、相乗効果が期待できます。 シミやニキビ跡にお悩みの方は、ぜひ、一度当院にご相談ください。
ダーマペンとポテンツァ、どちらもクレーターへの治療効果は期待できます。
ニキビ跡の治療を検討しており、新たにできたニキビを治療したい場合には、治療法のひとつとして検討するのも一案でしょう。ただし、イソトレチノインは自由診療での処方となり、取り扱いのある医療機関が限られているため、皮膚科専門医に相談してから服用を検討しましょう。
ここではポテンツァのクレーターへの効果に関するよくある質問に回答します。
以下にあげる酒さや酒さ様皮膚炎、ステロイドざ瘡、毛包虫性ざ瘡、マラセチア毛包炎、白癬性・カンジダ性毛瘡は通常のにきび治療では治りません。
治療を続けてもなかなか治らないという方は是非一度受診してください。
逆に、イソトレチノインでの治療の対象にならない人もいるので注意が必要だ。
イソトレチノインは「アキュテイン」などの商品名でニキビ治療に用いられている内服薬です。イソトレチノインは、皮脂の分泌を抑える作用とともに、アクネ菌に対する抗菌作用や抗炎症作用があるため、ニキビの改善やニキビの炎症を抑える効果が期待できます。
トレチノインの作用よりは弱いものの、レチノールにもシワ改善作用があります。
イソトレチノインが日本で未認可なのは、ニキビは身体的に不調をきたす病気ではないことから、「疾病の治療目的」というよりは「美容目的」と解されることも多く、特にイソトレチノインのような催奇形性等の重篤な副作用がある薬は、認可されにくくなっていることがその理由です。
YouTubeでも、トレチノインとプラセンタジェルのW効果について解説しました。
【治療のステップ】
局所麻酔後、長く柔らかい針(カニューレ)を使用して陥没部分の癒着を剥がし、ヒアルロン酸を注入して皮膚を持ち上げ、再度の癒着を防ぎます。陥没の程度や形状によっては、炭酸ガスレーザーで削ったり、トレパンという円形の型抜きでくり抜く方法も併用します。1度の施術でも効果がありますが、より良い結果を得るために、月に1回、3回程度の施術をおすすめします。
・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方
当院の患者に対するイソトレチノイン治療の成績は、改善率は98%以上、再発率*は30%以下です。
イソトレチノインでニキビを減らした後は、ダーマペンでニキビ跡・クレーターを治す。
しみ(シミ)・ニキビ(にきび)・ニキビ跡・色素沈着に対し使用する治療用クリームです。ビタミンAの誘導体の事で、生理活性はビタミンAの約100~300倍もあると言われています。ビタミンAは代謝を促進したり、皮膚の細胞を増やしたり、新しい皮膚の生まれ変わりを促す効果があり、この吸収力を高めたものがトレチノインとなります。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
にきびは尋常性ざ瘡というです。ニキビは過度のストレスや不規則な食生活、睡眠不足、紫外線、便秘や不適切なスキンケアで悪化します。ではおでこや頬、鼻にできることが多く、を超えるとアゴにできやすくなります。毛穴のつまりで白ニキビができて、毛穴が開いてメラニン色素や酸化した皮脂が黒く見えるようになるとになります。また、炎症を引き起こすと赤ニキビになります。ニキビの炎症を放っておくとクレーター状のニキビ跡となります。それぞれの状態に応じた治療が必要でそれを見極める診断力が必要です。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
イソトレチノインそのものはビタミンAの一種です。服用により、2か月から6か月程度服用してニキビが改善されるケースが多く見られます。
シワなどあらゆる肌トラブルに効果が期待できます。 トレチノインは、 ビタミンAの50-300倍の働きを持つ ビタミンA誘導体。
中等度のニキビ患者に対して約6ヶ月に渡って20mg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、98.99%の患者が改善し、その中で劇的に改善した患者が98.3%と非常に高い有効率が報告されています 3。
美肌へ導くQ&A~【イソトレチノイン・サブシジョン】 | ブログ
保険診療で効果が乏しく重症化してしまった人や、ニキビ跡がすぐに陥没してしまう人などを対象とした内服薬による治療です。イソトレチノインはビタミンA誘導体の一種で、皮脂の分泌を抑える作用があるためニキビの治療や予防にも効果が期待できます。欧米ではニキビ治療に有効な薬剤として20年以上の歴史があります。日本においても今年から治験が始まりましたが、終了し治療薬として採用が決まるまで、まだ数年かかると思われます。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
年数が経ったニキビ跡も、サブシジョンは同じように治療が可能です。現在進行形でお悩みの方はもちろん、「30代に入ってニキビのピークは落ち着いたけど、クレーターが残ってしまい気になる」「学生時代にニキビを潰してしまい、ひどく陥没させてしまった」という大人にもおすすめです。ニキビだけでなく、水ぼうそうや外傷等の陥凹にも効果が期待できます。
トレチノインは「しみ」以外にも効果があるのかー「ニキビ」「シワ」に対する効果とは ..
重度のニキビ患者に対して約5ヶ月に渡って1mg/kg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、90%の患者で炎症性ニキビの95%以上の減少が認められました。また、用量依存的に有効率が上昇(つまり、用量が多ければ多いほど有効率が上昇)したことも報告されています 4。
フラクショナルレーザーはダウンタイムが受け入れられれば、にきび跡のクレーターには最も効果が高いといえます。
当院で治療を受けたほとんどの患者が、以前に抗生剤や塗り薬などの皮膚科治療をすでに受けており、改善が認められなかったことを考えると、イソトレチノインの効果は非常に高く、再発率が低い治療と言えます。